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第三十二話 出会い

ちょうどその頃、イエスが出会ったのはクファノウムに駐留していた百人隊長だった。



クファノウムは、その立地条件が幸いして交易の重要中継点の一つに数えられていただけでなく、中近東へのローマ軍派兵のための交通の要衝ようしょうになっていた。


軍事戦略上、イスラエルという土地はローマから船で地中海を渡り、ガリレー湖、ヨルダン川、そして死海へと派兵ができるだけでなく、陸からも大掛かりな軍隊がシリアからアラビア砂漠へと移動できるため、ローマ軍にとってはまさに中近東攻略への足がかりとなる最適な場所だった。

そのため、ユダヤ各地には過剰なまでのローマ軍の軍事基地が点在し、その中でもクファノウムは特に各基地への起点としての重要な役割も果たしていた。


その他にも、クファノウムはヘロデの弟フィリップが治めるイチュリア・トラコニティス地方とヘロデが治めるぺリア・ガリレー地方の境界線となっており、ローマはこれを国境と見立ててこの境界を越える者に対し、関税や通行税を徴収できる税関所なども設けていた。



そうしたことから、クファノウムの街の東側には当然、ローマ軍が常駐する大きな軍事基地が建てられていた。


その当時、属州国家に駐留するローマ軍の基本構成としては、レギオンと呼ばれる1つの軍団が約5000〜6000人の兵を抱えており、その中で、重装騎兵・軽装騎兵(及び軽装歩兵)・重装歩兵といったランクにそれぞれ分かれていた。

もちろん、一般的に騎兵クラスは貴族や富裕層の出身者ばかりで、戦闘を担うと言うより出世における名目上の軍功、つまりは勲章を積みに来ているだけであり、実質的な戦闘や警備といったことのほとんどは重装歩兵クラスに任されていた。


この重装歩兵クラスもまた、年齢や軍歴により、ハスタティ(第1列)・プリンキペス(第2列)・トリアリィ(最後列)といった隊列にそれぞれ分かれていた。(注1)

ちなみに、グラディエーター(剣闘士)という語源は、このローマ軍の重装歩兵クラスが好んで使っていた、グラディウスと呼ばれる刀剣から来たものと言われている。



この構成において、百人隊長とはこの重装歩兵の隊列を指揮するエリート将校達のことを言い、その名のごとく“ 100人兵隊の長 ”と言うことなのだが、実際には多くて50〜60人程度の精鋭兵士達と非戦闘要員の指揮に当たっていた。

百人隊長は、通常、軍団から軍団へと移動を繰り返し、外国への派遣や駐在を余儀なくされることからまさにローマ帝国における花形職業ではあった。

しかし、給料が良くて戦で死ぬまで解雇されない代わりに、その一生をローマ軍に捧げなければならない過酷な職業でもあった。



その百人隊長の一人であったガイウス・カシウスは、主にヘロデが治めるガリレー地方の警護を行なう外国支援部隊の隊長だった。(注2)


生粋のローマ人にしては珍しくおごったところのない純な男で、曲がった事が大嫌いな男気に溢れた武官だった。

しかも、彼は誰に対しても分け隔てのない性格で、クファノウムに着任すると閉塞しがちなユダヤ社会に新しい風を吹き込もうと、サウナ付きのローマ浴場を設立したり、さびれた市街の改装にも積極的に力を入れるなど、夢と希望にあふれた政治家でもあった。

しかし、ガイウスがそこまでユダヤ社会に入れ込むには、ある理由からでもあった。


実は、彼はローマ人でありながらユダヤ教に心酔しており、クファノウムにおけるシナゴーグ(ユダヤ教の集会所)の建設にも寄与するなど、かなり熱心な信者だった。

ガイウスがユダヤ教に入信するようになったのは、長い駐在生活の中で外国で生まれ育ったユダヤ系難民のローマ兵から律法書(旧約聖書)の一冊をもらい受けたらしく、彼はそれを読んだことがきっかけでユダヤ教を信奉するようになったようだった。

しかし、ユダヤ教に帰依したくとも目下のところ、ユダヤ人達から最も嫌われているローマ人ゆえ、彼自身は遠慮して自分が建てたシナゴーグにさえほとんど足を踏み入れることはなかったが、通りや市場でラビ(教師)達を見つけると、抑えきれないらしく自分から喜び勇んで話し掛け、律法書についていろいろ尋ねたりしていた。 




