螺旋階段 四段目
「いいから!僕を家に帰せ!!!」
うん。なんか知らんが裕也がうるさい。その裕也の剣幕に国王オロオロしてるし
「じゃ、じゃからそれは申し訳ないが無理なんじゃ!」
「うるさい!いいから帰せ!」
お前は子供か?それしか言えないんか!
「んっ?なんだありゃ?」
裕也の回りになんかキラキラしてんのが漂ってる。
「!!!それは魔力!それも金色の!そなたが勇者か!」
なんか国王が言ってる。
「!力が溢れてくる!なんだこれ!」
それにしてもここまで俺ずっと空気だなぁ~
(゜ロ゜;!そろそろ喋らんと!
「おi「ユウヤとやら!もしかしたら魔王を倒したら元の世界に帰れるかも知れん!…たぶん」」
おいぃぃぃぃ!セリフ重ねた上に魔王に全部押し付けんな!可哀想だろぅ!
「えっ!?本当に?…よし!わかった。僕達が魔王を倒す!」
「そうかじゃがんばっ…って俺はなんも言ってないぞ!?」
あっ…はじめてセリフ言えた…
「よし!そうときまれば早速準備をしなくてはな!うん!じゃからワシ、行ってくる!」
おいぃぃぃぃ!めんどいからって行くなぁぁ!
「おい!裕也!お前自分がなに言ってるのかわかってんのか?ここは地球じゃない!危険も多いかもしれないんだぞ!」
そう裕也に言うと涼しそうな顔で言った。
「大丈夫、大丈夫だって僕なんか強くなったし、それに大護が守ってくれるでしょ」
と、身勝手なことを言い出した。
「はぁ?お前なんか守んねぇよ」
と言い合っていると国王が戻って来た。
「準備が出来たぞ。こちらへ来るのじゃ」
とりあえずついていくと二つのソフトボールぐらいの宝玉がおいてある部屋に通された。
「それに魔力を注いでみるのじゃ」
そういわれてもなぁ魔力ってどうやってやるん?
どうすればわからないでいると裕也が先にやり始めた。
「ん~?こうかなぁ?ハァァァ!」
パァァァァ!
すると先の金色の魔力が辺りを包んだあと裕也の手に一本の金色の剣が握られていた。
「こっこれは!せっ聖剣…!すっすごいぞ!ユウヤ殿!流石は勇者じゃ!」
はっ、これが賊に言う主人公補正ってやつか?
あいつが勇者なら俺ってなんだ?
「では、お主も!…えぇーとお主!」
名前知らないんかい!
「とりあえず気合いでも出せば出んのか?…よし!ハァァァ!」
パァァァァ
すると色も何も出ていないのに宝玉が光出した。
〔汝何を求める?〕
女性の声が聞こえた。
〔汝何を求める?〕
えっ?これ答えないと前に進めない系?
ん~何って言われてもなぁ…あっそうだ!
「この世界がどんなか知らないけどこの世界を越える力が欲しい!」
〔いいだろう。汝に栄光あれ〕
「はっ!戻ったか。」
周りを見ると何故か全てが白黒だった。
そして目の前に金髪の美女がいた。




