挟まれていた日記 黒恵とミューレンの保護
注意※分かりにくい表現、誤字脱字があるかもしれません。そしてホラーは最早ありません。「そんな駄作見たくねぇよケッ!」と言う人は見ないでください。
ご了承下さい。
十月一日。
近隣の警察官によって、白神黒恵、ミューレン・ルミエール・エルディーの保護が確認された。二名は意識不明の状態で発見され、現在近隣の警察署にて保護されている。
事実確認はもう済まされており、その事案に際して、IOSP日本支部全機動部隊に出動命令を下し、第一機動部隊は警察署に、その他の機動部隊は発見地域の周辺の調査員の護衛に配備された。
そして、十七時三分。警察署が何者かによって襲撃。白神黒恵及びミューレン・ルミエール・エルディーの身柄が何者かによって奪取された。
「――と言うことに今なっている」
ファレルさんは当たり前の様に私達の屋敷で紅茶を飲んでいた。
その様子に、昴君は相当苛立っている様だ。
「……まず、一つ」
「何かね。まだ説明の途中なのだが」
「当たり前の様な顔をして紅茶啜ってんじゃねぇ!!」
あ、私と同じこと考えてた。
「そしてもう一つ! それを早く言え!」
「話は最後まで聞くことだ五常昴」
「むっかつくなぁ! あー分かった分かった! ほら! 早く言え! ほらほら!」
ファレルさんは一拍置くと、冷静に語った。
「まず、この情報には虚偽がある」
「『IOSP日本支部全機動部隊に出動命令を下した』って所だろ?」
「流石だ。正しくは、『IOSP日本支部に存在する超常的存在対策機動部隊に出動命令を下した』だ」
「何でそんなことを?」
「……IOSP日本支部の、裏切り者を見付けようと思っている。この作戦は、十二月晦日嗣音の案だ」
昴君ははっとした顔でファレルさんの顔を見た。昴君も気付いたらしい。
「つまりユダは超常的存在対策機動部隊の中にいるってことだな?」
「ああ、相手は虚偽の情報を信じ込んで、特定は難しいと思い、死屍たる赤子の教会の構成員に情報を流した。恐らく、嗣音はここまで考えたのだろう」
「流石嗣音さん。どっかの紅茶を啜ってる人とは大違いだ」
すると、ファレルさんは右手を自分の頭に動かしながら、左手の人差し指で机を「とんとん」と叩きながら、微笑を浮かべながら呟いた
「その情報の取得に遅れた飼い犬がいる様だが……」
昴君はむっとした顔をしていた。ちょっと可愛い。
「さあ、早く行くと良い。死屍たる赤子の教会に彼女達が拐われるのは、私としても、IOSPとしても、不都合なことが多い」
「初めっからそう言え! それじゃあ――」
すると、昴君のプライベート用のスマホが鳴り響いた。少しだけ苛立ちながら、昴君は通話に出た。
「もしもし!」
『うわー! びっくりしたッス! いきなり大声出さないで下さい師匠!』
「……狛犬か?」
『そーッスよ。番犬狛犬ッスよ』
「どうした急に。急ぎの用事があるんだ――」
『黒恵さんとミューレンさんが連れ去られてるんす!』
「……何処だそれ!」
『今追ってるッス! 丁度原付き乗ってたので良かったッス!』
「すぐに向かう! そのまま追い掛けていてくれ!」
『りょ、了解ッス!!』
そのまま昴君はどたばたしながら身支度を整えて屋敷を飛び出した。
変なTシャツを着て胸に色々詰めて仮面を着けて飛び出した。
「……彼は、変わったな」
「やっぱりそうですよね」
「……私はまだIOSPとして彼に命令をしなかった。ましてや報酬さえも、提示しなかった。にも関わらず彼はここから居ても立っても居られなかったのか、飛び出してしまった。君以外の為に、動いた」
ファレルさんは紅茶を淹れながら、そんなことを語っていた。
