1話
とりあえず書き始めた習作ですので期待せず、暖かい目でご覧ください。
目が覚めるとそこは…どこまでも広がる青い空、白い雲、そして……どうやっても身動きが取れない身体。
どうやら俺は簀巻きにされて外に放り出されたのかもしれない。現状見てわかるのはそれくらいだ。
何故こんな状態で外にいるのかは皆目見当もつかないが、ひとつだけ確からしいのは、このままではマズイということだ。他人に見つかったら俺はどうなるんだということばかりが頭を支配する。
そして悪態をつこうとしたその時
「あっぶ…あうばぶあうぶ…(クッソ…なんでこんな目に…)」
違和感というのは本来感じるまで時間がそうかからないはずだが、それを理解できなかったのか
それとも本能的に理解するのを避けたのかはわからないが確かに今俺は”悪態をつこうとした”はずだが
とてつもない違和感と嫌な予想が頭に浮かんだ。
もしかしたらと思い、簀巻きの状態から必死になって手を引っ張り出したときに予想は現実になった。
目に映るのは自分の意志で動く”ソレ”は紛れもなく人間の手のひらであり、とても小さな可愛らしい手だった。
何故かはわからない、どうしてかもわからない、だが確かに”俺”は”俺”ではなくなっていた。
◇
あれからどれだけ時間が経ったのだろう。人は来ないし、この身体に巻かれている薄いおくるみは緩く結ばれていたせいではだけているので非っっっっっっっ常に寒い。この身体は捨て子だったのだろうか、それともネグレクトなのか、このままでは死を待つだけの状態では考えてもどうしようもないのにとりとめもないことばかりが頭に浮かぶ。
(‘俺‘のPCのハードディスクはどうなったんだろうな…)
そんなことを考え目を閉じる。
(眠くなってきたな…)
◇
目を覚ますと、周りがとても心地よい暖かさで包まれており、さっきまで感じていた寒さはどこにも感じられない。
「%□◎※$€☆φ!」
「*#$&@<¥!」
近くにいたのだろう赤毛の男が黒いくせ毛の男を呼んで来たようだ。そして身体は目が覚める前と同じ感覚だった。俺はどうやら赤子の身体で言葉のわからない人間の住む場所にいるようだ。
これってもしかすると異世界転生ってヤツなんじゃないだろうか…そう考えただけで泣きそうになってきた。いや、既に泣いていた。
(もっと前の人生で本を読んでおきたかった!!)
誤字脱字等ありましたらご連絡よろしくお願いします。
アドバイスなどしていただくとありがたいです。




