導入
偶然は必然なのだろうか。
不可能と思われた事象が起こったとき、人はそれを偶然という。しかし、現実というのは我々が生きるこの世界一つしかないはずだ。答えが一つしかなければ、過程がどうであれ起こった出来事は必然。事実は曲げることができない。
それでも、信じられない現実に直面することは経験があるのではないだろうか。心霊現象、奇跡、運命の出会い……。科学的には実証できない、特別な経験をしたことはないだろうか。
ある青年がいた。ごく普通の家庭で生まれ、ごく普通の学校生活を送り、ごく普通の社会の中で育った。非現実とは無縁の生活。一瞬にして、彼の世界は一転する。
それを偶然と呼ぶのか、それとも必然と呼ぶのか。どちらにせよ、偽りのない事実だけが彼の人生の記憶として残るのだ。
何が起こるか分からない。だから人生は面白い。
これは、一人の青年と彼を取り巻く愉快な仲間達が奏でる幻想曲。時に現実は夢をも超越する。
Blue Sky Fantasia
初のオリジナル作品です。普段は、TYPE-MOON・オーガスト・キャラメルBOX作品の二次小説を書いています。興味がある方は私のサイトに遊びに来てください。私のサイト内でも、この小説は掲載する予定です(10万ヒット達成時から掲載予定)。
筆者が重度の型月ファンっていうことで、結構型月の世界観が反映されると思います。そして、夜明けな・おとボク好きでもあるのでその辺の要素も含まれるんじゃないかなぁー。
とりあえず言えること・・・一生懸命頑張ります!!!