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第十四話 神の子

その後、イエスはペサハ(過ぎ越し祭り)が終わるまでずっとエルサレムに留まっていた。



あれから彼の心はずっと沈んだままだった。

確かに、あの老人が言った通り、別にあんなことをしたって意味は無いのに、どうにも自分を抑えきれずつい、やってしまったことをイエスは深く後悔していた。


だが、そうは言っても、彼らが見せたあの、のんびりと現状に満足しきった様子に彼は決して納得しているわけではなかった。


自分達にはまるっきり不幸や災難など起きるはずがない。

それどころか、もっといいご利益を施してもらえないかと神殿に押し寄せるようにしてやって来るあの参拝客達の目が、そうそう自分達の足元に潜む元凶にまで向かないのはよく分かっていた。

だが、あれほど悲惨な現状が既に目の前に大きく広がっているのに、それでもかたくなに現実(真実)から目を背け続ける彼らに、必ず破綻が訪れることは明らかだった。




だからこそ、早く彼らの目を、耳を開かないといけない。

そうしなければこの現状はどうにもならない。


こんな“ あやうい平和 ”がいつまでも続くはずはないんだ・・・。


だが、一体、どうすればいいんだろう。

わたしに一体、何ができると言うんだ? 

わたしがこれからやろうとすることは本当に正しいことなんだろうか?



イエスは食事も取らず宿であてがわれた部屋で一人、ずっと考え込んでいた。


そのイエスが今、泊まっている宿は、エルサレムから少し離れたべスファージと言う村の中のある個人宅だった。

ペサハ(過ぎ越しの祭り)の最中は、エルサレム市内はもちろん、近隣の町や村にある宿泊施設は世界各地から来る参拝客達のせいでどこも満員だった。

中には混雑を嫌って神殿周辺などでキャンプする者もいたが、強盗や喧嘩、強姦、最悪の場合は殺人が起こる場合もあり、エルサレム市内で野宿するのはある意味、とても危険なことだった。

そこで、近隣の町や村にある個人宅が小遣い稼ぎに急遽、簡易宿泊所に早変わりし、通りなどでめぼしい客を見つけてきては空いている部屋に泊めることがよくあった。


イエスも、そんな激しい宿取り合戦が行われている最中にエルサレムを訪れ、運良く道端で客引きしていた家の主人に出会い、このベスファージ村に滞在することになったのだった。


ベスファージ村は、オリーブ畑が広がる山の中腹にある小さな村で、普段から都会エルサレムとはまったく違った静かな村だったが、ペサハ(過ぎ越し祭り)の間は戒律で誰も仕事をすることが許されないので、いつも以上に村は人影も無く、ひっそりとしていた。

それでも、お祭り気分もあってか、村人達はエルサレムで行われる華やかなパレードを見に出かけたり、ペサハを祝う挨拶回り(日本で言う新年の挨拶回りのようなもので、エジプトから亡命してきたような仮装をしてよその家で食事を一緒にする)のために友人や知人の家を訪問したりしてのどかな休日期間を楽しんでもいた。

しかし、そんなユダヤの人々の浮かれた気持ちとは裏腹にイエスの気持ちは深く沈み込み、ナザレからクファノウムに引っ越した時よりも迷いはいっそう強くなっていた。

だから、イエスは宿で出された食事にも手をつけることができず、一人で宿の部屋の中で考え込んではため息をつき、窓から外を眺めるばかりだった。


そうして、昨日の出来事を悔やみながら、その日もイエスが夕暮れ時まで一人でいると、突然、部屋をノックする音が聞こえてきた。



「あのぅ、お客さんがお見えになっているんですけど・・・」

宿の女将おかみがためらいがちにドア越しからイエスにそう呼びかけた。


実を言うと、女将はイエスの事を少し胡散臭うさんくさく思っていた。

ペサハ(過ぎ越し祭り)の巡礼に来たのに、なぜか一度だけエルサレムに行っただけで、後は一日中、部屋にこもりきりのイエスをどうも少しおかしいと思い始めていたからだった。

