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〜序章 影なる力と怪しき影〜
魔術。その力は世界に
夢と希望、そして恵をもたらすと共に
不幸をももたらすとても危険な力。
人類はまだ人類としての有史を持つ前の
遥か昔、その魔術を使い世界に
神々の力をこの世に生きる全てにもたらし、
人類はこの強大な魔術の力によって大きな発展を
もたらした。しかし、この強大な力をめぐり
全てを終わらせる戦いが起きたのであった。
その後魔術は人類の表から姿を消し、人類は幾何学
の力を借りた文明を建設していったのであった。
しかし、魔術そのものはどこかで脈々と
受け継がれていき、現在にも使い手が存在している。
だが、その魔術の力達はこの文明化世界の理をねじ曲げる
禁忌となりかねないため、誰も使うことはなかった。
しかし、この魔術の力を使用し、世界を捻じ曲げ
ようとしている怪しい影が存在していた・・・・