神の名前は
もちろん僕を育ててくれる人なんていない。
でもいつでも神がいてくれた。
2年がたった。神がお世話してくれた。
僕はそこらの大人と知力などで負けなくなった。
異様なほどの成長速度。
マジで有能な神である。
なんか神がソワソワしていた。
こちらから話しかけてみるとすっごい喜んだ。
確かにこっちから話し掛けてないもんな。
子どもか でも思っただけでも神にはわかるので
言わないでおこう。
神に見放されたら死ぬ マジ死ぬ。
はぁーと言う声が聞こえた気がした。
声がどこから来たか探してみた。いねぇーー
あれ?神は?どこいった?逃げた?オワタ?
汗あせしていると話しかけてきた。
「知らなかったのですか?
私は貴方の中にいるのですよ。
あなたにしか声は聞こえませーん」
すまんな気にもしてなかった。あとなんかうぜぇ
ここで神に名前を聞いた。
「私には名前なんてありませんよ
でもつけてくれたら嬉しい、かな?」
これがデレってやつか。かわいいな
「しゃーないな これからずっと一緒だぞ?」
「お前の名前はハ○太郎だ」
神から殴られた気がする。痛い…。
「いつ私がそんなことを教えたのか。はぁーー」
また殴られた。痛いんだって
「わかったわかった
お前の名前は ひなだ」
また殴られた。
「私、男ですよ」
はぁーーーーーーー?
この口調で?
男に可愛いとか言ってたのか……。
よし、明日死のう。
とか思ってたらまた殴られた。ほんと殴りすぎだろ
「冗談ですw ひな ですね
ありがとうございます」
これが殺意か……。初めての殺意を体験した。
でも、これからよろしくな。ひな。