第百十六話 汚水 後書き(注1)その21
And God spoke all these words:
“I am the Lord your God, who brought you out of Egypt, out of the land of slavery.
そして、神は仰った。
「わたしがお前達、全人類の神であり、
古代から現代までお前達、人類をこれまでエジプトやアッシリアといった様々な王朝から救い出し、奴隷の身分から解放させて奇跡を起こしてきた神である。
その神がお前達、人類に手痛い教訓として
古代エジプトのモーゼの時代からお前達、人類の為に十戒を定めた。
1.“You shall have no other gods before me.
『全宇宙の神と呼ばれるこの創造主以外に神などいない。
だから、わたし以外の神を勝手に作るな』
2.“You shall not make for yourself an image in the form of anything in heaven
above or on the earth beneath or in the waters below.
You shall not bow down to them or worship them;
for I, the Lord your God, am a jealous God,
punishing the children for the sin of the parents
to the third and fourth generation of those who hate me,
but showing love to a thousand generations of those
who love me and keep my commandments.
『この全宇宙においてはどんな神の絵も偶像も、想像すらもしてはいけない。
この地上であろうと、海の中だろうと。
神に姿形はない。
容姿の区別もない。
お前達、人類が勝手な想像をして容姿の差を設け、
その絵や偶像や美化した想像に従ってそれらに頭を下げて
神ではない“物体”を崇拝したせいで
お互いに差別し、憎み合うことになった。
神は神だけであって、
お前達、人類が想像する姿形など全くしていない。
神は誰をも公平に、平等に愛する神であり、
依怙贔屓を最も嫌う。
だから、この掟に逆らい、お互いを差別し、
憎み合おうとする者達は
子々孫々までその罪を罰する。
全宇宙を司る神であるこのわたしに逆らい、嫌う者は
何百年だろうと何世代にも渡って罰する。
だが、この宇宙の神であるわたしを愛し、
この掟に従う者達ならば何千年だろうと
永遠に我が慈愛(=Zion)を示す』
3.“You shall not misuse the name of the Lord your God,
for the Lord will not hold anyone guiltless who misuses his name.
『また、勝手に神という名前を使ってはならない。
神という名を騙って宗教団体や政治団体などを創設し、
他人を惑わしてはならない。
全宇宙の神であるわたしはお前達、人類が
勝手にわたしの神と言う名前を悪用すれば
決してそのまま見逃したりなどしない。
必ず罰する』
4.“Remember the Sabbath day by keeping it holy.
Six days you shall labor and do all your work,
but the seventh day is a sabbath to the Lord your God.
On it you shall not do any work, neither you, nor your son or daughter,
nor your male or female servant, nor your animals,
nor any foreigner residing in your towns.
For in six days the Lord made the heavens and the earth,
the sea, and all that is in them, but he rested on the seventh day.
Therefore the Lord blessed the Sabbath day and made it holy.
『休日を設けることを忘れるな。
その日をつつがなく、大事に感謝して過ごせ。
1週間のうち、6日間は一生懸命、働いて稼ぐがいい。
だが、7日目はその我欲や身体を休ませ、神に感謝して過ごせ。
それはお前達自身だけでなく、
子々孫々にも言い聞かせ、男でも女でも、夫でも妻でも関係ない。
召使だから、従業員だから休ませないなどという
言い訳も通用しない。
たとえ飼っている家畜でも大事に扱って休ませなくてはいけない。
自分達の街に住む外国人労働者であっても同じだ。
神は6日間、この天地を創る為に、
海やそこから生まれてくる生命の為に
いろいろと働いてくださったが、
7日目は必ず全てを休ませた。
それがこの全宇宙の摂理となっている。
それゆえ我ら人類の創造主は休日を大いに設けて
その日を大事に過ごすよう教えてくださったのだ』
5. “Honor your father and your mother,
so that you may live long in the land the Lord your God is giving you.
『自分達を生んで育ててくれた両親を尊べ。
そうすれば神は子々孫々、お前達、人類に
それぞれ安心して永住できる土地(国)を与えてくれる』
6. “You shall not murder.
『人を殺してはならない』
7.“You shall not commit adultery.
『配偶者を裏切ってはならない』
8. “You shall not steal.
『人の持っている物を盗んではいけない』
9. “You shall not give false testimony against your neighbor.
『他人に反して嘘の証言をしてはならない』
10. “You shall not covet your neighbor’s house.
You shall not covet your neighbor’s wife,
or his male or female servant, his ox or donkey,
or anything that belongs to your neighbor.”
『他人の家や財産、配偶者や召使、従業員、持っている家畜、
その他いろいろな物を他人が持っていても、
それをうらやんで妬み、
他人に対して悪意を持って危害を加えてはいけない』
(出エジプト記20章1-17節及び申命記5章6-21節)
Now what I am commanding you today is not too difficult for you or beyond your reach.
It is not up in heaven, so that you have to ask,
“Who will ascend into heaven to get it and proclaim it to us so we may obey it?”
Nor is it beyond the sea, so that you have to ask,
“Who will cross the sea to get it and proclaim it to us so we may obey it?”
No, the word is very near you; it is in your mouth and in your heart so you may obey it.
『今日、わたしがあなた方、全人類に告げた掟は
何もあなた方が達成するのに
難しいことでも何でもない。
わざわざ宇宙の果てまで宇宙船やロケットで行って探し求め、
全世界に宣伝宣教すれば全ての大衆がそれに従うわけでもなければ
海の中に潜って地球の奥深くまで探索し、見つけてきて
宣伝宣教すれば全人類が従うわけでもない。
正しい答えはすぐあなた達自身の傍にある。
あなた達自身の心の中、その口から吐く言葉こそ
あなた達は正しいと考え、それに誰もが素直に従う。
See, I set before you today life and prosperity, death and destruction.
For I command you today to love the Lord your God,
to walk in obedience to him, and to keep his commands, decrees and laws;
then you will live and increase,
and the Lord your God will bless you in the land you are entering to possess.
ほら、今まさにわたしはあなた達、全人類の目の前に
繁栄と幸福、死と破滅の道を定めた。
だから、今日、あなた方、全人類に教えよう。
我らの創造主である神を愛せ。
神に従って繁栄と幸福の道を歩め、
神の掟に、神の命令に逆らわずそれに沿って生きるといい。
そうすればあなた達が滅びることも貧しくなることもない。
繁栄し、富を増し、家族も大勢、築くことができるようになる。
あなた達が住む家を、土地を、田畑を、地域を、国土を
我らが創造主である神は必ず祝福し、大いなる恵みを
与えてくださる。
But if your heart turns away and you are not obedient,
and if you are drawn away to bow down to other gods and worship them,
I declare to you this day that you will certainly be destroyed.
You will not live long in the land you are crossing the Jordan to enter and possess.
だが、その心で神を裏切り、背き、
我らの創造主の掟に従わないようなら
神でも何でもないただの人間や物体を神にして
それを崇拝し、頭を下げ、その者の言葉に従うようなら
はっきり言っておこう。
あなた方は滅ぶ、必ず。
死の淵をさ迷ってようやくたどり着いた国土であっても
神に従わないあなた方は長くは生きられない。
This day I call the heavens and the earth as witnesses against you
that I have set before you life and death, blessings and curses.
Now choose life,
so that you and your children may live
and that you may love the Lord your God,
listen to his voice, and hold fast to him. For the Lord is your life,
and he will give you many years in the land
he swore to give to your fathers, Abraham, Isaac and Jacob.
今日まさにわたしは天(宇宙)と地(地球)を
あなた方、全人類を非難する証言者として呼んでいる。
わたしは生と死、繁栄と呪いの道をあなた達の前に定めた。
だから、生の道を選べ。
そうすれば、あなた方はつつがなく子々孫々、生き延びていける。
我らの創造主である神を愛して豊かに繁栄して暮らせ。
神の教えであるその良心(理性)の声に従い、
その良心(理性)にしがみつけ。
主こそ、その良心(理性)を授けた神こそ
我ら全人類の生命そのものである。
だから、神はその良心(理性)を持つ者にこそ
つつがなく暮らしていける歳月を与えてくれる。
そう、我が主はあなた方、人類の祖先である
アブラハムやイサク、ヤコブ達にも約束してくださったのだから。
(申命記30章11-20節)
だから、日本政府(皇室&自民党軍事政権)が破綻していることは世界中が知っている事実であり、IMF(=The International Monetary Fund、国際通貨基金。略してIMF。ヤラセの第二次世界大戦が始まってまもなく最初から勝者が分かっていた英米両政府がイギリスの経済学者のジョン・メイナード・ケインズとユダヤ系アメリカ人で財務次官補だったハリー・ホワイトに終戦後の世界の金融政策案を作らせて創設された機関で、第二次世界大戦が終結する前の1944年7月にまず欧米諸国を対象に米ドルの貸し付けを行なう約束をして加盟させ(ブレトンウッズ会議)、その後、第二次世界大戦後から順次、加盟国を増やして米ドルが世界の基軸通貨になるよう戦後の復興資金の貸し付けを行ったことから、言わばIMF(国際通貨基金)とは政府(王室)という名の一つの国家(共同社会)を世界市場の中で経営している組織に元手(外貨準備金)を貸し付ける主要取引銀行であり、各国が発行している通貨価値を調整する機関でもある。2023年現在、加盟国数190か国、加盟国からの出資金と言うより、IMF(国際通貨基金)から融資され、決められた額以上の預金を資本金(外貨準備金)として預け入れることが条件で、決められた額以下にその預金を引き出すとさらなる借金となって返済利息が増え、逆に預金を増やすと利息が付けられるがIMF(国際通貨基金)が手数料としてその利息を差し引くため利息で儲かるわけではなく、また、預貯金を増やしてもIMF(国際通貨基金)=英米両政府からその増えた分を他国に回すように指示されるのでその指示に従わないと英米両政府が主導権を握るIMF(国際通貨基金)の会議や金融操作で為替相場が弄ばれ、不利な立場に追いやられることもあって英米両政府が仕切る国際社会の悪しき慣行としてIMF(国際通貨基金)が維持されてきただけで実際のところ、加盟しても利点は何もない。それどころか、表向きは預金とされていても実際は借金なのでその心理的な負担は大きく、2021年に貸し付けられた額は約4,565億“SDR”(=Special Drawing Rights、略してSDR。日本語では特別引出権、コード名ではXDRとも呼ばれ、IMF(国際通貨基金)加盟国同士で使われる通貨名で、米ドル、英ポンド、ユーロ、中国元、日本円は5年毎に改訂される固定相場制で、その他の国の通貨とは変動相場制で交換ができ、シリアポンドなど一部の国は例外的に固定相場制が認められている。直近、2022年に見直された1SDR(XDR)に対する主要通貨価値は英ポンド0.080870>ユーロ0.37379>米ドル0.57813>中国元1.0993>日本円13.452である。これに実際の市場での為替レートなどが加わって計算されるため2023年2月時点の1SDR(XDR)の為替レートは£1.11=US$1.34=EUR€1.25=中国元9.16=日本¥179となる。つまり、上記のSDR(XDR)の交換(価値)比からすると日本円が最も低い価値で設定されているためそれだけ日本で生産された物資や資源をSDR(XDR)を持っていれば買い漁れる(安く買い叩ける)ことになる。)