拾八つ目の記録 2649、1989、64の九月十一日 ⑤
注意※分かりにくい表現、誤字脱字があるかもしれません。そして唐突な戦闘などがあります。ホラーでは無いと言えるかも知れません。「そんな駄作見たくねぇよケッ!」と言う人は見ないでください。
ご了承下さい。
真二は珍しく苞穂が収監されている刑務所の面会室に来ていた。
「……珍しいわね……真二さん」
「……俺を名前で呼ぶな。まあ良いか。どうだ。出る気にはなったか?」
「……昴もそう言っていたわ。ただ、答えは変わらない」
「ま、そりゃそうか。さて、ちょっと聞きたいことがあってここに来た」
苞穂は窶れた顔で真二を見詰めていた。
「青夜が生き返ったのは知ってるだろ? 死屍たる赤子のことはもう昴が聞いた以上のことは分からないことは知ってるが、なら五常の家系と死屍たる赤子の関係が分かるなら教えてくれ」
苞穂は思い出す様に目を瞑ると、僅かに息を吸った。
「……死屍たる赤子との関係性は……分からないわ。ただ、五条の家系のことなら話せる」
「教えてくれ。あの家にはもうその記述は存在しないらしいからな」
「……室町時代、五条の家系は四つに別れた。本家の五常家、分家である三綱家、八徳家、そして私の家系の四維家。ただ、江戸時代に三つの分家は五常家を裏切った。その後は紆余曲折あって、三綱家と八徳家は簡単に滅んでしまった。……五常家の家祖は平安時代に出雲から京へ行き、源頼光が逃がした土蜘蛛の残党を人知れず狩り尽くした功績から貴族になった……とは書かれていたけれど、事実はあまり分からないわ」
「……死屍たる赤子と接触する理由は無さそうだな。と、なると……最近接触したって考える方が自然か」
苞穂は疲れ切ったのか、その場で俯いた。
「……私の家系が……失くなってしまった理由を……貴方は知っているはずよ……真二さん」
「……分かってる。それでも昴を許した理由は何だ?」
「……私は――」
すると、真二が持っているスマホから着信音が鳴り響いた。その液晶に写っている文字に、少しだけうんざりする様な顔をして、面会室を後にした――。
――九月十一日十四時、五常昴との定期連絡が途絶えたことを確認。
IOSP最重要任務の一つである立花光の護衛に深刻な問題が発生したと判断、十二時の定期連絡にて超常的オカルト現象研究探索事務所としての活動を始めたことを確認した為、超常的存在が関与していると断定。超常的存在対策機動部隊、及びIOSP日本支部に在中する第三、第四、第五機動部隊を周辺地域へ派遣。
尚、この事案は、死屍たる赤子の教会とは無関係だと予想されます。
――注意事項――
ここからの記述は、IOSP日本支部事務長、もしくはIOSP日本支部事務長から閲覧を許可された人物、もしくは超常的存在対策機動部隊に所属、もしくは五常昴のみ、閲覧を許可されています。不正なアクセスを確認した場合警告文が表示されます。
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――警告――
このファイルにアクセスしている無許可の人物だと確認されたと同時に、IOSP日本支部第一機動部隊トップストレングスにより即座に対処されます。
適切な許可を取らず、下部へのスクロールを行うと同時にこのファイルは消去されます。
警告を理解した上で、許可された人物であるならば下部へスクロールして下さい。
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――ようこそゲスト様。これから記すのは、終夜三十七年九月十一日に起こった事案を纏めた記録です。良くご理解した上で、下部へスクロールをして下さい――。
「――何処行ってたんですか!」
美愛さんの声が寝起きがあまり良く無かった私の頭に響く。
今の私は気が気で無い。最愛の昴さんが行方不明になったのだ。光? ……まあ、どうせ昴さんに助けられるでしょう。
美愛さんが声を掛けていた禱さんは、行き先も教えず勝手に抜け出した挙げ句に呑気に昼食を食べて来た大馬鹿野郎だ。
「貴方が勝手に抜け出したせいでまた私達が怒られたじゃ無いですか!!」
「いーや! 突然収集を掛けた嗣音が悪い!」
美愛さんのパンチが何度か禱さんの腹部に直撃しているが、あまり痛がる様子も無い。隣にいた早苗さんも相当怒り狂っているのか、見事な投げ技で禱さんを倒し、その体に何度も蹴りをしていた。
「僕達第一機動部隊が禱はんの監視ってこと忘れとるやろ!!」
「そうですよ! どれだけ言えば分かるんですか!!」
