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第百十六話 汚水 後書き(注1)その2

今話のイメージソング↓


https://youtu.be/Pp_Uuu-hIT0


『スターウォーズ~運命の闘い~』より

1999年に公開された米映画『スターウォーズ』シリーズの4作目である『エピソード1/ファントムメナス(幻の脅威)』で流れる主題曲。

米空軍に所属していた作曲家のジョン・ウィリアムス氏がロンドン・シンフォニー交響楽団とロンドン・ボイスというコーラスグループと組んで制作したオペラ曲で、ウェールズの古代の叙事詩(英雄詩)である『Cad Goddeu(邦題にすると『木切れ達の闘い』)』の一部をサンスクリット語に翻訳したといかにも学術的な作詞のように説明されているが、実際は英語を“でたらめな”サンスクリット語にして歌っているだけである。


***********************************************************************


「ついに我らはジェダイ(自由と正義の守護者)に暴かれる。

ついに我らは仕返しされる時が来たのだ。」


♪Coward matter. Coward a lot more.

(臆病者の大衆をどう始末するか、さぁ、もっとたくさん出てこい、腰抜け共よ)


「他人との話し合いや交渉が上手くいかなければやることは一つ、侵略戦争だ。」

「このまま戦争(人殺し)させる訳にはいかない。」



「この話には何らかの意図があります、陛下、このままだとあなたは彼らに殺されます。」



「フォース(力)に対する運命の秤(裁き)をもたらす者について

あなたは言っているのか? だから、こんな子供が言っている事を信じるのか?」

「この者はこれから起きることが見えるのだ。」

「本気なの? 私達の運命をどこの馬の骨かも分からないこんな子供じみた事を言う者に

託すって言うの?」


「その人はあなたを救ってくれるわ」


「フォース(力)はその者がいることでとんでもなく強くなる。」


「その人はあなたを救う運命にあったのよ。」


♪Cowared a lot more. You are coward.

(さぁ、臆病者の大衆よ、お前達は腰抜けの弱虫だ)

Coward and shadow a lot more down you.

(闇に潜む臆病者達がうじゃうじゃと出てきてお前達を地獄に落とす)

Coward killer down you.

(上からの恐怖に怯える殺し屋がお前達、臆病者の大衆の首を落とす)

Coward down you Coward a lot more.

(この世で一番、弱い奴がお前達、より多くの腰抜け共を地獄へと誘う)

No one kill Coward a lot more.

(たくさんの臆病者達を殺すのは他でもない)

Shadow kill Coward a lot more.

(陰でこそこそ隠れて卑劣な者達こそ、たくさんの臆病者達を殺していく)

Coward down you Coward a lot more.

(悪口を言い合い、人を貶めようと闇に潜む卑劣で弱虫な奴ほど

たくさんの臆病者達と一緒に地獄へと堕ちていく)


「恐怖・・・、恐怖は恐怖に震え、怯える者達を惹きつける。」

「この世で強い者?・・・。」


「国連はやりすぎたんです。」


「この世で最も強いと言う者ほど、この世で最も弱い者だ。」


「大衆よ、あなた方はわたしの言っていることを知るべきだ。」


「無知な者達よ・・・」


「人々は今、死にかけているんです、議員。私達はすぐ、何とかしなければならない。」


「恐怖、それは闇の味方。」


「わたしはあなたを守るだけで、あなたの為に戦争(人殺し)はしない。」


「どう考えても私達が勝てる相手じゃない。」


「わたしはどんな取引もしませんよ、議員。」


♪Cowared a lot more. You are coward.

(さぁ、臆病者の大衆よ、お前達は腰抜けの弱虫だ)

Coward and shadow a lot more down you.

(闇に潜む臆病者達がうじゃうじゃと出てきてお前達を地獄に落とす)

Coward killer down you.

(上からの恐怖に怯える殺し屋がお前達、臆病者の大衆の首を落とす)

Coward down you Coward a lot more.

