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俺の過去は不安定  作者: デンセン
小学生編
23/85

馬ではなく人肥ゆる秋・・・を書こうとしたのにどうしてこうなった!


 暑い、といっても未来の日本よりも遥かに涼しい昭和の夏が過ぎて秋になった。

 一学期は学級崩壊を起こしかける事態になったが、夏休みの間に学校と保護者で何度か話し合いがもたれた。

 俺は一切それに関与しなかった。子供が解決できる範疇を超えているのだ大人が解決すべきなのだ。

 時々、理解していない保護者がやって来たが両親が撃退してくれた。俺に無理させたと思ったのか普段はなにも言わない父が守ってくれた。その姿に少し泣いてしまった。


 なので夏休み間はみやことソフィと三人で遊んだり、家庭菜園したり、金策したりと穏やか?に過ごした。


 そして二学期の初日、クラスの男子と女子の殆どに謝罪された。さすがに俺にしたことが理不尽だと自覚したようだ。

 完全に嫌われる覚悟で一学期を終えたので謝られるのは驚いた。今は少しだけ自分達より凄い人になっている。仲良くなれるかは俺の今後次第だろう。


と、思っていた。


「アニキ!これはどうすればいいんですか?」

「裏漉ししてください。そこにある網目状のヤツにヘラで押し付けます。アニキは止めて下さい同級生です」

「久下様。こちらの裏漉ししたのはどうしますか?」

「少しずつ牛乳を入れてなめらかになるまで伸ばしていってください。指で押したら耳たぶぐらいの感触ぐらいでで止めといてください。あとは俺がします。どうして様づけなんでしょうか同級生ですよ」


 現在、家庭科の調理実習中である。

 料理技術に根本的に問題を抱えている香山先生の代行として俺が指揮を執っていた。

 勉強会で問題になったのになぜ関わるのかって?いまだにキャベツの千切りがざく切りになってしまう香山先生に教わるのは生徒の後々に影響が出るのを危惧したからです。

 今の香山先生の役目は椅子に座ってみんなを監視する役だ。大変名誉なお役目である。


 ふかし芋とゆで卵を作ることになっていたので、スイートポテトに変更した。マーガリンが冷蔵庫に眠っていたので徴収、牛乳は飲み物から少しいただいた。


 最初は俺に指示されるのを嫌がっていた同級生たちも俺の説得で、珍しいものを食べれることにやる気を見せ始め。


 気づいたらアニキ、久下様呼ばわりされることになっていた。

 あっれー?ただの説得でしたよ。そんな短時間で洗のゲフンゲフン!なんてできません。

 なのに同級生の目がこちらを崇拝しているんですよね。


「自分の魅力に気づいてないのかな、たか君」

『シッ!タカは天然のたらしよ。自分の魅力に気づいたら際限なくライバルを増やす可能性があるわ』


 なんか二人がこそこそ話しているな。

 気にはなるがこちらはそれどころじゃない。同級生を表面上だけでも元に戻さないと俺が説教されてしまう!


 なんとか授業が終わるころにはアニキと様付けだけはしないようにすることが出来た。

 たまに先生をお母さん呼ばわりする小学生のように、アニキと様付けされるときがあるが誤差の範囲にしておこう。


 前から思ってたけど俺が授業に関わると碌なことにならんな。


おかしいなぁ、書き始めは美味しい料理の話を書くはずだったのに、書き終わったら洗のゲフンゲフンの話になってしまった・・・(;´Д`)

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