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プロローグー最悪の景色ー


    

    ー俺の目の前には、最悪の光景が広がっていた。

 

「お兄ちゃん!!!逃げて!!!私たちのことはいいから!!!逃げてえっ!!!!」


 ー恐怖の中、声を出すこともできなかった俺はただ足を震わせていた。


「逃げてください!!!お兄さん!!僕たちは…もう無理だ!!せめて、お兄さんだけでも!!!」


  自分を置いて逃げろと叫ぶ妹たちを真っ赤な大きい怪物が、傷つけていく。


「逃げ…て!!お兄っちゃん!!!」


 ー俺はどうすればいい、どうすれば妹たちを助けることができる?


 ーこのまま、妹たちを置いて逃げるのか?


「あなた…なら、こいつらを…倒すことができる…でも今はその時じゃないんです!!


 僕たちと一緒にあなたまで死んでしまったら、人類の…希望が失われてしまう…!」


 ー何を言っているんだ?人類の希望?なんだよそれ!


「逃げてください!!お願いだ!!僕たちのことは置いて逃げて!!!」


 ー逃げるなんて無理だ!お前らを置いて逃げるなんて!!


「俺が、絶対に助けてやる!!!お前ら二人を置いて逃げるなんて真似、絶対にする分けないだろうが!!!!」



『黙れ小僧。』



 その瞬間、怪物の大きな手が、俺の体を簡単に吹き飛ばしてしまった。


「お兄ちゃん!!!」



 ー俺…空を飛んでるのか?


 その後すぐに、妹の泣き叫ぶ声が、遠くから聞こえたような気がした。


 ーったく、泣き虫なやつだな…大丈夫だ…心配すんな…お前らは必ず…俺が助けて…や…



 その瞬間、俺は気を失った。



新しく、小説を書かせていただきました!英猫です!

アイノスピア(別の作品)の能力やキャラなどは少し受け継ぎつつ、全く関係のない(内容的に)作品になっています!

また、遅かったら一週間に一度くらいのペースになってしますかもしれませんが投稿していこうと思いますので呼んでくださると嬉しいです(*´꒳`*)!


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