馬鹿は追い詰めて笑うに限る
滅茶苦茶なのは勘弁してくださいm(__)m
まず両親への謝罪と説明、そして学校に行くのを一か月の間みやことソフィと一緒に休むことを伝えたら、父にぶん殴られた。
まあ殴られるのを覚悟で言ったから仕方ない。
父は亭主関白で無愛想で昭和のオヤジだから仕方ない。何も知らなかったら理不尽だ!で不良になる所だが未来で無愛想ながらも息子として愛してくれたのは知っている。
だから甘んじて殴られた
でも、娘同然に可愛がっているみやことソフィに嫌われるのは覚悟しろよ!俺は助けてやらん!その口下手でどうにかするんだな!
母は好きにしなさいと言ってくれた。
ただし、自分の人生と二人の女の子を巻き込むのだから自分で責任は取りなさいと学校への対応だけはしてあげると言われた。
厳しいが嬉しかった。
親が出て来てもいいぐらいの問題である。母なら学校に乗り込んでいたはずだ。
それなのに俺に任せてくれる。
学校からの対応には全部拒否でいいと伝えた。
せっかく大人しくしてたのにな。
親に迷惑をかけてしまった。
自分が何かしたなら反省も後悔もするんだが、今回は相手側からぶつかってきた。
泣き寝入りもしない。相手が反省しても許さん。
今回の件では俺の秘密が少し漏れるかもしれない。母は少しは感づいているだろうが中学生の息子の隠し資産が億越えまでは気づいていないだろう。
まあ友人との力関係が少しバレるくらいで済んでほしい。
みやことソフィの両親にも土下座で謝罪した。そして今後の計画も伝える。
なぜかどちらとも苦笑一つで許してくれた。
ただし責任は取ってくれよと言われる。どんどん俺への包囲網が狭まってくるなー。
あ、ついでに友人とソフィのパパが結婚した。
びっくりだよね。実際には結婚できないので内縁の妻なのだが、報告を受けるまで知らなかったのは俺だけだった。
ソフィも喜んでいるし、みやこも同様だ。俺達の両親も祝っていた。特に父達とみやこの兄(いたよ!結構いい人なんだよ。筆者が書き忘れてただけで)が妻と彼女とられなくて済んだとホッとして、友人の部下たちはドッキリ大成功とはしゃいでいた。デスマーチさせるぞこら。
一応ソフィのパパに友人は男だけどいいのかと聞いた。
仕事関係で会うように(バブル崩壊の時に俺が情報を流した時か!)になってパートナーと公私を共にしたいと思ったらしい。心が広いよソフィパパ。
いやまあ、友人は外見だけなら実はみやことソフィを超える美人なんだよね。下半身にあれが付いてるけど。未来の私が二人で泥酔するまで飲んだ時、ベッドで裸で寝てた時が・・・ゴホンッゴホンッいやあれは事後ではないことは確認した。たぶん、おそらく、うん大丈夫だ。
結婚式は盛大にしてやりましたよ。
会社持ちにして俺の資産から出して、船を借りて盛大に。
みやこに中○○ゆきを歌ってもらい、俺が福○○治、締めはソフィが安○○美恵を熱唱。
いやネイティブで英語できると凄いね。ソフィが歌い終わったら感動で泣いた人が多数出たよ。友人は大泣きで化粧崩れるし、ソフィパパは友人を宥めながらウルッとしていたし、良い結婚式だった。
おっと話が違う方向に行ってしまった。修正修正。
まあいろいろとハッピーな出来事が起きていたから今回の件がさらにイラッとさせられる。
だから校長と山内のプライドを根本どころか掘り返して穴にしてやる。
まず小学校の同級生達に連絡を取った。
期間限定で勉強会をしますよと。
半分も集まればいいかなと思ったら全員参加になっちゃった。タダだもんねそりゃ来るよね。
総勢約四十名、ウチで開催しようと思ったけど無理でしたよ。
仕方ないので学校近くにある公会堂を放課後の時間借りられるだけ借りました。友人経由で、金の力は偉大だね。
補助でみやことソフィに入ってもらうが流石にキャパシティを超えたので、未来の私がお世話になった塾の先生をスカウトした。
未来の私が唯一尊敬した先生だ。講師ではない俺にとっては先生なのである。
俺が良く使う未来塾式授業の基礎部分がこの先生をまねしたものであるのだ。テレビとかも取り入れてはいるが、本当に先生はすごいのである。
だって赤点取りまくっていた未来の私を半年で学年上位までに引き上げた人なのだ。生徒のやる気を出させて、授業もわかりやすい。先生オブ先生なのだ。
まだ塾を開いたばかりで生徒が一人もいなかったので、短期で雇ったのである。
で、問題の件から一月後に再び校長室に呼び出された。
「呼ばれたので来ましたけど何の用でしょうか?」
「何だねその態度は、子供が大人にしていい態度ではないだろう!」
え、速攻キレたよ校長。
まあ俺もドカドカ入ってソファにドカリと座って足を組んだからな。そりゃ怒るわハッハッハッ。
校長室には俺の正面に顔が真っ赤になった校長に、その隣に座る青筋立てた山内、顔面蒼白状態の教頭がその後ろに立っていた。
「いやいや、尊敬に値する大人ならそれなりの態度をしますよ。でも大人というだけで子供に威張り散らす大人にまともな態度をするのは遠慮したいんです」
ガンッ!