(この世で一番、弱い奴がお前達、より多くの腰抜け共を地獄へと誘う)

No one kill Coward a lot more.

(たくさんの臆病者達を殺すのは他でもない)

Shadow kill Coward a lot more.

(陰でこそこそ隠れて卑劣な者達こそ、たくさんの弱虫共を殺していく)

Coward down you Coward a lot more.

(悪口を言い合い、人を貶めようと闇に潜む卑劣で弱虫な奴ほど

たくさんの臆病者達と一緒に地獄へと堕ちていく)


「大衆など、皆殺しにしてしまえ!」

「だめだっ!!」


♪No one kill Coward a lot more.

(たくさんの臆病者達を殺すのは他でもない)

Shadow kill Coward a lot more.

(陰でこそこそ隠れて卑劣な者達こそ、たくさんの弱虫共を殺していく)

Coward down you Coward a lot more.

(悪口を言い合い、人を貶めようと闇に潜む卑劣で弱虫な奴ほど

たくさんの臆病者達と一緒に地獄に堕ちていく)


「お前はかなりビビってるな。」


「生きてもう一度、会えるかな?」


「恐怖は地獄への第一歩。

恐怖が怒りへと導き、

怒りが憎悪を駆り立て、

憎悪が痛みと苦しみを募らせていく。」


♪Cowared a lot more. You are coward.

(さぁ、臆病者の大衆よ、お前達は腰抜けの弱虫だ)

Coward and shadow a lot more down you.

(闇に潜む臆病者達がうじゃうじゃと出てきてお前達を地獄に落とす)

Coward killer down you.

(お上の恐怖に怯える殺し屋がお前達、臆病者の首を落とす)

Coward down you Coward a lot more.

(この世で一番、弱い奴がお前達、より多くの腰抜け共を地獄へと誘う)

No one kill Coward a lot more.

(たくさんの臆病者達を殺すのは他でもない)

Shadow kill Coward a lot more.

(陰でこそこそ隠れて卑劣な者達こそ、たくさんの臆病な者達を殺していく)

Coward down you Coward a lot more

(悪口を言い合い、人を貶めようと闇に潜む卑劣で弱虫な奴ほど

たくさんの臆病者達と一緒に地獄へと堕ちていく)