「私があの二人と友人になった理由が分かりましたか?」
「ああ、彼女達は、君にしか出来なかったことをいとも容易く出来ている――」
――夕暮れの薄紫と橙が混じり合った空の下。
狛犬は原動機付自転車に乗りながら、見慣れた二人を今当に連れ去っている男性を追っていた。
その男性は、日本と言う限り無く単一民族国家に近い国においては珍しい黒人の男性だった。だからこそか、狛犬も見失うことは無かった。
「そこの人ー! 止まって下さいッスー!」
狛犬の呼び掛けを無視し、二人の体を軽々と抱え原動機付自転車でも追い付けない程の速度で走っていた。
「はっや!? 人間じゃ無いッスね!? と言うか黒恵さんとミューレンさんも早く起きて下さいッス!!」
どんどん大きく引き離されていくその人影は、どう考えても生物学上同じホモ・サピエンスではあり得ない速度だった。一体どんなホモ・サピエンスが原動機付自転車との距離を離せるのだろうか。
彼は、死屍たる赤子の教会の信者は、ホモ・サピエンスから進化した人類であるとも言えるのだろう。いや、むしろ彼等はそう思っているのだろう。
すると、その男性は突然足を止めた。その視線の先には、女性の様な体型をしている仮面を着けた人物がいた。
その女性は日本人にしては高い身長を、そして変なTシャツを着ていた。
胸には「Gカップ」と縦に書かれており、背中には「きょぬー」と書かれていた。
「幾ら出せる?」
その女性は黒人の男性にそう言った。
「……何の話だ」
男性は顔を顰めながらそう聞いた。
「いや、だからさ。幾ら出せるの?」
その女性の声は、余裕は無く張り詰めた物だった。
「貴方を見逃してあげる。だからその分の金は幾ら出せるのって聞いてるの。分かんない?」
「……日本円にして十億でどうだ」
その言葉を聞いて、女性はにやりと微笑んだ。それと同時に、旧型銃特有の爆発音と硝煙の匂いが辺りを巻き込んだ。
男性の首筋に、ぴっと一線の傷が刻まれた。
「少ない。少ないよ。その二人は私の友人なの。友人二人を見逃す金が、十億って……せめてそれがドルだったらまだ悩んでたのに」
女性の微笑みは消え失せ、すんとした無愛想で無表情に変わり果てた。それからの女性は、全ての感情を読み取ることが不可能になった。
いや、むしろ、何も考えていない。彼は今、敵意も、殺意も、その目に宿していないのだ。ただ幼い子供が無邪気に蟻を足で踏み潰し蝿を手で潰す様な、無感情だけをその目に宿していた。
「次は当てるぞ」
彼は、目の前の男性を蟻を見る様に、何も感じなかった。むしろ慈愛の哀れみを向けている様にも見えた。あまりに矮小であまりに弱い存在に向けて哀れんでいる様に見えてしまった。
男性は、意味も分からない身震いをしていた。目の前の女性から発せられているのは、自らが信仰している救世主が弱者に向け哀れんでいる様な感情。それに身震いするのも、おかしな話だ。
それ程までに、男性は本能で理解していた。目の前にいるソレは、決して敵に回してはいけない人類の捕食者であると。
すると、突然男性の頭部に強い衝撃が直撃した。だが、目の前の女性は一切動いていない。未だに旧型銃の口を向けているだけだ。
まるで、透明人間にでも殴られたかの様だ。
しかし、それは当たっている。男性の視界に、突然、髪を赤色に染めた男性の姿が写った。先程までいなかった。そして首には、砂時計のネックレスがあった。
男性は頭部に食らった衝撃に蹌踉めくと、黒恵とミューレンを抱えているその腕の力を緩めてしまった。
その隙に、狛犬は黒恵とミューレンの腕を掴み、引き摺りながらも逃げる様に走り去った。