で、日本円では約71兆円が世界金融不況(第116話『汚水』(注1)その17参照)だった2009年8月にばら撒かれた最高額の1,612億SDR(XDR)を3倍近くも上回る金額がコロナ(偽病原菌)の対策費と称してIMF(国際通貨基金)から各加盟国に貸し付けられており(A general allocation of Special Drawing Rights、SDR配分)、言い換えれば英米両政府から恩着せがましく借金を押し付けられているようなものである。だが、国民向けの財務諸表(帳簿)上の名目では資産(外貨準備金)なので2023年(令和5年)2月で600億7,100万米ドル(日本円では約7兆8,297億円)のSDR(XDR)があってあたかも裕福そうに見えるかもしれないが、実際はそれも借金である。しかも、欧米諸国から金融操作などの悪戯や嫌がらせを受けて円の価値が下がり、それを買い支える為にSDR(XDR)を最低預金額以下まで引き出せばIMF(国際通貨基金)にまた借金することになるためSDR(XDR)は見せ金でしかない。なお、IMF(国際通貨基金)と似たような機関に国際決済銀行(=The Bank for International Settlements、略してBIS。第一次世界大戦後の復興資金の貸し付けの為に1930年にスイスのバーゼルで創設された各国の中央銀行同士の調整を行う機関で、IMF(国際通貨基金)の前身である。この当時は紙幣より金の方が資産価値が高かったことと固定相場制なので金を各国の中央銀行に配分し、それに釣り合った貨幣や紙幣を各国の中央銀行が発行して預金する形式で当初はイギリス、アメリカ、スイス、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ベルギーの中央銀行が加盟して始まった。第107話『革命(2)』(注2)その1で話した通り、日本は1927年に既に昭和金融恐慌で財政破綻していたためBIS(国際決済銀行)が創設される前年の1929年11月19日にアメリカの銀行から2500万米ドル、イギリスから500万ポンドを借りて金を買い、国立の横浜正金銀行(現、三菱UFJ銀行)に3億米ドルを外貨準備金として用意し、BIS(国際決済銀行)に預け入れることとなった。それ以来、IMF(国際通貨基金)が創設されるまではこのBIS(国際決済銀行)が各国政府(王室)の主要取引銀行の役割を行っていたのだが、原子爆弾(核兵器)の開発競争からアメリカはダストボール(砂塵の器に入ったような熱風)が吹き荒れて凶作となり、ウクライナでも同じく兵器実験による不作で飢餓大虐殺が起き、日本もまた原子爆弾(核兵器)が原因の冷害が東北飢饉を巻き起こして次々と国民が倒れていき、食料や物資の生産もままならず枯渇し(第107話『革命(2)』(注2)その1参照)、その追い打ちをかけるようにして第二次世界大戦まで各国政府(王室)が始めたためまともな経済活動などできなくなり、BIS(国際決済銀行)の収支(帳簿)は滅茶苦茶になった。そのため、イギリス王室(政府)がいつもの手口でウェストミンスター宮殿に保管してあったタリースティック(財政記録)やサウス・シー株式会社に放火して政府(王室)にとって都合の悪い帳簿や書類は一切、抹消してしまったように(第116話『汚水』(注1)その1参照)BIS(国際決済銀行)もイギリス王室(政府)の手先だったヒットラー率いるドイツのナチス党によって強奪され、荒らされたことにしたらしく、英米両政府の使い込みは帳消しとなり、BIS(国際決済銀行)も戦後に解体されるはずだったが、借金して加盟した日本政府(皇室&自民党軍事政権)が見栄を張って円の価値を高めようと英米両政府から預金ならぬ手が付けられない借金をかなり借り入れたためこれに目を付けた英米両政府は日本政府(皇室&自民党軍事政権)の預金ならぬ借金をそのまま据え置き、戦後もこれを取り立てる為にBIS(国際決済銀行)を残すことにした。こうしてBIS(国際決済銀行)は2023年現在もIMF(国際通貨基金)と並んで一部、日本の財務省のように政府(王室)自身が口座を持つこともあるが、主に日本銀行などの各国政府(王室)の中央銀行が口座を持って外貨預金を行なう中央銀行の為の外貨専門の金融機関となっている。2023年時点、加盟している中央銀行は63か国。)と呼ばれる銀行があるが、こちらも英米両政府から借金して預金口座を持っただけなので世間体(大衆向け)の為だけの仮想貯金に過ぎない。それが2023年(令和5年)2月現在、BIS(国際決算銀行)にある預金(借金)残高は財務省が1,368億400万米ドル(日本円で約17兆8,357億円)、BIS(国際決算銀行)だけでなく、他の金融機関に預金(借金)を振り分けているかもしれないが、2022年(令和4年)11月時点の日本銀行の外貨預金残高は9兆7,402億円で、これも借金である。これら以外で日本政府(皇室&自民党軍事政権)が外貨資産と呼んでいるのはアメリカ合衆国財務省国債を始めとした外国証券で、これも価値があるから買って持っているのではなく、第116話『汚水』(注1)その18で話した通り、明治時代である19世紀から帝国主義体制を続け、植民地に何でも都合の悪い借金や赤字体質の企業などを押し付けて処理させてきた英米両政府の基本姿勢は変わらないため世界中の誰もが知る財政赤字だらけのアメリカ政府の国債など持っていても価値などなく、売っても額面通りの金額にはならない。その額面の金額が2023年(令和5年)2月時点で9,852億8,900万米ドル(日本円で約128兆4,265億円)あるそうだが、全て絵に描いた餅(どんなに帳簿に記載されて会計報告がされていても実際は自由に使えないお金)である。それが2023年(令和5年)2月時点で海外に対する日本政府(皇室&自民党軍事政権)の全ての外貨準備金(総資産)、1兆2,502億2,800万米ドル(日本円で約162兆9,547億円)のうち9割を占める金額の内実であり、口座名義は日本政府(皇室&自民党軍事政権)になっていても実際は保護者である英米両政府のお許しがなければ勝手に使ってはいけないお金になっている。だから、たまにこれらの外国のお金を使って世界銀行(=The World Bank、生産力や資源などが少なく、IMF(国際通貨基金)からは融資できそうにない中所得国に融資を行う国際復興開発銀行(=The International Bank for Reconstruction and Development、略してIBRD)やさらに融資しづらい低所得国向けに貸し付ける国際開発協会(=The International Development Association、略してIDA)を始めとした5つの機関で中間所得国や低所得国向けに貸し付けを行っている国際金融機関で、主に学校や病院、道路や橋、鉄道、発電所、ダム、井戸などの産業基盤の整備の為に融資され、IMF(国際通貨基金)と共に1945年に設立された。)を通じ、国内の財政赤字からは考えられない莫大な金額のODA(政府開発援助。第116話『汚水』(注1)その8のアフガニスタン侵攻を参照)と称した大盤振る舞いを行なうのも英米両政府から命じられたり、あるいは中間所得国や低所得国の名義を使って低金利でこっそり日本政府(皇室&自民党軍事政権)自身が世界銀行から融資を受けられるようにする為で、名義を貸してもらった国に一部、謝礼金として融資を渡し、それに独自の利息を付けて又貸しすることもあるが(有償資金協力または円借款)、大半が産業基盤の整備を前提とした融資のためスーパーゼネコン(超大手建築請負企業)を始めとした日本政府(皇室&自民党軍事政権)子飼いの企業が受注すればほぼ融資金は全額回収される。そうした事情から巨額のODA(政府開発援助)が行なわれるのであって、「日本は先進国の一員であり、裕福な経済大国だから貧しい国々を支援しています」との本やテレビ、ネット記事で見かける通説は政府(皇室)のプロパガンダ(大衆洗脳宣伝)に過ぎず、どれも日本政府(皇室&自民党軍事政権)が作った借金であり、日本国憲法に反して日本政府(皇室&自民党軍事政権)が主権者である国民を蔑ろにして国権を濫用し、勝手に国政を弄くり回す限り、彼らの作った借金の最終的な返済義務を背負わされるのは日本国民(大衆)ということになる。だからこそ、到底、返せそうにない天文学的数字の借金を軍拡の為だけに78年以上も作ってきた日本政府(皇室&自民党軍事政権)の実態を今こそ明らかにしてわたし達、日本国民(大和民族)の身内ではないとこれまでの悪縁をきっぱり断ち切り、日本国憲法にも国連憲章にも違反した違憲政府(皇室)なので彼らが勝手に作った借金の返済義務は一切、日本国民(大和民族)にはないと欧米政府(王室)に堂々と宣言していくべきだとここで提言したい。)という世界中の政府(王室)の財政を知り尽くしている金融機関の情報によると日本政府(皇室&自民党軍事政権)の借金は国内だけで2022年時点、1,457兆6,047億3,800万円、GDP(国内総生産)に対して既に260%も超えており、それでも放漫経営は止んでおらず歳入が196兆2,147億3,800万円に対し、歳出が239兆6,941億3,500万円と、借金や赤字体質に慣れきってしまっているのか危機感がまるでなく、名目上のGDP(日本国内で生産した物やサービスの価格の総合計)は世界第3位にあるため自分達の購買力を過信してしまっているようだが、実際のところ、物価と人口を考慮して算出した一人当たりの実質GDP(値上がりした価格分を差し引いて人口で割った物やサービスの価格の総合計)では35位にまで落ち込んでおり、お隣の韓国の方が30位と今では日本よりも価値の高い商品を生み出していて裕福である。(2022年IMFによる一人当たりの実質GDPを参照)それもそのはずで日本は2001年から始まった小泉内閣からアメリカ政府が行う宇宙開発事業に参画しようと(第116話『汚水』(注1)その15のコンステレーション計画を参照)搾り取れる所があれば非情なまでに搾り取って宇宙開発事業費にできるようありったけの資金をかき集める聖域なき構造改革と呼ばれる緊縮財政を敷くようになり(第116話『汚水』(注1)その15のJR福知山線脱線事件を参照)、その際、2002年からありもしない詐病である発達障害支援法(第116話『汚水』(注1)その15の竹中平蔵氏を参照)なるインチキ法を掲げて学校教育の水準を落とし、教育費を削減すると共に2004年から派遣法も改正して非正規雇用を拡大させ、自己責任という言葉でもって企業も正規雇用者に向けて以外は社員教育を行わなくなった。そのため、日本のGDP(国内総生産)のうち3割を占めている製造業の主力産業である自動車産業で特に2000年代からリコール(不具合品の無償修理)件数が軒並み急増するようになった。要するに技術劣化である。それも昭和44年(1969年)で年に77件、平成11年(1999年)までは100件未満だったのが平成16年(2004年)の331件を皮切りに以降、年に200件近くがリコール(不具合品の無償修理)されることが常態化しており(国土交通省による『自動車のリコール届出件数及び対象台数の推移』を参照)、明らかに国産車の品質低下は否めない。そんな低品質な製品が世界市場の熾烈な経済競争で勝ち抜けるはずはなく、平成11年(1999年)まで技術大国の日本、高度な知識や技術を持つ日本人と世界の消費者から賞賛されていた過去の栄光にしがみついているのは日本政府(皇室&自民党軍事政権)とそれを支持して未だに国民主権の日本国憲法より皇室(政府)主権の大日本帝国憲法に従おうとする臣民だけで現実には日本製品の信用はすっかり地に堕ちている。その最たる事例が2017年に自動車に搭載されるエアバッグ(=Airbag、火薬で膨らむ空気枕のこと。最初にエアバッグを発明したのは大阪で軍用機のエンジンを取り付ける為の小型クレーンを製造していた軍需工場の社長だった小堀保三郎という男で、戦後間もない頃、飛行機に乗っていた小堀は当時、シートベルト着用が義務付けられていなかったことから乱気流で飛行機が揺れて乗客が頭を打つ姿を見て座席のテーブルに荷物を置いてそこに頭を伏せ、抱えていれば飛行機の揺れから身を守れると思いついたそうで、それを自動車の衝突時の揺れにも応用したのがエアバッグ(空気枕)である。ただし、それは表向きの話であって、実際は武器輸出を禁じられた平和憲法下の日本からいかに武器や兵器の部品を輸出するか頭を悩ませていた日本政府(皇室&自民党軍事政権)にエアバッグ(空気枕)に仕込んだ火薬(アジ化ナトリウム)の輸出を提案したのが小堀であり、中世のキリスト教の教会や修道院で僧服の顔料や農業肥料と偽って白色火薬を作っていたように(第116話『汚水』(注1)その4参照)小堀ら日本政府(皇室&自民党軍事政権)も自動車事故の死亡者を減らす為と何食わぬ顔をして偽善を唱え、1950年代からエアバッグの開発を進めて特許も14か国に渡って取得したのだが、明治維新から借金し続け、戦後も欧米政府(王室)から借りっぱなしで頭が上がらない日本政府(皇室&自民党軍事政権)は命じられると何でも欧米政府(王室)に無料で売り渡してしまうため(例、日本電気株式会社の創設者である岩垂が考案した竹炭フィラメント(電線)による白熱電球やキネトスコープ(覗き映画)など。第116話『汚水』(注1)その10参照)エアバッグも既に小堀が特許を取っているにもかかわらず、これを無理やり強奪しようと自殺に見せかけて妻と一緒に小堀を殺害し、期限延長しないまま殺された小堀の特許期限が切れた頃を見計らってゼネラルモーターズやメルセデス・ベンツといった欧米政府(王室)御用達の企業からエアバッグを搭載した自動車が売り出されるようになった。もちろん、盗用がお得意の欧米人達に抜かりはなく、第116話『汚水』(注1)その8で話した湯川の中間子論を盗用した際に小細工したように最初から自分達が発明していたと世間に誇示する為だけにわざわざ子供じみた空気枕の絵を描き、イギリス人の2人の歯医者が考案し、1920年2月17日にPatent No.US1331359で特許を取得して1937年2月17日にそれは期限切れになったとしているのだが、そもそも1920年までの自動車は馬車形なので屋根のないオープンカーか、屋根があっても幌なので衝突事故が発生して車内で頭や身体を打ったとしてもそれほど大きな衝撃を受けることはまずなく、安全性を言うならバイクのようにヘルメットを被って運転していた時代なのであえてエアバッグ(空気枕)を思いつく必要がない。だから、わざわざそんな昔に遡ってインチキ特許を登録したところで虚しいだけなのだが、日本の皇室と同様、欧米白人種の虚栄心ほど一般庶民にはどうにも理解し難いぐらい強いものはなく、何としてでも自分達、欧米白人種の方が東洋人より優れていると言いたいのかこの古い特許以外に小堀が開発を始めた1964年以降、試作品として作っていた物を1950年代に遡って勝手に特許を申請し、登録していたようで、そんな馬鹿げた小細工をあれこれやっても考案した本人でなければその構造を説明することもできなければそこからさらに改良することもできないのだからいくら盗用して特許を取ったところで後から小堀の発明品の方に新規性や進歩性があると認められたら特許の優先権は小堀の方にあり(第116話『汚水』(注1)その10の「工業所有権の保護に関するパリ条約」の4条を参照)、それら小細工した特許は結局、無効になる。だから、あれこれ策を弄して意味のない小細工をした挙句、小堀が最終的に特許を取得してしまったためよほど悔しかったのか日本政府(皇室&自民党軍事政権)を脅して殺害させたらしく、かと言って、小堀の特許期限が切れるまでは大々的な商用化もできず、また、その間、小堀の試作品を基に自分達で開発に挑んでも成功しなかったため1980年代までエアバッグを搭載した自動車はほとんど市販されることはなかった。