倒れた禱さんを二人は何度も踏み付ける様子を、私は見ていた。
正直に言おう。私は禱さんを軽蔑している。何故かも良く分かるはずだ。あんな性格だからだ。
無責任、煩い、うざい。ただ、あんな人でも良い所はある。それ以上に悪い所があるからこそ私は嫌っているのだが。
一応、僅かに静かになる時がある。真二と呼べば急にしおらしくなり、静かに禱と呼ぶ様に頼み込む。
この時だけは仮にも何とか恐らく多分尊敬が出来る可能性が僅かにでも存在するかも知れない可能性が1%くらいならあると言われれば少し悩んだ挙げ句に頷く。
結局、人間として、生理的に合わないのだ。そう考えるとどれだけ昴さんに生理的嫌悪を抱いていないのかが良く分かる。むしろ支配されたい欲求さえも私の中に存在する。それは恋心とも言えるのかも知れない。全ての恋心が私の様な物では無いことは重々承知だ。ただ、昴さんに好意を抱いている女性は大抵似たような支配されたい欲求が何処かにある……気がする。あくまで経験談だ。
光は分からない。あのアンジェリカとか言う奴とは、そう言う部分では共感出来ることは辛うじて存在する。それに……私はあの斎さんが少しだけ怪しい気がする。
超常的存在対策機動部隊が設立されたと同時に、戦力確保の為に安倍八重、牟田神東斎がIOSPと協力する様に昴さんを経由して呼び掛けられた。その際に一度だけ、斎さんと顔を合わせる機会があった。第一に私に聞いたことは、昴さんはここにいないのかだった。
……良し、要注意人物として警戒しておこう。
いや、理解は出来るのだ。昴さんはそれ程までに魅力的なのも、私が一番に理解している。だから他の女性が惚れるのも理解は出来る。一定の共感も出来る。
ただ、それはそれとして妬ましい。
「いてぇって!! 辞めろ美愛の嬢ちゃん早苗の坊主!」
こんな態度に、少しだけ思った言葉を口から吐露した。
「昴さんの危機だと言うのに貴様は呑気に昼食を食っていたんだ。別に抜け出したのは許してやる。どーせ私の、わ、た、し、の、仕事量が増えるだけだ」
「何時もより口調がキツイ!?」
「……何を言っているんですか禱さん。私は何時も通りですよ?」
「こわっ! 緩急が怖いぞ深華の嬢ちゃん!」
「その巫山戯た呼び方をまず辞めろ真二」
「ほら! 変わった! 口調がキツくなってる!」
「……気の所為ですよ禱さん」
嫌悪、軽蔑、言葉は違うが私の心にはそれらが複雑に混ざり合い禱さんに向けられた。
取り敢えず、私も倒れている禱さんを一度だけ全力で蹴った。
「さて、禱さんの制裁が終わった所で、此方も捜索を始めましょう」
美愛さんがそう切り出した。
「五常昴との定期連絡が途切れてから現在二十六分。第一から第六機動部隊が出動したのは十七分前。まだ短時間ではありますが、やはり不安要素は大きいです」
「第一機動部隊は禱はんのせいで遅れたけどな」
「後で第二機動部隊と第六機動部隊に謝罪して下さいね禱さん」
「そうやそうや。最初に動いたのは超常的存在対策機動部隊何やからな」
禱さんは顔を逸らしていた。一発殴ろうと思ってしまった。
「超常的オカルト現象研究探索事務所としての活動が確認されているので、立花光は確定、それに加えて恐らくではありますがミューレン・エルディーも同じ様に失踪していると思われています。つまりその三人の失踪者が……」
その発言に、少しだけ違和感を覚えた。
「あ? そうだとすると黒恵の嬢ちゃんと斎の嬢ちゃんも、それに会ったことは無いが神埼って奴がいただろ」
「……誰ですかその人達。ついにボケましたか?」
「美愛の嬢ちゃんまで俺を馬鹿扱いしやがって……!」
私はその会話に入った。
「私もそう記憶しているのですが」
「じゃあ禱はんの勘違いや無いな。深華はんが言うなら」
早苗さんがどれだけ禱さんを信頼していないのかは良く分かった。
「……つまり、IOSPが把握していない人物が三人程いると言うことですか?」
「違います。牟田神東斎は確かに安倍八重と共にIOSPの超常的存在対策機動部隊と協力をしていたはずです。それに神埼狛犬は資料で偶に出て来るはずです。まず白神黒恵はその資料を執筆している人です」
「……待って下さい。……いや、貴方はこんな面白くも無い冗談は言わない……それに昴さんの危機にも等しいこんな状況で……虚偽を言う訳が無いですし……しかし……」
美愛さんは困惑している様に、しかし何かを思い出そうとしている様に頭を抱えていた。
早苗さんは納得は出来ていない様だが、何かしらの確証があるのか困惑している顔をしているだけだった。
「……あのー……白神黒恵ってどっかで聞いたんや。えーと、あーと、んーと……黒い帽子被っとる?」