「やりましたッスー! にーげーろー!!」
男性が狛犬を追う為に振り返ると同時に、女性の飛び蹴りが男性の後頭部に減り込んだ。
「心置き無く戦える様になったねヘッヘッヘ!!」
女性は空中でひらりと体を動かし、男性の頭部を掴み地面へ投げ付けた。
そのまま頭部に足を置き、踏み潰す様に男性の頭部の上に着地した。
男性は力の限り起き上がると、その女性は「おっとっと」と軽い口調でよろよろと後退した。
「危ない危ない。結構自信作なんだよ? この服。汚れたらどうするの?」
「誰だ貴様」
「悪魔」
「……確かに人々を誑かす悪魔の様だな」
「……変なこと聞くけどさ、兄弟いたりしない? 兄でも弟でも、生き別れの兄弟とか」
「……ああ、いるさ。弟が二人。もう顔を覚えていないがな」
「ふーん。まあどうでも良いや」
見れば、女性の手にはもう旧型銃の姿が消えていた。
女性が男性との距離を一気に詰めると、その腹部と胸部にそれぞれ二発の打撃が直撃した。鉄球が投げ付けられたかの様なその衝撃は、肉の内側の骨に罅を走らせた。
すると、女性の右手が背中に回った。次に向けられた右手には、鋸の様な突起が付いていた片刃のナイフを握っていた。
それと同時に女性はナイフを横に薙ぎ払った。
男性の胸部がナイフの深い直線状の切創が作られた。ナイフによって払われた赤黒い血は半円状に飛び散った。
それとほぼ同時に男性の足が女性によって払われ、女性の振り被った左手の拳が男性の腹部に直撃した。
踏ん張ることも出来ずに、勢い良く跳ね飛ばされ、コンクリートの地面を転がった。
「多分後数分で機動部隊が来るはず。出来ればずっとそこにいてくれたら嬉しいんだけど……まあ、起き上がるよねぇ」
男性はゆらりと起き上がると、俯きながら何かを口ずさんだ。
「……Glory to the Father, and to the Son, and to the Holy Spirit; as it was in the beginning, is now, and will be for ever」
「……栄唱?」
男性は虚ろな目をしながら、ゆらゆらと頭部を揺らしていた。
口をぽかんと開き、唾液を口の中に留めることも忘れ、更に頭部をゆらゆらと揺らした。
「Amen」
その言葉と同時に、ぽかんと開いた口の中から赤い炎が巻き上がった。
その炎は勢いを増し、男性の全身に燃え移った。人の肉に、人の油に、その火は燃え盛る。真っ赤に燃え、髪も焦げ尽くし、肉が焼け爛れ、眼球が転がるその直前に、男性の姿は変わった。
それは四足歩行の怪物だった。まるで全てが塵屑だと言わんばかりに屈強で巨大な四肢は、何処か狼の様だった。
その四肢で支えている胴体は痩せ細っており、骨が浮かんでいる。
その先にある頭部は、まるで無表情の人間の様だった。黒い顔でぽかんと口を開けているその人間の頭部は、その巨体に似付かわしく無い程小さかった。いや、人の頭部の大きさは普通である。それ以外が巨大だった
そして、その人の頭部の右の眼球は腐り落ちており、そこから黒い煙が吹き出していた。
ぽかんと開けている口からは、止め処無く白く粘着性がある液体を垂れ流しており、そこから腐臭を感じた。
女性の全身に鳥肌が立った。あまりに冒涜的なその姿に、恐怖とも違う畏怖があった。
女性は本能的に怯えていた。理性的に危険信号を発していた。あまりに異形なその巨体を前に、生が何なのかを思い出せず、呼吸も、鼓動も、忘れていた。
鼓動がようやく動き出すと、背中にどっと汗が溢れた。
男性の体は怪物に変わった直後に、夕暮れ色は消え失せ夜の闇が訪れた。
女性は即座に和紙を懐から取り出し、言霊を発した。
