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恨みの解消承ります

作者: エドゴン

【1.序章】


近藤「俺は近藤。恨みの報復を仕事にしている男だ。昨日にある案件が来たので早速報復をする予定となっている。」


昨日のこと。


社長「近藤さん。やってもらいたい奴がいます。」


近藤「どんな相手だ?」


社長「私の会社の社員Aなんだが仕事で失敗をして会社に1億円の損失を与えた男なんだ。」


近藤「社員の男か。OKだ。報復をしよう。報酬のご用意を。」


社長「わかりました。」


社長は報復料金の1,000万円を近藤に渡しました。


近藤「確かに!」


社長「あの野郎、覚悟しろ!」


近藤「近いうちに良い結果がもたらされるだろう。」


社長「よろしくお願いします。」


【2.報復予告】


社員Aはいつものように会社から帰宅し郵便ポストを確認しました。


社員A「なんだこれは?なになに!あなたに残酷な死を与えます?なんの悪戯だ。キミが悪いな。」


近藤「クックック。読んだか。残酷な死を。恨みの報復を果たす。」


社員Aはキミが悪いとは思いつつ、誰にも相談はしませんでした。誰かの悪戯だろうと考えていました。


そして翌日、社員Aは自宅でくつろいでいると何か嫌な臭いを感じました。


社員A「な、なんだ?臭いぞ。ガスだ!」


社員Aは窓を全開に開けてガス栓を閉めました。


社員A「まさか、本当に殺されるかもしれない。ガスのイタズラを捜査してもらうために警察を呼ぼう。」


そして警察が到着しました。


社員A「何かわかりましたか?」


警察「これは事故ですね。老朽化していたためガスが漏れたのだと思います。」


社員A「こんな脅迫を受けました。」


警察「これは!ただのイタズラでしょう。気にしなくても大丈夫ですよ。」


社員A「そうでしたか。わかりました。」


そして警察は帰っていきました。


【3.不吉な出来事】


社員Aは気を取り戻し本日も出勤をすることにしました。


社員A「よし、行ってくるか。」


そして社員Aは出勤途中で不吉な出来事に遭遇することになったのです。


ガッシャーン


社員A「なんだ?なんだ?」


社員Aは後ろを振り返ってみると花瓶が割れていました。上空から飛んできたようです。あと少し歩くのが遅ければ直撃していました。


社員A「危なかった。まさかあの脅迫の続きか?恐ろしい。本当に殺されるかもしれない。」


キキーッ


ドカーン


なんと暴走車が社員Aをスレスレで飛んで行きました。そしてコンビニに突っ込んだのです。


社員Aは腰を抜かしました。もしかしたら引かれていたかもしれないのです。


社員A「危ない。このままだと本当に殺される。」


これらの出来事は序の口に過ぎませんでした。


【4.十字架】


社員Aは不吉な出来事に恐怖しましたが無事に会社に行って仕事をこなしました。そして帰宅時間になり暗がりの中、歩いて帰りました。


すると次の瞬間、鼻をハンカチで覆われ気絶をしてしまいました。辺りは暗いので誰にも見られていませんでした。


社員Aは気がつくと倉庫みたいなところにいることが認識できました。そして手足は動きません。十字架に貼り付けにされていたのです。


社員A「だ、誰かー。助けてくれー。」


近藤「ククク。誰も来ないぞ。」


社員A「誰だ!」


近藤「私は近藤。社長からあなたを始末してくれと頼まれた報復屋だ。」


社員A「社長ってまさか。」


近藤「そう。あなたの会社の社長だ。社長に迷惑をかけたことに見覚えは?」


社員A「仕事で失敗をしたことか?」


近藤「わかっているじゃないか。」


社員A「だからと言ってこんなことをしてただでは済まないぞ。」


近藤「報復は証拠を残さずに行う。警察が捜査をしても何も出てこない。ふははははー。」


社員A「どうするつもりだ。」


近藤「残酷な死だ。やれ!」


部下「ははっ!」


【5.拷問】


社員A「何をするつもりだ?」


近藤「鞭打ちの刑に処す。」


部下「これでも喰らえ。」


バシーン、バシーン


社員A「ぐはぁ。し、死ぬー。」


近藤「苦しめ、もっと苦しめ。」


バシーン、バシーン


社員A「やめろー。」


近藤「死なれては困る。やめ!」


部下「ははっ!」


近藤「ククククー。苦しいか、苦しいかぁ。」


社員A「こんなことをしてタダでは済まないぞ。」


近藤「強がりもそこまでだ。爪を剥がせ。」


部下「ははっ。」


部下は社員Aの爪を1枚づつ剥がしていきました。


社員A「ぐあぁぁぁ。し、死ぬー。」


近藤「ククククー。苦しめー。もっと苦しめー。最後に社長に言いたいことは?」


社員Aは苦しい中、最後の言葉を振り絞りました。


社員A「仕事の失敗は誰にでもある。俺は悪くない。こんなことをされる覚えもないぞ。」


近藤「よし、最後だ。燃やせ!」


部下「ははっ!」


【6.残酷な死】


部下は近藤に言われるがままに火を放ちました。


ボワッシュ


社員A「やめろーー。熱い、死ぬー。」


近藤「叫べー、もっと叫べー。」


社員Aは足から徐々に燃えていきました。皮膚がただれて骨が見えてきています。そして内臓をも燃えていきました。いつしか社員Aの意識は飛びました。社員Aは息絶えました。


近藤「骨だけにしろ。」


部下「ははっ!」


部下はさらに燃やし尽くし社員Aを骨だけにしました。


部下「完了しました。」


近藤「ふはははー。よし海にばらまけ。」


部下「ははっ。」


部下は近藤の指示で社員Aの骨を海にばらまきました。


近藤「これで証拠は残らない。これが我々の仕事だ。」

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