トラウマの四年、幸せになった四年
遅くなりました。
違う内容のを書いていたら主人公以外全員が不幸になるざまぁになってしまったので全破棄。
主人公のトラウマ克服回にしました。
四年になりました。
毎回、重要なイベントをスキップしているような気もするが、気のせい気のせい。
変化もかなりあったのですよ。
運動会二人三脚が俺だけ三人四脚(みやこ俺ソフィの編成)、初めてのハロウィン事件(ソフィはノリノリだったが俺以外誰も知らなかった)、冬休み勉強会からの解放(イヤッホゥ!)、クリスマス犯罪未遂(コスプレ衣装を二人にプレゼント、親から説教)、正月着物事案(友人からということにして着物をプレゼントしたが、着付けを俺が出来るということに有罪無罪に悩む親達)、ひな祭り巨大ひな人形事件(友人経由で・・・金は偉大だ!)
ほら、女の子に気を使ったステキな一年の後半でした。
今日の俺は少し憂鬱だ。
二人への返事もうん、そうだねぐらいしか言っていない。
授業は初めてテストで満点を逃す。香山先生がとうとうバグったぁぁあ!と叫んでましたが、あとでいたずらしますね。
休もうかと思ったが、残念ながら体は健康そのものなので登校するしかなかった。
おれが今日この日を嫌がる理由。
それは未来の俺がタイムリープしてまで未練を消そうとしたトラウマを植え付けられる日なのである。
まだ昭和末期は土曜日は半日授業で昼前には下校することになっていた。そして月に一度集団下校があって班登校のメンバーで帰ることになっていた。
未来の私が全校生徒の前を強制的に歩かされて、冷たい目でこちらを見ていた天宮京というトラウマ。
三時間目で気分が悪くなり保健室に行った。みやこも心配してくれているが顔を見ることが出来なかった。
わかっている。今の俺が前の私と違う道を歩んだことは。しかしトラウマというのはそう簡単に治らないからトラウマなのだ。
下校時間ギリギリまで休ませてもらった。
ランドセルや荷物も持って来てもらっている。
保健室を出た。
生徒はすでにグラウンドに出ているのか校舎は異様なくらいに静かだった。
一人、玄関に向かう。
靴に履き替えるときには外から騒ぐ声が聞こえてきた。
心臓が音が聞こえるくらいに鳴った。
「何でここにいるの。自分の班に行きなさい」
校舎に生徒が残っていないか確認しに来たのだろう教師が俺に声を掛けてくる。
思い出した。前の私を強引に立たせて歩かせた先生だ。
「ほらさっさと来なさい」
動かない俺にイラついたのか腕を掴んで外に連れ出した。
日差しがきつい。一瞬目が眩む。
視界がはっきりしたときにはグラウンドから全校生徒が俺を見ていた。
「自分の班ぐらいはわかるでしょ。さっさと行きなさい」
掴まれていた腕を前に押された。
前の時とは違い、一人で行かなければならないようだ。
冷や汗が出る。
一歩一歩が重い。
それでも目的の場所に着いた。
目を閉じる。
怖い怖い怖い・・・。
何も見たくなかった。
それでも声は聞こえた。
「たか君大丈夫だった!?先生がたか君の代わりに班をまとめなさいって言うから保健室に行けなかったの」
『タカ!顔が青いわ。まだ具合悪いの!?』
二人が本気で心配している声だ。
俺のトラウマはコーヒーにとける角砂糖のように消え去った。
目を開ける
「ああ!大丈夫だ!」
見ているか前の未来の私、俺は幸せになっているぞ!
トラウマ克服したからもっと暴走していくよ!ヽ(*´▽)ノ♪