山内がテーブルに拳を叩きつけた。
普通の生徒なら教師がそんなことをしたら怯えて縮こまるだろう。あとはこの馬鹿達にいいようされるだけだ。
「あ、脅しですか?ならここから全力で外に出て山内先生と校長に脅されたと叫びながら帰りますよ」
そんなもんが俺に効くわけないのだ。曲がりなりにもおっさんまで生きた人生プラスタイムリープ後の波乱万丈な生き方で脅しはメンタルに響かないんだよ!
流石に脅したと叫ばれるのは嫌なのか二人の勢いが少し収まる。
「で、俺は何の理由で呼ばれたのですか?」
「君が女子二人を巻き込んでひと月も学校をサボったことにたいして処罰することになった。なにか弁明することはあるかね。ことをここまで大きくしたんだ。弁明してもかわらないがな」
それじゃ弁明の意味ないだろう。
あー校長の上から目線がムカつく。山内の大した権力もないのに自信満々の顔もムカつく。
「校長の俺に対する理不尽な処罰に対するボイコットです。彼女達も賛同してくれて一緒にしてくれたんですよ。処罰するならどうぞご勝手に、またボイコットするだけですから」
「そのようなふざけた態度なら処罰を重くしてもいいんだぞ」
はい脅しきましたー。言質録らせていただきましたー。
「その時は記録に残すんですよね。なら教育委員会にも報告しないといけないでしょう。しますよね?」
「・・・女子二人の将来もあるから内々で済ませて記録も残さない」
二人が醜い笑い顔になった。
こいつらはこうやって自分達の王国を維持し続けてきたのだろう。
残念!今から俺が壊すけどね。
「だ、そうですでよ」
俺はドアに向けて叫んだ。
ドアが開いて二人の男女が入ってきた。
男性の方は年配でその顔は怒りであふれていた。
もう一人は三十代前半のスーツが似合う女性だ。こちらは完全な無表情である。
「な、あなたは・・・・!」
校長は男性の顔に見覚えがあるようだ。というかなかったら校長失格だ。山内は突然の侵入に混乱している。
二人は俺の両隣りに着席した。
「えーと俺からご紹介しますこちらの男性は県の教育委員会のトップであらせられる方です」
校長顔面蒼白、山内ひきつけ起こしかけてないか?
「こちらの女性は文部省からわざわざやって来ていただいた結構偉い人です」
「こら、紹介するならちゃんとしてください」
頭をコツンとされた。
いや、出世が早すぎて覚えられないんですよ。
女性は名刺を取り出して校長に渡す。一言も喋らないのは怒っているからかな。
名刺を見て校長はヒゥッと変な声が出た。かなり偉い地位なのか。
「校長、君の会話は全て聞いていた」
トップのお方がもの凄く低い声で校長に声をかける。
「あ、いや、それはその」
「弁明はいい。私も処罰を軽くするつもりはないからな」
こわー!
