タトゥーの柄に、果たして正解はあるのか?
肌が多く露出され、眼福でもある夏。
しかしながら、令和に入り、女性の露出度は平成のソレと比べ、かなり落ちてきているようにも思え、少し残念(=ローライズとかもう見かけない)。たまに攻撃的なスタイルの女性がいても、まあまあ、お年を召した平成から時間とファッションが止まった初老付近だったりもして、萎える ―― ウソです。それはそれでアリです。
話の「枕」で脱線した。
肌の露出が増えると、目立つのがタトゥー。筆者は、肯定派でも否定派でもないが、「デザインにはうるさい派」と言える。「そのクソださいデザインのタトゥー、恥ずかしくないのか?」というのは、しょっちゅう見かける。
大阪の銭湯では、建前上、入浴はお断りでも、実際に断るようなケースは聞いたことがない。なので、サウナはいつも変な絵柄で溢れている。あまりにもユニークな絵柄の話をすると「あ、これ俺のことやん!」と気付かれる可能性もあるので、ここでは控えるが、今のところ、「めっちゃカッコイイな」と思うようなデザインには、生まれてこの方、出くわしたことがない。
タトゥーは、痛い思いとバカみたいな除去費用を払わない限り、永久に残る、いわば「刻印」である。だとすれば、そこに求められるデザインは、時代性ではなく、「普遍性」となるわけであるが、そのへんを意識せずに掘っている「軽率な人間」が非常に多い。
10代の頃にしていたファッションを30代になってもしろと言われれば、その「地獄」も理解できるだろうに、軽率だからこそ、大半のタトゥーユーザーは、半永久的に身体に残る刻印を気楽に入れることも出来るのだろう。
何がカッコイイかは、ひとそれぞれ。
しかし、その美意識の「全方位的露出」には、必ずリスクが付きまとう。
美意識を鼻で笑われ、だんだん自信をなくす。そして、いつのまにか、かっこよかったはずの刻印が、自分で自分につけた「恥ずかしい烙印」へと変化する。
◇
―― さて、自分がもしも、タトゥーを入れなければならない、ということになったら、どんなデザインをゲブラは入れるのか? 想定するシチュエーション自体が、可能性上にも存在しないわけだが、敢えて考えてみよう。
出来るだけシンプルなものが良い。
それもジャラジャラと全身に入れるよりも、ワンポイントで。ぱっと思い浮かんだのは「バーコード」や「座標」だが、これも少々、中二病に過ぎる。
最も重要なのは、自己評価よりも「他者から見た自分」のキャラに合ったデザインのチョイスだろう。「お前らそれ、何の罰ゲームなの?」と思わず訊きたくなるような人間をチラホラ見かける。実際に「仲間内のノリ」で、無理やり入れさせられたとしか思えない、一般おじさんに入っている海外のアニメキャラのタトゥーとか、どんなイジメやねんと心配にもなる。
またまた脱線。
筆者が入れるとしたら、そうだな。とりあえず、ネクタイを締めるのが苦手なので、ネクタイのタトゥーでも入れておくか。そうすれば、どこでも正装になるし、悪くないかもしれない(本気で言ってます。ウソやけど)。
◇
最近は、女性のタトゥーも増えてきた。
これは「ある種の判別」に大いに役立つ。
「男の趣味で入れさせられた」ようなタトゥーは、まともな判断力のない「流される女」なので論外(ある程度、染まるのは構わないが、タトゥーともなると話も変わる)。
何か、強い信念で自分で入れたようなものは、かっこよくも思う。だが「図柄面積多め」のひとは、整形が止まらないひとと同じで、ブレーキのかからない性格。ギャンブルなどをしても、適度で止められない人間の可能性が高いので、お近づきになりたいとは思わない。
あと、アダルティーなお仕事をしている女性には、そういうのは求めていない。ただの「ノイズ」にしかならないので、そういう仕事のひとこそ、身体はキレイにしておくべきだとも思う。
◇
昨日、銭湯で見かけたタトゥーの青年。
一応、肩にタオルをかけ、タトゥーを隠してサウナに入ってきたのだが「そんなん気にせんでええよ」とタオルを外させた。
会話をしている途中で、ふと気付く。
これはある種、腰巻きタオルと同じことかと。
初めて来た銭湯。
アウェイなので、とりあえずタオルしてたところを筆者が、いきなり「外せ」と言ったことになる。向こうからすれば、いきなり「チンを見せろ」と言われたようなものか?と。しかも、ここはサウナである。ヤバイな、俺。
そんな与太話をしながら、汗だくになり、水風呂へ。極楽であった。
さて、ここで筆者からの質問です。
読者のアナタは、タトゥー肯定派ですか?
それとも否定派ですか?
リアクションボタンでお答えください。
肯定派はグッドマーク。
否定派は涙。
わしはタトゥー入れてまんねんの方は、ニッコリマークをよろしくお願い致します。
追記)
みんなが入れてみたいタトゥーなどがあれば、感想欄にて、教えてください。