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俺の過去は不安定  作者: デンセン
中学生編
72/85

二年生、純先輩無双だぜぇっ!え、俺も?

いつもより文章がむちゃくちゃかも。

 二年生になったよ。

 俺の癒しの一部だっだ旧部長と副部長の瞳さんと優子さんは卒業していった。卒業式当日になぜか俺のボタンをねだられる。普通は在校生の俺が貰うんじゃないんですかね?仕方ないので第二ボタンと胸元の名前が書いてあるプラスチックの名札を進呈、二人でどちらにするか悩んでいたよ。

 ちょくちょく遊びに来てくれるというのは素直に嬉しかった。

 うん、他の人が見えないところ抱きつくのは止めてくれませんか。巨(普)と巨(大)の誘惑に耐えるのがきついんですぅ!


 そして二年生になって俺と純先輩の運命の日がやってくる。

 それは入学式の後に新しく入ってきた新入生への全部活の紹介がされる貴重な勧誘の場であった。

 ここで部への最初の印象付けが決まってしまうと言っても過言ではない。


「いいですか純先輩。俺が先に出て部の紹介をしますのでいいタイミングで呼びますから出て来てくださいね」

「貴光は心配過ぎ」


 俺達は舞台袖のさらにすみにいた。現在は順番に部の紹介がされている。運動部よそれは去年と同じだぞ、あかるく先輩は優しく無理はしないとか言って現実は超上限関係は奴隷のように厳しく、勉強時間は無理してでも作れと言わんばかりの時間束縛なんぞしたら文科系部に流れるからな。わかってるのかなぁ~まああとで後悔してくれ。部を止めたい生徒を脅したら生徒会から俺に連絡が入るようにしているから、給料も払わんブラックな奴は駆逐してやる。


「あ、あのご主、久下君そろそろ手芸部の番です」


 純先輩と流れを話し合っていると後ろから声を掛けられた。この呼び方を間違えかける相手は一人しかいない。


「ありがとうございます。生徒会長みずから呼びに来てくれるなんていいんんですか?」


 振り返るとショタ奴隷がいた。訂正、女装ショタ会長がいた・・・あんま変わんねえよっ!

 以前より髪が伸びてより女の子なってしまったショタ会長。女子の制服が似合い過ぎる。知ってるかい?この女装ショタ会長は俺の奴隷なんだぜ。

 飼うと決めたから時々ストレス解消に二人で会うことがあるんだが、犬耳カチューシャと尻尾を着けているんだよな。もしかして純先輩に張り合っているのか?うん尻尾がどこに繋がっているかは聞かない聞きたくない。せめて成人してから尋ねよう。


「僕は最初に挨拶するだけですから、あとはフリーなんで雑用係です。生徒会長なんて当日そんなものなんです」


 はにかむショタ奴隷会長。くそぅっ!俺はそっち系じゃないぞ!


「でもよかったんですか?最後だと新入生は疲れて飽きている子達も多いですよ」


 手芸部の紹介は一番最後にしてもらっている。横暴?ええ、生徒会長は俺の奴隷ですがなにか?


「まあ印象に残らせるためには最後にしないとですね。ところでみやことソフィを知りませんか、俺がさきに出るので純先輩のサポートを頼んでたんですが」


 どこを見ても二人はいなかった。みやこは生徒会で忙しそうに動いているのを見たがいまはいない。ソフィは最初の方で陸上部の紹介をやっていた。スタイル抜群の金髪碧眼ツインテ超美少女がピッチリ系のユニフォームで自信満々に演説するのは新入生をさぞかし虜にしただろう。昨晩遅くまで演説内容と仕方を教える羽目になったかいがあるものだ。

 上目遣いで彼女にお願いされたらしょうがないだろう。


「え、と二人は少し遅れるということで僕が来るまで頼まれまして・・・ダメですか?」

「うっダメではないですが、純先輩はどうです?」


 もじもじと恥ずかしそうにするショタ奴隷会長。そういう態度をするんじゃない、ほら周囲からやっぱり魔王様が会長を女に・・・、いや男だから魔王様はどちらもいけるのか?ちょっと待とうか、手を出しては・・・精神的には出しているのか・・・くそぉっ!


 二人が送れるのはしょうがないが純先輩がショタ奴隷会長に懐くか、けっこう人見知り多いのですよこのニャンコ。


「よろしくショタ」

「うんまかせて」

「え、ふたりは知り合い?」

「ん、」

「前に少し相談に乗ってもらって」


 というかショタと呼んでるよ純先輩。それを受け入れているの?ショタ奴隷会長。

 ・・・よしこれは後で調査案件だ。


「最後は手芸部です」


 おっと呼ばれたか、手芸部の廃部がかかっているんだやる気をだすぞ!