しかし、ようやく小堀の特許権が切れてその技術が無償公開されるようになると欧米各社は一斉にエアバッグ搭載の自動車を売り出し、それに続いて日本政府(皇室&自民党軍事政権)も欧米政府(王室)のお許しが出たのでエアバッグ(火薬)を積んだ自動車を輸出することにしたのだが、その際、原子爆弾(核兵器)に使われるピストンリング(第116話『汚水』(注1)その7の大河内正敏を参照)の研究開発に取り組んでいた本田宗一郎が創設した本田技研工業株式会社を通じて小堀の発明したエアバッグ(火薬)の製造を任されたのがタカタ株式会社だった。タカタもゼネコン(建設請負企業)の大林組の創業者の妻と同様(第116話『汚水』(注1)その14参照)、会長の妻の高田暁子氏が皇族の常陸宮華子氏(または正仁親王妃華子)と親戚関係にあり、日本では最大手である凸版印刷株式会社の社長令嬢だったらしく、皇室(政府)直轄の企業というだけでなく、エアバッグ(火薬)を発明した小堀に研究費を出す一方、その技術情報を日本政府(皇室&自民党軍事政権)や欧米政府(王室)に裏で売り渡していたのが高田暁子氏を始めとしたタカタ株式会社で、もちろん小堀の持つあらゆる特許を自社の物にするため小堀の殺害にも関与したことから秘密を共有する共犯者として分け前をもらうことになったのだが、借金漬けで立場の弱い日本政府(皇室&自民党軍事政権)を助けるため一旦、無償で欧米企業に渡してしまった技術でエアバッグ(火薬)を輸出しても大した稼ぎにはならないので、強欲さにかけては欧米人達に引けを取らない皇族(倭族)の親戚である高田暁子氏率いるタカタ株式会社は無謀な賭けに出た。エアバッグ(火薬)の改変である。それも自分達が小堀を真似て何度、開発に挑んでもできなかった過去をすっかり忘れ、またも無駄な挑戦をしたようで、当初、エアバッグ(空気枕)に使われていたアジ化ナトリウムを別の火薬に変えようといろいろ試した物の一つが硝酸アンモニウムだった。硝酸アンモニウムは第116話『汚水』(注1)その3で話した中世にモンゴル帝国が作っていた硝安爆薬(またはANFO爆薬)のことで、アメリカで土木建設や鉱山採掘などに使われる爆薬の8割がこの硝酸アンモニウムであり、他社が販売しているエアバッグ(火薬)に比べて安価な上、威力も使用率も高いのだからかなりの儲けになると安易に考えたようだが、エアバッグ(空気枕)に詰めるだけでなく、ロケットの推進剤や宇宙船の燃料にも使えるとアメリカ政府に大いに売り込んだことからそれに見合った火薬の調合をしなければならなくなった。だが、これまでの歴史においてアッシジのフランチェスコ(第116話『汚水』(注1)その4参照)や天目一箇神(または天御影命。第116話『汚水』(注1)その16参照)など、手足を吹っ飛ばされ、目の玉を傷つけられて視力を失い、兵器開発者の多くが事故に遭って身体障害者になった者も大勢、いるぐらい難しいのが火薬の調合なので、特に気温や湿度で変化する硝酸アンモニウムを普段は爆発せず安全なエアバッグ(空気枕)として車に搭載し、取り出して爆弾を始め、ロケットの推進剤や宇宙船の燃料にも使えるよう調合するなど相当、無茶な話で、事故が起きるのは目に見えていたのだが、火薬においては1500年以上の歴史を持ち、今でもなお、世界有数の花火(火薬)大国でもある日本の技術を曉子氏を始めとしたタカタ株式会社の経営陣は過信したらしく、2000年から硝酸アンモニウムを使ったエアバッグ(空気枕)をタカタ株式会社は生産するようになった。しかし、経営陣の予想とは裏腹に上述した通り、現場で実際に働く日本の労働者の質や技能が低下していく最中に通常でも難しい技術など達成できるはずはなく、案の定、2008年から不具合が頻発し出し、そのうち、宣伝文句でアメリカ政府に売り込んだはずのロケットの推進剤や宇宙船の燃料にも使えなくなった。さすがにこれには頭に来たアメリカ政府は早速、個人消費者の死亡事故を世界中に向けて報道し、公然と罵らんばかりに日本製品の劣悪さを非難して集団訴訟を起こす事態となり、日本のGDP(国家収益)の稼ぎ頭の一つである日本車の販売にも大きく影響することから日本政府(皇室&自民党軍事政権)は終始、反論もできず平身低頭し、アメリカ政府からの要求も全て受け入れ、全米史上でも最大規模の約4,200万台に上るリコール(無償修理)と総額1兆円を超える損害賠償を行うこととなった。そのため、いかに皇室(政府)直轄とは言え、タカタ株式会社をそのまま存続させることは難しく、問題が表沙汰になる前に曉子氏の夫で会長だった高田重一郎を暗殺してアメリカ政府をなだめようとしたものの、上手くいかなかったためとうとうタカタ株式会社そのものを切り捨てるしかなくなった。こうして、小堀の発明品を盗用して2011年では世界市場で2割の生産を占め、世界2位の地位にまで上り詰め、年商6千億円、従業員約5万人、東京証券取引市場一部に上場した翌年の2007年には5千円もの高値を付けた大企業、タカタの株価は一夜にして紙屑となり、個人株主に100万円以上の損害を与えながらタカタ株式会社は倒産した。しかし、問題は単にタカタ株式会社一社を潰したぐらいで済むはずはなく、アメリカ政府が世界に向けて大々的に日本製品の品質劣化を報道したことでその印象は各国に広まってしまっているのだからそれを払拭するには相当、魅力的で失った信頼を取り戻せるような高品質な製品がなければならないが、湯川の中間子論から開発できるようになった原子爆弾(核兵器)に関する技術への信頼から戦後78年間、原子爆弾(核兵器)関連の部品を組み込んだ自動車や工業機械といった軍需製品をGDP(国家収益)の柱にしてきた日本経済の中で、今更、それ以外にこれといって世界市場で売れる製品など一つもなく、たとえあってもほとんど日本政府(皇室&自民党軍事政権)がこれまで作ってきた借金のせいで欧米政府(王室)に無料同然で盗り上げられるだけなので国益にはならないのだから今回、タカタ株式会社の失態は一社だけの損失に留まらず日本全体のGDP(国家収益)にも相当、打撃を与えたと言っても過言ではない。それぐらいこの問題は国全体に関わる深刻なものだったのだが、例のごとく能天気で根拠のない自惚れだけは人一倍強い日本政府(皇室&自民党軍事政権)は「何とかなるだろう」が口癖で、むろん、事態の深刻さを国民(大衆)に伝えることもしなければ、国民(大衆)の方も特に2001年の小泉内閣以降、政治や経済に関わる情報をまともに報道されなくなって教育水準が急速に低下していったためエアバッグ(空気枕)の問題がどう自分達の今後の生活に影響してくるかなど分かるはずもない。ただ自分達が買った高い車にタカタ製のエアバッグ(空気枕)が積まれていないかどうかは気にしてもそれよりももっと高くついて苦労することになる未来が待ち受けているとはこの時、誰も想像すらしていなかった。)と呼ばれる衝突事故が起きた際に仕込んである火薬の爆風で風船のように一気に膨らんで運転手や同乗者の身体と車体の間のクッション(緩衝材)となる部品が不具合を起こし、クッションどころか爆風が強すぎて部品の破片が吹き飛び、その破片で頸動脈を切断して死亡するなど、2020年までに全世界合わせた死者が26人、負傷者が290人以上にも上った欠陥エアバッグ事件で1兆円を超す負債を出して倒産したタカタ株式会社で、この事件以降、日本製品への世界市場の見る目がかなり厳しくなり、事件が起きた翌年の2018年には早速、EU(欧州同盟)との貿易協定が見直されて主食の米以外は農作物や魚介類などの水産食品から牛肉、チーズを始めとした乳製品、ワインやウィスキー、日本酒などの酒類、お茶、自動車及びその関連部品、工業機械、化学製品、紙類や衣服などの繊維製品、果ては鉱石資源から木材に至る生活資源のほぼ全ての関税が毎年、徐々に削減されてほとんど無税になるよう撤廃されることとなり(「経済上の連携に関する日本国と欧州連合との間の協定(平成30年条約第15号)」、または日本・EU経済連携協定を参照)、一見、かつて経済大国の日本が円高だった時代はEU(欧州同盟)からの輸入品が安く流入してきて国内の食料や生活用品を生産する企業が価格競争により苦労する印象が強く、関税が撤廃されることはむしろ日本にとっては利得となり、まして自動車や工業機械、その関連部品などの関税がなくなることはもっと日本車を始めとした日本製品を売り込める好機と見るかもしれないが、もはや円安になってしまっている現在、関税を撤廃してもしなくてもEU(欧州同盟)にとって日本車や日本製品が国内産業の脅威にはならず、むしろ高くても自国製品を売ることができ、食料や生活資源を安く日本から輸入できることになる。つまり、明治や大正、昭和初期にひたすら兵器や軍需品と一緒に食うに食えないまま薄利多売で米や農作物を作らされ、欧米人達に安く買い叩かれていたあの時代の再現である。(第107話『革命(2)』(注2)その1参照)それだけでなく、日本政府(皇室&自民党軍事政権)の借金はあの頃よりもっと膨れ上がっており、円高に戻る要因は何もない上、少子高齢化で全体の労働人口も減少していく最中、農林水産業に従事している若者などほとんどおらず、国内の食料自給率も低下する一方、それをあえて輸出に回したとしても2021年時点のGDP(国家収益)のうち農林水産業はわずか1%程度の稼ぎにしかなっていない。(国連による「National Accounts - Analysis of Main Aggregates」のCountry Profileを参照)それをさらに保護など何もなく関税がどんどん削減されていき、欧米諸国に安く買い叩かれていけば昭和金融恐慌の頃と全く変わらず日本国民(大衆)が飢えに苦しむことは必至で、行き着くところ、また日本政府(皇室&自民党軍事政権)が口減らし(=日本国民の大虐殺)を始めることになる。だから、世界中が異常気象による不作や凶作が続いて食料不足にある昨今、2019年からコロナ(偽病原菌)騒ぎが起こり、高齢者や障害者、貧困層、移民などがどんどん口減らし(虐殺)されていくようになった。(第116話『汚水』(注1)その4の陰圧室を参照)もちろん、食料の他にも鉱石資源や水、燃料なども枯渇してきており、どの国も資源のありそうな場所を求めて争奪戦に突入し、日本のわずかな資源でも狙われているため2015年にイギリスの経済紙の『The Economist』と『The Financial Times』から絶賛され、出版大賞に選ばれたスウェーデン王立工科大学の経済学准教授のステファン・フォルスター氏とスウェーデン政府の委託により公共施設や不動産などの資産管理を行うスタットゥム社の元社長で投資専門家のダグ・デッター氏が共同で書いた『The Public Wealth of Nations(邦題は『政府の隠れ資産』2015年発刊)』によると産業設備や不動産、交通、電力、水、通信設備といった公共資産を政府から民間の投資会社や管理会社に任せていくことでもっと効率的に資産が活用され、GDP(国家収益)が上がっていくとの主旨のようで、もちろん、この民間の投資会社や管理会社というのが自分達の経営している欧米企業であり、スウェーデン政府(王室)は半官半民の投資会社であるスタットゥム社(現、Förvaltningsaktiebolaget Stattum)に委託して成功したと言うのだが、第116話『汚水』(注1)その18で国連の世界幸福度報告についてスウェーデン、デンマーク、ノルウェーの北欧三か国のどれかが必ず上位に入るのは財政破綻を隠す為と話した通り、デッター氏が経営するスタットゥム社に任せてもスウェーデン政府(王室)の財政は改善などしておらず、それどころかデッター氏が社長だった頃に公共設備の一つである水道管をどうやら節約して(ケチって)粗悪な物に変えたらしくそれが経年劣化で錆びて寄生虫や病原菌が湧き、2010年頃からスウェーデン中部にあるエステルスンド市やシェルレフテオー市で2万人を超す市民が水道水に当たって下痢や腹痛などを訴え、病院に担ぎ込まれる騒ぎになったそうで、 第116話『汚水』でヨーロッパの水道事情について話した通り、元々、上下水道の概念がまるでなく、灌漑(水を人工的に引き込む)技術を始め、排水溝なども自前が多くて公共設備が中世からほとんど進歩していない欧米人達に水道のような産業及び生活基盤の管理を任せるなど都市機能を麻痺させるだけの破壊行動に等しく、ましていかに現在の日本より一人当たりの実質GDP(購買力)が世界17位と裕福そうには見えていても(2022年IMFによる一人当たりの実質GDPを参照)、実際の貨幣価値はデンマーククローネ以上に低くてユーロの導入も元からあきらめていたらしく(2003年にヤラセ国民投票によりユーロ導入を拒否)、1スウェーデンクローネが2023年時点、米ドルに対して0.0966米ドル、円に対しても13円ほどなのだから、そんな欧米の中でも国家経営の成績順で下から数えた方が早い落ちこぼれのスウェーデン政府(王室)の財政再建を手伝ったと言う投資専門家とこれまた机上の空論しか唱えない経済学者の「金融の専門家であれば不動産や資産、会社の経営が上手くいって利益が上がる」という、耳にタコができるほど言い聞かされてきた拝金主義らしい欧米人達の口車に乗せられたらそれこそ日本の公共設備はもとより、国土そのものが滅茶苦茶に荒らされるだけになる。ところが、借金漬けで二進も三進もいかない日本政府(皇室&自民党軍事政権)としては残された切り札が水や森林などの日本の国土に古代から根付いてきた資源を売るしかなく、そのため、2019年から「森林経営管理法」や「国有林野の管理経営に関する法律」などの法律が整備され(第116話『汚水』(注1)その7参照)、2021年から始まった岸田内閣の目玉政策であるデジタル社会構想とデジタル田園都市国家構想の両会議にフランス政府を始め、欧米政府(王室)が支援して設立させ、上下水道や公共交通、電力設備を管理し、2014年~2017年にかけてアメリカのミシガン州フリント川から引いている水道水に今時、考えられない時代遅れの鉛の給水管を使い、鉛中毒とよほどの汚染でなければ増殖しないレジオネラ菌による感染症を引き起こし、12人がレジオネラ肺炎で死亡、87人が感染し、少なくとも10万人が被害に遭って、うち6千人以上の乳幼児が脳神経や筋肉などに麻痺や障害を負いかねない高濃度の鉛にさらされただけでなく、住宅を中心とした周辺の地価を大幅に下落させて不動産市場も壊滅させ、詐欺罪を含めて79件もの集団訴訟で訴えられた(The Flint water crisis)ヴェオリア・ウォーター社の日本支部の代表である野田由美子氏を出席させ、国政に意見を求めるようになったのも(第116話『汚水』(注1)その15参照)日本政府(皇室&自民党軍事政権)によるあからさまな売国行為であり、これまで日本の技術や発明品の数々を何でも欧米人達に明け渡してきただけでなく、今度は日本の国土の7割を占めている森林とそこから生み出される日本国民の生命を支える水まで無料同然で売られることは間違いない。そうなれば上述したスウェーデンやアメリカの事件と同じく日本でも水道水の汚染や渇水、森林の乱伐が行われることは必至で、GDP(国家収益)が上がるどころか人々の生活基盤である水を失えば日本という土地の上で暮らせなくなるのだから日本の国自体、消滅しかねない。