「さぁ、沈みゆく船にご乗船ください。

く〇ったれGショック(原子爆弾部品)を輸出する日本の武器商人の皆さん」


********************************************************************


この地球上の自称、神様(木切れ)とやらの為に

自分の生命と財産を削って武器を持って戦おうという臆病者の皆さん、


息(生き)苦しいと言いながら増税にも減給にも反対できず、

マスクすらも外せない臆病者の皆さん、


上から圧力をかけられると

暴力を恐れて何でも言いなりになる臆病者の皆さん、


こんにちは、いつも武器製造、販売、広告宣伝、購入協力などご苦労様です。

ですが、もはや中世暗黒時代の戦争(人殺し)ごっこ思想で

大衆(税金)を支配できた時代はもう、終わりです。

そんなエロ・グロ・迷信・戦争(人殺し)思想で

国家は決してまともに運営できないとの

至極、当たり前の理性的な結論にそろそろお気づきいただきたいですが、

それでも、お目覚めにならないようでしたら、

本当にこれまでの歴史上、本当に何百、何千と滅亡してきた国家と同様、

消えていくだけです

さようなら~(・ω・)ノ

そうして、「人を殺すな」と人類の誕生以来、延々と教え続けた神(正義)の法に逆らい、自分達の無力さや無能さ、存在価値の無さに気づくこともなければ、恥じ入ることもなく、(それどころか毎回、同じ失敗を繰り返して借金だらけとなり、他の誰かが授かった神(善)の智慧や物を横()りしたり、それらを真似て何とかしのいでいるだけなのに、なぜかいつも「自分達こそ神(善)をも超えた知恵ある人間」やら「神(正義)に選ばれた人種または国家」と豪語するのだからどこからそんな自信が湧くのか毎度、頭をひねりたくなるが)、それでもなお、「この地球で最も文明的に進化し、神(善)に愛されている優秀な人種は自分達、欧米白人種」と他の人種に向かって堂々と自慢するイギリス(&アメリカ)政府(王室)は、実際には16世紀のジェームズ1世や17世紀の清教徒革命の中世暗黒時代に教え込まれた軍事(暴力)一辺倒の思考回路で留まったままいつまでも進歩することなく、自分達だけ、特に特権階級層だけが生き残らんがため、常に隣近所に住む同じ欧米白人種のヨーロッパ諸国と強奪してきた植民地(土地)や戦利品(奴隷や資源)などを奪い合う戦争(人殺し)に明け暮れ、それで結局、莫大な軍事費と自分達の経済基盤(田畑や産業、労働力)を破壊して財政困難になり、また別の植民地(土地や資源)を求めてその軍事力(暴力)を強化しようと新しい兵器開発に挑み、植民地で習い覚えた産業技術や食糧生産も自分達で研究してさらに発展させようとするのだが、そもそも他人の土地や物、技術を強奪して真似したからと言ってそれを築き上げるまでに汗水流して失敗や挫折を繰り返し、試行錯誤してようやく成功するまでに至った“経緯プロセスまたは時間=歴史”はどう足掻あがいても彼ら欧米白人種には手に入れられないため兵器だろうと何だろうと“真に価値ある優れた”技術や“緻密で精巧な”製品などできるはずもなく、口先だけ「文明の利器」が売り文句の我楽多がらくた(横()りしてズルをし、自分達が楽して造った)兵器も時が経つとそのメッキ(嘘)がはがれてきて前述のフリントロック方式の銃のように使い物にならず次第にすたれていき、次なる新しい軍事兵器を求めて自分達なりに聖書その他の文献を漁り、研究に没頭しても彼ら欧米白人種の間ではどうしても“良い”知恵や技術が手に入らない。


それはまるで青銅器時代にピラミッドを造ったヨセフの真似をして次々と偽ピラミッドを建設していたエジプト古王朝の神官達の姿と全く同じだった。(第100話『智慧(1)』~第101話『智慧(2)』参照)




ところが、自分達、欧米白人種が海を越え、山を越えていった先にあったアメリカ大陸やインド、中東、東南アジア、日本、エジプトを始めとしたアフリカに住む原住民達は一見、何も持ってなさそうに見えて実際は自分達が造るよりも遥かに優れた鉄鋼製品(第103話『略奪』参照)や食糧、さらには(ポカホンタス達、アメリカ大陸の原住民が作っていたウィートラコッシュを勘違いして)兵器までそろっており、“文明もずっと進歩していた”。


そこでまた、元来た道を逆戻りし、ジェームズ1世や清教徒革命の頃のクロムウェル達を始めとしたフリーメイソン(兵器開発研究団体)の創始者達がなぜ、あれほど聖書の解読にこだわったのか合点がいった彼らは再び欧米白人種の祖先(アングロ・サクソンまたはゲルマン狩猟民族)が行ってきた聖書の軍事的解読に本格的に乗り出した。

しかし、そもそも聖書が彼ら欧米白人種(アングロ・サクソンまたはゲルマン狩猟民族)の間で伝承されるようになったのは約2千年前のイエスの時代からで、その頃の軍事技術や兵器と言えば彼ら欧米白人種の祖先が覇権していたギリシャやローマ時代のものであり、彼らにとって目新しいものでも何でもなく、既に研究し尽くされていた。


だが、それ以前の時代のものになると彼ら欧米白人種とは“全く関係のない別の民族”の話になっていってしまう。




ユダヤ民族である。

ただし、正確にはバビロニアやアッシリアその他の様々な古代人達の血統が交じり合い、そうした人々が中東地域に住んでいた頃の民族(?)であって、ヨセフの家族がエジプトに移住して以降、エジプト人達と血統が交じり合って生まれたモーゼ達のようなヘブライ(古代ユダヤ)民族という訳ではない。