だが、夫が連れてきた客だったことと、どちらかと言うと気弱そうなイエスを見て、とりあえず暴力を振るう心配はなさそうだと思って、家に泊めることを承知した。

それでも、最初から何となく変な客だと思っていたので、イエスが彼女に話しかけると決まって彼女は嫌そうな顔をした。

だが、その彼女が今日はわざわざイエスの部屋に自分からやってきて、今はドア越しでもそれと分かるぐらい妙におびえた声を出して彼を呼んでいた。

イエスもその女将と来るはずのない客を不思議に思って素直にドアを開けると、彼女はすぐさまビクッとしてドアから飛びのき、恐る恐るこちらの様子を伺っているようだった。

その様子をイエスはいぶかしく思ったが、それと同時に彼女の横にもう一人、別の男が立っていることにようやく気がついた。



一瞬、誰かと考えたが、会ったことのない見知らぬ男だった。

その男はイエスよりも少し年のいった感じで、背が高くせ過ぎな感じもしたが、なかなか立派な身なりをした裕福ゆうふくそうな男だった。

イエスが部屋から姿を見せると、男は不躾ぶしつけにイエスをじろじろ見つめた。



「お前がこの前、神殿で騒ぎを起こした者か?」

男がそう尋ねると、宿の女将は悪い予感が的中したかのようにすぐさまギョッとした表情を浮かべ、横にいた男の影に隠れるようにして後ずさった。

「あなたは?」

イエスは、そんな女将の様子にちょっとばつの悪い思いをしながら見知らぬ男を真正面から見据えた。

「私はニコデマス。

サンヘドリン(長老会)から来た者だ。少しお前と話をしたいのだが・・・」

男はイエスが一人でいるのかを探ろうと、部屋の中をちらっと覗いた。

イエスは男がサンヘドリンから来たと聞いて、どうやら自分が後をつけられていたらしいと分かった。



エルサレムの治安は毎年、悪化する一方で、祭りがもよおされる度に何かと騒動を起こす連中があちこち出没するようになっていた。

それはもちろん、祭りの興奮が高じて騒動になるからかもしれないが、大抵、法外な課税に反発してローマ帝国へのデモが始まり、それがいつしか暴力へと発展していくからだった。

しかも、そういったデモや騒動が起きるのは、これも必ずと言っていいほど街角や道端で政治や宗教について説教する偽メシアや偽預言者達が人々を煽っていたからだった。

そのため、祭りの期間中、ローマは特別警護体制を敷き、エルサレムの各所にはローマ兵はもちろん、エルサレム神殿内にあるサンヘドリン(長老会)からも警備兵やスパイが派遣されて、怪しい人物には特に注意するよう常に配備が整えられていた。

だから、イエスが起こした事件などはすぐにローマ兵やサンヘドリンにも知らせが行くようになっていたのである。

それでイエスも、そういった事情から自分のことがサンヘドリンに知られたらしいと思い、黙ってニコデマスを部屋に通すことにした。



「早速だが、お前はどういうつもりであの騒ぎを起こしたのだ?」

ニコデマスという男はその場にあった椅子に腰掛けると、すぐさまイエスを尋問してきた。

「・・・わたしは、許せなかったのだ。

天の御父の為に建てたという寺ならば、あのような浅ましい市場など要らないはずだ。

だから、店を壊した」

イエスはぶっきらぼうにそう答えた。

「理由はそれだけか?」

すると、ニコデマスはイエスの答えにちょっと驚いたようだった。


「ああ、それだけだ。

わたしは神殿に参拝に来た、自分の心と向き合い、清める為に。

だが、あそこはそんな場所じゃない。あそこは金と物を引き換えに心と魂を売っているところだ」

そうイエスが答えると、ニコデマスはもっと驚いた顔をして眉を吊り上げた。

「・・・お前は自分なら3日で神殿を建ててやる、と言ったそうだが?」

ニコデマスは慎重にイエスの意図を探ろうと、イエスの目をじっと見据えた。

「恐らく、あなた方が考える“ 神殿 ”というものは金や銀でもって何十年もかけて築くものなんだろうが、わたしが築く神殿ならそんな無駄な時間も金もかからない。

3日どころか、たった一日、いや、一時いっときでも築けるものだ」

その時、ニコデマスの眉はいっそう怪訝そうにヘの字に曲がっていた。


「お前の言う神殿の意味がわたしにはよく分からんが、それはどんな神殿だと言うのだ?」

「それは、神の国が本当に見える神殿だ。

神の国がいったい、どんなところで、どういうものなのかが本当にはっきりと分かる神殿だ。

そして、真実を言うなら、人は誰でも生まれ変わらない限り、本当に神の国を見ることはできない」

イエスのその答えに、ニコデマスは少し不快そうに反応した。

「それは聞き捨てならないな。

人は二度も生まれてくることなどできない。

だったら、お前の言うことが真実なら、既に生まれてきてしまった者は決して神の国を見れない、ということになる。

それとも、お前はもう一度、母親の腹の中に戻れとでもわたしに言っているのか?」

ニコデマスはそう言って、イエスの言葉を皮肉った。


「では、もっと正直に言い直そう。

“ 人 ”は誰でも神から心と命を授かり、まずは母親の胎盤の水から“ 人の肉 ”を持って生まれてくる。

だが、人が神の国を見たいなら、ただ人の肉を持っているだけでは決して見れない。

さらに神から授かった心を磨き、聖なる精神、神の御心が分かる心を持って生まれ変わってこない限り、誰も神の国には入れない。

“ 肉は肉を生むだけだが、心は心を生む。”