「おお! 思い出したか早苗の坊主!」
「……駄目や。顔は思い出せん。何か靄が掛かっとるわ。なーんか僕の車で炭酸ぶちまけた記憶があるんやが」
「多分それだ! ほら、何か顔がいっぱいあって腕がめちゃくちゃあるあいつと遭遇した日!」
「それに会ったのは禱はんと美愛はんや。それに……あ? 何や? オカルトサークルでもやっとるかどうか聞いたのはどっちや? その……黒恵はんか? ……国会まで乗せてってくれたのは……しかも隣に乗っとるのは……どうなってるんやこの記憶……!」
美愛さんは未だに理解が出来ていない様だ。と、なると……これは恐らく……。
「状況から推測するに」
美愛さんが何とか納得したのか、話を続けた。
「今回失踪した六人の内の丁度半分、三人の記録及び記憶さえも無くなったと言うことですね。……何が起こるのか予想が出来ないことが正常な超常存在ですから納得するしかありませんが……」
「なら何で三人は覚えてるんや。昴はんは何か凄い力を持っとるさかい、理解は出来るんや」
「禱さんと深華さんが覚えている理由は……恐らく力を持っているからでしょうね。早苗は……多分渡辺綱の子孫だから?」
「そんな奴巨万とおるで。まま、ええわそれは。僕も微かに覚えてるだけや。忘れたら、厄介なことになるのは明確や」
「……そうね。分かってる。他の機動部隊にも連絡しましょう。それに、嗣音さんにも」
禱さんは露骨に嫌な顔をしていた。
父が言うには、禱さんとは元恋仲だったらしい。別にそれがどうしたと言う訳では無いが、気不味く無いのだろうか。
まあ、そう言う人にとってデリケートな話はあまり触れない方が良いのでしょう。
美愛さんはそのまま父に連絡をしていた。
「……はい。二人の発言が正しいとするならば……ですが」
『禱の馬鹿が言うならまだしも、深華も言ってるのか……。……分かった。こっちから機動部隊へ連絡しておこう』
「ありがとうございます。……それと、一つだけ。氷室一真には収集命令を出した方が良いでしょうか」
『此方から出したが、現在公安警察としての任務が入ったらしい』
「警備企画課……でしたっけ」
『IOSPでさえも、警察庁警備局警備企画課の全容は分かっていない。サクラかチヨダかゼロか、はたまたもう名称を変えたのか。それに加え警備企画課にあるのかどうかも全く分かっていない。あくまで守秘義務契約が結ばれている為、三権分立の外側にいる此方としても一真から情報を得ることは難しい。……昴なら、可能性はあるがな。……関係無い話をした。……おい禱!』
その声に、禱さんは美愛さんから連絡機器を奪った。
「はいはい聞こえてるぞ嗣音」
『俺もそっちに向かう。くれぐれも、勝手な行動はするな。第一機動部隊所属の三人に従う様にしろ』
「……それを守るのは俺じゃねぇ。……昴の危機だ。勝手に動いて貰うぜ」
『昴ならお前の助けなどいらないことくらい知っているだろう。今は光の方を心配して欲しい』
「分かってる。一々うるせぇな。こっちだってIOSPとしてきちんと行動する気はあるんだぜ?」
『……そんな気があるのなら、あんな事件は起こらなかったはずだ。お前の背がそんなことに……』
「あーあー! うるせぇうるせぇ! 片腕失った奴が何言ってんだ! 良いからてめぇはさっさと来い!」
そのまま禱さんは通信を終えた。
「ったく何時も何時も説教臭く怒鳴り付けやがって……」
「基本的に禱はんが悪いわ」
「早苗の坊主までそう言うのかよ」
「なら聞くんやけど、僕達の過ちで禱はんが怒られたことってあるんか?」
「……無いな……」
「そうやろ?」
私達は記録として残っている通信が途絶えた場所を散策した。
その周辺地域を超常的存在対策機動部隊以外の機動部隊が、ここの半径20kmの範囲を捜索することになった。あくまで秘密裏ではある。
IOSPとは、本来存在してはならない組織だ。存在していないことになっているからこそ、三権分立から外れ、立法、司法、行政のどれにでも不正な干渉をすることが出来る。未だに昴さんが司法で裁かれないのが良い例だ。
これはIOSPが昴さんを裁かれない様に不正に干渉している。これが罷り通ってしまえば、最早民主主義は意味を成さず、悪質な独裁政権をする世界的な組織になってしまう。
だからこそ、大きな干渉は決して許されない。それをしてしまえば先程言っていた様に悪質な独裁政権をする組織になる可能性を孕んでいる。
一応それを抑制する規則、と言うか、それは存在する。それを摘発すれば様々なメリットが摘発者に齎される。まあ、それは色々だ。それに加え不定期に内部調査が行われる。まずIOSP内部に擬似的な三権分立の様な組織も形成されている。
