ある資料に書かれていた報告書 実験記録三十七
注意※本編とは全く関係のないものです。そして、とても短く纏められています。もうホラーでもありません。……私の作品がホラーじゃないと言われればそれまでですが。
胸糞悪い言動や、人、行動が多くあります。人によっては気分が悪くなりますので、「そんな作品見たくねぇよケッ‼」と言う人は飛ばしても大丈夫です。
正直に言おう。僕は、あまり自分のことは好きでは無い。目の前の光景を見て見ぬ振りを何時も通り、毎日と言っても良い程何度も何度もそんなことを思う。
どうしても、彼女を助けることは出来ない。彼女を助けようとしても、勇気が出ない。
僕は皆と違う、と言える訳では無い。そんな正当性を示す様なことは言いたく無い。僕も周りから見れば加担している様な物だ。
何も出来ない。何もしたくない。
偶に聞こえる。悲鳴にも聞こえる助けの声。それも無視して、それを聞いていなかったことにして。
……ああ、もう黙ってくれ。これ以上僕の心を締め付けないでくれ。
この感情は僕の所為なのも分かっている。それでも、それでも……あの子の所為にしてしまう。
学校に行くのが気怠いのも、耳にこびり付いているのも、何を食べようとも吐き出しそうになるのも、夜眠れないのも……。
「全部……全部全部……ああ……!」
そうだ。僕は結局、弱虫だ。
次の日、警察が学校へ来た。その代わりにあの子は来なかった。
言わなければならない。こんな機会は二度と無い。もう、これ以上僕は僕を嫌いに成りたくないんだ……。
……ごめんなさい。
……ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
許さなくても、良いよ。
嫌いだ。
僕は僕が嫌いだ。
結局何も言えない。何も言いたくない。
弱虫な僕、逃げる僕、勇気の無い僕、どうせ僕はこれからも、ずっとこれを忘れない。
ごめんなさい。本当に、ごめんなさい。
君がどれだけ苦しんでいるのか、僕は見て来たはずなのに。
警察が来たんだ。君は苦しんで苦しんで、もう耐えきれなくなって被害届を出したはず。
それは相当な勇気だったはずだ。僕とは、大違いだ。
……明日、きちんと真実を言おう。もう、逃げたく無い。
久し振りに、眠れた。
僕は制服を着て、学校へ向かった。
進む足が重い。これ以上進みたく無い。それでも、進まなければ。
……何時もより緊張感がある。それでも、進まなければ。
……遅刻をしてしまった。ああ、怒られる……。
生徒玄関に土足を脱いで気付いた。妙に静かだ。それに、何時も出会う清掃員のおばさんがいない。
時間が違うからだろうか。それにしては静か過ぎる。課外学習を忘れていたのだろうか。
いや、でも、もう分からない。
だって、転がっているのはただの人形のはずだ。美術の授業か、それとも美術部が作ったはずの人形があちらこちらに倒れている。それも悪趣味な物で、人が死んでいる物だ。
先生に、似ている。
……気の所為だ。
気の所為だ気の所為だ気の所為だ気の所為だ気の所為だ気の所為だ気の所為だ。だって……ああ。
そうだ。今日は全校集会が朝に予定があったんだ。きっと皆そこにいる。そこで言おう。きっとそこなら、昨日の話をしているはず。
僕は足を動かした。そうしないと気が狂いそうだったから。
そこに、あの子はいた。楽しそうに、それでいて嬉しそうに、その場で踊る様に体を回していた。
……とても、綺麗だった。
その傍には少女がいた。とても恐ろしく、とても狂気的に、悪魔とも見間違える程の笑顔を浮かべていた。
ああ、そっか。
僕は僕が嫌いだ。君も僕が嫌いだったんだ。
良かった。
ああ、良かった。
僕が嫌いな人が、僕だけじゃ無くて。
最後まで読んで頂き、有り難う御座います。
ここからは個人的な話になるので、「こんな駄作を書く奴の話なんて聞きたくねぇよケッ!」と言う人は無視して下さい。
久し振りに私の趣味全開の話。年末に書く話じゃ無い!
けれどまあ、主観の人が純愛で良かったですね。
少し早いですが良いお年をお迎え下さい。
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