後に“啓蒙けいもう時代”(=the Age of Enlightenmentまたはthe Age of Scientific Revolution、主に17世紀後半から18世紀にかけてヨーロッパで起こった知識及び学術啓発運動のこと。日本語で“啓蒙けいもう”とは「無知な人に知識を与えてその目を開かせ、向上または発展させる」という意味で、英語のEnlightenmentエンライトメントも「未知なる分野に光を当てて真理(物事の本質、正体、理由)を突き止め、これまでの迷信や偏見などから脱却する」という意味なので、ようやくここに来て自分達、欧米白人種がこれまで無知蒙昧むちもうまいだったと認め、自分達の国家(共同社会)を向上、または発展させていこうという気持ちが出てきた言葉(証拠)ではあるのだが、この啓蒙けいもう運動の代表的な人物がイエズス会系の軍事学校を卒業後、20年近く黄金時代、またはオランダの奇跡と呼ばれていた全盛期の頃のネーデルランド連邦共和国(=The United Provinces of the NetherlandsまたはDutch Republic、オランダ共和国とも呼ぶ。ローマ帝国の崩壊と共に武力(暴力)で土地を強奪してきた領主達(封建君主)が現在のオランダ、ベルギー、ルクセンブルク地域(現代の経済用語では3か国合わせてBeNeLuxベネルクスと呼ぶこともある。)を支配するようになったのだが、オランダ語でNederlandenネーデルランデン(低い国土)、古オランダ語を英語にしたFlandersフランダース(水浸しの土地に丸太を組んで住む国)という言葉が示す通り、海抜より低くて海水に浸かって塩害を起こす国土では農業などの食糧生産(経済活動)を行うには元々、ここに住んでいた原住民のカナンヌファトゥン族(=Cananefaten、英語はCananefatesで、オランダ語で「葱マスター、ネギ栽培の達人」という意味。その名の通り、古代のオランダの原住民達は日本その他のアジアで見かける“塩害に強い”青ネギや玉ねぎなどを水耕栽培(または球根栽培)し、逆に海水(塩水)も適度に利用することで海水に含まれる栄養素を球根に吸わせて旨味うまみや栄養成分を作物に蓄積させる技術を持っていた。そのため、現代のオランダがチューリップなどの球根栽培をするようになったのも原住民族のカナンヌファトゥン族がその優れた栽培技術を子孫に伝承(教育)してきたからである。しかし、ドイツでミョウバンを作っていたアレマニ族(第107話『革命(2)』(注1)参照)と同じで、カナンヌファトゥン族も他の好戦的なゲルマン狩猟民族と結婚して子孫が生まれ、その考え方が次第に好戦的になっていくと、それまでの良識や優れた技術は逆に戦争(人殺し)の為の兵器に悪用されるようになり、中世になる頃には彼らが栽培していた葱や玉ねぎは食用というより、葱や玉ねぎ、ニラ、ニンニクなどの球根植物に含まれるアリシン(硫化アリル)と呼ばれる辛み成分に着目し、これらの植物を刻んだり、すりおろしたりするとアリシン独特の辛みが空中を漂い出し、玉ねぎであれば催涙弾のような目くらましになったり、特に生のまま大量に食べさせれば強い殺菌効果により腸内にいる善玉細菌を破壊して人によっては食物アレルギーを起こし、中毒死することもあることからこのアリシン(硫化アリル)の成分に特化した生物兵器になるよう栽培するようになった。以来、元々は腸内の病原菌を殺菌して癌化しないように血液を綺麗にし、血行を高め、脂肪も分解して新陳代謝を上げてくれるそんな効能の高い農作物だったはずが、それをわざわざ人の生命を壊す兵器にできるよう育てていったため、古代の物とは全く似て非なる種類の葱や玉ねぎが栽培されることとなり、現在、オランダで生産されているリーキ(=leek、Welsh Onion。西洋ネギ。