どうやらそれは意外と最近と言っても私がまだ五才の時だが、それこそ総事務長が変わったと同時に設立された物らしい。
総事務長であると同時に最高責任者だ。それくらいして貰わないと困る。
正義の為の組織が腐敗してしまったら元も子も無い。腐敗すれば私が信じる正義の下、IOSPと言う秘密組織を世間に公表する。……それをすれば、IOSPの庇護元にいる昴さんは……。
……どんな選択をするのかは、その時の私しか分からない。その時が来なければ、こんなことを考えなくても良いのかも知れない。
正義とは、なんて不安定な物なのだろうか。
「しかし、見付からないな」
煙草の匂いと煙が、私の口に入る。
新型煙草と言う旧型よりも安全性が高く、副流煙によるリスクも無いに等しい物ではあるが、やはり体は拒絶する様に、私は咳き込んだ。
何故か私達第一機動部隊と共に、第六機動部隊長の友歌さんが新型煙草を咥えながら行動している。恐らく早苗さん目当てだろう。恋をしている女性の瞳の色はとても良く分かる。
「早苗、あのおっさんは何処行った? あおのおっさんは旧型煙草持ってるから色々貰いたいんだが」
「ああ、一真はんやな。……何や気になるんか?」
「……もしそうだと言ったらどうする?」
友歌さんは意地悪そうに笑っていた。その問い掛けに早苗さんは少しだけ困った顔をしていたが、僅かに悲しそうな顔で呟いた。
「……何か……嫌やな」
「……おお、そうか……。……そうか……。……そっか……。……いや……うん……。そうか……」
友歌さんは、僅かに顔を紅潮させながら俯いた。煙草を咥えながら僅かに息を吸い、それを煙と一緒に吐き出した。
「イチャイチャしている暇があるんですか」
「してへんわ! 何や深華はんそんな冗談吐いて!」
冗談では無いのだが……まあ、早苗は馬鹿みたいに鈍感なのだろう。一回ヤれば良いのに。誘えば快く了承してくれるはずだ。
「おい早苗の坊主、友歌の嬢ちゃん、んなことやってる暇があるならさっさと探せ。少しの証拠も見逃すな」
「何でこんな所だけ真面目なんだ禱さん」
「友歌の嬢ちゃんには分からねぇさ」
「……そんなに、あの悪魔が大切か?」
「……まあな」
禱さんと昴さんの関係は……まあ、色々あるのだ。
それこそ二人がその関係をあまり話したがらない程に。あまり複雑と言う訳では無いが、決して話したがらない。
それにしても、事態は全く進展しない。何処で失踪したのか、それに何故失踪したのかさえも証拠が一切無い。
ただ時間は過ぎ去って行く。懐中時計で短針と長針を見ると、もう五時を回っている。もう三時間は昴さんとの連絡が付かない。それがどれだけ私の心を騒がせるか、あの人は知ったことでは無いのだろう。
「……今の所、不明な点が多いです。何故三人……では無く六人失踪したのか」
美愛さんは同じ様な意見を持っているらしい。
「何処かそれらしい場所があれば良いんですが……」
「ああ、あるぞ」
まだいた友歌さんが誇らしげに微笑みながら、美愛さんに向けてそう言った。
「この地域には関東では珍しい二ッ岩大明神を祀る神社がある。超常現象って言うのが境を越えれば遭遇する可能性が高まるのなら、そこは候補の一つだろう?」
「確かに。超常的存在対策機動部隊の部隊をその場所へ行かせましょう。何が起こるか分かりませんから」
「事前に下調べしている友歌ちゃん凄いだろ」
「そうですね。どっかの髭面のおっさんよりも優秀です。貴方が第一機動部隊の隊長なら良いのに」
……一体その髭面のおっさんが誰かは私は分からない。分かったとしても絶対に言わない。どっかのい、の、り、で作られる三文字の名字の中年の男性なんて私は知らない。
「ほら早苗、俺をべた褒めしろ」
「ワースゴーイデー。ソンケイスルデー」
「蹴るぞ」
「辞めて下さいお願いします。友歌はんの蹴りがどれだけおっかないか分かるはずや」
「だからこそ俺はIOSPにいるからな」
そのまま私達は神社の下の石の階段を登り、拝殿の前に来た。そこにはもう第二機動部隊と他の第六機動部隊、それに加えIOSP日本支部事務長兼機動部隊総長である私の父が到着していた。
もう調査を始めているのか、少しだけ忙しそうだ。
「お、来たか第一機動部隊。何故第六機動部隊長と行動をしているのかは分からないが、まあ良いだろう」
「速いな嗣音」
「お前は遅れたからな。良いか? 余計な行動はするなよ?」
「分かってるってうるせぇな」
「そう言って何度問題を起こしたと思っている禱!」