トップのお方怖いよ。威圧で校長が吹き飛びそうだよ。
「君は知っているのかな。君達が問題を起こしたせいで無償で県内の中学校の備品を交換してくれるという話が止まりかけたことを」
ええ、俺です。
少し世の中にお金を返還しないとな考えて友人を経由して備品交換を一校に付き百万円ですることにしてました。
今回の件でムカついたので全部取りやめたけど、県教育委員会から理由を聞いてきたので情報を親切丁寧に教えてあげました。
そうしたらこのトップのお方がお忍びで謝罪しに来たよ。
あまりに可哀そうだったので友人に連絡して止めたの再開させました。まあ、トップになるぐらいだから狸なんだろうけど、俺に謝罪に来たのは高評価なので許そう。
「君に校長の責務は重かったようだね。大丈夫だちょうど君に向いている席がある教育委員会にあるんだ来月から行ってもらおうか」
ああ、それは窓際に追いやって飼い殺しか自主退職にするんですね。大人の世界は怖いなー。
校長は返事も出来ない屍になったね。
さて次は山内だ。
「私達はあなた山内さんの教師としての資質をこのひと月調査しました」
文部省の彼女が発言する。
「調査の結果非常に指導が不適切であると判断し、研修を受けていただくことになります」
「・・・は?」
山内は理解できなかったようだ。
それでも時間が経つとともに顔が真っ赤になる。
「ふざけるな!女ごときが私の指導が不適切だと!私が教師を何十年やっていると思っている!若造に理解できるか!」
彼女に罵声を浴びせかける山内。
彼女もまさかここまで激高するとは思っていなかったのかキャアッと小さな悲鳴を上げた。
うん、三十代の可愛いところいいな。
「ちょっといいかな山内先生」
可愛かったので手助けしてあげよう。
もともと山内にとどめを刺そうとしてたし、ちょうどいいタイミングだ。
「なんだクソ餓鬼。お前のせいで私の教師の経歴に傷がついたんだどうしてくれる!」
薄い髪を振り乱して叫ぶ山内。
「いやそれはあんたの自業自得だろう。それより聞きたいことがあるんだが一年の期末テストの結果を見た?校長とついでに教頭も」
三人が首を傾げる。
見てないのかー。それは教師としてどうだ?もしかして見ても気づかなかったのか。
そうだよな気づいていたら俺を処罰で呼ぶなんてことしないよな。
ちなみにこちらの味方の二人は知ってますよ。
「俺、全教科満点です。校長が言った女子二人は二位と三位ですよ」
不思議ですねーひと月学校をサボった三人がトップスリーですよ。
俺が今日学校に来ているのは結果を見に来たからだ。
俺とみやことソフィは期末試験の日に登校を再開した。途中で呼び出しを受けたが、テストの成績を落としたくないと拒否した。
おそらく結果の出る今日に呼び出しされると予想したので、みやことソフィには休んでもらい、両隣りにいるお二方に来てもらったのだ。
「あと上位の殆どが放課後に俺が勉強会をした同級生です」
さあ、とどめだ。
「山内先生、あなたが受け持ったクラスの数学の点数、もう一人の数学の先生が教えたクラスよりかなり下ですよね。教師として生徒の俺が教えるより下手なのはどうお考えですか?今この場で答えて下さい。敬われるべき教師なら教えてくれますよね。山内先生」
「やり過ぎですよ久下君」
廃人となった二人を教頭にまかせて三人で校長室を出た。
トップのお方はお忙しいのでその場で解散。面白い人なので連絡先は交換した。
今の俺は文部省の女性が運転する車に乗っている。
「だってムカついたんですよ。俺の楽しい中学生活を理不尽に壊そうとしたからやりかえしただけです」
「そういう時に私を頼っていただきたいのですが」
ため息を吐く女性。
この女性、実は小学校低学年の頃からの知り合いなのである。
まあ昔やらかしていた時に新人の彼女が俺の所に派遣されたのだ。それ以来俺担当になっている。
出世しているやり手のキャリアウーマンだ。
「あの二人どうなるの?」
「最低でも久下君の周囲に現れることはありません」
こわー権力こわー。
あーでも少しすっきりしたな。これでしばらくはゆっくり中学生活を送れるだろう。
「ねえ、さっきから人気の少ないほうに車が走っているんだけど」
「え?今からならご休憩で三時間いけますよ」
「待って俺中学生!あなたは公務員でしょ!」
「バレなければいいんですよバレなければ」
忙しくて忘れてた!この人重度のショタコンで俺を狙っているんだ!
だからあんまり頼りたくないんだよ!
この頃は文部科学省ではなく文部省でした。たぶん(;・ω・)
公務員の教師がどう処罰されるかは筆者の想像です。
貴光は文部省の女性に狙われてます。守備範囲で綺麗だから困っている貴光です。(´・ω・`)