その危機感が日本政府(皇室&自民党軍事政権)を始め、それを支持して現代でも日本人でもない異民族の皇室を純血の日本人、神の子孫と崇め奉る臣民にはまるでなく、森も水も空気も消えるはずがないと何の根拠もないのに確信しているらしく、人類史上、これまで一度も起きたことがない自分達がでっち上げたビッグバン(地球大爆発)創世記は信じられても何度も渇水を起こしてきている利根川や降水量が少なくて断水の危機に追い込まれた小向ダム、酸素(O)が消えて動植物の死骸を分解する細菌まで死滅し、真っ黒な炭素の塊となった化石の証拠(海洋無酸素事変または第116話『汚水』(注1)その14参照)があってもそれらの事実は信じられないようで、キリスト教に仏教、イスラム教、ユダヤ教、皇室神道、創価学会、ヒンズー教と名前こそ変えられているものの、未だに一万年近く前のゾロアスター(暴力&戦争礼賛)教という邪教に狂ったまま自然(神が創りし庭)がこの世から消えるはずがないと天の神を侮り、「人を殺してはならない、お前達が住む地球やお前達に恩恵を与えている宇宙を汚すな」と懇々と教え諭し、何度も警告し続けた神に逆らって人殺し(戦争)の玩具(兵器)作りを優先させてきた日本政府(皇室&自民党軍事政権)の危機感の無さと傲りを示した例が千葉県での日本製鉄株式会社による工業廃水(チオシアン酸アンモニウム液)をこっそり小糸川に流し込んだ事件であり、日本政府(皇室&自民党軍事政権)も日本製鉄株式会社の経営陣もいつものごとく全国どこでも、世界中の誰もがやってきた些細な失態と気にもかけないだろうが、大量に死んだ魚やプランクトンはもう蘇らない。水も彼らの思い込みとは異なり、無限に彼らが垂れ流す汚染や失態を受容し、浄化してくれるわけでもない。そうして、人が人を憎んで火打石(=Thunderstone、石と石を打ち合わせて発火させる種類の鉱石のことで、主にフリント(または燧石。主成分は珪酸)、ジャスパー(または碧玉。主成分は二酸化ケイ素や酸化鉄など)、メノウ(主成分は二酸化ケイ素)、石英(主成分は二酸化ケイ素)、黒曜石(主成分は二酸化ケイ素や酸化鉄など)、サヌカイト(または讃岐岩。主成分は二酸化ケイ素や酸化鉄など)、ホルンフェス(黒雲母石などの岩や砂がマグマの熱によって変成した変成岩の総称で、黒雲母ホルンフェスの主成分はケイ酸塩)、チャート(または角岩。主成分は二酸化ケイ素)といった鉱石が火打石として使われるが、ヨーロッパの石器時代ではフリント(燧石)が使われていたため火打石というとフリントと同義になった。いずれの石も主成分がケイ素=ガラス、黄土、シリカ、シリコン、珪藻、珪藻プランクトンの焼死体(第116話『汚水』(注1)その14のアモルファスシリコン系半導体を参照)であり、現代の原子爆弾(核兵器)の副産物でもある。(第116話『汚水』(注1)その8参照)つまり、石器時代はこの火打石が原子爆弾(核兵器)だったわけで、そのため、英語ではThunderstone(雷石)とも呼ばれ、ヨーロッパでは魔除けや雷除け、厄災から身を守るお守りとして身に着けたり、幸運を呼び込むパワーストーンとして家に飾ったり、ビールなどのお酒を火打石に掛けて供物として捧げ、礼拝を行っていたらしく、いわば石器時代から現代の21世紀まで各国政府(王室)とその臣民が信仰してきた宗教=ゾロアスター(暴力&原子爆弾礼賛)教の礼拝儀式や呪文、魔法の基礎となっているのがこの火打石であり、言い換えれば、“宗教”とは鉱石、宝石、岩石といった石を神と見て石仏や墓石に頭を下げて拝み、鉄などの金属鉱石から刀剣を始めとした武器や兵器を造り、金や銀などの宝石から硬貨を鋳造し、城石を積み上げて自分達の身を守ろうとするように石こそ人間にあらゆる恵みを与えてその生命及び財産を守ってくれると信じる説である。だから、日本でも妊娠していた神功皇后が戦地に向かう前にお腹の子を守る為にさらしに石を入れたことを(第110話『灌漑』(注2)参照)宗教行為と倭族(皇室)に誤解され、神社仏閣などでは今でも鎮懐石または子安石と呼んで安産や腹痛、腫物などが治癒できると拝むそうで、霊感商法で何百万円もの値段がそこらにある石に付けられて売られるのも、パワーストーンという言葉がネット記事で盛んに唱えられるのも宗教とは石が神であり、人間がこの世で抱くあらゆる願いを叶えてくれるのも鉱石、宝石、岩石=火打石が持つ力のおかげと考えているからである。)で作られた打製石器の武器や兵器でもって殺し合い、氷河期だった地球がその熱で温暖化すると共に世界の様々な氷山で削られ、打たれ続ける火打石の破片が飛び散ってどんどん砂漠化(ガラス化)し、かつてノアが氷河期の崩壊を予告した通り、酸素(O)が枯渇して氷河も氷山も本当に崩れて大洪水となり、人も動物も全て押し流されて滅亡していったように(創世記6章~9章、第92話『ロゴス(言葉)(2)』(注8)~第94話『水源(2)』を参照)、また、その後も冶金(製錬&精錬)を覚え、サンダーバードや天の牡牛(第111話『歴史書』参照)、ブラフマ・アストラ(第116話『汚水』(注1)その8参照)といった新たな原子爆弾(核兵器)を開発し、再び地球の大地を焼き払ってモヘンジョダロ近くにあったインダス文明の都市が消え、サハラ砂漠のクフラの井戸も干上がり(第116話『汚水』(注1)その8参照)、4百年間という長きに渡って世界各地で渇水や干ばつ、飢饉が起こり(第116話『汚水』(注1)その19参照)、聖書の『哀歌』で詠われたように荒れ果てていく田畑を始めとした産業基盤をあきらめ、世界のあちこちで人々が住み慣れた土地を離れて水や食料、仕事を求めて移住していき、軍拡により水や食料に加えて青銅器(銅+錫)に欠かせない錫石や砂錫などの鉱石資源も乱掘され、大気汚染で質が低下したり、光合成(太陽光による呼吸分解)が上手く進まず結晶そのものが造られないまま減少していくようにもなり(第97話『不浄(1)』参照)、戦争(人殺し)や飢饉による労働人口の減少と共に技術も廃れて青銅器を作り続けるのも難しく、より安価で容易に入手でき、さらに技術水準が低くて未熟な者でも簡単に造れる鉄器へと素材も変わるようになり(The Late Bronze Age collapse、前1200年のカタストロフ)、そうしてその鉄器時代もまた、荒廃していく自然環境の中で持ち堪えられず、飢えや渇きに我慢できず怒りと憎悪をたぎらせた様々な蛮族が戦争(人殺し)や暴動を始めて略奪や強姦を行い、そこから様々な王朝(神に歯向かって宗教に血迷う暴力団)が興っては消え、これも聖書の『イザヤ』や『ダニエル』、『エレミア』といった預言書や旧約聖書全般に描かれる通り(第100話『智慧(1)』(注3)参照)、悪政と武力(暴力)で抑えつけて少なくなった食料や物資を独占しようとする王朝(神に歯向かって宗教に血迷う暴力団)とそれをはっきり非難し、警告して国土や大衆を救おうと再生の為に立ち上がる預言者達の攻防が繰り広げられ、元から食料や物資を増やす能力がなく、大衆から奪い取ることが難しくなった王朝(神に歯向かって宗教に血迷う暴力団)が当然ながら負けることとなり、虐殺や拷問といった恐怖政治を敷くアッシリア帝国の重税を拒否し、それに怒って水道を止めて攻撃してくるアッシリアに対抗し、地下水路を張り巡らせてシロアムの泉(第41話『家族』&第47話『盲人(2)』参照)に水を運ぶようシロアムトンネル(=The Silóam tunnel、Nikbat HaShiloaḥ、2列王記20章20節参照)を築いたユダのヒゼキア王(第116話『汚水』(注1)その3参照)や自国であるユダヤの悪政と暗愚な君主を批判して弾圧されていた預言者のダニエルやエレミアを救い出し、彼らの持つ文明(神が与えし智慧)を活用して軍拡よりも国土の再興に努めた新バビロニア王朝のネブカドネザル2世(第116話『汚水』(注1)その14の空中庭園を参照)など、今よりも武力(暴力)が公にまかり通っていた時代であっても少しでもより“良い”政治や理性(良心)に適った判断を行う者に国権が渡ることとなって青銅器時代や鉄器時代が終わっていったように、結局、どれだけ道理を捻じ曲げ、目先の利益を追い求めて戦争(人殺し)や軍拡に精を出し、一時はそれが手に入って裕福になったり、何でも叶うように見えて争い続けても最後は勝者など誰もおらず家も国土も何もかも失って死滅していくか、以前よりももっと惨めな暮らしに追いやられ、あれほど否定して侮り続けてきた“神の救い”にすがるしかなくなるだけなのに、過去の歴史を学ぶことはもとより、これまでの自分達が犯してきた失敗例さえ振り返りも反省もせず、そのため、秋田県にある様々な鉱山が江戸時代は環境保護に力を入れる徳川政権が運営していたため資源が豊富に産出していたのに環境汚染や乱掘しかしない軍拡一辺倒の明治政府(皇室&自民党軍事政権)が運営するようになると途端に枯渇していったように(第116話『汚水』(注1)その17参照)千葉県も今ではすっかり「石(鉱石)なし県」などと汚名を着せられているようだが、元々、日本最大の流域面積を持つ利根川を始め、地形からして膨大な水資源になるよう灌漑(水を人工的に引き込むこと)されているのに葦原中津国(現、日本)を建国した大和民族が鉱石資源を造らないはずはなく、日本でも有数の工業地帯として古代から栄えてきたのだから本来、千葉県は資源に恵まれた地域になるはずで、実際、千葉県北東部の下総台地から南東部の房総丘陵まで砂鉄やニッケル、天然ガスなどが産出し、天然ガスは今でも茂原市にある茂原ガス田、山武市の成東ガス田、夷隅郡大多喜町の大多喜ガス田を中心に、日本国内では新潟県長岡市の越路原丘陵にある南長岡ガス田(年間生産量は約15億㎥、大体、一日当たり260万世帯に供給できる量で、いわゆる都市ガスと呼ばれて配管を通じて供給される液化天然ガス(=Liquefied Natural Gas、略してLNG)の2021年の輸入量は1,013億㎥(イギリスの大手石油会社のBP社による2022年度版「Statistical Review of World Energy」を参照)、それと比べて南長岡ガス田の生産量はわずか1%程度に過ぎないが、そもそも都市ガス(液化天然ガスまたはLNG)や石油から生成されてボンベなどで飲食店などに運ばれてくるプロパンガスやブタンガスなどの液化石油ガス(=Liquefied Petroleum Gas、略してLPG)と併せ、ガスが燃料として使われるのは日本のエネルギー(燃料)全体の割合からするとわずか9%ほどでしかなく(2022年11月22日発表の資源エネルギー庁による「令和3年度(2021年度)エネルギー需給実績を取りまとめました(速報)」を参照)、しかもそんな1,013億㎥もの膨大な量を英米両政府の植民地であるオーストラリアやマレーシア、カタール、アメリカ、ロシアといった海外から輸入してきてその4割が都市ガスになっても後の6割以上を一体、何に使っているのかと言えばわざわざガスから電力に転換して使っており、それだけ投入して電力を生成したとしても第116話『汚水』(注1)その13でシェールガスの実態を話した通り、大量の水を使って深く掘り下げて採掘し、手間暇かけて何とか液体にして日本まで運んでくる液化天然ガス(シェールガス)は窒素(N)や硫黄(S)などの不純物が多くて火力が弱いため(表向きは石炭より二酸化炭素(CO2)や窒素(N)、硫黄(S)が少なく環境汚染のないクリーン燃料と宣伝されるが、液化天然ガス(シェールガス)は精製して使うものなので製品化した後で比べれば当然、石炭より不純物は減るものの、精製途中で汚染物質が排出されるため結局、環境汚染されることに変わりない。)大した発電量にはならず全体の電力量の約34.5%しか作れない。後の7割近くの電力量を賄っているのは2021年時点では液化天然ガス(シェールガス)の次に多いのが石炭の約31%、その次が2010年までウランによる原子力だったがウランが枯渇してきているため(第116話『汚水』(注1)その13参照)太陽光や水力による発電が合わせて約15.8%にもなってきており、その次がウランと同じく枯渇が懸念される石油が約7.4%、原子力が約6.9%、バイオ燃料(第116話『汚水』(注1)その7参照)が約3.2%、風力では約0.9%、地熱は約0.3%と(2022年11月22日発表の資源エネルギー庁による「令和3年度(2021年度)エネルギー需給実績を取りまとめました(速報)」を参照)、天然ガス(シェールガス)の採掘にも水資源は欠かせないが、直接、発電するにしても水力は欠かせないものになってきてる。だが、ガスにしても電気にしても、実際のところ、日本で使われるエネルギー(燃料)のほとんどが家庭用ではなく、日本政府(皇室&自民党軍事政権)が推し進める軍需産業を中心とした製造業で消費されているだけなので、はっきり言って無駄である。なぜなら、2021年の日本全体のエネルギー消費量12,330ペタジュール(=petajoules、エネルギー単位のことで1PJは1千兆ジュール。電力で例えると1時間に1キロワット(kW)の家電製品を一人が使うと360万ジュールなので、約1億2,500万人の日本国民全員が掃除機(1kW)と乾燥機付き洗濯機(1kW)を同時に1時間、使い続けると大体、1ペタジュールになる。)の内訳を見てみれば、製造業が43.7%と最も多く、次がサービス業やオフィスビルなどの第三次産業が16.6%、その次が家庭用で14.5%で、続いて飛行機などの旅客部門が12.2%、貨物部門が9.9%、最後が農林水産鉱建設業の3.2%となっており、さらに製造業の業種を見ると1970年~2020年までほぼ変わっておらず製鋼業が26.4%、化学が40.5%、陶磁器、ガラス、セメント、石膏などの窯業・土石製品製造業が6.7%、紙やパルプ製造が5.7%、加工組立製造業が20.7%で(資源エネルギー庁が公表している「令和3年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書2022)」を参照)、要するにエネルギー(燃料)を最も多く使う製造業のうち、製鋼業と化学工業、双方共、原料から窒素(N)や硫黄(S)などの不純物を取り除く為に加圧や加熱処理を行う際、エネルギー(燃料)を消費していて、鉄鉱石を始めとした原料に不純物が多く含まれるのも自分達が核汚染物質などの有害物質を使って兵器を造り、それを実験して大気や水を汚染し、その不純物が原料である鉱石に多く吸い込まれる訳で、それを再び取り除く為にわざわざ海外のあちこちから燃料資源を買い漁り、膨大なエネルギー(燃料)を消費しているのだから無駄としか言いようがない。しかも、そうやってせっせとエネルギー(燃料)を使って不純物を取り除き、鉄鋼製品や化学製品を造ったとしても原料からして劣悪なのですぐに壊れる。そのため、ウーツ鋼やデリーの鉄柱などの古代のカーボンナノチューブ(炭素鋼)が1千年以上、経っていても腐食する(錆びる)ことも壊れることもなく使えるのに対し(第105話『欺瞞』参照)、現代の鉄鋼は高級品でも50年足らずで劣化してボストン市の高速道路の天井板のように崩落するのだから(第116話『汚水』(注1)その14参照)技術も何も進歩していない。それでもなお、しつこく軍拡にこだわって軍需産業(製造業)だけに力を入れてきた結果、今ではもっと地球環境が悪化して不純物どころか原料にする鉱石や燃料まで枯渇してきて、その減った分を補うため家庭用の燃料を質が悪くて火力の弱い都市ガス(シェールガス)に変えて軍需産業(製造業)には火力が強い方のプロパンガスやブタンガスを使わせたり、あるいは家庭や大衆には節電させて軍需産業(製造業)には優先的に電力を使わせるなど、日本政府(皇室&自民党軍事政権)がいかに苦心して資源をやり繰りしているかなど全く与り知らないが、そんなやり繰りをしたところで自然(神が創りし庭)を破壊するだけの軍拡をこれ以上、続ければ遅かれ早かれ資源は枯渇し、製造業すら営めなくなっていく。だが、相変わらず能天気で無責任な日本政府(皇室&自民党軍事政権)はEU(欧州連合)と経済協定を結んでわずかに残された日本の鉱石や燃料まで叩き売ろうとしているらしく、資源の先行きを心配する欧米政府(王室)の方が日本政府(皇室&自民党軍事政権)よりまだ正気かもしれないが、結局、彼らも軍拡し続けることに変わりはないのだから今更、焦って他国から奪い取ったとしても悪化する一方の自然環境ではいずれ資源は地球からも消えていく。