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越後の忠臣  作者: のらねこ
第一章
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1523年 11月

またこの時期がやってきた。越後は、冬になると、本当にやることがなくなる。雪が積もりまくって、家からほとんど出られない。


ここ最近、ようやく字が書けるようになってきた。母上から、字が右上がり過ぎてると毎回お叱りを受けるがかけない。


ここ最近、上杉家を寝返るのにあたって、忘れないように、未来の知識や、今後起きること、今必要なものを書いている。


特にほしいのは、自分の家臣と、忍び、あと、大金が欲しい。


弥太郎 「父上、雪が解けたら、各地を歩いてみたいのですが、いけませんか」


やはり目的地といえば、信濃しかないだろう。


利家、母上「貴様の好きにしていいぞ」


このように、うちの両親は、完全に放置主義だ。


それはいいことだけど、10歳の子供を、放置するのは、いかがなものかともう。


利家 「金はほとんどないから、自分で路銀を稼げよ」


弥太郎 「わかってますよ。」


本当に良かった。前世は、栄養調整のために自分で料理していたおかげで、だいたいのものは、作れる。


作ったものを売っていれば稼げるだろう。というよりも、最近数人の賊を蹴散らしたおかげで、懐が温かい。


信濃といえば、おやきだろう。おやきを作って、売りながら歩けばお金は足りるだろう。


問題は、家臣と、忍びかな。両方とも、伝手も情報もない。


まあ、信濃に行けば、どうにかなるだろう。



1523年 5月 

弥太郎 「父上、母上行ってまいります。」


利家、母 「行ってらっしゃい」


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