「はいはい分かりました分かりました」
そう言いながら禱さんは父のスキンヘッドを叩いていた。その行動に怒りを増したのか、顔を強張らせ、義手である左腕を動かし禱さんの顎下に向けてアッパーをした。
流石の禱さんでもその衝撃には耐えられなかったのだろう。蹌踉めきながら後ろに倒れてしまった。
「あー……頭が揺れるぅ……」
「起き上がれば即座に調査を開始!! 分かったな!!」
そのままずかずかと拝殿の中に入っていった。
まあ、全面的に禱さんが悪い。
話を聞いてみると、ここに設置された監視カメラの映像では身元不明の女性が二名写っているらしい。禱さんを置いてその監視カメラの映像を見てみると、見たことのある顔があった。
相変わらず美愛さんは不思議そうな顔で首を傾げているが、その隣で早苗が声を出していた。
「この人や! この黒い帽子の子が黒恵はんや! 白神黒恵はん!」
「じゃあもう一人の女性は?」
「斎はんや!」
「……彼女が牟田神東斎……ですか。カメラには写っているんですね」
……写っているには写っている……。つまり記憶だけ……と言う訳では無さそうですね。
私が頭を悩ませていると、後ろにいた第二機動部隊長の男性が話し掛けて来た。
「国会議事堂での事案以降ですね第一機動部隊の皆さん」
この狐の様に目が細い男性の名前は"道垣内集治"さん。今思えば何故かIOSPには珍しい名字が集まる。私や父の十二月晦日、それに禱さん。美愛さんの祝も友歌さんの蔀も相当珍しい。道垣内も中々に珍しい名字だったと記憶している。
……早苗さんだけ仲間外れになってしまっているが、まあ、特に気にすることでは無いだろう。名字でマウントを取る人なんてそうそう……。
「この中で早苗さんだけ良くある名字ですね」
集治さんは早苗さんにそう声を掛けた。
……いた。ここに一人だけ。
「何や煽っとるんか」
「別にそう言う訳ではありませんよ。特に苦労もせずに楽そうだなと思っただけですよ」
そう言いながら集治さんは「クックック」と何とも性格の悪い笑い声を出していた。
「変わっとらんなぁ集治はん。養成学校でもずっとそんなことばっかり言っとったわ。なっつかしいわ」
「そうですか。それは良かった。最近は第六機動部隊長とばかりつるんで僕に構ってくれなくなりましたからねえ」
「構っとると大事な所で狐みたいに逃げるのはそっちやろ。先月割り勘言うたのに何時の間にか逃げたこと、まだ恨んどるからな。遂に馬鹿されたんかと思ったわ」
「胡散臭いキャラ代表のどすえどすえ喋る京都弁を話してる早苗の方が余程……」
「京都弁や無くて京言葉や!」
「どっちでも良いでしょうそんな些細な違い」
「ちゃうわ! せんど言うとるよーに民俗学上京都弁無い言われとるわ! いや……まぁ……僕が話しとるのは京都弁言うても間違いや無い……と……思うで……」
あ、早苗さんが負けた。
「京都人は京都弁って言うと怒るとは良く聞きますが、本当らしいですね。ま、弁ってのは田舎の方言って意味にするなら……古都である言葉を弁と認めたく無い気持ちも分からないことは無いですが」
また集治さんは「クックック」と笑っている。
こんな性格だが、私はあまり嫌っていない。こんな性格が出るのは早苗さんの前だけであり、早苗さんを誂う為だけにこんな性格になっているからだ。此方にあんな風に話し掛けて来たら流石に禱さんレベルに軽蔑する。
……さて、捜査に戻ろう。今の所、監視カメラの映像でしか証拠が見付からない。他に何か見付かるだろうかと思い拝殿の中に、無許可ではあるが入ってみた。
父がもう中をの捜査を始めていた。
「……ああ、深華か。禱はまだ起きてないか?」
「そろそろだとは」
「そうか。……さて……どう思う」
「……異世界に迷い込んだとか」
「それはそうなんだが……ここから迷い込んだとは思えない。確かに何度か鳥居を潜って異世界に迷い込んだと言う記述はあったが、こんな所で迷い込むとは思えない。もう少し何か……」
すると、外が何やら騒がしい。私は気になって外に出てみると、一人の男性がIOSP機動部隊の人達に止められている。
変な男性だ。丸眼鏡、パジャマ姿、しかも髪を虹色に染めながら虹色のマフラーを首に巻いている。確かに寒くなって来た時期ではあるが、暑くないのだろうか。
第六機動部隊の隊員の一人に取り押さえられていながら、何かを叫んでいた。
「ここに禱真二と言う方がいるはずなんです! その方に用事が!」
……禱さんに……。
すると、砂利の上で寝転んでいた禱さんが起き上がり、取り押さえられているその男性の顔を覗いた。
「……誰だお前」
