~ドラゴン惨殺の時代~
楽しんでくれたら幸いです
幸せとは何だろう
私にとって幸せとは
彼女が私のそばで笑っていてくれることだった
幸せとは何だろう
今ではそれがわからない・・・
もうなくなってしまった島の山の奥深く
「ケイトそっちはダメだって!」
私がまだ幸せという言葉を知っていたとき
「
え~だってこっちのほうが珍しい薬草があるんだもの」
その島はとても豊かな島であった
「ほんとにダメなんだってこの山のことは知らないわけじゃないだろ?」
その島には伝統があった
「だってアレがくるのは100年に一回なんでしょ?今来るなんてヤシココの実が頭に落ちて死んじゃうぐらいありえないことだよ~」
決して森の奥のものを
「万が一のことを考えてくれよ、大体ここには使いの方しか本来入ってもいけないんだぞ!」
見てはいけないという
「キャァアァァァ」
考えてみれば当然のことであった・・・
あの時目の前に現れたのは、近くで見てもあの
血を焼いた様な赤色の目がなければ何があったのか
わからないような生物だった。
その瞬間、その生物は私の幸せを一瞬にして
血で汚し、さも当然であるかのように空に舞い飛び去って行った
一人の男を復習の戦士に変えて・・・
その事件をきっかけに世界は変わった
その一人の男が国を創り、王となり
人民を従え
悲しみによって動くあの生物を惨殺する時代に・・・
歴史書にはこう書かれている
(The time of dragon murder ドラゴン殺戮の時代)と
ゆっくり投稿します