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俺の過去は不安定  作者: デンセン
中学生編
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年長者にご相談

 ときわさんの柔らかさを再現できれば人を駄目にする枕を作れるのではなかろうか。いやいや、ショーリさんの少しハリがあるのも再現すれば・・・・はい!考えるの止めぇ!


ドン引きされた翌日から社内を謝罪行脚をしてきたよ。

県の銘菓と近く町のまだ有名になっていない高級緑茶を持って、部署一つ一つを巡ってきました。


 部長クラスは笑って許してくれたが、一般社員達は俺を見た瞬間にビクッとなる状態。

 大丈夫だよー何もしないよー。ほら無害な中学一年生だよ。そんなに怯えないで。怖がるなって、逃げんな!追いかけたくなるだろうが!


 ときわさんのとこにも行ったのだが、即座に確保されてお胸の中へ。ときわさんの同僚連中から歓喜の悲鳴が。

 お前ら言いふらすなよー。中学一年生の貞操がピンチになるからな。


 そういえば泥酔男だが勿論クビにしたよ。

 いろいろ問題が起きるらしいけど、嫌いなものは嫌い。どんな無理な事でも金さえあれば大抵はどうにかなるものである。


 腕を掴まれた女性には誠心誠意お詫びしたよ。一応あの場では俺が責任者だったから最高級銘菓に最高級緑茶を持って、夜のお店で働く苦学生だったのでお店のママに許可を取ってウチの会社に入るのを勧めてみた。美容関係に興味があるらしくすぐにオッケーしてくれた。

 泥酔男がいなくなったぶんだ。頑張って働いてください。


 あー久しぶりにやっちまったな。

 未来の私の頃から調子乗ってドン引きされることが何度かあった。自分で対処できると思っていたが所詮はにわかの技術で作ったものであったらしい。

 ときわさんに慰められなかったら周囲のみんなにどれだけ迷惑をかけることになっただろうか。

 うおおう、想像しただけ体がブルリとしたぞ。

 こんどときわさんにはちゃんとお礼をしよう。


「なので年長者から助言でもいただきに来ました」

「なにがなのでだ。ちゃんと説明しろボン」


 俺の知り合いの中で一番の年長者で信頼できるおやっさんに相談してみることにした。

 大雑把に俺がやらかしたことを教える。


「まあ、今回ので少し考えるようになったんですよ。自分がしていることは周囲に迷惑を掛けているんだろうなって」


 そうなら俺は大人しくしたほうがいいのかもしれない。


「あの理解できないものを見るような眼は堪えましたね。全部放り投げて逃げたくなるくらいに」


 相談でもないただの愚痴だ。

 沈黙がながれる。


「おいボン」


 ゴスッ!


「☆っ!?」


 頭頂部にもの凄い痛みと目の間に星が見えた。


「おおう・・・何をするんですかおやっさん」


 どうもおやっさんの拳骨を頭に食らったらしい。


「ボンお前はトシは幾つだ」

「え、まだ誕生日がきていないので12歳ですが」


 なぜ年齢を聞かれるのだろう。


「おうまだガキじゃねえか。なら放り出して逃げちまえ」

「え、だって会社もこの倉庫もありますから逃げれませんよ」

「いいんだよ。ガキに頼りっきりなのに少し怖くなったぐらいで関わろうとしない大人なんてボンから見捨てちまえ。ボンはガキなんだ悪いこと以外はなんでもやっていいんだよ。倉庫はいい夢見させてもらったんだ。いつ終いでもいいんだよ」


 ・・・あー、おやっさんに相談してよかったな。さすが年の功か。


「倉庫が無くなると困りますね。まだまだ欲しい車も単車もありますし」

「おう、ならどうする?」

「友人と会社の大人たちの胃を痛めさせるぐらい面白おかしく金を稼いできます。まだカウンタックを赤と黄色で揃える野望がありますからね!」

「そりゃあ俺も伝手を広げねえとまだ無理だな」


 ニヤリと笑うおやっさん。俺も笑っているだろう。


「よーし手始めにテレビを薄型にでもしますか!」


 そのためにはもっと会社をでかくしないとなスマホも欲しいし、今ならガチャを無限に引ける金を持っているんだ。世の中の技術レベルを上げてやる!


「あと女性関係で相談したいんですが・・・」

「おめえ、嫁に逃げられたジジイに相談するなよ」


貴光のおやっさんへの好感度は恋愛抜きにすれば断トツトップですね。(*´ω`*)

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