???視点


朝から校長の訓辞やら先生の紹介やら中学生活の心得みたいなので私は疲れていた。

最後に部活の紹介をされると聞いたときには私だけでなくこれから一緒に学んでいく同級生達も飽き飽きしている顔をしている。


やたらと運動部がやる気を出しているけど、この町では運動部が悪いうわさが流れていた。町の議員運動部のOBで文科系部を自分の色恋沙汰で廃部に追い込んだとか、他の学校より多めに部費を貰っているのに毎年最下位ばかりとか生徒会を脅迫して部費を獲ろうとしたとか、あまり印象はよくない。良いことばかり言っているけど胡散臭くてたまらなかった。

唯一陸上部だけが外人の凄い美少女が演説しているのが凄かった。スタイルが抜群で薄手のユニフォームだから男子達の視線が凄いことになってる。でも彼女は女子陸上部と言っているから残念。でも男子陸上に入部すればチャンスはあるかも。


 あとは似たり寄ったりだ。今年から文科系部が複数できたらしくて運動部よりもやる気が感じられた。私も文科系部のどれかに入ろうと思う。

でも数分ごとに部の紹介されても覚えるには限界がある。周囲の生徒も何人か寝ている。


「では最後に手芸部です」


 やっと終わりかと体育館の雰囲気が和らいだ。早く終わってほしい。

 一人の男子生徒が出てくる。背が高くて髪はサラサラで少し赤みがかかっていた。中性的な顔は整っていて少し興味が湧く。

 でも手芸部の部員が男子一人だなんて変だと思う。もしかすると廃部の危機?だから最後に回されたのかな、もう殆ど誰も聞いていないだろうし。


 男子生徒は舞台の真ん中に来るとマイクを構えた。


「こちらを向けっ!」


 音が割れそうなくらいの大音量の声が体育館に響き渡った。思わず耳を防いでしまう。

 全員が演台にいる耳に被害をもたらした元凶に視線を向けた。


「君たちは今体育館にいるのに飽き飽きしているな」


 殺意の籠った視線を受けているのに彼は平然としゃべり始めた。


「たしかにつまらないよな。校長の話は長いし、先生の自己紹介も後で覚えればいいし、風紀の注意も普通はしないよな。そして疲れているところに部活の紹介だ。俺だっていやになるよ」


 肩をすくめて困った顔をする男子生徒。たったそれだけなのに殺気立った同級生達は彼に共感している私もだ。


「でもな先生達は君たちのためにやっているんだ。よく聞いておかないと後で知らないでは済まされないことを短い時間で必死に教えているんだよ。今日は仕方ないがそう思って次から聞いてみてくれ。先輩たちは、あー普通に部費の為の勧誘だ。後輩として甘んじて受けてくれ」


 真面目だと思っていたら冗談も入れる彼の話は面白い。新入生の私達の興味は完全に彼向いていた。


「まあ俺も部活の為にここに立っている。最後なのは他の部より長めに喋れるからだ。羨ましいかすでに終わった有象無象の部の連中!あ、こらモノを投げるんじゃない!報復すんぞ!・・・よし」


 一人でいるのにコントを見ているようだ。


「んー改めて俺は手芸部の副部長している。町で噂になっているとは思うが唯一残されて不遇を受けていた文科系部だった」


 親世代が怒っていた噂だ。


「新しくできた文科系部のように新鮮さも俺には大した見せれる技術もない。だからこのまえ卒業された手芸部の先輩たちにお願いして君達新入生に見てもらう作品を作ってもらった!しょせん言葉で勧誘しても中身がわからなければ意味がない!これを見て新入生諸君、手芸部に興味を持ってくれっ!」


 彼が舞台袖のほうに手を振る。


 そこから現れたのは髪を結上げた女の子だった。この前まで小学生だった私達より背が低く幼く見える。けれどその綺麗な顔立ちは人形にも見えるぐらい美しい。だけど彼女は体を隠すように黒い布を羽織っていた。

 静々と歩く彼女は彼の横に立つ。身長の差中々あった。


貴光視点


 純先輩が俺の横に立つ。

 予定では黒のマントを外してからの予定だったが。


「おぉっと純先輩まだ彼らには見せないんですね。じらしが上手いなぁ~」


 わざとらしくマイクで喋る。関心を引くにはいいだろう。


「ん、貴光が外して」


 え、俺が外すの?仕方ないなぁ~純先輩の命令だもんな。


首元で留めていたボタンを純先輩の後ろから外し。ゆっくりと後ろにマントを引いていった。

 それと共に感嘆のため息が新入生に広がる。


 純先輩の姿は純白のドレス。瞳さんと優子さんにお願いして作成してもらった。さすがに時間がなかったので会社の服飾の連中にも手伝ってもらったけど大半は二人の合作だ。レースにドレープをふんだんに使用したドレスを着た純先輩は妖精の王女様と言われそうなぐらいかわいかった。

 うんうん、新入生たちよ純先輩は可愛かろう。ドレスは凄かろう。友人が瞳さんと優子さんをスカウトしたぐらいだ。あの二人じつはチートを持っているんじゃないか?