「"禍鬼"!!」
その和紙は形を変え、華やかな布がひらりと見えた。出て来たのは、ただ戦に身を置くことに悦びを感じる鬼神である。
禍鬼は最初こそ困惑の表情を浮かべていたが、あの怪物を視界に入れれば、途端にこの場が戦場であることを理解した。
彼女は、戦場にこそ悦びを見出す鬼神である。
その不格好ながらも大きく振り払った拳は怪物の頭部に直撃した。
すると、夜の闇に紛れ込み、一つの人影が蠢いていた。いや、その人影は、限り無く人の影に近いだけだ。その体には、一対の蝙蝠の様な翼があった。
その人影は、オリヴィアだった。
怪物の上を飛んでいたオリヴィアは、上から押し潰す様に頭部に平手を打った。
「西洋の鬼ィ! そいつは俺の獲物だァ!!」
「キャンキャン煩いですわね東洋の鬼ィ!」
「あァ!? ここであの時の決着を付けてやろうかァ!?」
禍鬼は威嚇する様に拳を鳴らすと、その笑みを更に深めた。
「お前なら昴程ではねぇが楽しめそうだからなァ……!」
オリヴィアはそんな禍鬼を無視し、きょろきょろと辺りを見渡した。女性を見付けると、満面の笑みで、しかし何処か狂信的な据わった目付きで恍惚と見詰めていた。
「御主人様ー! オリヴィアの活躍を見ていて下さいましー!」
そんなことを他所に、怪物は未だに蠢いていた。禍鬼とオリヴィアの言い争いから発展した戦闘を狙い、怪物が動き出した。
二人に体当たりを企てたのか、怪物は力の限り突き進んだ。
だが、その怪物は動きを止めた。その眼前には、女性がいた。その女性の頭部には、ちょこんと二本の小さな角があった。
女性は怪物の人間の頭部に向けて左の足底を力の限り押し付け、一瞬の内に右足さえも地面から離し、自分の頭よりも高く掲げた。
勢い良く振り落とされた踵落としは怪物の頭部を下に押し付けた。
直後に女性は徹底的に怪物の頭部を踏み潰した。
肉を破裂させ脳が露出し頭蓋骨を砂になるまで粉砕していた。徹底的に、もう二度と生物としてこの場に存在しない為に、徹底的に。
その頭部の中から、蛞蝓の様な軟体生物が現れた。うじゃうじゃと放置された死体に群がる蛆虫の様に湧き出るそれ等に、女性は右手の平を向けた。
左目が赤色に変質した。その直後に女性の右手から赤色の炎が吹き出した。
まるで火炎放射器でも仕組んでいるかの様に放たれた烈火は、死屍た怪物の体を哀れな灰へと変えた。
女性は一息吐くと、禍鬼とオリヴィアの頭にそれぞれ一発の拳を叩き込んだ。
「喧嘩しない!」
「いってぇな!!」
「この怪物を横に目を逸らして勝手に喧嘩したから! 妥当!」
女性は抱き着いて来るオリヴィアを突き放しながらそう叱っていた。
そして、女性は横目で哀れな灰を見た。
それを見るだけで、自分の体が震えるのだ。恐怖では無い。
先程まで、人間として動いていたそれを殺したか。彼は人外であった。人外になれた。だが、それでも、人間を殺したのだと。
「――結果が出ました」
光がファレルを前に、そう言った。
「……昴の様子は?」
ファレルは険しい顔でそう聞いた。
「思っていた以上に安定してますよ。帰った後は相当気に病んでましたけど。あれは元々人外で、それが人間の姿に化けていた、そう言い聞かせました。だからこそ、この結果は昴君に言わない方が良いですね」
光は手に持っているタブレットをなぞりながら言葉を続けた。
「……やはり、そうだったのか」
「ええ。あの神仏妖魔存在の遺伝子は、紛れも無い人間です」
「……首藤飛寧や禍鬼の遺伝子の検査結果は?」
「比較の為に調べておきました。結果としては、半分人間かも知れないです。もう半分は、少なくとも今の地球上には存在しない可能性があります」
