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9 空港
美味しいお菓子を貰ったので、かなちゃんのお家に……留守でした。
がっかりして戻ろうとすると近所のおばちゃんたちのお喋りが耳に入ります。
「加奈ちゃん、3時の飛行機で外国に行くんだってねぇ」
「もう帰って来ないって話だよ」
があぁぁ〜ん( ̄□||||!!
かなちゃんが行ってしまう!
今は「2時」
空港までは1時間
はる君は人生で 最大という位に急ぐ!
はぁっ はっ はっ
どた どた どた
はぁ はぁ はぁ
搭乗時間の10分前
空港のロビーに現れた はる君
「行くなぁ〜((T_T))」
駆け寄りぽろぽろ泣きながら思い切り抱き締める。
「………」
感動的なシーン…である。
抱き締められているのが「お父様」でなければ、
「君、放して欲しいんだが…」
「ぎゃあぁっ」
飛行機は無事に加奈子おばあちゃまを乗せて飛び立ち、勘違いのはる君に冷たい視線を向けてお父さんはかなちゃんたちを連れて帰宅。
「はる君 お菓子ありがとね♪」
とりあえずお菓子を渡せて良かったね(^∇^)




