表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/104

65

アンケートにお答えいただいた方ありがとうございました。

結果は報告の方に挙げさせていただきました。

ありがとうございました。感謝の早め投稿です。

 さて、鍛冶屋で思いの外時間を使ってしまった。でも有意義な話が聞けて満足です。やはり異世界ファンタジーに銃は持ち込んじゃダメだよな。この辺は人によるだろうけど剣道やってるとなんか銃が出てきたあたりの歴史とか聞くと寂しい気持ちになったんだよな。


 うーん、今からダンジョンに向かっても時間的に微妙なんだよな。お昼が近いし、あ、そうだ、買いたいものがあったじゃないか! ということで近づいてくる猫好きに色々聞きながら目的に適した店、桶屋にたどり着いた。

 店に入り店主になるべく大きな風呂桶をお願いする。少し魔法的な加工もするということで金貨1枚と高めだが、みんなで入ることができる大きさのを作ってもらえるということでお願いした。期間は一週間、それではお願いしますと店を出た。


 よし、川に行こう。魚が食べたくなったし、猫は魚好きと相場が決まっている。それにダンジョン対策の攻の準備ができたので防の準備もしてしまおう。

 釣りマスターのミオに釣りで魚の確保をしてもらい、クオンに調理、リオにリンカ、ライカの世話を頼む。お姉ちゃんになったのだから頼んでみる、クオンにはちょくちょく確認してもらうようにした。


 さて、やりますか。俺はリュミスと一緒に川に入り、リュミスの魔法行使を感じる。

 うん、戦闘中にも少しは感じていたがやはり魔法レベルの上昇によって一回に使う魔力量を増やすことが可能になっている。そして、レベルが上がるごとに一つ使える魔法が増えると。

 ただ、リュミスはドラゴンに回復などいるものか! と言わんばかりに回復魔法を覚えてくれない。俺と同じ水魔法なのに両者は全く違う。俺は回復、リュミスは攻撃。俺以外に回復魔法を使える仲間がいないというのは少し不安だな。

 とと、集中しないと。


 魔法を覚えるときには激痛を伴うが、魔法レベルの上昇には痛みを伴わない。これは0から1に上がったときになかったからそうだとは思っていた。実際に1から2に上がるときにも痛みはなかったので確定かな。よかった、でも次が控えているんですよね。ライカの雷魔法が。でもあれカッコいいから欲しい。

 とりあえず、これは先送りしてミオたちを見るともう少し時間がありそうだったので他の魔法も練習した。


 準備ができて、クオンが呼びに来たのでリュミスとクオンにお礼を言ってそちらに向かう。

 さすが釣りマスターミオ、みんなの分を確保できていた。クオンの調理も完璧だな。リオはちゃんと妹たちの世話をして、リンカやライカもおとなしくしていたようだ。というか、リンカがふらっとどこかに行こうとするとライカが捕まえていたということだ。みんなをそれぞれ褒めて、お礼を言う。ライカも偉かったね。でもお前はまだまだ遊んでてもいいんだよ。


 みんなで美味しい魚を食べ、リンカが待ちきれず火傷していたが楽しい食事を終えた。本当に猫って猫舌なんだな。キュアをかけて治療したらもっと懐かれた。膝に乗ってペロペロ腕を舐め、胸や足にすりすり頬を擦り付けてくる。まじ可愛い! が、チョロインなのかお前。お兄さんは心配です。まあ好きにさせて食休みをした。


 よし、行きますか。ダンジョン五階に転移し階段を降りた。

 ん、早速か、降りてすぐに気配がした。速い、さてご対面です。



『鑑定』


 種族 蜘蛛♀ Lv12


 こいつらは本によれば巣を作らないタイプだ。日本で言うアシダカグモと同じ感じ。でも大きさが胴体で50cm、脚を入れると2m近いのと、攻撃を受けると稀に毒を受けるということが違う。