そうして、これまで食料や資源の種(結晶)をその胎内で育み、わたし達、人類に多大な恩恵を無償の愛でもって与え続けてくれた母なる地球に理不尽な暴力(武力)を振るい続けた為に全てを失い、かつては至る所でいくらでも採れて決して無くならないと思って好き放題に鉱石や岩石を使い、武器や兵器を造っていた人類は、氷河期の崩壊後、少なくなった鉱石を長く使えるよう工夫しなければならなくなり、豪快に打ち砕いて作る打製石器から砂などで鉱石や岩石を細かく丁寧に研磨して作る磨製石器へその製法を変え、研磨した後も屑になった石を大事に使って細石器(第96話『合金(2)』(注1)参照)にするなど、合金に必要な錫を失った為に青銅器から鉄器を作らざる得なくなったように資源も地球も人類が蔑ろにして壊せば必ず失われ、その何も無い状態から再びやり直して生き残っていくにはそれまでの知識や技術では役に立たず文明(神が与えし智慧)により新たな知識や技術を自らの汗と涙で生み出さなくてはならなくなる。その過渡期に日本も世界もあるようで、南長岡ガス田を始めとした新潟県に広がる国内最大の油田やガス田、それに続く千葉県や秋田県、北海道、山形県などにある油田やガス田も2007年を境に年々、その生産量を減らしてきており、その中のいくつかは既に枯渇して操業停止になっていて(日本の石油大手企業のENEOS株式会社の「第24表 国内主要油・ガス田の年間生産量の推移」を参照)、まさに消えゆく資源の中でどう生き残っていくのかこれまでのように日本政府(皇室&自民党軍事政権)に任せっぱなしにせずわたし達、日本国民一人一人が新たな知識や技術を生み出していかなければならないと言えるだろう。)に次いで第二の天然ガス田帯として千葉県の他、茨城県、埼玉県、東京都、神奈川県の面積約4,300㎢に渡り、推定埋蔵量が7,360億㎥、実際に採れそうな埋蔵量が3,685億㎥に及ぶ南関東ガス田が存在し、生産量は年々、減っていてもちゃんと稼働しており、3千m~5千mもの深い所まで掘り下げないと採掘できない新潟県などのガス田(構造性天然ガス)とは違って、地下水に溶けて埋まっているため1千m~2千mほど掘り下げれば採取できる水溶性ガスなのだから水と共に大気を汚染しなければもっと楽に多くいつまでも採り続けられるのに日本政府(皇室&自民党軍事政権)が管理し出して子飼いの業者に採掘を許可してからは案の定、地下水を汲み上げすぎて地盤沈下を起こし、千葉県ではないが、南関東ガス田の鉱床地帯の一つである東京都ではガスを採掘できなくなったそうで、天然ガス以外の砂鉄やニッケルも採り尽くされて既に閉山になっており、その中の一つである鴨川市にあった嶺岡鉱山も皇室(政府)御用達の鴨川化成(現、キッコーマンバイオケミファ株式会社)に乱掘されて鉱山としては操業できなくなったものの、今でも鉱山跡地は皇室(政府)が我が物と言わんばかりに占有していて、鴨川神社なる他の神社とは違って皇居に向かって建てたという一般人は立ち入り禁止の社殿を構え、キッコーマンバイオケミファ株式会社が実際の管理を行っており、神社がそこにあることからしていかにも稽疑=易占や呪術を国家経営の規範に置く(第116話『汚水』(注1)その19の洪範九疇を参照)皇室らしい宗教にすがった神頼み経営だが、そんな神社を建てて神に祈っても鉱石はもう出てこない。だから、まだ採掘できるガス田も2007年1月13日に太平洋沖の日本海溝と繋がっている北海道東部の千島海溝で兵器実験をして千島列島沖地震を起こし、北海道から兵庫県まで揺すって地下水を変動させ、さらにその年の8月28日には皆既月食も起きているのだから(第116話『汚水』(注1)その19参照)特にその2007年以降、生産量が減っていくのは当然で、日本国の基盤(土台)である地球を暴力(武力)で壊しておきながら神社や宗教にすがって地球が生み出す資源だけを欲しがってもそんな無茶な望みが叶うわけがない。そんな当たり前の道理(自然法則)が21世紀の今でも通じないのが自分達ででっち上げた石(鉱石、宝石)の兵器と先祖を拝む宗教に狂っている日本政府(皇室&自民党軍事政権)とその臣民なので彼らがいくら口でうまい儲け話(国益)や魅力的な仕事(国策事業)を唱えても所詮、彼らの頭の中で描いただけの夢でしかないのだが、その夢と現実の区別がつかない人達が根拠も実績もない自分達の能力を過信して1億2千万人以上の日本国民をまとめ、その一生を面倒見てあげましょうと言っているのだからこれほど怖い話はない。それゆえ、彼ら日本政府(皇室&自民党軍事政権)にこれ以上、日本を任せるのは危険だと本作品でもって提言させていただいた訳で、前話で話した千葉県と神奈川県の間を繋ぐ東京湾アクアラインの経済効果によって今後、人口や景気が回復していくなどという彼ら日本政府(皇室&自民党軍事政権)の夢物語は一切、実現することはない。それどころか今後、日本国民全員の食料や資源、燃料を賄っていけるかどうかもかなり危うい状況で、冗談や陰謀論ではなく、早急にこれを解決していかなければ日本の国全体の存亡に関わる。なぜなら、25年が経った東京湾アクアラインの真の危険度を無視し、見た目の運行状況に満足した日本政府(皇室&自民党軍事政権)はその技術や経験を基に今度はリニア新幹線を敷こうとしているからで、日本版バベルの塔とも言えるリニア新幹線はまさしく日本の致命傷になりかねない。と言うのも、彼らが計画している路線の8割以上が山岳トンネルである上、日本の磁場である最高峰の富士山が月から引っ張ってきた水源をさらに各地の山へ送る中継点となっている木曽山脈(中央アルプス)や赤石山脈(南アルプス)に穴を開けてトンネルを掘るというのだから、日本政府(皇室&自民党軍事政権)が明治時代に一大国家事業として大阪に亀ノ瀬トンネルを開通させ、その後、どうなったか話した通り(第116話『汚水』(注1)その19参照)、また、国土交通省が亀ノ瀬トンネルで起こる地すべりやがけ崩れ、土砂災害対策として排水や地下水を除去する抑制工法を2023年現在もなお、続けているとも話したように彼らがトンネルを掘ると必ず水を抜いてしまうため山が崩落する危険がある。しかも、木曽山脈(中央アルプス)や赤石山脈(南アルプス)のある場所は第116話『汚水』(注1)その18で海底でマグマが地球のプレート(岩盤)の割れ目から噴き出し、その溶岩流が積み重なってできた海嶺やそこからグリーンランドができた話をしたが、それと同じくこの日本もちょうど静岡県静岡市から新潟県糸魚川市までの糸魚川静岡構造線(糸静線)が日本列島の西側を造った海嶺で、まだはっきりとは確定されていないが、新潟県阿賀野市にある標高912mの五頭連峰から越後山脈を通って群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼郡湯沢町の県境にある標高1977mの谷川岳までの新発田小出構造線と新潟県柏崎市から千葉県までの柏崎千葉構造線が日本の東側を造った海嶺であり、この東西の構造線の間が日本列島を分断するフォッサマグナ(日本大地溝帯。第116話『汚水』(注1)その6参照)になっていて、人類が誕生する前はこの一帯は海に浸かっていたため今でも地下水に海水が混じることがある(塩水化)。しかし、海の中にあったフォッサマグナ(日本大地溝帯)がその後、沈むことなく陸地として隆起し続け、さらに海水が陸の中に入ってこないよう押し留めているのは山から海へと流れていく雨水を始め、草や花、樹木といった植物の樹液や土壌から押し出される水だったり、第116話『汚水』(注1)その17で話したトンボ(だんぶり)などの水生昆虫が分泌するわずかな水滴ですら川の水や地下水を増量させ、元々、冷たくて沈みがちな山の水がさらに増えて重くなり、陸の下に潜り込んで上部の陸地を浮かせて支えながら海水が入ってこないよう押し返しているのであって(第116話『汚水』(注1)その14のバビロニアの空中庭園を参照)、山に穴を開けて山全体が持つ保水量を減らしてしまうとその分、地下水が減って陸地を浮かせて支える力が弱まり、地盤沈下するか、あるいは海水が入り込んで地下水が飲めなくなったり、田畑が塩害で枯れることになる。もちろん、農業の他にどんな産業も真水が使えなくなるわけで都市機能が麻痺することにもなる。その上、第94話『水源(2)』でグレートリフトバレー(大地溝帯)が地熱活動によって真っ二つに割れた話をしたが、フォッサマグナ(日本大地溝帯)も地下水や海水の変動で地熱活動を不安定にさせて陸を揺るがせ、新潟県全域から関東圏、東海に至るフォッサマグナ(日本大地溝帯)一帯だけぽっかり海に沈むことにもなりかねない。しかも、それだけでなく、たとえ富士山が海に沈まなかったとしても地盤沈下でその標高が下がったり、富士山からの水源を日本各地の山に送っている木曽山脈(中央アルプス)や赤石山脈(南アルプス)がトンネルのせいで崩落して水源の中継点としての役割が果たせなくなると関東だけの問題では済まなくなり、日本全体の水資源の枯渇にも繋がっていく。それぐらいリニア新幹線は日本に悪影響しか与えないのだが、表面的な水量の増減しか頭にない日本政府(皇室&自民党軍事政権)は目下、赤石山脈(南アルプス)から静岡空港の真上を通って静岡県焼津市と榛原郡吉田町の間を流れ、最後は駿河湾に注ぐ大井川の流量を巡って静岡県知事の川勝平太氏とヤラセの討論合戦を繰り広げているようだが、他の地域や川については一切、触れられず、なぜ、静岡県知事の川勝氏だけが反対し、大井川のみの流量だけが討論されているのかと言うと別に川勝氏が主張しているような流域人口62万人以上の生命の水を守る為でも、農業用水の枯渇を心配しているわけでもなく、単に川勝氏自身が個人的に政治資金をもらっている中部電力株式会社から圧力をかけられているからで、上述の通り、石油や石炭、ウラン、天然ガス(シェールガス)など、どの燃料資源も2023年現在、かなりひっ迫してきており、日本の国全体が太陽光や水力発電に頼らざるを得ない状況で、その中で中部電力株式会社は特に水力発電を主な供給発電源にしており、たとえ2011年から運転停止している静岡県御前崎市にある浜岡原子力発電所を改装してウラン以外の別の燃料資源を使ったとしても138万kWしか出力できず、改装した原子力発電所が稼働するのも未定で、2021年時点、5,462,750kWを出力する中部電力株式会社が持つ水力発電量のわずか1割ほどであっても大井川に乱立してきた水力発電用ダムの貯水量を減らすわけにはいかず、大井川以外でも中部電力株式会社の水力発電所の大部分がリニア新幹線の予定路線と被っているのだから川勝氏が中部電力株式会社の声を代弁する形で表舞台で日本政府(皇室&自民党軍事政権)とその解決策について議論し合うことになったのだが、元々、リニア新幹線に盾突く形で反対意見を述べる立場になった川勝氏自身、本音はリニア新幹線に大賛成であり、以前、静岡空港の建設に関しても県民から反対意見が出た際、「何としてもですね、あの空港を立派に育てようと決意して知事になったんです」(『中日新聞:“川勝劇場” 空港質問に無視と熱弁:ウイークリー川勝知事:静岡(CHUNICHI Web)』2009年12月12日掲載分を参照)と言うぐらい軍需施設に抵抗を感じないようなので到底、自然(神が創りし庭)を守ろうなどと考える人物でないことは確かであり、1988年から沼津市が推し進めていた沼津駅を高架線にする計画でも駅構内にある貨物ターミナルや車両基地を他所の土地を買い上げて移転させようとしていたのだが、該当する土地所有者の166人のうち48人が反対したため沼津市は強制収容しようとしたところ、川勝氏がこれに反対して選挙に当選し、その後、その公約をひっくり返して強制収容を行うことに賛成する側に寝返ったという、朝令暮改(AD1世紀に後漢王朝に仕えていた歴史家の班彪とその息子の班固、娘の班昭が編纂し、前漢王朝時代の歴史をまとめた『漢書』に出てくる奸臣(能力に見合わない地位に就いて国を滅ぼす家臣のこと。第107話『革命(2)』)(注2)その3の西園寺公望を参照)と呼ばれた晁錯という政治家の言葉で、「勤苦如此、尚復水旱之災、急政暴賦、賦斂不時、朝令而暮改(苦労して田畑を耕しても洪水や干ばつなどで収穫が思うようにできず、急な課税をされても金銭ではすぐに払えず、朝にそんな増税の命令が出て、夕暮れに支払えと言われても無理がある。)」と晁錯が金銭での税金を止めて穀物そのものを多く収めた者に爵位を与えるという納粟受爵制度を自分の主君の景帝に提案した際に言った朝令暮改、「朝、急な課税の命令が出ても農民は商人に自分達の農作物を買い取ってもらって金銭に換金するには時間がかかるので夕暮れに増税分を支払うには無理がある」からできた故事なのだが、一見、農民の生活の苦労を思いやって金銭から収穫物での納税に変えた良策と思われるかもしれないが、増税をしないと言っているのではなく、金銭では払えないので農作物で払わせた方が効率がいいし、商人に買い取らせてから納税させても実際の価値は金銭よりも農作物の方が高いのだから商人に私腹を肥やさせる機会を与えるべきではないという含みを込めた腹黒い晁錯の偽善的な提言である。それが現代の日本語ではそのまま直訳されて「朝、命令が出されて夕方、その内容を改められては従うには無理がある」に変えられることとなった。つまり、日本語では命令の内容自体が朝と夕方で変わっていると誤解されて訳されたため今では政策や法律、経営方針が度々、変わって一定しないことを指す言葉となっている。)と言うより、最初から公共事業に反対する者に味方する振りをしてその反感を和らげ、自分への関心や世論を煽ってから世間がその話題を忘れた頃に公約を反故にして反対勢力を切り崩すという作為的な政治手法なので、いわばデマゴーグ(大衆扇動家。第103話『略奪』(注1)参照)または策士である。それゆえ、大井川の渇水問題にしても川勝氏自身は大して興味も関心も持っておらず、実を言うと、川勝氏が推し進めた静岡空港こそ大井川の渇水をさらに深刻化させた原因の一つでもあるのだが、と言うのも立地条件がまさしく第116話『汚水』(注1)その17で話したカザン国際空港とそっくりで、磁場の強い富士山から直接、引っ張ってきた水源をこれまた3千m級の山々が連なる赤石山脈(南アルプス)から流し下ろすという、ヴォルガ川に匹敵するほど本来、大井川は流量が多い川のはずで古代に灌漑(水を人工的に引き込むこと)を行った時から既に急流になりがちな中流部は大きく蛇行させて流量を操作していて(鵜山の七曲り)、さらに橋を掛けても流されやすいためあえて橋を掛けず馬や人の背に乗せてもらって川を渡るという川越制度を設け、それでも川越を引き受けてくれる人夫達が口ずさむ民謡でも「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と歌われるほど難所中の難所であり、さらに人夫の肩まで水位が上がると即、川を渡ることすら禁じられた流量だったのだから、そんな大井川が渇水するなど江戸時代では到底、考えられないことだったのだが、それがいつしか変わっていったのは英米に借金して倒幕し、明治維新以降、英米の属国となった明治政府(皇室&自民党軍事政権)が治水の知識も技術もまるでなく、むしろそれを日本から盗みにやって来たイギリス政府(王室)の技術者をわざわざ招き寄せ、水力発電用のダムを建設するようになったからで(日英水力発電株式会社)、これが中部電力株式会社の始まりとも言える施設で、山の環境が破壊されたことから流量が減っていくようになり、それでもダム建設は田代ダム(または田代川第一&第二発電所。出力40,100kW、昭和3年(1928年)完成)や千頭ダム(または湯山発電所。