「ああ! 呪われた方! 貴方ですね! 禱真二と言う方は!」
「他人から呪われてるって言われるのはあまり良い気分はしないが……まあ良い。俺が禱真二だ」
「なら良かった! 貴方なら覚えているはずです! あの黒い女性を! あの人が世界から消えたことを!」
「……まさか黒恵の嬢ちゃんか?」
「ああ! あの方は黒恵と言うのですね! あの方には鈴を渡しました! あの方達の居場所を貴方達は探しているのでしょう!? それならば、答えは分かりませんが手掛かりの場所なら教えることが出来ます! ……なので、ちょーとこの拘束を解いてくれませんか?」
「だとよ。どうするよ嗣音」
その問い掛けに、父は若干の思考をした様な仕草をした。
父は考え事をしている時は必ずと言って良い程左腕の義手の二の腕辺りを何度か叩く。生身の物とは違う金属の音しか聞こえない。それが悲しい……とまではいかないが、やはり、私の父だ。最初に見た時は相当衝撃的な出来事だった。
……もしかしたら、禱さんを軽蔑するのはそんな出来事もあったからかも知れない。
「……分かった。今は聞こう。現状此方が持っている情報は零だ。貴方が何者なのかは分からないが、それでもだ」
その父の言葉と共に、第六機動部隊の構成員はその男性を離した。
「あいたたた……。ああ、こんなことをしている暇は無いのです。今もこの中であの方々を全員覚えている人は……数人程度でしょう。……ここから南西の山へ。そこなら、恐らく手掛かりと言える何者かがいます」
「何故それを知っているのですか」
美愛さんが当たり前のことを聞いていた。
「私は魔法使いですから。占いも出来るのです」
「……魔法使い……ですか」
「深く説明するにはあまりにも時間が足りません。どうか、納得して下さい」
……現在の任務は立花光を第一目標とした救出。私としては一番優先するべき人物は昴さんではあるが。光は二の次。黒恵さんやミューレンさんに至っては三の次だ。
確かにミューレンさんとは小学校を共にした仲ではある。あの美麗で綺麗な金髪と金眼が子供ながらに羨ましかったのを覚えている。あの髪と瞳さえあれば、昴さんが振り向いてくれるのか本気で悩んでいた子供時代を覚えている。結局昴さんのせいで金髪や金の瞳に憧れは無くなってしまったが。
……あの時はミューレンさんに嫉妬していた。
私達はあの魔法使いと名乗る男性の言う通り、南西に位置する山の捜索を始めた。日本警察の協力の下、その山を一時的に封鎖させている為登る人も降りる人も私達IOSPの機動部隊以外はいないはずだ。
「……何も無さそうですね」
美愛さんは近くの木の幹を指で叩きながらそう呟いた。
「エコーロケーションにも反応はありません。反応があるのはあくまで機動部隊の方々です」
「そうか。騙されたか?」
禱さんの訝しむ声が聞こえたが、恐らくその心配は無いだろう。
ただ、やはり焦燥感はある。それに加え時間は私の心とは無関係に勝手に動いてしまう。この時間さえも支配出来ればどれだけ良いことか。
雨が、振り始めた。時間的にもう夕方頃だろう。
支給されたレインコートを着て、私達はまたその山の捜査を続けた。
相当酷い雨だ。レインコートを着ているのにも関わらず雨粒が当たれば少しの痛みが広がる。
今日の天気予報だと快晴のはずなのに、こんな豪雨が降るなんて……。私が生きて来た中だと天気予報が外れた日は無かったのに。いや、一回はあったかも知れない。
まあとにかく、現在では珍しいことが起こっている。
……そう言えば、昴さんの中には高龗神と言う龍神がいる。日本だと龍神は大体水の神だ。それに昴さんが雨を僅かにでも降らせることが可能なのはもう分かっている。
もしかしたら……いや、ここまで豪雨を降らせられるとは思えない。それならやはり偶然だろうか。
「酷い雨やなぁ……美愛はんのエコーロケーションでもこうなると厳しいやろ」
「特に問題は無い。むしろ跳ね返る音響が増えたから分かりやすくなってる」
「流石やわ」
現在私達は第一機動部隊だけで行動している。と言っても一真さんは来ていないが。
時刻はもう十九時を回った。そろそろ日が落ちる頃だろう。そうは言っても深い雨雲のせいで辺りはもう暗くなっている。対して変わりは無いだろう。
「まだ連絡は付かないか?」
「今の所は。まずあの人も非常事態に巻き込まれているのも重々理解しているはず。もう脱出が出来ているのなら第一に連絡をするはずです」
「それもそうか……」
「……禱さんと昴さんの関係は理解しています。ですが、少し冷静になって下さい。まあ貴方に言っても意味が無いことくらい分かっていますが」