そんなガイウスが、ある日、イエスの噂を聞きつけて、よんどころない事情から彼のところへとやって来た。



アンデレは、馬に乗ったローマ兵が自分達の居住区に来たことにまず驚いたが、彼がイエスに会いたいと言うので、さらにびっくりして急いでイエスに知らせに走った。

それを聞いたイエスは、驚くよりもローマ兵が自分に何の用があるのだろうと怪訝けげんに思ったが、とりあえず話を聞こうとガイウスを中に通すことにした。


ガイウスは、勇気を出してイエスのところへ来たものの自分が家の中に入れてもらえるかどうか不安だったらしく、イエスの住む棟の門の前で馬から下りてうろうろしていた。

アンデレがイエスのところに案内する旨を告げると、ガイウスはすぐに満面の笑みを見せて嬉しそうにその髭面ひげづらの顔を少年のように輝かせた。


そして、イエスの前に立ったガイウス=カシウスは、いかにも軍人らしいいかつそうな男で、ピンと張った背筋に、重いよろいをまとった広い肩、大岩を軽々と持ち上げんばかりの太い腕がまさしくその力強さを漂わせていたが、それでもイエスの前ではおどおどとしていて、どう見てもその姿はまるで緊張し過ぎた子供のようだった。


まず、ガイウスは胸に手を当ててローマ兵特有の挨拶をすると、イエスの前に膝まずき、意を決したかのような勢いで話し始めた。

「ラビ(先生)、突然、わたくしのような外国人があなた様のお住まいの扉を叩いた失礼をお許しください。

巷の噂を耳にいたしまして、大変、あなた様のお話に感銘を受けました。

そこで、ぜひともこの異国の羊にもあなた様のお心を向けてはいただけないかと参上いたしました。

何卒、わたくしめの願いをお聞き届けくださいませんでしょうか?」

ガイウスは真剣な眼差しを向けながら、一語一語、はっきりと区切るように話した。


その話し方は、まさに指揮するのが板についた将校らしい、明瞭で聞きやすい声をしていたが、まるで家全体に響かんばかりの大声で、しかも彼よりもずっと体格の小さいイエスに向かって仰々(ぎょうぎょう)しく話す姿はあまりにも滑稽こっけいだった。

イエスはガイウスと自分が並んだ時の様子を想像して、そのちぐはぐな組み合わせになんとも言えないおかしさが込み上げ、思わず口元に笑みを浮かべた。


そして、イエスは込み上げてくる笑いを抑えながらガイウスににっこりと微笑んだ。

「わざわざ、わたしごときの家にまで足を運んでいただいて恐縮です。

わたしにできることなら何なりとお力をお貸しいたしましょう」

イエスが快くそう言うと、ガイウスはホッとしたような笑顔を見せたが、すぐに真面目な顔つきに戻り、彼の事情を説明し始めた。


「実は、わたくしの部下が重い病を患っておりまして、ずっと寝たきりで苦しんでいるのです。

恐らくそう長くはないようなので、できれば最後に彼の心をなんとかいやしてやれないものかと思いまして・・・。

洗礼者ヨハネの死を弔うあなた様の話を人づてに聞きまして、あなた様ならきっと、わたしの部下の心を分かってくださるのではないかと・・・」

事情が事情なだけにガイウスの目は真剣だった。

イエスは、そのガイウスの目を見て、あまりにもその目が澄んで綺麗なことに驚いた。




軍人にしては、珍しく穏やかな澄んだ目をしている。

非情な戦に明け暮れ、もっと闘争心むき出しの恐ろしい目をしているだろうと思っていたが、この人にはそういった卑しさや冷酷さは感じない。

むしろ、誇り高いまでの気高さを感じる。

不思議な・・・。



イエスは、ガイウスの持つ純真さに驚いた。

イエスは自分の偏見をとがめられた気がして、ゴホンと咳払いして真面目にガイウスに向き合った。


「わかりました。

それでは、わたしが直接、行って、その方とお話ししてみましょう」

イエスが再び快くガイウスにそう言うと、ガイウスは驚いてすぐさま首を横に振った。


「とんでもないっ!

ユダヤのラビが私共、異国人の建物になどお招きすることなどできましょうかっ!

まして、私共のようなローマ兵の宿舎へなど来ていただいたらあなた様にご迷惑がかかります。

わたくしはただ、あなた様のお優しいお心とお言葉だけを頂戴すれば結構です。

どうか、彼の心が安らぐような、慰めのお言葉をいただけませんでしょうか?

