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短編:詩&エッセイ

君がいて、僕がいて。

作者: 尖角

君がいて、僕がいて、それで二人の空間がここにある。


君がいるから、僕がいる。 僕がいるから、君がいる。


そこにあるのは信頼関係。 僕らは互いに想い人。




僕らは常に以心伝心。 一蓮托生、一生一緒。


忘れることのできない思い出を、二人一緒に作りあげる。


魂に刻む二人の足跡。 その跡が消えることは決してない。




君がいて、僕がいて、それで二人の間には愛がある。


君が好きだから、僕も好き。 僕が好きだから、君も好き。


そこにあるのは恋愛感情。 僕ら常に相思相愛。




僕らの間には言葉なんて必要ないくらい、


互いを理解しあって、互いを尊重し合っている。


心に刻む二人の掟。 その存在を忘れることは決してない。




愛してるの理由も、大好きの理由も、


どちらも僕らとっては、全く関係のない話。


気付いたら、君が頭から離れないようになっていた。




瞼の裏にも、夢の中にも、君の存在は確かにある。


ふわふわとした感情が芽生え始めたのはいつの日だったか。


気付いたら、君のことを考えるようになっていた。




それは、どうやらお互いに言えたことらしく、


僕らが付き合い始めるきっかけとなることだった。


その想いは、今でも変わらず胸の中。




君がいて、僕がいるから、世界は廻る。


他の人にとっては、どうだか知らないけれど、


僕にとっての世界は、君が中心で廻っている。




君がいて、僕がいるから、はじめて笑える。


君が笑うから、僕も笑う。 君が泣くから、僕も泣く。


僕にとっては君が全てで、君がいなきゃはじまらない。




それは、昔も今も変わっちゃいない。




僕は君がいなくなったこの世界が、とてもつまらない。


君がいない。 だったら、僕がこの世界にいる意味はない。


世界が廻らない。 気付いたら、僕の中の時間は止まっていた。




再び動き出す予感が全くしない。


毎日が変わらない日常。 君がいないことで僕は退屈している。


君がいないだけで、僕の心はこんなにも寂しさを感じるのか。




君を失ってから、はじめて僕は僕の存在価値に気付いた。


むしろ、君が死を以て“僕に教えてくれた”と言った方が正しい。


僕は君のいる世界に行きたい。 僕にとっては君が全てだから。





何事も共に歩む。






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