イギリス連合王国内の一つであるウェールズではこのリーキと水仙、どちらも球根植物が国家の象徴となっているため、英語ではWelshウェルッシュ Onionオニオンとも呼ぶ。日本では下仁田しもにたネギが“同じ種類(目的)”の葱である。)は古代のオランダで栽培されていた種類の葱ではなく、日本の青ネギなどの他の葱よりもアリシン(辛み成分)が多い上に“人の生命を守る為の水耕栽培”はもはやオランダでは伝承(教育)されておらず、当然、海水の栄養素が含まれることもない。)のような知恵や力を絞ってお互い平和に生きようという人々ならまだしも、中世暗黒時代の武力(暴力)一辺倒のヨーロッパ人にオランダという国で生活することは至難の業であり、各領主達は近隣のフランスやドイツといった農業大国と手を結んで小麦その他の穀物類と引き換えに、漁業や近場にある森林(古オランダ語でHoltlantホルトラント「森の国」という言葉が英語ではHollandホーランド、日本語ではオランダとなったようにオランダは元々は森林大国で、ドイツのアレマニ族が住む近所に「黒い森」という広大な森林地帯があることを話したと思うが、実はドイツのアレマニ族やオランダのカナンヌファトゥン族はどちらも植林栽培を自分達の手で行って森林を造成していた。だが、第103話『略奪』でイギリスが軍拡の為にアメリカの森林を伐採しすぎて木材不足になり、エネルギー資源を木材から石炭に替えたと話したように、オランダも自国や周辺諸国の軍拡需要に応えて森林を破壊してしまい、今ではHoltlantホルトラントの面影はもうない。なお、日本でも墳墓(?)と勝手に誤解されている前方後円墳のような人の手で造成された人工森林(第110話『灌漑』(注2)参照)が今も残されているが、この古代における植林栽培がどのように行われていたかは後ほど本文で紹介していこうと思う。)を伐採して木材を売買する林業、自分達の食糧その他の物品も仕入れて取引する貿易業、それに伴った金融業、交易品を守る為の傭兵派遣業といった商業やサービス業で食べていくしかなく、必然的に自国民(自国語)だけで広範囲の海外取引は扱えないので自然とそうした知識や外国語、技術を持つ外国人移民(傭兵)も迎え入れるようになった。その中で最もオランダ経済に貢献したと言うか、そうせざるを得なかったのがユダヤ民族だった。ローマ帝国との戦争(人殺し)によって国家が滅亡して以降、帰る故郷(国土)を失い、彼らを敵視して差別するキリスト教がヨーロッパで国教として定着していく最中、キリスト教徒に迫害される度に移住せざるを得ない居候いそうろう(被差別民族または賤民せんみん)身分の彼らは、ユダヤ民族というアイデンティティー(=Identity、身元、素性すじょう、正体)以前に自分を一人の人間だと認めてもらい、信用(愛)され、その土地で受け入れてもらうには知恵や勇気を振り絞って移り住んだ地域や社会で頑張るしかなかった。その彼らの汗と涙の成果がオランダで顕著に表れ出したのは14世紀からだった。元々、どこへ行こうと何ら悪い事をしていなくてもキリスト教徒のヨーロッパ人達から忌み嫌われ、差別され、時にいわれのない暴行や侮辱、リンチを受ける彼らはそれほど豊かでない、目立たない土地を選んで争いを避け、その地域の秩序を守りながら同じ民族同士でひっそりと暮らしていたのだが、第107話『革命(2)後書き(注2)その2』でなぜ、ユダヤ人達が強制収容所に送られたか話した通り、彼らは青銅器時代のアジアやアフリカで培われてきた文明(神の智慧や技術)を多く受け継いできた民族だったため、たとえどんなに石を投げられ、つばを吐かれ、地の果てに追いやられようともそこから何とか生き抜こうとする存在(生命)が生まれた時から教えられ、長く培ってきた智慧や才能を使って光り出すのを止めることは誰にもできなかった。

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