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俺の過去は不安定  作者: デンセン
中学生編
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閑話 男達の会議

 その部屋は薄暗かった。


 昼なのにカーテンを閉め切って明かりも付けていない。

 中央に長机がありその周囲に十名の男たちが座っていた。


「それでは第34回俺達の会議を開催する」


 少しおでこがピカリンと光る男が宣言する。


「久しぶりだなこの会議も」

「若が台湾に飛ばされてからは一度も開かれませんでしたからね」


 着ているシャツを破きそうな筋肉を持つ男が発言し、その後に小太りの男が追従する。


「マッスルとポッチャリには迷惑かけたな」

「いやいや、みんなが若の幸せを願っていたからな」

「そうです。彼女との海外生活はどうでしたか?」


 聞かれたおでこピカリンこと若は少し苦笑いをして


「正直に言って最高だった」

「「「おおー」」」


 男たちがざわめく。


「最初はなんで僕が海外にと思っていたが、すぐその後に彼女がサポートととして派遣されてきた。仕事は忙しかったが、あとは誰にも邪魔されないラブラブチュッチュッな甘々な生活だ」


 羨ましい。俺も彼女がいれば・・・など若の言葉に様々な反応があった。


「それもこれも議長のおかげです」


 若が一番奥に座る、指を組んで口元を隠しているゲン〇ウスタイルの男に深く頭を下げる。まだテレビでやっていないのでツッコミは無い。


「若自身が頑張ったからですよ。次はシンガポールあたりに行ってみる?」

「い、いえ。やはり日本が一番なので他の者を・・・」


 若の顔が引きつり、他の連中は一斉に顔を反らした。強制外国転勤はみんな嫌なようだ。


「んんっ、僕の話は横に置いて会議を始めようじゃないか」


 若が無理に話を変える。

 全員の雰囲気が真剣なものに変わった。一大事業を決める会議なのか、それとも誰かの昇進を決める会議なのか。


「今回の議題は女性の下着どんなものがいいかだ」

「もう決着はついているだろうが、白のワンポイントレースが一番だと」

「異議ありっ!あの時は時間が無かったからです!黒の総レースが最強です!」

「何を言っている!赤のガーターベルト付きが無敵だろうが!」

「ぶん殴るぞこの野郎っ。紫の紐パンだ!」


 始まった瞬間から馬鹿な男の主張の罵りあいが始まる。

 この会議、ある会社の上層部の男性陣が定期的にしている超くだらない会議なのだ。ただしたまに会社に貢献するアイデアが出るから侮れない。


「若はどうなんだよっ!てめえだけ彼女とイチャつきやがってよ。なにが一番よかったんだよ!?」


 筋肉が叫んだ。所詮男は彼女持ちを嫉妬する生き物なのである。


「ふっ、清純な彼女に似合うもの・・・それは青みがかったシンプルな白さっ!」

「中途半端のはやめろって前にいったでしょうがぁ。でもそんなにいいんですか?」


 ポッチャリが叫んで、少し真面目顔になる。


「うん、僕は黒のTバックが最強だと思ってたんだけど、あれは好みが変わるねえ」

「くそっ!彼女自慢だぞこいつっ若ハゲのくせにぃ!」

「ハゲいうなっ、この小デブがぁ」

「充実した奴はこの会議では敵だぁ!」

「「「素っ裸にして受付前に吊るしちまえ!」」」


 このままでは若ハゲ副社長は凄いことになるのが決定することになる。


「ぎ、議長っ!話の内容が変わってきています。是非とも議長の意見をぉぉぉ!」


 すでに若ハゲ副社長はスーツを脱がされかけていたので必死だ。


「みんな落ち着け」


 議長の一言で全員が止まる。


「今日の議題は女性の下着はどれが一番かだ。副社長の吊るしはあとでやるように」

「「「わかりました!」」」

「いやぁぁぁ!」


 若ハゲ副社長の悲哀が響く。


「では議長は女性にはどれが一番似合うと思っているのですか」


 若ハゲ副社長が役に立たなくなったので、ポッチャリが尋ねる。

 議長はふむと一息いれた。


「君達は若い」

「え、議長ダントツで若いじゃん」

「し。それを言うなっ」

「あいつは俺達の中でもダントツの変態なんだぞ」

「こらこら褒めるんじゃない」


 誉め言葉なんだと戦慄する全員。


「白、黒、赤、青、他にもいろんな色があるな。そしてシンプル、紐、Tバック、総レースもっとあるな」


 みんな議長の言葉を真剣に聞いている。

 そして議長は首を傾げた。


「なぜ自分の好みに執着する?」

「「「え?」」」

「女性にはそれぞれ似合うパンツがあるんだ。スレンダーな子に黒の透け透けパンツを履いてもらうのか?それよりも青が少し入った白のシンプルなのが似合うぞ。豊満な女性に子供っぽいのを履かせるのか?総レースガーターベルト付きの赤なんて似合うよな」


 議長は立って両手を広げた。


「俺達男の趣味は女性には関係ないんだ!その子その子にあったパンツが重要なんだ!」

「さすが議長だっ!」

「俺達が間違っていた」

「でも議長の歳であれはやばくね?」


 議長に称賛の拍手が送られる。

 議長はそれを当然のように受け入れた。

 これでこの議題は解決する誰もがそう思った。


「でも成人女性に青の縞パンを履いてもらってもそれはそれで興奮するよね」

 

 議長の貴光が爆弾を落とす。


 ある会社のある一幕である。


ノリで書いたので許してくださいm(__)m

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 神棚にパンツ奉ってないよね(,,・д・)? [一言] 貴光さん、元は無職の引きこもりだったりしません ( =^ω^)? ちなみに白のレース派です( ´∀` )b
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