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俺の過去は不安定  作者: デンセン
中学生編
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どうしても関わらないといけないショタ会長

 平日はどうしても学校に行かなければならなかった。

 だって中学生だもの。

 文化系の部の乱立も収まってきた。

 真面目に取り込もうとしている部はいいよ。ただ、部費だけもらって遊ぼうとする馬鹿どもがいたので、俺出動となった。報復の魔王様はみんな怖がるんだよな。


 帰宅部は部じゃねえよ!活動記録はなんて書くんだ。道草日記?んなもん勝手にやれ!

 遊び研究部?帰りにゲームして帰るだけかよ!ええい本山先生にチクってやる!あの人は怒るとマジで怖いんだからな。

 科学部はう~ん世にでん〇ろう先生みたいな人はまだ認められていないかならな。いくつか教えるからお祭りとかの余興をはしごして人気取ってみない?え、化学の先生そういうの好きだったけど部として認められなかったからしなかったって。だめだよどうにかして舞台に上がって注目を集めないと。トップのお方とも話し合おう、最近は県の学業成績が全国でも下の方で悩んでいるらしいからさ。ここで科学に興味を持ってもらおう。


 良いモノは残して駄目なのは徹底的に潰していったよ。勉強会?教室一つ使って菓子やら飲み物飲んでたから厳しくも優しい先生方に突入してもらい反省文を書いてもらうことにしました。ちゃんとしてたら俺も一枚噛んだのにな。


 まともな部もある。

 吹奏楽部、やはり音楽はいいね。楽器全一式を副社長経由で寄贈させてもらったよ。毎回友人もつまらないからね。音楽の先生お願いします。前から思っていたんですがどうしていつもニットのセーターなんですか?ちょっとお胸の形が強調されて男子生徒が困ってますよ。

 え、三十代はどうかって?大変いいと思いますよ。何がとは言いませんが、いやあぁ!いけない〇ナ先生はだめぇ!

 ふう、生徒ではなく先生の方が危なかったとは。


 合唱部いいね。あれ?西尾先生が顧問なの。


「実は高校から大学までやっていてね」


 照れないでください。だから文化系の部の歴史とか調べてたんですね。

 必要なものは申請してください最初が肝心ですから。


 他にも美術部、文芸部、新聞部、演劇部、書道部、将棋囲碁部、落語研究部・・・などまともそうなのは許可することに進めていく。


 それだけじゃ悪いから運動部一回のみの備品購入を許可したよ。ボールとかネットなどは許可したけどピッチングマシン三台とかふざけたこと申請した野球部は却下だ。せめて県内トップになってから申請しろや。あ~あ、部長責められてるよ。でも俺は知っているのよ部員、顧問、ボランティア監督が俺を舐めて申請したのを。ちゃーんと噂は広めてやるから町内で身を小さくしとけ。


 陸上部は結構真面目だった。大会に出るための交通費を交渉できる最大値まで申請してきたよ。


「少しは迷惑かけた分は私が引っ張らないとね」


 ソフィは体育館で泣かせた女子部長をサポートするらしい。

 うんうんイイ女だ。友人にこっそり伝えておこう。娘大好きなあいつなら俺の知らないとところで援助してくれるさ。


 ケガ人も多く出るだろうから保健室にも備品を多めに寄贈。

 え、俺は怪我なんてしてませんよ?だから〇ナ先生は止めろぉ!


 あと驚いたのは本山先生が手芸部の顧問をしてくれることになった。何もできない名ばかり顧問だがもの凄くありがたい。いつかそのツルピカを草原に変える薬を作りますから。


 これだけしたら俺はお役御免だろうと思ったらそうはいかない。この時代は未来のようにパソコンで打ち込んでコピー機で印刷してはい終わりではないのだ。全て手書きで書かなくてはならないのだ。

 いやすげえよ。テストなんて嫌いだと思ってたけど手書きで書いて輪転機でしてたなんて前生は思いもしなかった。今生で綺麗な字で書かれたテスト用紙を見て思わず拝んでしまったからな。


 だから大量に増えた部の許可と資料作りに生徒会はてんやわんやになっていた。一番下っ端のみやこが、もの凄い勢いで紙に書いていく。俺の傍にいたからこんな異常事態にも慣れているのかもしれない。

 それでも大量にあるので俺も参加せざるを得なかった。


 手芸部は少しの間お休みになり、純先輩はごねたが、部長と副部長への受験勉強はその後に教えることになる。

 二人は真面目で成績も上がっているし、近くの高校ならもう十分に大丈夫なのだがまだ俺に教えてもらいたいらしい。うんうんその向上心は好きですよ。だからいくらでも教えることにした。


