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俺の過去は不安定  作者: デンセン
中学生編
83/85

あれ?君〇名は?

 

 坊主頭に拝まられるのが嫌になったので祖母の家に遊びに行ったんだが驚いたよ。


 毎年夏には祖母の家に何泊かしている。

 昔からオヤジ共が酒飲んでウザいので本と釣り道具を持って近くの浜辺で釣りをしている。その時に地元の子供たちと交流を持つことになったのだが、その中の一人リーダー格の奴に気に入られた。

 短髪の常に日に焼けてていてガキ大将みたいな奴だった。何故か知らないがあるときから俺にやたらと声を掛けてくるようになったのだ。


 まあ俺が住んでいる所よりも更に田舎だから興味を持たれたのだろう。その場限りと思ってつい口調が前生のときみたいなぶっきらぼうな口調になっていた。小学校低学年の頃だったからまだ前生の感覚が抜けていなかったときだったのだ。

 あと男の友達は今生では初めてだったので気安くもなった。


 ある日、小さい子が溺れて助けたときにそいつが明らかに顔色を悪くしていた。リーダーの地位から落とされると思ったのかもしない。別にとるつもりもないし、一人に責任を負わせようとする連中が気にくわんので脅しはかけておいた。俺だけ悪者になれば万々歳、あとは浜辺の端で釣りをしてればいいだけだ。


 と考えていたのだが、次の年もそいつは俺の傍で話しかけてきた。ついでに助けた女の子がしがみついてくるようにもなった。ゆっくり休みたかったんだがな。


 毎年、適当に釣りをして、適当に本を読んで、適当に眠り、適当にそいつの相手をしていた。


 中学一年時はいろいろごたついてて祖母の家に行けなくて二年になって二年ぶりに行くことになった。


「な、なんで去年は来なかったんだよっ!」

「はい?」


 祖母の家の縁で釣り竿の手入れをしているとなぜか女の子に怒られた。


 色白で白のワンピ-スを着ている。髪は肩甲骨ぐらいまで伸びていてその顔は男の子っぽい雰囲気があるけど中々の可愛い子だ。

 ん?男の子っぽい?何か脳内でヒットしたぞ。んんっ?


「もしかしてあいつか?」


 彼女は顔を真っ赤にして走って逃げていった。


「マジかー女の子だったんかー」


 夏休みの数日会っていた男友達が実は女の子。なんの映画ですか?

 日焼けで色黒、快活やんちゃなボーイが実は色白の可愛い系女の子になったらどうする?しかも微妙に好意をもたれているとしたら。

 ふっ、俺だって何人もの女性に好意を持たれたからわかるのだよっ!あんまり自信はないけど・・・。


「・・・なんで当たり前のように釣りしているんだよ」

「え?釣りしたいから?」


 次の日いつもの場所で釣りしていたらあいつが後ろから声を掛けてきた。だって祖母の家での食料確保も兼ねてるのよ。天ぷらで大半が酒のみの胃に入るけど一夜干しにして朝飯で食べるのが美味しいの。


 今日のあいつの姿はタンクトップにホットパンツ。色白でスラリとしたスタイルになった彼女には超お似合い。てかその組み合わせは俺が以前に祖母の家で組み合わせを考えていた時のやつじゃね?男たちの会議で披露しようとしてたのの一つ。女性物の服の前で苦悩している姿に母がもの凄く心配したんだよな。そういえば昨日のワンピースもじゃねえかっ!


 ズカズカやってきて俺の背中に寄り掛かるように座ってくる。


「なあ気づいてんだろ?」

「・・・何のこと?」


 悪いが鈍感男を通す。今の俺はすでにハーレム男。純粋な女の子を巻き込むわけにはいかないのだ。嫌われてもかまわない。

 背中にあいつの動揺が響く。


「マジか・・・気づいてないのか。あ、あのな実は俺、じゃなくて私な実は女だったんだよ」

「うん、びっくりしたわ。六年までずっと男の子だと思ってた」

「は、はははそうだよね。髪短かったし、日焼けしてたし、女の恰好なんかしたことなかったし・・・」


 背中越しでもわかる落ち込みよう。


「うんっ!私女の子だったんだよ。どうだ可愛くなったろ?」

「あー、超びっくり。こんな可愛い子だったとは思いもしなかった」

「かわっ!」


 しまった。女性は常に褒めろのスイッチがONになったままだ。

 よし、女の子と意識されてるっ!いくならいまだっ。と背中の方で自分を鼓舞しているよ。まいったなー。


「え、えーとな女の子恰好にしたのはな中学生になったのもあるんだけど、実はお前のことがっ」

「待った」


 それ以上はダメ。純朴な子は普通の幸せを、そして確実に嫌われる言葉を投げかけよう。


「お前の名前さ何だっけ?ずっと知らないままだったわ」


 顔を真っ赤にしたあいつにビンタされました。顎にも入ったので少し脳震盪気味で大の字に寝転ぶ。

 あいつは怒ってどこかに行ったよ。うん、これで素敵な恋を見つけれるといいね。


 そこで見守っていたあいつの友人連中。あ~あとか呆れているんじゃない。一年に数日しかいない俺への恋を応援するな。

 そして毎年抱きついてくる君。今年小学五年生だろ?そろそろ抱きつくの卒業してさすがに重っ痛い痛い叩かないでっ。


「私の名前は浪咲さつきよっ!」


 次の日、リボンやレースがふんだんに付いたワンピースを着たあいつがやって来て名前を教えてくれた。なので複数の女性と付き合っているのを告白。腹部に強烈なフックを食らう。


「わ、私もその中に入ってあげるっ」


 そのまた次の日、白のブラウスに紺のロングスカートを着たさつきさんが仁王立ちでハーレム入りを宣言してきた。お断りすると顎にアッパー、マジで意識を失った。


 またまた次の日、童貞を殺すセーター・・・。


「それはヤバい、マジで止めて」


 顔を真っ赤にしてやって来たさつきさんに着ていたパーカーを上から羽織らせた。


「ずっと好きだったの・・・大勢の中の一人でいいからぁ・・・」


 手を握られ、ぽろぽろと泣く女の子には勝てなかったよ。

 俺絶対に刺されて死ぬよな。

 そこ友達がハーレム入りしたのを喜ぶなっ!抱きつき少女はやる気ださんでいいっ!


 そして祖母よ。なぜ童貞を殺す服シリーズがある?え、昔俺が忘れて置いてってのがあったからサイズを変えて作った?

 過去の俺ぇえっ!


ちょっともうひとつ書いてのが一区切りついたら燃え尽き症候群にかかりました(;´д`)

そして貴光ははぜてコンダラ(整地ローラー)で潰されろや(#`皿´)


童貞を殺す服シリーズは会社上層部の男どもによって製造されて販売されてます。貴光は知りません。

ハーレムの何人かは特注品を持ってますね~(´-ω-`)

魔女王は全て所持してます。だって魔女王だから(;・ω・)


みやこはセ○バーな人の服、ソフィは赤い弐○機の人のワンピースを貴光からプレゼントされてますね。

他の連中もいろいろと・・・(´-ω-`)

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