螺旋階段 六段目
城を出てみると城下町にでた。
「ここでなんか買いたいけどなぁ~金がね~」
あの糞じじい今思えば金さえくれずに追い出したな!
「ん~、どうしよっかなぁ?ここが異世界ならテンプレ通りギルドがあるんだけどなぁ…」
そんなことをいっていた矢先に目の前にこれぞギルドなるものがあった。
「かっ!神はいるのか!?」
急いでなかに入る。
ドン!
「あっ!ごめんなさい!」
余りの嬉しさで前から出てきた人とぶつかってしまった。
(やっべー、ギルドがあるってことはこれもセットで発生するイベントだった!)
「おい!にーちゃん!ぶつかってそれだけかい?あぁん!!!」
でたぁ!ヤの字さんお得意の共通用語!他に言うこと無いのかねぇ?」
そんなことを思って振り向くとつり目が特徴の綺麗な女性だった。
「うぇ?女?これはt「誰が、ヤの字だってぇ!!!にーちゃん!!!ぶっ殺す!」えぇぇぇ…」
あっれ~さっきの口に出てたのか?やっちまったなぁ!
「あっ、いえその言葉男性限定に発生する言葉なんで気にしなくていいっス。」
んじゃ!といって行こうとする俺だったが肩を捕まれてしまった。
「男のお前がここに何のようだよ!」
んっ?男の?どういうこっちゃ?
「っていうかなんで剣を抜こうとしてるんですかぁ?」
「お前をぶっ殺すためだよぉ!!!」
目をギラギラさせながら俺に振り抜いてきた。
「あぶっ!って、ん?」
遅くね?余り速いように見えないし、なんか身体軽くなったような?
「!?避けた!?」
ざわざわ
いつのまにか集まっていた野次馬も驚いて口が開いている。
「あっあたしの全力を軽々と!まさか!聖騎士か!?」
はいっ!出ました。新ワード残念ながらお嬢さん。俺は聖騎士なんかではなく高校生なんだよ。
〔主!我をなんで使わないのじゃ?〕
すると突然声が響いた。
〔まさか忘れていたのでは…〕
「べっ別に忘れていたわけではないっよ!」
ごめんちゃい忘れてたよ。
「とっとりあえず!【コトダマ】!【砕き】!」
俺のその言葉と共に放った拳が彼女の剣に当たった瞬間!
バキッ!
「おっ折れた!?なんで!?」
根本からボキッとねwww
「まだやる気か?」
彼女の目の前に来て言った。
「…参りました」
この世界で初めての勝利だった。




