来年度に向けてと純先輩の結末
一週間ほどかけて純先輩は基本の純先輩に戻った。
途中で野生児純先輩が出てきた時は学校中を駆け回ることになった。普段は運動神経マイナスなのにあの動きなんだったんだろうな。
他にもエッチな純先輩にもなったが、本人の性知識が幼児以下なので俺に抱きつくぐらいだった。あまりに可愛いのでこのままにしようと言ったら、みやことソフィを連れてこられたよ。純先輩が戻るまで部室では俺は正座でいることが決定された。あと変な事をしないように監視が四人体制になる。
「貴光、貴光」
「はいはいなんでしょうか純先輩」
「正座されると座れない」
「これはですね四人の裁判官が許すまでこのままなんです」
「???えい」
「やめてっ、無理に乗らないで!痺れてるのぉぉ、シャレにならないのぉぉ」
さてそろそろ先の事を考えないといけない。部長副部長の瞳さんと優子さんが卒業するまでひと月もない。何か盛大にお祝いしようと提案したらやんわりと拒否された。ただ俺のボディーガードに玄関から校門まで並ばせて桜の花びらを撒こうとしただけですよ。あと垂れ幕やのぼりを作ったりとか。う~んださかかったのかな。
まあ本人たちの希望通りにしよう。ちょっと二人にはお願いしていることがあるからそのくらい聞かないと。
しかし今年はいろいろあったな。良いことも悪いこと(筆頭女装ショタ奴隷会長)がたくさんだ。まあ、色恋沙汰にある程度まとまったのは良かったが、中学一年生でハーレム宣言ておかしくない?しかも相手の女性陣は美女ばかり、俺幸運値を美女との出会いに振り当てすぎてないか。前生ではみやこぐらいしか見たことないぞ。ねがわくば来年は普通でありますように。空から女の子なんか降ってくるなよ。
手芸部だがまあ純先輩が部長で俺が副部長に就任した。よく考えたら瞳さんと優子さんがギリギリまでお役目をしていてくれたんですね。本当にいい先輩だ。卒業式に選挙カーで祝いの賛辞をしましょう、ダメ?しょぼーん。
純先輩はまあなんとか平均点ぐらい取れるようになった。それのせいで俺の正座続行なのだが。
新入生への部活紹介が俺達の手芸部最後のチャンスなのだ。みやことソフィに入ってもらってだらだら続けても良かったのだが、俺は純先輩との約束を忘れていない。手芸部を純先輩、俺が卒業したあとも存続させるつもりだ。
そのために瞳さんと優子さんには骨を折ってもらっている。チートの二人に最後の仕事をし貰っているのだ。お礼は、え?ハーレム入り?いやそれとこれとは。
そして卒業式まで瞳さんと優子さんは来ないので俺と純先輩の二人で部室をしようしているのだが。
「ニャーン」
「またかっ」
俺から離れて不満顔で刺繍していた純先輩が唐突に机の上に飛び乗った。
「ほらフリフリだぞ~」
俺は即席で作った猫じゃらしを揺らす。
「うにゃっうにゃっ」
純先輩が猫パンチで猫じゃらしを打ち落とした。その隙をついて後ろから純先輩を確保した。
「うにゃーっ!フシャー!」
「こら暴れるなっ、引っ掻くな噛むなっ!」
ええ、これが俺の正座が解けない理由です。完全に純先輩を戻すと成績が激減するんです。だから、真面目な純先輩だけを潜在意識に残そうとしたら他の人格まで残ってしまった。そしてそれがなぜか俺の前でだけで表に現れるのである。
勉強しないと部長としても学生としてもアウトな純先輩。四人の裁判官許可で他の人格を残すことが決定した。俺が誘導したのは内緒だ。
純先輩本人にも自分がどうなっているのか現状を教えた。駄目なら元の純先輩に頑張ってもらうしかなかったのだが、すんなりと許可が出た。理由は嫌々勉強しなくても成績が上がるから楽だと。さすが根がニャンコな純先輩である。
「ぐるぐるぐる」
その純先輩は俺に抱きかかえられて猫になってくつろいでいた。可愛い、可愛いけどさこれを純先輩が卒業するまでしないといけないわけぇ!?
誰だよこんなことしたの!俺だよちくしょおぉぉ!
「にゃぅ~ん」
純先輩の複数人格が残りました。
無表情座敷童ヒロインにいろんな要素が大量に増えたよ!筆者が死ぬね♪ヽ(´▽`)/
メインヒロイン二人はこれで更に存在が薄くなるよ♪お遊び回をしたら筆者は殺されるな(;´д`)




