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俺の過去は不安定  作者: デンセン
中学生編
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やり過ぎた結果、真面目な純先輩

 いきなりだが文科系部の乱の原因となった田畑のことだが。まだ頑張って議長にしがみついている。町内に中学校の文科系部が無くなったのは田畑が原因だ。実は田畑は運動部のOBOG連中から賄賂を貰っている。大型商業施設誘致を却下させたのは地元商店街の奴等が田畑にお願いしたからだとあることないことの噂が町内を書き廻っていた。

 まあ、だいたいの噂の出どころは俺なのだが。自分から辞職すると思ってたけどがんばるなあ。どうせあと半年後には選挙があるからそこで終わりなんだろうけど、今度は運動部OBOGは応援しないぞ。

そっちのまとめ役連中は地元商店街の連中ばかりだったから商業施設の誘致の反対をしていたという噂で一気に町民の反感が高まったからな、戦後から店が商店街にしかなかったから殿様商売をしていた連中だ。大したもの売っていないのに利権にだけには厳しい。俺は未来で知っているんだ。馬鹿な商店街連中のせいで大きなグループの誘致が全くなくなり廃墟と化した商店街と子供が異常なくらいに減少した町を。

 だから田畑と一緒に今のうちに潰してやろう。なに?学校の備品やらの購入する店はどうするかって?すでに俺の会社がある地方都市の商売上手なお人達に話しは付けてあるから大丈夫、みなさん商店街の連中より格安で調達してくれるよ。

 田畑も議員辞めたら捕まるしな、いや前に潰した番長の親の会社とがっつり癒着してたよ。証拠はたんまりあるのでいつ情報を流そうかボディーガードのリーダーの黒人お姉さんと相談中である。勧善懲悪ものの時代劇が好きなお姉さんなので俺の行動にノリノリ付き合ってくれるので楽しい。またボディーガードのみんなとBBQをしよう。


 今さら大したことのない話をしているのは現実逃避していたいからだ。

 今日は高校受験当日で瞳さんと優子さんは自信をつけて出陣していった。半年にも満たない俺との勉強会だったが二人にはいい影響を与えられたようだ。


 そして俺は手芸部部室で純先輩と二人っきりでいる。


「・・・」

「・・・」


 無言が続く。

 普段ならとりとめもないことを俺が話して純先輩が純真無垢な返しをしてくれる楽しい時間なのだが、ここ最近は俺にこの部活動の時間で安らぎを感じることはなかった。


一時間ごとになるチャイムが聞こえてくる。


「時間ですね」


 俺とテーブルを挟んで座っていた純先輩がが呟いた。それにビクリと反応する俺。


「え、いやあもう少し部活しませんか?」

「何言っているんです。部と勉強を両立させるのが学生の本分でしょうが」


 下手にへこへこと提案する俺に冷たい目をむける純先輩。

 純先輩は机の上の刺繍していたものを片付けて、勉強道具を出してきた。


「さあ勉強会をはじめましょうか」


 その顔に頭が良さように見える眼鏡を掛けて純先輩は勉強会の開催を宣言した。


 純先輩がおかしくなった原因?

 勿論俺だよっ!

 ニャンコ純先輩のお馬鹿ということが発覚して受験勉強真っ最中の二人に混じらせて教えようとしたのだが、嫌な事からは逃亡する癖の付いたニャンコ純先輩は速攻拒否して刺繍をし始めようとした。取り上げると部室から逃亡、校舎裏で猫と戯れていた。これで初日終了。

 二日目は最初から部室に来ず、俺が学校中を探しまくったところで終了。いろんな部の学生に聞きまわったら、半数は報復の魔王様だぁぁ!と逃げやがった。地味に傷つく。

 三日目、捕獲して椅子にロープで固定するが、俺がトイレに行っている間に二人の先輩を泣き落としで仲間にしてロープを外して逃げた。


 もう完全に行動が猫そのもの。さすがの俺もまいった。参り過ぎた。この三日間まともに瞳さんと優子さんの勉強を教えられていない。受験までそんなに時間がないのにだ。

 放置して受験が終わってから少しずつ優しく教えていけば良かったのかもしれない。だがニャンコ純先輩に俺はキレてしまった。


 四日目、帰りのHRが終わりそのままとんずらしようとするニャンコをドア前で確保。泣き喚くニャンコを椅子に縛り付け、本気の洗脳術を使用した。ええ、いつも・・・ゲフンゲフンでごまかすあれを加減しないで使ったよ。

 途中、余波を受けた先輩ズが俺の奴隷になりかけたのは秘密だ。ちゃんと解いたよ。そのままにしておくと俺の欲望が爆発しそうでしたから!血涙を流しながら解いたよ。

 くそぅ、猫耳カチューシャ巨(普)眼鏡部長と犬耳カチューシャ巨(大)長身副部長が~。


 と、ちょっと寄り道したがニャンコ純先輩への洗脳は成功した。いやし過ぎた。


 勉強を好きになるように誘導しただけなのにニャンコな性格が全て吹っ飛び、ド真面目委員長純先輩に人格まで変わってしまった。


「貴光君?君が教えてくれないと私は困るのだけど」


 ゾゾゾ~鳥肌が全身に立つ。


 君付け?長文?困った顔?全部純先輩じゃねえー!


「あ、あのそこまで勉強しなくても・・・」

「いや今までしなかったせいで同級生とかなりの差がついてしまったんです。ここで貴光君教えてもらいその差を縮めないと」


 もの凄いやる気の真面目純先輩。


 ほんとこの子極端すぎぃ。刺繍だけじゃなくて人格まで同じなのかよ。


「ほら、早く教えてください。貴光君は私に勉強を教えると言ったんですから」

「・・・はい」


 強引なところだけは変わっていないが、俺の癒しの存在はいなくなった・・・。

 これ次までにもどるのかなぁ~。


体調不良から少し復帰。(;´д`)

そしたら純先輩が大変なことに(;・ω・)

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 純先輩が…純先輩が…! [一言] なるほど?つまり…作者が原因か( ̄□ ̄;)!! あの頃の純先輩を返してー(;´Д⊂)
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