他人に合わせることができない男の部活は
まず言っておこう。平成初期の時代の田舎の中学校の部活は運動部しかなかった。そして入部することを強制されられた。だから運動好きでない生徒はちゃんとした部活に入って嫌になり幽霊部員になってウザい先輩にイジメられるか、最初から幽霊部員歓迎の部に入るしかなかったのだ。
俺は未来の私のときにバスケ部に入部して酷い目にあったので、大半の幽霊部員が集まる部に入っていた。名前は言えないだってどこかの国の球技らしいけど長ったらしいのですぐ忘れてしまう謎の部なのだ。部員数は一番多い、ほぼ全員幽霊部員だけど。救済処置で作られたのだろう。
みやことソフィも俺について一緒に入部していたが退部した。みやこは生徒会に入ることで部活は免除、ソフィは陸上部に入部だ。
俺も退部してどこかに入るつもりだ。
どこがいいかな?
今の俺はそれなりに運動が出来るぞ!近接戦闘技術なら元軍人さんにも褒められたぐらいだ。よっしゃ、やってみるか!
・・・俺には運動部は駄目でした。
まず卓球部に行ったら土下座で入部拒否だよ。
報復の魔王様が広まり過ぎて大人しめの部は全部拒否。泣いていいかな?
陸上に行ったら。
「タカは入部したら駄目!」
先に入部していたソフィに拒絶されてしまった。
理由は聞いても教えてくない。え、俺嫌われたの?
「そんなんじゃなくって・・・とにかく陸上は駄目ったら駄目なの!」
顔を真っ赤にしたソフィに追い出されてしまった。
仕方ないので一人ドナドナして因縁のバスケ部に行ってみる。
「あ?今さら入ろうなんて馬鹿じゃねーのギャハハハ」
未来の私の時にもいた後輩いじめが好きな先輩方に笑われたので諦めた。今の俺ならコートの半分からでも点を入れられるんだけどな。うん我慢してまで入る必要性は感じなかった。
柔道部は友達になるはずだった連中が真面目にしていたのを知っているので荒らすのは止める。
他の部も似たり寄ったりの理由で駄目だった。野球部は・・・坊主が嫌なのよ坊主が。五厘て何よ。
近くを通った時にいちゃもんつけられたので、一打席勝負した。初級ホームラン、三回勝負になり全部ホームランにしました。動体視力があがった我が身体を舐めるな!また場を荒らすので近所のおっさん監督のしつこい勧誘を拒否。これ以上すると報復の魔王様が野球部に降臨するぞコラ。
運動部全て全滅。
おかしいな、今生は体格も良くなったし運動神経もいいよ。うん、わかってた。運動部のノリについていけない自分がいることに。集団行動が前の時から苦手なんだよな、よく考えたら会社でも独裁者だよ俺!
「貴光なにしてる?」
グラウンド全体が見えるベンチで黄昏ていたら純先輩に声を掛けられた。
座っている俺と同じ高さの先輩、素敵だ。
「部に入ろうとしたら全部駄目で黄昏ていました」
「部活したい?」
コテリ
「そうですね、個人競技ならもう何でもいいです」
「じゃあウチ来る?」
え、純先輩部活してたんですか?
続きを書かないと!(´□`;)
純先輩が可愛いなぁなぁなぁ・・・(´∇`)




