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プロローグ 0話

 この世の全てを持て余すかのような、"豪華"という言葉では物足りない王座にふんぞり返る気分は一体どんなものだろうか。

 世界の悪を統べる目の前の魔王を睨む。


「フハハ!遂に来たか、勇者よ」

「これ以上お前の好きにはさせない。神に祈ってももう遅い!」

「行くぞォっ!!」


 ヤツに渾身の一太刀を入れてやるべく全体重が冷たい床を蹴る。


「ハハハ、この魔王が神に何を祈る。」

「この世界で全てを手に入れたこのワシがァ!」


 そして、眩い光が玉座を包む。1フレーム。


 床を離れた足は再び踏み戻り、ピタリと止まってしまった。



「…ッ!あれ、俺は一体何を…。なんでこんな所に…。」

 部屋に光が生まれる直前、魔王は記憶喪失魔法を唱えていた。


「フハハハハ!また始まりの地からやり直して来い!」

い「なろうに投稿してる友人に触発され、『こんなストーリーがあったら面白そうだなぁ…』と思って書き始めましたが、完結するかどうかは分かりません。なんとなくで書いています。どうか応援のほどよろしくお願します。」

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