螺旋階段 七段目
シーン
う、ん!とっとりあえず!なんか言わないと!俺が持たない!
「あっの、剣折っちまってスマン」
オレぇぇぇぇ!
なにか!なにか!他になかったのか!?
「…ちっ…」
ちっ?
「ちくしょぉぉぉぉ!ふぇええ!!」
えぇぇぇぇ!泣き出したよ!つーかふぇええ!!って!勝ち気な感じだったからギャップ萌えだわ!
「おっ男何かに!男なんかに負けたぁぁぁ~」
男なんかって…ドゆこと?
「あの~、男が勝つってそんなふしぎなことっスか?」
とりあえず回りにいた女性野次馬に聞く。
つーかよく見たら女ばっかだな!
「はっ?なに言ってんのよ、この世界で女の魔法の力が強いのなんて常識じゃない」
えっと、どうやらこの世界は女尊男卑の世界らしいな。
(いんや主よ、少し違うぞ、正確には普通の状態で腕力や脚力は男の方が上じゃぞ?ただ女は常に男以上の強化魔法を使っているので自然に女の方の地位が上になっているだけじゃ)
だいたい俺の言ったことであってんじゃねーか。
「ぉぃ…おい!男!」
おっとコトダマと話していて勝ち気さんが話しかけてんの気がつかんかった。
「ん?なんだ?剣のことはすまんかった。弁償はできんだが」
「違う!お前!この国にあたしの剣折っちまうやつなんていない!なにもんだ!」