 そしておれは放課後を生徒会室で過ごしている。

 俺、みやこ、そしてショタ会長の三人で。

 他のメンバー?なぜか外に仕事を作ってほぼ部屋にいないんだよな。


 カリカリカリとペンの音が生徒会室に流れる。


「ほい、美術部の初期設備と備品の費用のまとめたの」


 出来立てほやほやの資料をみやこに見せる。

 ええ、視界の端に見える女装には声を掛けないよ。生徒会にも入っていない俺は身内に声を掛けるのが精いっぱいなのです。


「ありがとうたか君。・・・やっぱり美術部は消耗品が多いね」


 渡された紙をじっくり読むみやこ。ポニテはいつもの通りなのだが最近眼鏡を掛けるようになった。中学生になってから少し目が悪くなったようで、俺にお願いしてきたのでプレゼントしたのだ。


 細めの銀縁眼鏡にしたのだが凛とした時のみやこには良く似合っていた。うん、見てると少し恥ずかしくなってしまう。

 だって初恋の相手で今は俺の事を好きだと言ってくれているのよ。

 前生でストライクゾーンが広がっても初恋の相手はなぁ。


「ある程度は自前で出してもらわんと流石に他の部との兼ね合いで揉めるよな。そこは自分達で工夫してもらおう」

「それしかないね。会長この資料どうですか」


 みやこがショタ会長に手渡す。

 ああなんてことを、たしかに上には確認取らないといけないけどさ。


 書類を見るショタ会長は、どう見ても女の子にしか見えない。完璧に女子の制服着こなしている。少し短めのスカートで白のハイソックスの姿に多くの男子生徒が性癖をこじらせたようだ。俺?未来の混沌のオタク時代を乗り越えたので大抵のものは好きだよ。


「・・・うんいいね。あとは顧問に確認を取って事務の方にそのまま持っていってもいいかな」

「じゃあ今すぐ持って行ってきます!」

「俺も一緒に・・・」

「たか君はこのまま書類を書いてて、こういう手続きは生徒会役員がしないとあとで問題になっちゃうから」


 いい笑顔で出ていくみやこ。

 あのわかってます?俺を今一番危険人物と二人っきりにしたんだよ!どうしてそんないい笑顔で出ていけるの。友人か友人だな!あいつはショタ会長もハーレム入れろとか言っていたからソフィと一緒に誘導しやがったな。・・・いいだろう専務にお前がソフィパパと旅行計画を立てているのをチクってやる!当日に空港で専務と社員に強制連行されてしまえ!


「あの、久下君?」


 ハワッ!


 あれ?ご主人様とか言われなかったぞ。


「僕もいつ誰が入ってくるかわからない状況では抑えますから」


 困った顔で笑うショタ会長。

 みやこやソフィのような美少女というわけではない。クラスで人気があるぐらいの可愛さだ。それを雰囲気やしぐさで男が引き寄せられる魔性の女の子になっている。男には好かれるが女には嫌われるタイプだ。


「その男の恰好には戻らないのか?」


 なるべくなら戻ってほしいな。女装は自分の罪を見せつけられているようで困ってしまう。


 ショタ会長は扉の方を確認した。


「ご主人様のご命令なら戻しますが・・・そのもう女の子には興味がないので男の子っぽくは出来ないかもしれません」


 恥ずかしそうにうつむくショタ。

 そして思い切ったように顔を上げた。


「女の子のままではダメ・・・ですか」


 ・・・やばいなちょっとグッときた。

(受け入れろよぉ。可愛いんだからお前ならいけるだろぉ)

 やめろ前生の私ィ!

(お前の為に女の子になってくれたんだろぉ。見捨てるのかぁ)

 だってこいつは手芸部を・・・。

(反省してるだろぉ。会長だから手元に置いておくと便利に使えるぞぉ)

 それは人としてどうなんだ?

(こいつも奴隷として命令してもらいたいんだからぁお互い損はないだろぉ)

 そ、そうか?

(ほらぁ試しに命令してみよろぉ喜ぶからぁ)

 なら・・・。


「おい」


 強めの口調にする。


「は、はい!」


 満面の笑みで喜ぶショタ。


「俺の為に女でいるんだな?」

「はい!僕はご主人様の女です!」

「違うだろ」

「え、」


 俺が否定すると絶望に落ちるショタ。


「奴隷だろ」

「は、はい!僕はご主人様の卑しい奴隷です!」


 全力で振られる尻尾の幻影が見えるな。

 なんだよペット思えば可愛いよ。バレなきゃ飼えるか?こいつも自分からバレるようなことはしなさそうだし・・・うんいける。


(ククク、まんまと引っかかたな今生の俺よ。そこから先は底なし沼だぜぇ)


女装ショタ奴隷会長はショタペット奴隷に進化しました。


貴光は隠れてフラグが立ちかけているの気づいているのかな?(;・ω・)

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― 新着の感想 ―
[一言] いや前世の貴光さん業が深すぎでわ?(・・;)
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