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第1話 つり合わない俺とお前 壱

久々に書いてみた。 

俺は片手にホームズの小説を読みながら考えていた。

「明日は確か休みだし何かするか」

すると誰かが俺の前に仁王立ちしていた。

「あっ!またサボってるんですか?」

そこに居たのは俺と同い年の花澤汀(はなざわなぎさ)だった。

俺は本に集中しながら無視した。

「ねぇ、授業受けましょうよ!」

そう花澤は俺に言った。

「悪いが興味がない」

そう言って俺はホームズを読みながらじっと本の世界に入っていた。

「いきましょうよ!」

花澤はそう言って俺の腕を引っ張った。

俺はそれを払い除けて立ち上がり他の本を探し始めた。

「どうして授業を受けないんですか?」

花澤はそう俺に聞いた。

「つまんないから!」

そう言って俺はアーサー王神話を読んでいた。

「あなたは何もわかってない!授業は楽しんですよ!」

花澤はそう俺に言った。

「わかったから、早く教室に戻れよ!」

俺はそう言って時計を指差した。

あと五分で授業が始まるからだ。

「もうっ!次は必ず誘いますからね!」

そう言って花澤は走っていった。

俺はアーサー王神話を読みながら昼休みのチャイムが鳴るまで待っていた。



ーーー昼休みーーー



俺は図書室のドアを閉めて売店に向かった。

「はぁ〜、憂鬱だな」

俺はそう言って売店でパンを4つ購入し飲み物はカフェオレにした。

そしてそれを持って第二のエデンに向かった。




ーーー模型部・部室ーーー



俺は部室に入り中には戦艦や戦闘機や車やロボットの模型が棚に飾られていた。

「いい場所だな〜」

俺の好きなのは模型も好きでよくこの模型部には世話になっている。

「あれ?水樹何やってんだ?」

俺に話しかけたのは尾田清二と呼ばれる模型部部長だった。

「よう、ウザいやつから非難してんだよ」

そう言って俺は購入したパンを袋から開けて食べ始めた。

「ウザいやつってまさか花澤汀だっけ?」

そう尾田は俺に聞いた。

「ああ、授業出ろとかウザいから逃げてんだよ」

俺はそう言って隅っこでチョコメロンパンを食べながらカフェオレを飲んでいた。

「まぁ、いいじゃねえかよ!花澤ってこの学校の女子で一番人気の女生徒だぞ!そんな子に気に入られたなんて羨ましいねぇ~」

そう尾田はニヤニヤしながら言った。

「バカ言うなよ!俺は授業は出ないで静かに図書室で本を読めればそれでいいんだよ!」

俺はそう言って外の景色をじっと見ていた。

「変わってるよな〜お前」

そう尾田は言った。

ガララララー!

ドアを勢いよく開けたのは花澤汀だった。

「見つけましたよ!水樹くん!」

そう花澤汀は俺に言った。

俺は項垂れながら嫌気を感じていた。


弐へつづく

次回はまだ未定です。

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