出力22,200kW、昭和10年(1935年)完成)、大井川ダム(または大井川発電所。出力68,200kW、昭和11年(1936年)完成)、寸又川ダム(または大井川発電所。出力68,200kw、昭和11年(1936年)完成)と第一次及び第二次世界大戦に向けての電力確保のため次々と建設され、加えて戦時中の食糧難を凌ぐため大井川周辺に新田も開拓するようになって農業用の水路も引かれることとなり、さらに軍需工場も河口一帯にどんどん建てられていったことから工業用水として川の水と一緒に地下水も汲み上げられていき、戦後もその軍拡路線は改まることはなく相変わらず治水の知識や技術は低い一方、軍拡だけはやたら詳しい欧米人達を招き、軍拡用の電力を確保する為だけの中空重力式ダム(ダム本体の堤の内側に空間を設けてコンクリートの量を減らしながら全てコンクリートで固める重力式ダムと同じ強度で水をせき止める方式のダムのこと)である井川ダム(または井川発電所。出力62,000kW、昭和32年(1957年)完成)を始め、それと一緒に建てられた重力式ダムである奥泉ダム(または奥泉発電所、出力92,000kW。昭和30年(1955年)完成)に発電用ダムではないが、大井川の水を一旦、せき止めて取水し、大井川の支流の笹間川にある貯水と発電を兼ねた笹間川ダム(または川口発電所。出力58,000kW、昭和35年(1960年)完成)や大井川の下流にある川口ダム(または川口発電所。出力11,700kW、昭和36年(1961年)完成)に水を送り、発電力を高める役割を担っている塩郷ダム(高さ3.2mほどで15m以上がダムであるため正式には塩郷堰堤。昭和35年(1960年)完成)まで造られ、この時点で大井川からの取水は既に限界に達し、膨大な流量を抑えようと大きく蛇行させて灌漑(水を人工的に引き込むこと)をしていた鵜山の七曲りがもはやその面影もないような砂漠と化し、水を途絶された周辺の農家や民家からこれ以上のダム建設に反対する激しい抗議運動も巻き起こったのだが、それでもなお、頑なに軍拡を推進したがる気狂いの日本政府(皇室&自民党軍事政権)とそのお抱え企業の中部電力株式会社はその場凌ぎで秒毎にダムの貯水から一部を放流して反発する地域住民との妥協点を図りつつ、電力需要の少ない深夜に下流にある貯水池から上流の貯水池へ水をポンプで汲み上げてから電力需要の多い昼や夕方に一気に水を流して電力を上げる揚水式発電の畑薙第二ダム(または畑薙第一及び第二発電所、東河内発電所。出力171,170kW、昭和36年(1961年)完成)及び畑薙第一ダム(または畑薙第一発電所。出力86,000kW。昭和37年(1962年)完成)や塩郷ダム(塩郷堰堤)のように周辺にある木賊堰堤や滝見堰堤、聖沢堰堤からかき集めた水を貯めて発電用に回す赤石ダム(または赤石発電所。出力40,500kW、平成2年(1990年)完成)、さらに自分達が行った兵器実験で豪雨や洪水などが起きるとその災害を言い訳にしてダム建設への反対意見を押し切り、平成14年(2002年)に建てたのが1974年5月9日に静岡県の東端に位置する伊豆半島沖で起こした伊豆半島沖地震で死者30名、負傷者102名、賀茂郡南伊豆町にある下賀茂温泉や伊東市の伊東温泉などで温泉の湧水量や温度が数週間、上がり続けるぐらい地熱活動を妨げ、気候(大気の循環)をこじらせて梅雨の湿度を増大させたため同年7月6日~8日にかけて静岡県全域だけでなく、他県の小豆島や淡路島、三重県、愛知県、神奈川県まで巻き込み、洪水やがけ崩れ、土砂災害、浸水被害をもたらして死者145名、負傷者496名、行方不明者1名、住宅全壊657棟、浸水家屋が395,556棟という甚大な被害をもたらした昭和49年台風第8号、別名、七夕豪雨をきっかけに洪水や農業用水及び生活用水の渇水に備えてとの言い訳から建設が始まった貯水を目的とした長島ダム(貯水量7800万 m³)と、全く自然(神が創りし庭)の法則を無視して山やそこを流れる水を思いやることもなく、ひたすら自分達が頭で思い描く野望や戦争(人殺し)ごっこの為に無理やり水を奪うダムを造り続けてきた結果、とうとう渇水が常態化するようになり、かつては川越の人夫の肩まで水に浸かるほど水深が1m近くもあった大井川は七夕豪雨が襲った昭和49年(1974年)には平均流量が毎秒92.66㎥、1994年~1995年の全国的な渇水(第116話『汚水』(注1)その16の平成6年渇水を参照)以降、毎年のごとく取水制限され、平成13年(2013年)には平均流量は毎秒35.67㎥にまで下がり(リニア中央新幹線静岡工区有識者会議に際し、JR東海が2020年8月25日に提出した資料『大井川流域の現状(素案)』の流量データを参照)、2021年(令和3年)には毎秒約7㎥になったそうで(国土交通省が2021年10月29日に配布した『大井川水系における渇水対策支部設置』のビラに記載された大井川神座の平均流量を参照)、もはや川というより用水路に過ぎず、流れが悪い上に渇水と一緒に空気も乾燥してきて既に山が崩落してきているらしく、崩落してきた土砂が上流のダムの水底に溜まって貯水量を減らし、水圧が弱まるため発電効率が悪くなるばかりか、上流のダムから中流、下流のダムまで届ける水量が不足することになり、結局、それらのダムが使い物にならなくなる。しかも、それを補う為に中流や下流のダムから再び水を汲み上げ、上流のダムへと繰り返し送って発電させる揚水式発電まで行ったため既に汚れ切った水を何度も上から流して使い回していることから水質が悪化してきて窒素(N)や硫黄(S)が蔓延する一方、酸素(O)が不足して川に棲む魚介類を始め、植物プランクトンも死に絶え、海と同じく貧酸素水塊を示す青潮(プランクトンの大量死で水が乳青色や乳白色に染まり、白濁化する現象のこと)までも発生するようになった。そうなるとますます山の生態系が崩れて植物プランクトンや細菌、苔類、樹木や草花、土壌といった窒素(N)や硫黄(S)、二酸化炭素(CO2)を吸って光合成(太陽光による呼吸分解)を行い、大気に酸素(O)を放出してくれる植物がいなくなることになり、さらに食物連鎖でそれらを餌として植物が分解した窒素(N)や硫黄(S)、炭素(C)を栄養素に摂り込んでいる昆虫や魚介類まで消えれば大気や水は浄化されず、山からきれいな水が流れてくることもなくなってしまう。そうなれば今度は地下水が減ると同時に地盤沈下して海水が浸み込んでくることになり、真水が飲めなくなったり、使えなくなるばかりか塩害で田畑だけでなく、工業用の設備や部品、機器、電線、中部電力株式会社の要である浜岡原子力発電所なども腐食し(錆び)やすくなって使えなくなる。(第116話『汚水』(注1)その14のPM-3A原子炉を参照)だから、これ以上、新しいダムを造ってもこれまでのダムを維持し続けても、どちらでも水力は確実に減ってきているので日本政府(皇室&自民党軍事政権)や中部電力株式会社が必要とする軍拡用の電力もいずれ不足してくるだろうが、何せ現政権とそれを支持する企業幹部を構成している大半が高度経済成長期と呼ばれる1950年代から1970年代までに生まれて太平洋戦争を経験せずに育ち、皇室(政府)が平和憲法に反して裏で復活させた軍需企業や新興宗教などに誘われて入信し、軍拡や自衛隊に強く反対する大衆を叩くため当時の首相である岸信介が画策したヤラセの学生運動なども体験して(第116話『汚水』(注1)その15参照)政府(皇室)がテレビや映画、漫画といったメディアを使って流すプロパガンダ(大衆洗脳宣教)に特に強く反応して何でも指示されるがまま従おうとする、いわゆる団塊世代(1947年~1949年生まれで2023年時点、74歳~76歳の年齢の人々で、先祖代々、奈良県御所市を拠点に木綿を使った爆弾や生物(細菌)兵器を着物に仕込んで(第116話『汚水』(注1)その10参照)販売する呉服問屋を営んでいた武器商人の家に生まれ、後に通商産業省(現、経済産業省)鉱山石炭局の官僚となった小説家の堺屋太一(本名は池口小太郎)が石炭などと一緒に産出し、時に動植物の化石などを内包しているセメントのような硬い石の塊を“団塊(=nodule)”と地質学用語で呼ぶことになぞらえ、戦争直後の爆発的なベビーブームの時期に生まれて戦争体験を持つ世代とは異なる考えを頑強に持とうとする一方、戦争体験のある世代=化石の考えも内に秘めている世代を評し、それらの世代(大衆)に日本政府(皇室&自民党軍事政権)が国権を奪われないよう今後、どう誘導していくべきか小説に書いた『団塊の世代』(1976年発刊)から採った言葉で、まさに堺屋(池口)が描いたこの小説の筋書通りに団塊世代はその一生を誘導されており、4つの短編で構成されている小説『団塊の世代』によれば、まず、コンビニエンスストアやマクドナルドなどのファーストフード店のような目新しい業種や職業に就かせて未来の生活向上を期待させる機会を与え(第一話「与機待果」)、その次に労働争議や学生運動などの政府(皇室)や企業幹部と闘争する体験をさせて屈辱や挫折感を味合わせ(第二話「三日間の反乱」)、しばらくサラリーマンなどの終身雇用を謳った安定的な賃金保障と年功序列(年齢が高くて勤続年数の長い者ほど待遇が良くなる制度)による地位や身分、賃金を上げる餌を与えて手懐けた後、リストラ(雇用削減)や出向などで脱落者を作って人生に絶望させ、自殺へと導いて人口削減を行い、生き長らえても高所得者から低所得者に身分を貶めてその労働を切り売りさせ(第三話「ミドル・バーゲンセール」)、最後にベビーブーム生まれの高齢者が過剰になったため医療や年金制度が崩壊したと言い訳して公約した医療や年金を削減したり、支払わないことで北朝鮮出身の皇室(政府)にとって天敵である日本国民(大和民族)の老後を追い詰めて死滅させる(第四話「民族の秋」)といった筋書になっており、この小説を基にして作られたプロパガンダ(大衆洗脳宣伝)に誘導されてその通りの人生を歩んでくれる人達のことを特に年金や医療制度を管理する厚労省を始め、広告を制作するマスコミの間では団塊世代と定義するようになった。)やシラケ世代(1950年~1964年生まれで2023年時点で59歳~73歳の人達で、シラケとは岸信介の裏工作で暴力的にかく乱された学生運動が失敗に終わり、政治や政府(皇室)を批判したり、反対する意識が薄れ、無気力、無関心、無責任の三無が蔓延するようになり、何か問題が起きてもできるだけ責任をたらい回し、他人事として見て見ぬ振りするだけでそれを解決しようと汗水流して懸命に努力する人を格好悪いと言って白けて冷めた態度を取る人達が多かったことからシラケ世代と呼ばれるようになった。)の人達ばかりなので、特に昭和生まれの男性の特徴とされる頑固一徹(善悪や損得を考えず頑なに自分の考えや意見を変えないまま押し通そうとすること。)と、伊勢神宮の祭主だった久邇宮朝彦親王によって宮司や教師の養成の為に建てられた皇學館大学を卒業し、毎日新聞社(第115話『生命』(注1)の東京日日新聞を参照)の編集委員だった小説家の木本正次が1964年に出版し、1968年に関西電力株式会社と建設請負会社の熊谷組が協賛して当時の有名俳優の石原裕次郎と三船敏郎の共演にて公開された日本映画『黒部の太陽』の印象が強く、未だ2009年にもテレビドラマ化して放送するなど、1963年(昭和38年)に富山県に造られた黒部ダム(または黒部川第四発電所。出力335,000kW)の美談や成功談を信じ切っており、ダム事業こそ高度経済成長の証と思い込んで大井川のダムも維持したがっているようだが、はっきり言って黒部ダムは高度経済成長どころか、日本政府(皇室&自民党軍事政権)が犯した大失敗、大損の証である。なぜなら、黒部ダムが造られた黒部渓谷や黒部川のある飛騨山脈(北アルプス)は木曽山脈(中央アルプス)と赤石山脈(南アルプス)と一緒にまとめて日本アルプスと総称されるぐらい日本最大最強の磁場群の一つであり、上述したフォッサマグナ(日本大地溝帯)の上にもあって膨大な量の溶岩流が海の中から噴出して山となった火山地帯、要するに熱水鉱床(第116話『汚水』(注1)その14の南極大陸の熱水鉱脈及び第116話『汚水』(注1)その18のバフィン湾を参照)でもあるため石油や天然ガス、鉄鉱石や金、銀その他のいろいろな鉱石が産出するあらゆる資源の宝庫であり、そのため江戸時代は加賀藩が黒部渓谷に一般庶民の立ち入りを固く禁じて資源の在り処を探っていて、しかも富山県高岡市戸出町は元々、灯油田村と呼ばれていたらしく、今でも砺波市には油田地区の名前が残っている通り、油の生産が盛んだったそうで、1759年には加賀藩の9代目藩主だった前田重教が倒幕派で大倭朝廷(現、皇室)側の大名だったため大倭朝廷(現、皇室)への貢納金の資金繰りに困ったのか石油を使った兵器で居城である金沢城と城下の1万500戸余りの民家を自ら焼失させてまんまと徳川幕府から復興資金に5万両(現在の価値だと大体、50億円)もの公金をせしめており(宝暦の大火)、当時の金沢城下の9割近くを焼失した被害規模からして単なる放火とは考えられずやはり石油を使った兵器開発をしていたらしく、前田家が加賀藩主として現在の石川県や富山県の一部を仕切っていた江戸時代は52回も大火事があったそうで、加賀藩は所領(資本金)だけで元々、百万石(現代の価値だと大体、660億円)もあるかなり恵まれた領土のはずだが、大倭朝廷(現、皇室)に味方したがゆえに軍拡に次ぐ軍拡で財政破綻していき、幕末にはとうとう石油も採り尽くして明治時代からは前田家の財政破綻をよく知る皇室(政府)も黒部渓谷には石油その他の資源はもうないとあきらめたらしく、一般人の立ち入りも許し、登山や観光させて入山料や観光業で稼ぐ一方、黒部ダムの建設も京都大学経済学部出身で阪急電鉄の創業者の小林一三の下で働いたことから京都市東山区にある東福寺を紹介され、皇室礼賛や軍拡思想を教え込まれて関西電力株式会社の社長にさせてもらった太田垣士郎や同じく京都大学の工学部出身で阪急電鉄でも太田垣と一緒に働き、関西電力株式会社の常務取締役、後に太田垣の後任で社長となる芦原義重に歎願されて建設を許可したのだが、そもそも第116話『汚水』(注1)その17の大和民族のだんぶり(トンボ)長者を始め、これまで何度か説明してきたように山や自然(神が創りし庭)を軍拡で壊したり、大気を汚染させなければ石油であれ、金や銀、鉄鉱石などの鉱石であれ、どんな資源でも基本、光合成(太陽光による呼吸分解)によって生成される物なのできれいな空気(酸素+水素)がある限り、永続的に採掘できるようになるはずで、黒部渓谷のような土木作業に困難を極める難所中の難所に巨大構造物を建てる必要もなく、まして関西電力株式会社の資本金の5倍も超えるような当時にして513億円(2023年時点、関西電力の資本金が4,893億円、その5倍なので2兆4,465億円に相当)もの巨額な資金を相変わらず欧米政府(王室)のカモ(借金奴隷)にされるだけの世界銀行から借金して着工し、資源を生み出す生命の水をわざわざ排水しながら1千万人もの作業員を酷使して重機でその身体を踏み潰したり、土砂崩れに巻き込ませて171人もの尊い生命を犠牲にした挙句、ようやく完成したダムは黒部ダムよりわずか3年前に建てられた新潟県と福島県の県境にある奥只見ダム(または奥只見発電所。完成当初の出力は360,000kW、現在は560,000kWで揚水式(上下の貯水池を循環させて発電させる方式)の水力発電所を除けば日本最大の水力発電用ダムである。昭和35年(1960年)に完成。総工費約390億円、総作業員数600万人、雪崩や凍死などで殉職した作業員数117名)と比べて最大出力が335,000kWで、国内の水力発電所のうち奥只見ダムの次が福島県の田子倉ダム(または田子倉発電所。完成当初の出力は380,000 kW、現在は400,000 kW。