そうすれば、病んで苦しんでいる部下の心も少しは晴れましょう」

ガイウスはイエスにそう訴えた。


イエスはそのガイウスの心配りの良さにますます驚いて当惑した。


「しかし、わたしが直接、行ってその方のお気持ちを聞いてみないことにはこちらもありきたりな慰めしか言えません。

第一、あなたがその方にわたしの言葉を伝えるだけで、その部下の方のお心は慰められますか?」

「もちろんです、ラビ(先生)。

部下はユダヤの血を引いているローマ人です。

なので、わたしと同じくイスラエルの神を信じておりますし、" 神の御言葉は人の口を通じて伝えられるもの "とわたしは聞いております。

それに、わたしはこれでも百人隊長として部下や兵士達をずっと指揮して参りました。


わたしが彼らに向かって『行け』と言えば、彼らはちゃんと行きますし、『来い』と言っても必ず来ます。

何せ、わたしが『やれ』と言ったことをきちんとやってくれる者達ばかりですので、彼らはわたしが言ったことを一度たりとも疑ったことなどございません。

ですから、あなた様の話を聞かせてやれば、きっと" 素直に "受けとることと思います。


何より、病でふせっている男はこれまでとてもわたしに尽くしてくれましたが、わたしには何もしてあげることができません。

あの男の一生のうち、最後にその心が癒されるような、そんなはなむけの言葉をかけてやりたいのです。

だから、どうかお願いします。

わたしにお力をお貸しいただけませんでしょうか?」


そう言ってガイウスは少し目をうるませた。

イエスはその部下を思う、ガイウスの優しい心に打たれた。



この男は、並みのユダヤ人よりもはるかに賢く、律法書をよく理解している。

死にかけている者を生き返らせてくれなどと、神の定めた時に逆らうようなことを口にせず、ただお互いの生を大切にしようとしている。

しかも、信仰心も厚い。

こんな男はイスラエル中、探したってなかなかいやしない。


イエスは心の中で舌を巻いた。



「では、その方にこう言ってお上げなさい。

わたしは正直に言って、これまでお会いした人々の中で、あなたの隊長ほど敬虔で立派な方にお会いしたことはない。

だが、咲いている部分だけを見て花を美しいと言うのは簡単だが、その美しさは隠れたところで働き、" 花全体に水や栄養を行き渡らせている葉や根があればこそ "。


だから、隊長さんがそれほどまでに立派になられたのも、その背の後ろで部下の方達が影になり、日なたとなって長い間、隊長さんを支えておられたからでしょう。


そして、今日は厄介なことにもなりかねない危険もかえりみず、わざわざユダヤ人であるわたしをローマの隊長さんがあなたのために訪ねて来られたというのは、あなたという存在が隊長さんにとっては自分の命と同じくらいかけがえのないものだったのでしょう。


あなたはそれほどまでに隊長さんに思われ、信頼されているのです。

人と人が互いに愛し合って、信頼し合い、つながるということほど幸せなことはありません。


部下としてはもちろん、人としても最高の栄誉だろうとわたしは思います。



そして、これはわたしの今の気持ちですが、あなた方のような素晴らしい主従関係を見ることはもう、ないでしょう。

わたしの伝える信仰は、そのうち多くの人が目を向けるでしょう。


しかし、それはわたしが願った通りではない。

この殺伐とした世の中を見渡してみて、彼らはあなた方のような信頼関係をいつの間にかおとぎ話だと思うようになってしまった。

あるいは、わずかな目先の利益に気をとられ、自分のプライドを守るためにもっと大切なものをわざわざ率先して壊そうとする。


それほどまでにこの世界の愛は冷め切ってしまった、

悲しいことですが。


だから、そのうち、冷たい心の主人は臣下の労をねぎらうどころか、臣下が生み出す益をむさぼり尽くして放り出してしまうでしょう。

臣下の方も、他人を押しのけてでも我が利を得ようと、主人にもその誠を尽くそうとはしなくなるでしょう。

そうしてお互い疑い合い、傷つけ合って自ら地獄を造り出してしまう・・・」


ガイウスはそのイエスの話を不思議な気持ちで聞いていた。


この人は今まで出会ったラビ(ユダヤ教の教師)達とはまったく違う。

祈りの言葉も唱えなければ、律法書の講義をして儀礼を行う訳でもない。


だが、なぜ、この人の言葉はわたしの心にこれほど響くのだろう?