「それだと、彼女達はバナナと言うことになるが」
「半分の遺伝子が人間、まあ通常の生物。もう半分の遺伝子情報が彼女達が神仏妖魔存在として存在する理由でしょう。ただ、そうだとするとさっき言った通りに、猿よりもバナナに近いんですよね」
「つまりどう言うことだ?」
「彼女達は神仏妖魔存在になってから、排泄やフケや脱毛もするので、人間の体のまま止まっていると言う訳でも無さそうですし」
ファレルは考える素振りを見せると、光がここぞとばかりに口を開いた。
「実は、ある程度予想が付いていると言ったらどうします?」
「君をIOSPが保護する理由が増えるだけだ」
「そうですか」
光は僅かに息を整えると、自分の予想を出した。
「我々生物は、体の作成には遺伝子は本来必要無い。この予想が正しければ、彼女達の遺伝子の謎が理解出来ます」
ファレルは驚きのあまり目を見開いた。彼は科学をこよなく愛する男性であり、彼は光の頭脳の何よりも信頼している一人だからだ。
彼女を気でも狂ったのかと思う程に混乱していると、光は言葉を続けた。
「彼女達の人間の遺伝子、それが、昴君の遺伝子と100%一致したと言ったら?」
「……誤差は?」
「あったとしても0.00000000000301ですね。これくらいの小さな誤差なら100%と表記しても問題はありません」
この結果は、更に神仏と妖魔の謎を深めた。
「彼女達が彼女達足り得る姿を、意識を、持っているのは、遺伝子に依存しない、自分を形成する何かを持っているからです。それを我々は、魂と呼ぶのかも知れません」
ファレルは、光の頭脳に惹かれていた。その頭脳に対して羨望の念を抱いていた。
「……流石だ」
「そんなに褒めないで下さい。多分黒恵なら、この情報を手渡した直後に同じ結論に辿り着きますから」
私はファレルさんの報告を終わらせて、昴君の傍に帰る為に急ぎ足で廊下を歩いていた。
昴君が燃やし尽くしたあの神仏妖魔存在は、間違い無く人間だとは教えないでおこう。彼は人を殺すのを極端に恐れている。それは人間にとって当たり前の感情ではあるが。
彼は必ず人間を無力化する方向性で戦闘を続ける。決して殺さない。
だからこそだ。彼のその不安定な精神状態で、決して犯してはならない殺人を起こせばどうなるか。彼は今度こそ壊れてしまう。
殺人の罪悪感、青夜を殺した時のフラッシュバック、今後もう一度誰かを殺すかも知れないと言う恐怖、それが全て、泣き虫な昴君に襲い掛かるのだ。それだけは、絶対に、避けないといけない。
だから私はこの真実を彼に伝えない。あくまで彼が殺したのは、怪物。人間の姿とは程遠い神仏妖魔存在。彼は、何も悪くない。
すると、私のスマホから着信音が痛いくらいに鳴り響いた。
私が愛して止まない、私が恋い焦がれている、私の最愛の、私が全てを与えても良いと思っている、愛しの昴君からの連絡だった。
「もしもし?」
『……光、今、俺は怒っている』
……何かやらかしてしまったのだろうか。
「もしかして昴君が隠してたお菓子を勝手に食べたこと!? ああそれともマグカップ壊しちゃったこと!? もしかしてお皿を割ったのが私だってバレた!?」
『……光、三つ、増えた』
「はッ!? しまった!?」
『……いや、そうじゃ無くて……。……まだ黒恵とミューレンを助けたご褒美貰って無いんだが』
「……あ、本当だね。じゃあ帰ったらあげる」
『っしゃー!!』
……良かった。元気そう。
最後まで読んで頂き、有り難う御座います。
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