これで、わたしの言った『生まれ変わる』という意味が少しはお分かりいただけるはずだ。

人の“ 生 ”(=人生)とは本当に不思議なものだ。

例えば、風はいつでもどこでも好き勝手に吹いているように見えるだろうが、本当はそうじゃない。

人は、それがどこから吹いてきて、どこへ吹き去っていくのか誰も知らない。

だが、神は風がどこから吹いてきて、どう吹き去っていくのかすべてご存知だ。

だから、神から聖なる精神を与えられる者というのは、その風と同じようなものだ」

そのイエスの言葉に、ニコデマスはまるで圧倒されたかのように黙り込んでしまった。


だが、イエスが話し終わると、ニコデマスはハッとして我に返り、今度は勢い込んでイエスに質問してきた。

「では、いったい、どうすれば神から聖なる精神を与えられるのだ?

どうやったら生まれ変わることができるのだ?」

「あなたはさっき『自分はサンヘドリン(長老会)から来た者だ』とおっしゃた。

サンヘドリンの人なら、あなたはこの国で最も律法書(旧約聖書)を学んでこられた方のはずだ。

あなた方、サンヘドリンの方々は皆、律法書(旧約聖書)や戒律をそらんじ、人々に口伝えでそれを教えてきた教師でもある。

なのに、なぜ今更、わたしにその答えを聞こうとする? 

答えは確かにちゃんと書いてある。

あなたに目があるのなら、あなたはその目でその答えが見えるはずだ。

あなたに耳があるのなら、あなたは律法書を読んでいる間にちゃんと聞こえていたはずだ、神の声が。

たとえ、律法書を読んでいない時でも、神はあなたが生まれてからずっと、あなたに教えてくれていたはずだ、その頭に、その心に、その魂に。

だが、人はそれに気づかない。気づこうとしないのだ。

よく考えてみるといい。

人は誰でも自分の知っていることしか話せないし、自分の目で見てきたことしか分からない。

それ以外の事となると人は考えるどころか、思いも及ばないはずだ。

なのに、人は何でも知っていると思い上がり、神を信じない。

神がずっとあなた方、一人一人に教えてくれていても、あなた方はその目で見ながら真実を見ようとせず、その耳で聞きながら自分の心の中の神の声を聴こうとしないのだ。

そうして、あなた方は天の御父の言葉を受け入れない。

おそらく、わたしがこの地上で起こっている現実の話をしたとしても、あなた方はきっとそれを受け入れようとはしないだろう。

だったら、天上の事など話したら、もっとわたしの話をあなた方は信じないだろう」


イエスはさらに続けた。

「誰も天上に行ったこともなければ、行くこともできない。

だが、天から遣わされた者、神から天命を与えられた子というのは、その天上がどんなところなのかを知っている。

だから、モーゼが砂漠で蛇を持ち上げてみせたことで人々の関心を引き、見事、亡命に成功したように、神から遣わされた者もまた、世間に持ち上げられることで多くの人の注目を集めて、早く彼らが真実に気づくよう働かねばならない。

そうすれば、神から遣わされた者の話を聞いた人の中にはそれを信じて、永遠の命を持つ神を自分の味方にすることができる。

神から遣わされた者の話によって、生まれ変わることもできるはずだ。

だから、あなたにも分かるはずだ。

神は、私達、人間を創ってくださった天上の御父は、何よりこの世界をとても愛していたからこそ、その者をこの世に送ったのだ。

そして、その神から遣わされた子を信じることができた人は、誰でも決して滅びはしない。

必ず永遠の命を持つ神によって守られる。

もう一度、言っておこう。

“ 神 ”が、神の命を受けた子を地上に送ったのは世界の人々に最後通告をする為ではなく、ただ、ただ“ その子を通じて世界の人々を救う為 ”に送ったのだ。

だから、その神の子の言葉を信じる者は誰でも、神から最後の裁きを受けることはない。

だが、逆にその神の子の言葉を信じない者は誰でも既に神の裁きを受けていることになる。

なぜなら、その子を通した神の警告を無視しているからだ。

神の御名の下で神からの御言葉をその者の口を通じて聞きながら、それを信じようとしなかったからだ。


光は確かにこの世界にやって来た。

だが、中には神が与えた光よりもあえて暗闇を好む人達がいる。


なぜなら、その者達は光が怖いからだ。

既にその心が悪意や偽りでいっぱいになっしまっている者は誰でも、真実の光によってその心があばかれることを何より恐れる。

自分のそれまでの行いや人生をさらけ出すことになる光を恐れて、決してその下には入ろうとしない。

だから、彼らは光を嫌う。真実の光を何よりも憎むのだ。

だが、生まれ変わろうとする者、真実でもって生きようとする者は誰でも光の下に入る。

そうして、生まれ変わった人、真実を持つことができた人が何をしようとも、それは必ず神によって助けられて行われたものだと皆にもはっきり分かるはずだ」

イエスはそう話し終えると、ニコデマスのイエスを見る目はすっかり変わっていた。

そこには確かにニコデマスの想像を越えた何かがあった。



私は一体、今、誰と話しているのだろう?