 というか、こんなにデカイのかよ……。

 目が離せないので繫がりから調べるとクオン以外は心を乱していない。うちの娘たちは精強です。

「頑張れ、お姉ちゃん!」

 その言葉で守るべき者がいることを思い出し、クオンが復活したのを感じた。


 体高はそんなに高くないのでみんなも攻撃できるが先ず脚をなんとかしないといけないか。

「正面ミオ、あとは散開!」

 この指示だけでリュミスは左前、クオンは右前、俺とリオが後ろに回った。前に行くクオンに代わり、俺の左腕にリンカ、ライカを抱いている。

 速いことは速いがミオやリュミス、クオンはもっと速い。ミオが攻撃を防ぎ、その隙にどんどん脚を捥いでいく。後ろに回った俺たちも脚を狙い攻撃する。

 このままではやられると思ったのか残った脚でぐるりと回り、正面の位置に俺が!

 顔が恐かったので、思いっきり剣を叩きつけた。

 その一撃で頭をカチ割られ、蜘蛛は死んだが体液が俺たちに飛び散った。

 グッ! 熱い、身体が熱い! これはマズい、俺ではなく俺と同じく体液を浴びたこの娘たちが!

 なんとか意識を集中して、解毒と念じる。HPの少ないリンカから、よしぐったりしていたのが治り、こちらを舐めてくる。そこに毒がまだ残っているかもしれないから舐めるのはやめとけ。次はライカか、リンカはほっとくとまた毒になりそうだから近寄ってきたクオンに渡しておく。

 ライカ後回しですまんな、解毒。ライカも治ったのか

「ガゥ」

 と鳴いた。


 よし、後は俺か。俺を心配そうに支えるリオと警戒しているリュミス、ミオには悪いと思いつつも頼む。

「ミオ、この体液毒があるみたいだ。取り込んでみてくれないか?」

「……耐性のレベル上げですか?」

「あぁ」

「そんなに辛そうなのに、やるのですか?」

「これをしないと命に関わる危険性があるからね」

 脂汗が出てきているけどまだ大丈夫なはず。

 ミオが泣きそうな顔で見てくるがお願いする。

 ミオが蜘蛛の体液の一部を吸い取った。熱さや痛みに耐えつつ感じる。

 よし、これか。前より楽に掴めたな。ミオは凄い勢いで毒を制した。よし、俺もその勢いを手に入れたぞ!

「サンキューみんな。特にミオ、ありがとうな」

「……マスターの、為ですから……」

 心が痛むがこういう機会しかないんだよな。自分から毒を飲んで耐性を上げる気にはならないから。

 でも毒の痛みをなかなかに耐えることができた。これは1000に近くなってきたHPのおかげかな? 回復役がやられたらダメだから、耐性は確実に上げるべきものだし、ありがたい。

 といってももうミオと同じレベルになった全状態異常耐性はかなり使えるだろう。一般レベルなのだからきっと一般的な毒やらはもう効かないはず、はず。ごめん、これには俺の希望が多々含まれています。


 ドロップアイテムは蜘蛛脚、うーん、体液に毒が含まれているのに食材系とはこれいかに。

 そして俺に対して狂喜乱舞しているリンカ。また助けられて凄く嬉しかったらしいが本当にチョロインなのか? 俺がとっさに身を捻ればお前には体液がかからず、毒にならなかったかもしれないのに……。

 残念ながらあの時の俺は反射的に剣を叩き込んだのでそんなことはできなかったが。

 お、ライカもか、感謝を伝えるように労わるように鳴いて足元に擦り寄ってきた。


 そこでまだ毒があるかもとリンカとライカをクオンに預け、リュミスに水をかけてもらい、ミオに水分を吸収してもらった。

 全身綺麗になったのでリンカとライカを抱きしめて一応念のためキュアをかけておいた。

 でも本当に解毒が必要になったか。一応準備しておいてよかった。攻撃を受けると稀に毒になる程度なら大丈夫かな? とか思っていたが、鍛冶屋で色々とあり、時間が伸びたのが良かったな。俺は大丈夫だが、こいつらを毒で失っていたかもしれない。ダンジョンの恐ろしさを思い知ったのだった。

日刊五位、ありがとうございます。

これからも頑張ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