6話
お待たせしましたすいません
「メディ!!あんたのせいでワタシまで怒られたじゃないのよ!」
「なんで俺に責任を押し付けるんだよ…」
「何いってんのよ!アンタが片付け遅いからいけなんじゃない!」
これだけテオドラが怒るのも仕方がない。何故なら俺たちは門限を破った罰で雑用もとい修道院の美化活動をさせられることになった。
◇
結局雑用が終わってからわら半紙を見に来たのだが…
「結構臭いな、大丈夫か…?」
「大丈夫じゃなきゃあんな大目玉食らった甲斐がないじゃない」
あれだけご立腹だったテオドラも完成が気になるのか結局ついてきている。
細かくした藁は微生物などの分解が進んで、細かい繊維状になっている。そしてこれを網で漉き、均等に平らにしてから木の板の上に貼り付けて天日干しする。
◇
今回で作れた紙の枚数はたったの6枚だけだったが、この6枚で何をするのか?
「そう折り紙だ!」
「折り紙ってなんなのよ?」
そうだった折り紙ってこの世界にはないんだ……なら!これでアンジルスに許して貰おう!!
「折り紙ってのはな……これをこうして…………できた!!」
「えっ!!なにこれ!!?」
テオドラに渡したのは鶴の折り紙だ。
「これはなツルっていう鳥なんだ」
「聞いたことない名前の鳥ね…そんなことより何処でこんな面白そうなのを知ったのよ!」
「それはだな…日頃本を読みたいが為にアンジルスや司祭さまを尾行して本の置いてあるところを……」
「なんでもいいけどワタシにも教えなさいよ!!」
まあテオドラが目をキラキラさせてせがむので教えている間に作った色んな折り紙を持ってアンジルスに渡しに行った。
「なんだ?コレ?」
「折り紙っていうのよ!メディが思いついたの!」
「ふーん……すごいじゃないかメディ!テオドラ!」
そう言ってアンジルスは笑いながら俺たちの頭をガシガシ雑に撫でる。自分の作ったモノで喜んで貰えるはいつになっても嬉しいものだ。
「あとこれを貰ったところで美化活動はやってもらうからな?」
「「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」」
個人的な都合で更新がかなり遅れそうなので(現状もですが)ご承知ください。
申し訳ありません。