「そうだな。……おい待てまるで俺が何時も冷静じゃ無いみたいに言ってるな」
「そうじゃないと思っているんですか?」
禱さんはレインコートの上から頭を掻き毟る動作をしていた。
すると、後ろから私の父が走って来た。
「第一機動部隊、先程安倍八重に連絡をした。このままでは何も情報を得られないと判断だ。一旦安倍八重が到着するまでは待機をしてくれ」
「第二も第六も見付けられなかったのか?」
「ああ。全くだ。だがこのまま何も得られない行動を続けることは出来ない。特にお前達第一機動部隊はこんな所で浪費して良い戦力では無い。一旦は日本支部へ戻れ」
「……了解。進展があれば即座に連絡してくれ」
「分かって――」
すると、突然美愛さんが大きく声を出した。
「右手側140m先! 接近中の複数の音源を確認!」
その声と共に私達は戦闘態勢に移った。
隠し持っていた武器をそれぞれ構え、そこに来る人影を睨み付けた。
「おっと、これはこれは、物騒ですね」
そこにいる男性は、そう呟いた。
猫の様な、いや、それよりも蛇の様な縦長の瞳孔と表現するべき眼球をしている男性と、その周りにいる錆びて刃毀れている刀を片手にしている男性が数人程佇んでいた。
雨が降っているにも関わらず、傘も差していない。
「私達に今は敵意はありません。その武器を締まっては頂けませんか?」
「……全員、手を降ろしてくれ」
父のその冷静な言葉に、私達は一旦腕を降ろした。
目の前にいる男性は安堵した様に息を吐くと、あくまで友好的に語り始めた。
「貴方達が誰を探しているのかは分かっています。そこで頼みたいことがあるのです。……ああ、自己紹介を忘れていましたね。私達は結社から来た者です」
結社……どの結社かは喋らないのか……。
「あの方達を探すのを、辞めて頂きたいのです」
「……は?」
つい私の口から威嚇の言葉が出てしまった。
「あの方達は確かに、偶然にも我々が作り上げた世界に迷い込んだのでしょう。ですが、入った時点でもう共に永遠にあの時間を過ごす一員なのです。それこそが幸せであり、それこそが充足で快適なはずなのです。そんな楽園から戻そうとしないで頂きたいのです」
「黙れ雄猫」
私は、怒りを込めた言葉を発していた。
「分かり合えないことは充分に理解出来た。良いからさっさと答えろ、下衆。そろそろ私の中の殺意が溢れ出しそうだ」
「……簡単に説明すれば、我々の邪魔をしないで欲しいのです。その記憶も少しずつ薄れていき、やがてあの人達がいたと言う事実さえも消え去っていく。例えあの人達の中に貴方達の恋人がいたのだとしても、その記憶さえも忘れて、最初からいなかったことになります。気にする必要も、本来いらな――」
私の中から、殺意と敵意と憎悪が溢れた。
ナイフを握り締め、その男性の前まで距離を詰めた。もう、私は冷静では無い。
簡単に体は素早く動き、ただ己の中に流れ続ける殺戮衝動のままに、その男性の喉元にナイフを力一杯に突き刺した。
そのまま横へ流し、首を斬り裂いた。
もう、こいつらは生かしてはおけない。私からあの人を離れさせようとするその思考が、気に食わない。
気に食わないのなら殺せば良い。そうすれば良い物だけが手元に残る。
違う。殺すと言うのは違う。罪を犯せば、その人を裁くのは司法であり、それ以外の何かが裁けば正義では無い。
じゃあ、何でその人を殺した。
……は?
……ああ、殺していた。殺してしまった。
「……また……私が……」
そうだ。私が、殺した。ただ己の感情に従い人を殺した。私は殺人罪を犯した罪人だ。
目の前にいる男性は、二足で立ったまま。
「ああ、これは酷い。ちゃんと声は出ていますか? あーあーあー……。……ふむ。傷は相当深くまでありますが……ああ良かった。肺には血が流れていませんね」
ただ、何事も無かったかの様に喋っている、目の前の蛇の様な、猫の様な瞳孔をしている男性。確かに肉に深く突き刺しその肌を斬り裂いた感覚は私の手に残っている。
殺せなかった……。……いや、安堵するべきなのだろう。私は一瞬だけ、ナイフを腹部に刺そうと考えていた。自分の感情が制御出来ない。
私の意識が他に行くと、第一機動部隊の人達は周りの男性達の制圧を完了させていた。
「……なーんか違和感があるな。嗣音、こいつら人間じゃねぇ」
「何故分かる。お前にそんな感覚があるとは思えないが」
「最近分かる様になって来たんだよ。こいつは、人間でもねぇし神仏妖魔存在でもねぇ。何せ心臓が動いてねぇからな」
「……良く分かったな」
人間では無く神仏妖魔存在では無いとすれば……まさか怪異存在?
