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俺の過去は不安定  作者: デンセン
中学生編
41/85

貴光は少し現状を思い知らされる

 俺の社長代行が八月中盤まで続行されることが決まった。


 みやことソフィが帰ってくるのがその頃なのだ。そして友人も一緒なので続行なのだ。


「なんで?結構真面目に仕事してたよね。大半は料理作りだったけど、変人共の相手もしたよ。それなのにこの仕打ちは何っ!?泣くよ泣いちゃうよっ」


 無駄に質が良い社長イスの上で手足をバタバタする。かっぱらって倉庫に持っていこうかな。


「社長からの伝言です。あんたが言っていた古城街道を満喫してから帰るわ、だそうです」


 専務さんが答えてくれる。

 あなた専務ですよね忙しい筈だよね。なんで俺が会社に来るといつも傍にいるの?え、俺を一人で行動させると何をしでかすかわからないからと。

 そんな酷いことしてないよ?水鉄砲でおっさんが新作出してきたから、ちょっとときわさんに頼んでウォシュレットの強でアーッ!となるぐらいの水鉄砲を作ってもらったぐらいだよ?おっさんの尻に噴射したらアヒィー!て叫んだの。面白かったなぁ。


 会社の稼ぎ頭を私用に使うなって?自分で作ってたらときわさんがやって来て手伝ってくれたのよ。途中からはときわさんがのめり込んで俺の作っていた原型は一欠けらもなくなったが。どうせ他のに転用するからいいんじゃない?


「それより古城街道ってなに?ドイツじゃん!」

「アメリカに行ったついでに、ドイツのある企業のパーティーに出席してもらうことに私が社長にお願いしました。みやこさんとソフィさんは今のうちに経験してもらうために同行させましたね」


 専務の顔が真面目だ。


「ボスはあの二人をパートナーにするんでしょう?」

「あーいやまあそうです・・・」


 さすがの俺も責任は取らないといけないかなと考えている。

 未来の私の時もみやことソフィは家庭を持って幸せに暮らしていたかもしれない。それを壊したのは今の俺だ。なら幸せにするぐらいの責任は取らないといけないだろう。


「お二人はこのままだとボスのパートナーとしてはあまりにも力不足です。長期の休みの間に社長についていって経験を積んでもらいます。これは会社の上層部全員が賛同しました」

「うわーそんなことになってんの。でもトップが結婚しないで女性を二人侍らせているのは会社にとってマイナスイメージじゃない?」

「はっ、ボスがトップに就任するときには文句が出ないくらいに会社を大きくすればいいだけです。まあ今の時点でも社内ではそこまで問題ないので大丈夫でしょう」

 

世間の常識を言ったら鼻で笑われて、ねじ伏せろと言われたよ。あと今の時点でって何?すっげー気になるの!


「私からの意見でしたら、璃子ちゃんを正妻にして二人を愛人にすれば丸く収まると思うんですが」

「え、なんでそこに璃子ちゃんが出てくるの?あの子まだ小学生だよ」


 妹分ですよ?可愛いから何でもあげたくなっちゃうんだよな。


「鈍感もここまでいったら才能ですかね・・・。んん、彼女はボスと社長の技術を一人でこなせる稀有な人物です」


 最初の方が小声で聞こえなかった。

そうだねー英語とかの知識は教えてないけど、洗の・・・ゲフンゲフンとか、人に好印象を与える恰好やしぐさとかの技術を教え込んだもんね。友人もいろいろと教えたみたいだし。今では原型を留めてないくらいにオリジナルに昇華させてるし。人心掌握だけなら俺も勝てないんじゃないかな?


「・・・もしかして俺と友人はもの凄くやばい女の子を爆誕させた?」

「璃子ちゃんがもし他のところに引き抜かれたら、かなりウチは危ないことになりますね」


 おう、俺の幸せ人生計画が小学生によって大ピンチだ。


「ですから璃子ちゃんのこともボスが責任取ってくださいね。本人からは両親も説得済みだそうです」


 やめてードロドロになるようなことは聞きたくないよー。


貴光はまだ気づいていないのです。

第二第三の女性が自分のことを狙っていることを・・・。

貴光はexplosion!(#`皿´)

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