昭和36年(1961年)完成。総工費約348億円、総作業員数370万人、殉職者数43名)、その次が静岡県の佐久間ダム(または佐久間発電所。出力350,000 kW、昭和31年(1956年)完成。総工費約360億円。総作業員数350万人、殉職者数96名)と発電量の順位からしても4位でしかなく明らかに失敗である。しかも、完成して間もなく1962年(昭和37年)10月から原油の輸入自由化が認められたためそれを受けて石油へとエネルギー(燃料)が移行したため黒部ダムのような水力発電は見向きもされなくなった。そのため、大失敗に終わった黒部ダムの責任を取らせるため当時、理化学研究所の元所長である大河内正敏に仕事を世話してもらった恩義があるにもかかわらず、原子力発電所の建設計画で邪魔になった大河内を暗殺し、後に総理大臣となる田中角栄(第116話『汚水』(注1)その7参照)の影響を受けた芦原が元々、水力発電より原子力発電の方に興味があって黒部ダムの建設にあまり乗り気ではなかったことと、下剋上(下位の者が上位の者を倒すこと)を気取った田中の大河内殺しにすっかり心酔してその気になり、関西電力の社長の座を譲ってもらって恩義のある会長の太田垣を無謀な黒部ダム建設を断行したとの勝手な屁理屈をこねて自らの後ろめたさを慰めながら黒部ダムが完成した翌年の1964年にこれを暗殺した。ただし、その芦原もそれから23年後の1987年2月26日に皇室(政府)に用済みにされてその庇護を解かれ、政権転覆を謀られて結局、会長を解任されている。(関電二・二六事件)だから、団塊の世代(74歳~76歳)やシラケ世代(59歳~73歳)の人達が思い込んでるようなダム建設のような大掛かりな公共事業によって高度経済成長がもたらされたことなど少なくとも太平洋戦争後の日本史上では一度もなかったのだが、何せ映画『黒部の太陽』などのプロパガンダ(大衆洗脳宣伝)にかけては軍備(暴力)と同じぐらい力を入れてきた日本政府(皇室&自民党軍事政権)の様々なメディア攻勢からそれを巷に流してきた当人達ですら自分達が付いた嘘を嘘と区別できず今では公共事業で本当に高度経済成長ができたと思うようになっていて、その世代の一人である静岡県知事の川勝氏もどうやらその思い込みが強いらしく、リニア新幹線以前の静岡空港もそうした団塊世代(74歳~76歳)とシラケ世代(59歳~73歳)の勘違いから生まれた公共事業と言えるだろうが、上述した通り、地形がほとんどヴォルガ川沿いにあるカザン国際空港とそっくりなため元々、乱気流が起きやすい危険な場所であることから空港に適しておらず建ててはいけなかったのに、そういう危険な場所ほどかえって無謀な飛行操縦を自衛隊の隊員達に試みさせて訓練させるにはぴったりと思われたのか航空自衛隊と民間の飛行機が一緒に共有できるよう無理やり田畑を買い上げて立ち木も伐採し、地域住民の反対の声もいつものごとく政府(皇室)側のスパイが反対派を装って市民団体を立ち上げ、反対派を誘導しながらヤラセの自殺騒ぎまで起こして(第116話『汚水』(注1)その9のアラブの春の自爆テロリストを参照)反対住民達を心理的に脅し、怯えた住民達が鳴りを潜めるととうとう総事業費1900億円を掛けた静岡空港が2009年に誕生することになったのだが、案の定、開港当初から濃霧や雨などによる悪天候で欠航やダイバード(=divert、目的地で着陸せず別の空港に変更されること)が相次ぎ、乗客も少なく離発着も難しい空港のため就航した各航空会社のうち、まず日本航空が撤退し、静岡空港を拠点にした地元航空会社のフジドリームエアラインズも増便する予定だったものの、乗客が見込めず運休が続き、大韓航空も完全撤退して結局、残されたのは着陸料を減免すると言って静岡県が頼み込み、無理やり運行させている全日本空輸と中国東方航空を始めとした中国の航空会社の数社、韓国の格安航空会社のチェジュ航空ぐらいで、台湾の大手航空会社のチャイナエアラインも静岡県が頼んで就航してもらったようだが、それも減便したらしく、一時期は2010年に日本政府(皇室&自民党軍事政権)が個人観光客向けの査証を中国全土で発給できるよう緩和したことをきっかけに爆買いと呼ばれる電化製品を中心にたくさん買い物してくれる中国人観光客達を静岡空港に呼び込んで多少、賑わったものの、中国人の旅行熱もすぐに収まったようで、そのうち燃料不足を誤魔化す為のコロナ(偽病原菌)騒ぎを始めたので(第116話『汚水』(注1)その13参照)カザン国際空港と同じく国際線の全便が欠航となって利用客が激減し、閑古鳥が鳴く事態となり、直近、2022年(令和4年)の統計でも開港当初から既に7割を切っていた搭乗率が52.6%と半分になっていて、国策事業なので国税と静岡県の地方税も使って全面的に支援し、静岡空港を存続させようとしているようだが、既に経営破綻していることは否めない。そんな何の国益にもならない赤字だらけの空港をどうしてそこまでして支援したがるのかと言えば自衛隊の基地にしているからで、川勝氏もそれが理由で静岡空港の存続を支持して既存の新幹線の路線区間に静岡空港駅を加えてもらうよう裏では働きかけているようだが、その一方で中部電力が懸念する通り、大井川沿いに乱立している水力発電用ダムが渇水で停止する恐れもあってリニア新幹線のトンネル工事で排水した分を全量、大井川に戻す具体策を提示してもらわなければならず、自衛隊の基地である静岡空港を優先させてJR東海のリニア新幹線を容認し、静岡空港駅を造ってもらうか、既存の新幹線をもっと頻繁に県内の駅に停車させてもらうか、はたまた、中部電力の台本に従ってリニア新幹線に反対し続け、軍拡用の電力確保を優先させるか、その板挟みに川勝氏は悶々としているのかもしれないが、正直言っていずれを選択しても既に手遅れで、静岡空港もリニア新幹線も両方、潰さない限り、今後、静岡県が壊滅的に破綻していくことは免れない。なぜなら、大井川の渇水は上述した通り、リニア新幹線の工事が始まるまでに水力発電用ダムによる水質悪化や静岡空港で離発着を繰り返す航空機や戦闘機の排気による大気汚染で末期症状を示していて、そこへリニア新幹線の工事など始めて糸魚川静岡構造線(糸静線)沿いにあって今も隆起し続けている山から排水すれば赤石山脈(南アルプス)が崩落するか、フォッサマグナ(日本大地溝帯)上にある静岡県が他県を巻き込んで海に沈むかの想像を絶するレベルの災害になってもおかしくはなく、実際、その予兆は既に何度か現れてきており、直近、顕著だったのが2021年(令和3年)7月3日に起きた静岡県熱海市伊豆山地区の土石流災害で、標高208mほどの小さな山だが第116話『汚水』(注1)その18で話したイギリスの標高約519mのダンカリービーコンと同じく、富士山や標高1,438mの神山が最高峰である箱根山の火山群から月の引力(絆)を引っ張ってきている水源となっており、車で50分ほど北上した所には火山噴火によってカルデラ(=Caldera、スペイン語で「熱した鍋」という意味で、火山帯の地下でマグマが燃えたぎって鍋のように地表を熱し、土壌から水分が奪われて崩れやすくなったところへちょうどマグマの溜まっていた場所が噴火によって空洞化するためそこに風化した地盤が陥没して凹地になるとの理論からドイツの地質学者のクリスティアン・フォン・ブーフがアフリカ大陸の北西に位置して大西洋のハワイとも称されるスペイン領のカナリア諸島にあるいくつかの火山を訪れた際に書いた『Physical Description of the Canary Isles(邦題だと『カナリア諸島の物理的特徴』1825年発刊)』の中で名付けた名前で、以来、地質学用語として使われるようになった。)ができて湖となった神奈川県最大の芦ノ湖(面積7.03㎢、平均水深15m)があって、伊豆山地区にも“走り湯”と呼ばれる山の岩肌や洞窟などからお湯が噴き出すように湧き出る温泉として愛媛県の道後温泉、兵庫県の有馬温泉と並んで日本の三大古泉に数えられる伊豆山温泉があるぐらい文字通り、膨大なお湯が辺り一帯を駆け巡っている熱水鉱床のため、治水を間違えるととんでもない災害を招くことになるのだが、元から災害を招いて大衆に恐怖や不安を与えて従わせる官製テロを政策にしてきた日本政府(皇室&自民党軍事政権)がそんな地理や地形など気にするはずもなく、むしろ、大衆を大量殺傷できるよう常に軍事研究しているのだから予期せぬ災害が起きてくれる方がかえって彼らには都合のいい研究材料になるわけで、ましてリニア新幹線の試作として建てた東京湾アクアラインが建設できたことで(第116話『汚水』(注1)その19参照)ますます自分達の建設技術を過信するようになったことから2000年代からリニア工事で排出される廃棄物や残土をこっそり後始末させようと同和団体(現代の教科書では大抵、江戸時代において武士>農民>職人>商人>穢多、非人(または士農工商、穢多、非人)と定められた身分制の中で不当に差別されて最下層にされた賎民達を1871年(明治4年)に明治政府(皇室&自民党軍事政権)が「明治4年8月28日太政官布告第449号」もしくは「穢多非人ノ称ヲ廃シ身分職業共平民同様トス(穢多非人の呼び方を廃し、身分や職業を平民と同様にする)」という、一般では解放令とも呼ばれる法令を発布してこの賎民達の身分を一般市民と平等に扱うと定めたものの、その後も巷の差別が収まらず、特に職業や雇用で差別されて江戸時代と変わらず低所得者やホームレスになる者が多かったことから日本政府(皇室&自民党軍事政権)が社会保障として彼ら賎民の面倒を見ようと優先的に公共事業の雇用を政治家や政党を通じて与える為に結成されたのがこの同和団体であると定義されているが、そもそも士農工商という身分制度を保とうとしていたのは徳川幕府と言うより、むしろ奴婢制度(第116話『汚水』(注1)その19参照)を始めた箕子朝鮮の子孫である倭族の皇室の方であり、朝鮮半島では国王>両班(貴族)>中人(または良民。学者や専門職、技術職など主に両班を補佐する職業の人々)>常民(または良民、平民。農業、工業、商業などに携わる中間及び低所得者層)>奴婢(または賎民。下級公務員や下級兵、売春婦(妓生)、看護師(医女)、芸能人、馬の世話や籠担ぎなどの人夫(駅卒)、前科者(獄卒)、僧侶や巫女などの兵器開発に携わって人体実験を行う寺院仏閣で働く者)>白丁(または賎民。政治犯や犯罪者本人とその子孫で、朝鮮王朝によってその奴隷身分が生まれた時から定められていて戸籍がなく、奴婢と似たような職業に就くか、屠殺業、皮なめし、人体実験の後始末や兵器製造とその雑用を行う者)といった厳格な身分制度が法的に組まれており、皇室(倭族)もその伝統を守って身分制度を根強く行っていたため白丁も朝廷内では無位無官の奴隷として存在し、現代でも京都で行われる葵祭(正式名は賀茂祭。飢饉や異常気象といった厄災を鎮めるため京都市北区にある上賀茂神社(または賀茂別雷神社)と京都市左京区にある下賀茂神社(または賀茂御祖神社)に祀られている山や河川、治水、雷、農業の神とされる賀茂別雷命(または大山咋神、山王)に恭順の意を示す貢物や供物、皇族の中から白丁(奴婢)の職業とされる巫女に身分を落とす皇女=斎王代も一緒に捧げて天災を収めてもらうよう皇室から使者(勅使代)が派遣される儀式のことで、平安時代の初めの810年に兄弟争いで謀反を起こされた嵯峨天皇が加茂神社の持つ軍備や兵士(白丁)を借りようと自ら使者を送って皇女も一緒に神社に捧げたことが始まりであり、以来、そのおかげで平安京が存続できたということから毎年の国家行事になったのだが、平安時代の大倭朝廷(現、皇室)の権威が戦国時代では失墜していたため途絶えて中断され、再度、復興するようになったのは徳川綱吉が将軍だった江戸時代で、天災を装った大倭朝廷(現、皇室)のテロにより財政難に苦しんでいた母親依存の綱吉と迷信好きで宗教に入れ込んでいたその母親の玉(第116話『汚水』(注1)その7参照)が逆に大倭朝廷(現、皇室)への恭順の意を示す為に徳川政権とその軍備、兵士(国民)は朝廷側であることを宣伝しようと祭り(儀式)を再興させ、徳川家の家紋に使われている双葉葵を祭り(儀式)用の牛車や勅使の衣装、小物などに着けさせて飾ったことから以来、葵祭と称されるようになった。なお、双葉葵が徳川家の家紋にされたのはトロロアオイやオクラ、チョコレートの原料であるカカオ豆(第116話『汚水』(注1)その11参照)といったアオイ科に分類される兵器用の植物とは似ても似つかないウマノスズクサ科の植物であり、そのウマノスズクサ科の中でも双葉葵は日本固有の異種の植物で毒性がないため兵器には使えず、心臓の形をした葉っぱが暗い森の中で寄せ集まって互いに受粉しながら世代交代を繰り返し、小柄で目立たず香りもなくて華やかさに欠けるけれど時に広範囲に大きな集団を形成してその周辺は大きな花や葉を付ける一方、その中央は花や葉が小さく古い部分を枯らしながら常に新しい部分を付け加え、根強くしっかりと伸びていくという双葉葵の生態が徳川家康の目指していた国家(共同社会)のあり方、政治理念だったため家紋(徳川政権の政治理念の象徴)に使われたようである。)の中で白い衣装を着て傘や調度品を持つ役目として登場するなど、賎民(奴婢や白丁)制度は大倭朝廷(現、皇室)が朝鮮半島時代から受け継いできた独自の文化であり、徳川政権もその朝廷文化において征夷大将軍(蝦夷(大和民族)を征圧する大将軍)という官位をもらって成り立っている軍事政権である以上、表向き身分制度を保たざる得なかっただけで実際には身分制度など存在せず、例のごとく日本政府(皇室&自民党軍事政権)がでっち上げた作り話である。なぜなら、第116話『汚水』(注1)その6で話した通り、徳川幕府は武力(暴力)を職業にする武士の数を減らして国益(GDP)が稼げる農民や職人、商人に転職してもらおうと武断政治(武力を断ち切る政治)を行っていたため身分制度など設ける必要は全くなく、公益や社会に背かなければどんな職業でも差別なく自由に転職してもらえるよう率先して支援しており、実際、武士から農民や商人、職人に転職した者も多くいたのだから現代の日本政府(皇室&自民党軍事政権)が教える通り、徳川幕府が身分制を法的かつ社会制度として定めていたとすれば農民が職人になったり、商人が武士に召し抱えられても全員、罰せられることになる。だから、そんな身分制度は江戸時代には存在しなかったのだが、それならばどうして穢多や非人と呼ばれる賎民が存在していたのかと言うと元々、彼らは日本人ではないからである。要するに戦争(人殺し)や飢饉、重税や借金などから逃れて主に朝鮮半島や中国から渡ってきた流民または外国人移民が日本での生活に困って乞食になったり、歌や踊り、大道芸などを行う芸能活動や皮なめし、動物の屠殺、処刑の手伝いといった日本語が上手く話せなかったり、書けなくてもできそうな仕事に就いていた訳で、そうした彼ら不法外国人移民の中でもとりわけ朝鮮人の言葉や事情によく通じているのは古代に日本にやってきた倭族の末裔である皇室(政府)であり、法律の枠から外れている不法外国人移民であればどんな違法行為だろうと指示しやすく、また、人権(生存権)を守る必要もないため古来から暗殺の実行犯や自爆テロを行わせる為に雇っていたことから韓国語で에 따라「~によって、誰かに頼って日本に来た者、伝手を頼る者」という意味の言葉に日本語の漢字を当てて皇室(政府)愛用の百科事典である10世紀の『倭名類聚抄』(第116話『汚水』(注1)その5参照)には“恵止利”(「天からの恵みが止んで生命を弄ばれ、利用される者」という意味の略語)と書かれ、現在の京都市右京区西京極にある西小路通りが平安時代は恵止利小路と呼ばれて在日朝鮮人を始めとした不法外国人移民が住む貧民街(部落)にされ、現代ではその西小路通り(恵止利小路)の真向かいに当たる鴨川沿いにある京都市下京区の崇仁地区がその貧民街(部落)になっており、13世紀では同じく皇室(政府)愛用の兵書である『塵袋』(第116話『汚水』(注1)その10参照)に恵止利から“餌取”に漢字が書き改められ、人体実験に彼らの身体を使った後、武将達が飼っている鷹の餌にされていたため今度はモンゴル帝国から教わった黒死病(ペスト菌)のようなダニや蚤、シラミを使った生物(細菌)兵器の実験台にしようと餌取と呼び始め、その後、朝鮮半島の高麗王朝に謀反を起こした一派が日本へ亡命してきて、そうした移民を受け入れて僧侶(傭兵や兵器開発者)にしてきた滋賀県大津市にある園城寺(一般には三井寺と呼ばれ、歌川国虎や歌川広重らが描いた浮世絵『近江八景三井晩鐘』(第116話『汚水』(注1)その11参照)に出てくる鐘楼(雷を呼ぶ為の塔または原子爆弾の弾頭を造る為の実験施設(第116話『汚水』(注1)その1参照))が有名な寺であり、三井とは「中国、朝鮮半島、日本の市井=町の市場や井戸に集まる大衆及び税源」という意味で、その市井(大衆)を支配する為の兵器を造る寺との隠語から三井寺が通称になっている。