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4 困ったこと

かなちゃんは困っていた。


「う〜ん…」


はる君が隣に座ったのにも気付かないほど困っていた。


「かなちゃん、遅れてごめん。」


「う〜〜ん」


眉間に縦ジワが寄っている。

かわゆ〜いお顔がだいなしである。

ここは、はる君何とかしないとね。


「かなちゃわん」


「う〜〜〜ん」


「お顔がしわだらけになっちゃうよ。」


「えっ! しわ? きゃあ! どうしましょう!」


慌てて顔のマッサージを始めるかなちゃん。


「どうしたの?何でも相談にのるよ。」


かなちゃんは、はる君を大きな瞳でじ〜っと見つめた。


「はる君、私の友達にゆぐちゃんっていう女の子が居るの。

仲良しグループだったんだよ。」


「うん、それで…」


「今度遊びに来るから逢いたいって…言うんだけど…」


「久しぶりなんだろ。

絶対会いに行くべきだよ。」


「ありがとう、はる君。

はる君とデートの約束した日だからどうしようかなぁと思っていたのよ(笑)」


かなちゃんは嬉しそうにゆぐちゃんに連絡を取りに行ってしまった。


後に残されたはる君。


「か〜な〜ちゃ〜わん〜涙」


叫び声に哀愁が漂っている(笑)




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