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マイスター8

その頃、鉄たちはホームに引き返していた。純の怪我もあるし、みんな初めてのことが続いたので疲れていた。これ以上先へ進むのは危険だしこれから暗くなる。初日の調査にしては収穫はありました。


鉄が「サンドイッチはいいな。歩きながら食べられる」

学が「鉄さんの好きな、カツサンドですからね」

純が「ねぇ。今草むらから何か動かなかった」

学が「そんな。またクマですか」


ここでまた、草むらになにかがいる。みんなの緊張が高まる。

みんなが草むらに注目していると、そこにいたのは、ミーそっくりの猫が3匹出てきた。


純が「かわいい」

学が「やっぱり。ミーは群れで行動していたのですね」

鉄が「ミー坊に早く会わせたいな」

純が「人には警戒心がないのね」

学が「我々もミーの種族が初めてなように、ミーたちも我々人間がはじめてなのでしょう」


ミーの仲間は無邪気にじゃれ合っている。その様子を見ていると今日あった疲れが癒される。ミーの仲間を抱きかかえてみた。毛がモコモコしていて肌触りが気持ちいい。ミーも人にすぐ懐いたので、ミーの種族は人懐っこい性格なのだろう。


ミーの仲間もミーを心配してジャングルを探していたのかもしれない。ミーの仲間がいた。みんながミーを仲間の元へ早く帰したい思いが強くなった瞬間だった。ミーは家族にあったら喜んでくれるだろう。だからこそ早くミーに会わせたかった。ミーの仲間も一緒にホームへ向かった。


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