人間か? それとも・・・?



ニコデマスは一瞬、自分の目の前にいるイエスの存在そのものを疑った。


しかし、彼の目の前にはやはり、ただの平凡な、どこにでもいるような普通の男が座っているだけだった。

それもどちらかと言えば、それほど有能そうにも立派そうにも見えない、そしてどうひいき目に見ても決して魅力的とは思えない、しがない一人の男だった。


なのに、どうしてこの男はこれほどまでに自分の心をしびれさせるのだろう?

なぜ、これほどまでに無性に泣きたくなる気持ちを起こさせるのだ?


まるで自分の年齢やプライド(自尊心)を何もかも忘れ、その腕の中に身を投げ出して思いっきり泣いて甘えてみたくなるような、そんな変な気持ちになるのだろう?


神の子、・・・確かに神の子とはこういう人なのかもしれない。



ニコデマスはイエスが話し終えてもそれでもずっと、イエスから自分の目をそらさずにいた。

そうしていると、今まで律法書(旧約聖書)を学びながら求め続けてきた自分への答えが神から与えられるような気がした。

「・・・ラビ(ヘブライ語で「先生」の意)、確かにあなたは“ 神 ”から送られた教師ラビなのだろう。

わたしはあなたが言うように、律法書の最高学府であるサンヘドリンに属し、そこで長年、様々な教師や文献から学び続け、わたしなりに神を知ろうと努力してきた。

それこそわたしは、ありとあらゆる文献を探り、いろんな教師と議論の限りを尽くして勉強してきたのだ。

だが、それでもわたしは一度たりともあなたのような考えに出会ったことはない。

しかも、わたしはこの年になっても尚、あなたの考えに達したこともなかった。

それはおそらく、わたしが今までサンヘドリンの考えに固執してきたからだろう。ずっとそれが正しいと教えられてきて、わたし自身、その考えに囚われ続けてきたからだ。

だが、あなたはそれをいとも簡単に打ち壊した。

それが本当に正しい道なのか?と、わたしの人生そのものをたった数分で揺さぶったのだ。


最初、わたしがあなたのことを耳にした時、どうせまた偽預言者か偽メシア(救世主)が現れて、自分を売ろうと何らかのパフォーマンスをしてみせただけだろうと思っていた。

だが、あなたが神の呪いであるゼパニアの聖句を説いてみせたと聞き、それがとても不思議だった。

なぜ、ゼパニアの句なのか、それがとても気になってここに来る気になったのだ。

だが、まさかあなたにその句の意味が分かるとは思っていなかった。

まして、わたしの人生まであなたに揺さぶられることになろうとは・・・。

だから、わたしは今、自分が一体、何を学んできたのかと考えさせられている。

わたしにはそのゼパニアの句の意味がちっとも分からなかった。

長年、律法書(旧約聖書)を読み続け、ずっと神を知ろうとしてきたが、わたしにはどうしても神の御心が分からなかった。

だが、今はあなたの言った通りだと思う。

だから、ラビ(先生)、あなたは確かに神の御心を教えてくれる“ 神の子 ”だ」

ニコデマスはそう言って涙を一筋、目からこぼした。


だが、それは決してイエスに対する嫉妬でもなければ、空しい努力を続けてきた自分への悔しさから出た涙ではなかった。

ただ、純粋にイエスがくれた答えがニコデマスにはうれしかった。

長年、知りたくてたまらなかった疑問を見事に解いてくれたイエスという“ 人に巡り会えた奇跡 ”が、ニコデマスには何よりうれしかったのだ。




“ わたしにも救いはあるのだ、”とニコデマスはその時、そう思った。

この男の話が本当なら、この男の言葉を信じるなら、わたしにだって“ 神 の救い ”はきっとある。

確かに、わたしの人生を変えてくれる神の救いはあるのだ。


そうニコデマスが考えた時、彼の心は何だか明るく照らされているような気がした。

光が心の隅々にまで差し込んでくるような、そんな明るくて穏やかな気持ちで胸がいっぱいになった。




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