懐かしいような、温かいような・・・。

それでいて、この人は恐ろしいほど冷めて世の中を見ている。



そこで、怪訝けげんそうな表情を浮かべるガイウスに気づいて、イエスもようやく我に返ったようだった。

「ああ、すみません。つい、自分の思いまであなたに話してしまった。

わたしは、ただ、あなたとあなたの大切な方との絆を誇りに思ってください、とお伝えしたかっただけです、

とにかく、あなたの大切な方のお心が少しでも安らかになられることをわたしも神に祈ります」

イエスはそう言ってガイウスに謝った。


「いいえ、本当にどうも有難うございました。

早速、帰ってあの男にそのお言葉を伝えます。

何より、あなたのお気持ちに心から感謝致します」

ガイウスは、相変わらず軍人独特の硬い口調を崩さなかったが、それでもイエスの言葉を気に入ったらしく、うれしそうに顔をほころばせて帰っていった。



イエスは、彼が去ってからもしばらくガイウスとその部下の関係をもう一度、思い返していた。



あんな風に、お互いを思い合い、その心が通じ合える彼らは幸せだ。

わたしもあんな関係が人と築けたらいいのに・・・。


わたしには弟子や信者達の気持ちがよく分からない。

わたしの言葉はどうして彼らの心には届かないんだろう?


ああ、神よ、彼らの心を開きたまえ。

あなたのお力で持って。



部屋の中でぽつんと一人になったイエスは、部屋の窓から空に向かって祈りを捧げた。

だが、その空はどこまでも抜けるように青く澄んでいたが、イエスには何も答えてくれない神の沈黙のように思えた。


(注1)

ローマ軍の編成は、王制時代や共和政時代、帝政時代まで数々の改革が加えられており、時代や状況に応じて変化しているため、今なお、その詳細が明らかになっていない部分も多々あるが、帝政初期の編成は、主に1つのレギオン(軍団)の中に、10コホート(大隊)と120人ほどのエクイテス・レギオネス(騎兵隊)、500~1000人の外国人移民でプロ軍人からなるアウギジリア(外国支援部隊)があり、さらに、1コホートの中に6人の百人隊長が率いる百人隊が6つあって、これが年功や軍功によって各2隊毎に分かれ、ハスタティ(第1列)・プリンキペス(第2列)・トリアリィ(最後列)といったマニプルスと呼ばれる中隊を形成していた。

また、1つの百人隊の中には10分隊があり、1分隊毎に最大8人の兵士が同じテント内で生活を共にしていた。

従って、百人隊とは最大だと全部で80人程度の兵士とそれ以外の非戦闘要員を抱えていることになる。

ただし、コホートもそれぞれ戦形によって人数や規模が違っており、通常、百人隊(8人x10部隊)x6つ=兵士480人=1コホートという計算になるが、戦力として最も高く設定される第一コホートであれば、5人の百人隊長が800人の兵士を率いることになっていた。


(注2)

なお、この話に出てくる百人隊長のガイウス・カシウスは、アウギジリアと呼ばれる外国支援部隊の隊長であり、アウギジリアはローマ市民権のない外国人移民や属州地から募集した精鋭の職業プロ軍人で構成された部隊のことで、レギオン(軍団)の中で同じように6つの百人隊を構成し、コホート(大隊)の1つとして数えられる。(ただし、場所によっては第一コホートのように5人の百人隊長が倍以上の兵士を率いることもあった)

職業プロ軍人ゆえに、アウギジリア(外国支援部隊)では主に戦闘能力の高い歩兵はもちろん、騎乗や弓矢に長けた兵士なども多く、軍功を積みに来ているだけの貴族騎兵や馬に乗ったことのないローマ市民の一般兵士達を後方から支援するようになっていた。

そのため、アウギジリアを指揮する者は、そうした職業プロ軍人達をひきいていけるほどの戦闘能力と知力が求められ、外国人移民であれば元の身分が高い上にその軍功が認められた者、ローマ市民であってもエクイテス(騎士階級)以上で戦闘能力が優れている者、あるいは長年、百人隊長を務めてきた経験がある者に限られていて、その中でガイウス・カシウスはエリートとされる百人隊長の中でもエリート中のエリートであり、その戦闘能力の高さは言うに及ばず、カシウス家という古くから由緒ある家柄の出だったことと、共和政末期から皇帝アウグストゥス以降、政府へのご意見番として数々の法律家や政治家を輩出した有名な法律学校の出身者だったこともあって、属州地ユダヤのレギオン(軍団)に属するアウギジリアの百人隊長の中でトップとされるケントゥリオ・プリンケプス・プラエトリ(第一百人隊長および法務官)の地位に就いていた。

イエスに出会ってすぐ後のAD30年にはさらに昇進し、兵員会で選出されるローマ軍での名誉職の一つである補充執政官に二期、選ばれている。


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