大倭朝廷(現、皇室)が建てたことになっているが、それもどこまで本当か怪しく実際は奈良時代の遣唐使だった空海(第116話『汚水』(注1)その3参照)の甥を名乗る円珍という男が建てた寺で、円珍が中国や台湾で海賊稼業を行った後、日本で僧侶(兵器開発者)となってかつての同業者だった海賊達が連れてくる外国人移民達を寺で引き受け、各地の神社仏閣にスパイや傭兵、人体実験材料として売買する、いわば人身(奴隷)売買専門の窓口でもあった。)で生まれた無住という在日朝鮮人二世の男が에 따라(伝手に頼る者)としてあちこち寺や神社に売られてたらい回しされた挙句、僧侶(兵器開発者)となり、自分と同じ에 따라(伝手に頼る者)に向けて書いた訓示書の『雑談集』(1305年発刊)の中で「天竺の旃陀羅(賎民)は日本の癩人(ハンセン病などの感染症患者)、乞食、穢屠などのごとし」と仏教用語の“穢土”「低俗な穢らわしい大衆が住む国土」と「身体を切り裂く、敵を打ち負かす」という意味の“屠る”を合わせ、“穢屠”「穢れた大衆を解剖して敵である大衆を打ち負かす者」との意味で別の漢字を当てるようになった。ただし、“屠る”では「身体を切り裂く」の意味が見え見えすぎて隠語にはならないので表向きは世間から迫害されている社会的弱者を装いながら実際は人体実験を手伝っている彼ら不法外国人移民の実態が日本の大衆に怪しまれたり、露呈しかねないことから“屠る”の漢字を改め、動物の肉を切り裂くことで増える様子を表した“多”に変えて“穢多”と書くようにしたらしく、以来、穢多(兵器実験を手伝う移民)が呼び名として定着したのだが、江戸時代にこの穢多(兵器実験を手伝う移民)を差配して管理する長吏頭(元々はAD1世紀の後漢王朝の頃に使われていた下級役人の役職名で、それが僧侶(兵士)となる外国人移民の監督官の役職名として園城寺を始め、京都市山科区にある勧修寺や東山区の八坂神社(または祇園社)、滋賀県大津市の延暦寺、石川県白山市の白山比咩神社などで用いられるようになった。)の地位を巡って浅草を拠点に関東圏を主な縄張りにしてきた弾左衛門組と関西圏を中心にのし上がって関東の吉原遊郭(現、東京都台東区千束四丁目)に進出してきた車善七組の、いわば裏稼業同士の縄張り(商圏)争いが勃発し、関西から進出してきた車善七組では穢多(兵器実験を手伝う移民)のことを非人(人ではない者)と呼んでいたため、弾左衛門か車善七のどちらの組に所属しているかによって穢多、非人を呼び分けるようになった。その後、江戸時代はその二つの呼称が縄張り(商圏)争いでせめぎ合っていたが、大政奉還(第108話『人間の掟』参照)と共に徳川幕府が終焉し、明治政府(皇室&自民党軍事政権)が発足したため裏稼業といえども徳川政権下のままの社会制度や組織を放置することはできず、また、江戸時代に行ってきた皇室の悪事の数々が世間に漏れることを恐れて上述の解放令(または明治4年8月28日太政官布告第449号)を発布し、一旦、裏稼業の組織を全て解消したかのように見せかけて一新することにした。そうして明治以降は車善七組が長谷部善七組に改称し、大蔵省(現、財務省)の元官僚で武器商人の渋沢栄一が設立した捨て子や行き倒れのホームレスなどを収容する東京養育院(現、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター)に編成されて江戸時代の裏稼業をそのまま続けることになり、一方、弾左衛門組は弾直樹組とか、弾内記組、矢野直樹組、弾北岡組と呼称を度々、変えながら軍靴などを製造販売していた東京製皮合資会社などの皮革靴製造業に転向し、高級革靴で知られる株式会社REGALやゼラチン、コラーゲン、皮革を専門に扱う株式会社ニッピといった、飢饉や物資不足に悩んでいた明治時代以降、人体実験後に廃棄となった死体から金歯などの金目の物を抜き取り、次に死肉や髪の毛を高温で煮詰めてその上澄みからゼラチンやコラーゲン、石鹸などを作ったり、遺体の皮を動物と同じようになめして皮革製品にするなど、そう言うと政府(皇室)の支持者達から必ず「そんな話はでたらめだ、陰謀論だ、都市伝説だ」と自分達の欺瞞を棚に上げて逆に口さがなく罵られるだろうが、第116話『汚水』(注1)その1で臓器売買の為に連続殺人を犯したバークという男が処刑後にその皮膚を本の表紙に使われてスコットランドにある外科医公会堂博物館に飾られていると話した通り、既に17世紀から人の皮を使った装丁本は巷に出回っており、また、これも以前、話したがフランス革命により大量に処刑された死体を蝋で固めて人形にして展示していたマダム・タッソーの蝋人形館(第116話『汚水』(注1)その10参照)や第二次世界大戦中、イギリスとドイツ政府(王室)の手先だったナチス党が強制収容所で処刑したユダヤ人を始めとした一般大衆の死体を使って石鹸などを作っていて(1946年2月19日に行われたニュルンベルク裁判にてポーランドにあったダンツィヒ強制収容所の解剖実験室で働いていた解剖助手のジグムンド・マズールの証言を参照)、これを後からイギリス政府(王室)が味方の士気を上げようと作り話をしたと言い出したそうだが、第一次世界大戦中もドイツで人間の脂肪から石鹸を作っているとの話がイギリス国内で出回り、その時もイギリス政府(王室)が後からその話は嘘だったと否定したそうで、今では人体から作られた石鹸は陰謀論の代名詞にもなっているようだが、そもそもドイツでは16世紀から人間の脂肪は軟膏として薬局で市販されていたのだから(商品名ArmsünderfettやArmsünderschmalz「処刑された哀れな囚人の脂肪または油脂」、Humanol「吸引した人間の脂肪」など)ドイツでそうした人間の脂肪から作った石鹸工場があっても何らおかしくはなく、それを一度ならず二度までも作り話をして後から否定するイギリス政府(王室)の方が支離滅裂であって、どうせ自分達もドイツの解剖学を真似て手先であるナチス党を使って石鹸工場を建てさせ、結局、栄養失調で瘦せこけた収容者の死体では十分な脂肪が取れず量産ができなくて断念し、その経緯を後から大衆にいろいろ知られると自分達が自作自演した第二次世界大戦の顛末まで明らかにされそうでまずいと思ったのか慌てて人間の死体から作った石鹸の話は否定したようで、明治時代の日本でも欧米に追いつけ、追い越せとしゃかりきに叫んでいた頃なのでそうした欧米の解剖医学や人体実験を模倣しないはずはなく、そのため第116話『汚水』(注1)その4で話した通り、国立感染症研究所の敷地から生前にめった刺しにされたり、切り刻まれた100体もの死体が出てくるわけで、江戸時代に穢多(人体実験の手伝う者)を仕切ってきた弾左衛門組は明治時代もやはり筆舌に尽くしがたいほど残虐極まりない人体実験を手伝い、裏で後処理を行っていた皮革製造会社などに組み込まれ、車善七組と同じく存続することとなった。
【参考サイト】
・日本の外貨準備資産(2023年2月時点)
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/reference/official_reserve_assets/data/0501.html
・日銀外貨保有資産残高(2022年11月時点)
https://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/other_gai/gai2209.pdf
・各国一人当たりの実質GDPリスト
https://ja.wikipedia.org/wiki/各国の一人当たり実質GDPリスト
・自動車のリコール件数
http://okozukai-keiba.com/wp-content/uploads/2019/11/gurah.png
・各年度のリコール届出件数及び対象台数| 自動車のリコール・不具合情報
http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/data_sub/data004.html
・欧米諸国による偽エアバッグの特許(Patent No.US1331359)
https://patentimages.storage.googleapis.com/61/60/67/15ae25e872810a/US1331359-drawings-page-1.png
・上記の1920年に特許を取得した頃までの1910年代の自動車
https://www.supercars.net/blog/wp-content/uploads/2016/04/1042426.jpg
https://www.supercars.net/blog/category/decade-built/1910s/
https://www.supercars.net/blog/1913-mercedes-knight-1645hp-touring/
・日本の公共資産を狙う記事
日本は世界第2位の「政府の隠れ資産」大国だ | 国内経済 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
https://toyokeizai.net/articles/-/156098?page=3
・ヴェオリア・ウォーター社の管理によるミシガン州フリント市での鉛水道管事件の顛末
(日本語字幕は自動翻訳になります)
https://youtu.be/NUSiLOwkrIw
・フリント市の鉛水道管事件後、8年経った2022年もなお、水道管の交換及び代替飲料水配布の実態(日本語字幕は自動翻訳になります)
https://youtu.be/GCNDE58G4KQ
・アメリカのニュージャージー州ホーボーケン市で起きた
2022年12月の水道管の破裂の記事
https://patch.com/new-jersey/hoboken/water-crews-investigating-isolated-leak-hoboken
2023年2月に土木作業中に起きた水道管の破裂の動画(日本語字幕なし)
https://www.nbcnewyork.com/news/hoboken-water-main-break-residents-sound-off-at-city-council-meeting/4130863/
どちらもヴェオリア・ウォーター社による管理で、原因は様々だが、毎年のごとく水道管の破裂が起きているようであり、かえって修繕費がかさんでいくようになっていて、今後、日本が公共施設の管理を欧米企業や投資会社などに委託などすれば遠からず同じ目に遭うことは否めない。
・2022年11月22日発表の資源エネルギー庁による「令和3年度(2021年度)エネルギー需給実績を取りまとめました(速報)」
https://www.meti.go.jp/press/2022/11/20221122001/20221115002-a.pdf
・嶺岡鉱山跡
https://keitotetsu.lalulintas.net/obsolete/3256/
・フォッサマグナ(日本大地溝帯)
https://fmm.geo-itoigawa.com/wp-content/uploads/2019/06/facility-040.jpg
https://ja.wikipedia.org/wiki/フォッサマグナ#/media/ファイル:Tectonic_map_of_southwest_Japan.png
・水の循環と塩水化
https://shizen-hatch.net/wp-content/uploads/2020/07/20200702_01.png
https://shizen-hatch.net/wp-content/uploads/2020/07/20200702_04.png
・江戸時代の大井川での川越制度
https://stat.ameba.jp/user_images/20181020/11/shimonose9m/86/2f/j/o0976065114287490148.jpg
https://oi-river.com/_assets/wp-content/uploads/2021/04/d5142c27aa1c5aa40667fce2e14d153f-900x439.jpg
・国土交通省が2021年10月29日に配布した『大井川水系における渇水対策支部設置』のビラ
https://www.cbr.mlit.go.jp/shizukawa/cms/news/logs/20211029135338/20211029135338.pdf
・白濁化する大井川のダム(畑薙第一ダム)
https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_pict/56/58/85/650x_56588514.jpg?updated_at=1540865153
・団塊の世代とシラケ世代の特徴について
https://youtu.be/MWBJeOsCfzI
・団塊の世代の青春時代の時代背景
https://youtu.be/vuKz9sHL9Gw
・黒部ダム
映画『黒部の太陽』予告編
https://youtu.be/8RsCY30SutU
黒部ダム新展望台で放映されたダム建設映画ノーカット版
https://youtu.be/kn8iDfuYWeA
・2015年の黒部ダムの様子
https://youtu.be/pryr_BbAo18
冬の黒部を守り続けるために (黒部ダム) | 関西電力
・葵祭の白丁
https://ja.wikipedia.org/wiki/葵祭#/media/ファイル:Flickr_-_yeowatzup_-_Aoi_Matsuri,_Imperial_Palace,_Kyoto,_Japan_(9).jpg
・徳川家の葵の家紋
https://irohakamon.com/kamon/aoi/tokugawaaoi.html
・双葉葵
https://ja.wikipedia.org/wiki/フタバアオイ#/media/ファイル:Asarum_caulescens.JPG
・ドイツの薬局で17世紀から18世紀頃に売られていた人間の脂肪でできた軟膏
https://de.wikipedia.org/wiki/Menschenfett#/media/Datei:Albarelli_Axung_Hominis.jpg
・20世紀初頭に販売されていた人間の脂肪でできた外科治療用注入式のHumanol
https://en.wikipedia.org/wiki/Human_fat#/media/File:HUMANOL_Sterile.jpg