「さあ、これが手芸部の先輩が君達に遺してくれた遺産だ。これをみて興味を持った人は・・・」


「たか君たか君」

「タカタカ」


 え、みやことソフィが舞台袖から手招きしている。これからクライマックスだよ?なんで止めるの?


「ちょっとこっちに来て!」

「え、なんで二人出てくるのっ?」

「いいから来なさいっ」


 二人に引っ張られて舞台袖に連れ込まれた。


???


 彼が紹介した女の子はもの凄く可愛かった。

 顔も綺麗だし、そのウェディングドレスは見たことが無いくらい綺麗だ。よく見ると白いだけでなく刺繍も施されていて、キラキラと宝石なようなものついている。

 本の中から出てきたと言われても納得できそうだ。


「さあ、これが手芸部の先輩が君達に遺してくれた遺産だ。これをみて興味を持った人は・・・え、なに?これからいいとこなのにぃ!」


 彼が何か言おうとしたら美少女二人が舞台袖から出て来て彼を連れ去った。

 あまりできごとに頭が付いていかない。すると今度は可愛い系の女子生徒が出てきた。さっき挨拶した生徒会長だ。近くの男子生徒が可愛い可愛いと連呼したから覚えている。


「え~と新入生のみんなは少しの間待っててもらえるかな。彼も卒業した先輩から衣装を用意されていたのがさっき届いてさ。君達も見たくないかい?僕はみてみたいな」


 生徒会長の誘いに拒否する新入生はいなかった。待っている間はドレスの子と生徒会長がおしゃべりしてくれる。ドレスの子は単語でそれを会長が面白くしてくれた。


「ん?準備が出来たみたいだ。女の子たちは彼の方が見るのはいいかもね。それではどうぞっ!」


 会長の掛け声とともに彼は出てきた。


 声がでない。周りの女子もまっすぐ前を見て何も発せなかった。

 だってだって


 王子様がいるんだものっ!


「「「「きゃあぁぁぁあ!!!!」」」」


 女の子の黄色い声が体育館中に響いた。


 漫画で見た王子様が着てる白い服を彼が着ていた。髪を上げてきっちりまとめた彼は男らしくかっこいい。少し不満げにしているのがまたいいっ。


「か、かっこいいですご主人様・・・」


 何か生徒会長が言っているけど意識は彼に集中していて聞こえていなかった。

 彼が歩くだけで女子が騒ぐ、私も騒いでいると思うけど王子様に夢中で自分の声も聞こえない。


 王子がウェディングドレスの姫に近寄り膝をつく、すると姫が手の甲を彼に差し出しす。


 っもしかして!


 王子が姫の手を取りキスをした。


「「「「きゃあぁぁぁあ!!!!」」」」


 再び上がる歓声。


 王子は立ち上がると姫と一緒に華麗な一礼をして、姫の手を取り舞台袖に立ち去った。


 姫だけでも大騒ぎだったけど王子が出てきたおかげでもう騒ぎは止まることは無くなった。先生たちが抑えようとしているが当分は無理だと思う。


 私は椅子に座り、余韻に浸っていた。たしか手芸部だったよね。うん入部しよう。衣装は凄かったし、もともと文科系部に入ろうと思っていたのだ。それならきっかけがあった部に入った方がいい。


 だってそのきっかけは王子様に恋した私の初恋だからだ。


瞳と優子が貴光にもカッコいい衣装を作りたくなり、みやことソフィもそれに乗っかりました。

ただし、ウェディングドレスの純先輩が全てを持っていきましたね(*´ω`*)

気づいたときにはもう遅いメインヒロイン二人。

そしてハァハァ興奮しているショタ奴隷(;´д`)

そして更にヒロイン候補の登場。お盆中になに書いてるの筆者よ・・・(;・ω・)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 自らを追い込んでいくスタイルΣb( `・ω・´)グッ [一言] メインヒロイン特になにもしてないのにもう遅いされてる…( =^ω^) 新入生入学初期の時点後輩が一人落ちたか…舎弟(ペット二…
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