いや……そうだとすれば……この目の前のこいつがおかしいことになる。
私が喉元を突き刺した男性は少しだけ息を吸い込むと、説明する様に声を出した。
「貴方達が言う怪異存在は……恐らく怪異のことを指しているのでしょう。それならば正解です。我々結社の技術の結晶です」
「……お前達は何者だ」
威圧的に、それでいて殺意を込めて、私は言葉を発していた。
「……帝国特別宗教学研究結社、我々の目的は、日本国民全員の幸福の実現です。その為に人々を纏め、そして人々を救う為に作られた宗教を学び、日本国民全員の半永久的な幸福の実現を目標としています」
「何とも崇高的な目標だな」
「ああ……分かってくれましたか」
男性は、とても嬉しそうに、それでいてとても友好的に笑い掛けながら、私の前に手を出した。
「貴方も日本国民でしょう。我々は貴方も幸福に致しましょう!」
自らが心酔する考え方を崇高だと言われ、機嫌が良いらしい。その顔が、とても醜く思うのは何故だろうか。
その手を、いや、腕を、力いっぱい殴り付けた。
男性の体は僅かによろけ、困惑の顔をしていた。
「お前達の目標が崇高なのは認めよう。だが、私の中から昴さんを消す貴様等の様な組織は、真の幸福と言う物を理解していない。無理矢理他人に押し付ける貴様等の幸福なんて反吐が出る。私の幸福は昴さんとキスしてSEXして結婚して子供作ってラブラブチュッチュしたいだけだ。それが分からない時点で、もう一度言うぞ。反吐が出る」
私の後ろから禱さんがゲラゲラ笑う声が聞こえる。それと同時に父の言葉にもならない悲鳴の様な声も聞こえる。
「あはっはっはっは! はーっはっはっは! あー! 笑い死ぬ! それを淡々と言うのも……!! こっちから顔は見えねぇが何時も通りの仏頂面だって良く分かる!! おら嗣音! 可愛い娘が夢語ってるんだから何か言え!」
禱さんの笑い声とは裏腹に、目の前にいる男性の顔は少しずつ物悲しそうな物に変わっていった。
「……そうですか……分かりませんか……。……それでも、我々は貴方を見捨てません。貴方達は我々と同じこの島国で暮らす方々です。見捨てることなどしません」
「まだ言うんですか下衆が」
「……ああ……そう言うことですか……。……貴方は……國賊と言う訳ですか」
唐突に感じた、その違和感。
私の体は後ろに引っ張られ、その視界に義手である黒い金属の塊が動く。その黒い金属の腕に、蛇の様な瞳孔の男性が鋭い牙で噛み付いていた。
そのあまりの硬度に驚いているのか、その縦長の瞳孔の目を丸くしていた。
「深華、色々言いたいことはあるが、今は油断するな。こいつは恐らく人間じゃ無い」
「分かってる」
「……そうか」
その次に視界に写ったのは、上から落ちて来た禱さん。そのまま男性を押し潰す様に伸し掛かるが、寸前の所で男性は後ろに向けて走り始めた。
それと同時に、男性の右足の太腿辺りが撃ち抜かれた様に穴が空いた。ただ出血はしていない。恐らく新型銃による銃痕だろう。
後ろを振り向くと、美愛さんが新型銃を構えていた。美愛さんが撃った新型銃なのだろう。
その瞬間、雨が更に強まった。
何故か、分かるのだ。この雨が誰の物なのか。
この雨は――。
……。
……。
……。
……。
……。
……。
――不正なアクセスを確認。ファイルを消去――
――逆探知開始――
――……特定完了。周辺の監視カメラの映像を取得中……――
――……周辺の監視カメラの映像から不正アクセス者は御幡詩気御と断定。超常的存在対策機動部隊へ出動要請……――
――その場で待機して下さい――
最後まで読んで頂き、有り難う御座います。
ここからは個人的な話になるので、「こんな駄作を書く奴の話なんて聞きたくねぇよケッ!」と言う人は無視して下さい。
久し振りにIOSPの皆々様を書いてみました。あの人達ちょっと書くのが難しい……。
何だよ道垣内って……顔は好みだけど。性格悪いな道垣内……顔は好みだけど。
(……さて、忘れてた設定出すか……)
禱真二(38)
身長183cm
好きな食べ物、嫌いな食べ物無し。
バケモノじみた身体能力と色々訳ありの髭面のおっさん。嗣音の高校の後輩であり、元恋人。まあ色々あった。
嗣音との現在の関係は友人に落ち着いている。
十二月晦日嗣音(41才)
身長187cm
好きな食べ物カレーパン。
「あまり辛い物は好きでは無いが」
嫌いな食べ物パセリ。
深華のお父さん。でっか! 筋肉ムチッ! スキンヘッド! 何かもうヤの付く自営業の人にしか見えない! 深華と同じで無表情の時が多いぞ!
義手、と言うか義腕はもう覚えている人も少ないと思いますが、現代技術基準遠未来装備HIKARI MARK Ⅰ。こんな腕になった理由は真二のせい。と言うか大体の問題は真二のせい。
祝美愛(22)
身長163cm
好きな食べ物キャベツ。
「しなっしなの温かいキャベツが良いです」
嫌いな食べ物無し。
説明は……まあ省略。
渡辺早苗(22)
身長170cm
好きな食べ物豆撒きのあの豆。
「まさか豆撒きしなくても良いとは思わんかったで……」
嫌いな食べ物納豆。
説明は省略!
ああ、この人の名前が早苗なのは、とんでも無く偶然です。東方Projectの東風谷早苗とは関係ありません。ただなんと無く女性っぽい名前出したいなーって思って嗣音と一緒に作った人物です。
蔀友歌(22)
身長171cm
好きな食べ物無し。(酒、煙草は好き)
嫌いな食べ物無し。
説明は省略!
いいねや評価をお願いします……自己評価がバク上がりするので……何卒……何卒……




