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越後の忠臣  作者: のらねこ
第三章
42/45

俱利伽羅峠の戦いpart1

俱利伽羅峠 柿崎景家

政助「頭、なんで俺らだけ、こんな場所で待機しているんですか」


景家「仕方ないだろう。ここまで手柄を立てすぎた」

何故か、うちの部隊は俱利伽羅に待機している。

いや、まあ一向宗の備えとして考えればわからなくはない。けど流石に一向宗は動かないだろう

振りじゃないよ。本当に。今、一向一揆が動いたら800の兵で死に物狂いで止めて、本隊に逃げてもらわなきゃいけない。


祐助「もし、一向一揆が来たらどうします」


景家「あきらめて、全軍で逃げるだけ」


祐助「笑いごとじゃないですか」


伝令兵「柿崎殿はいらっしゃいませんか」


景家「何用だ」


伝令兵「先ほど、福光城、高岡城を落としました。撤退をしてかまわないとのことです」


景家「そうか。全軍退却するぞ」

全軍に退却の準備を始めた。ここまで来たら流石に来ないだろう


軒猿「失礼します。一向一揆の軍が動きました。数は2万と称しています。大将は、下間真頼です。すぐに退却を」

聞こえてない、聞こえてない


長重「頭、どうしましょう。退却でしょうか」

一向衆とは戦いたくない。逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ

やるしかあるまい。何割勝てるだろうか


景家「長重、兵糧はどれくらいある」


長重「1週間は持つかと」


景家「すぐに為景様に、尾山御坊を攻撃するようにお願いしろ。ここで敵を迎え撃つ。長重、周辺の村からいくらか買ってきてほしいのがある」


『御意』


倶利伽羅峠 昼

一向宗「逃げれば地獄、進めば極楽。逃げれば・・・」

隠れる気は一切ないらしい。ありがたい限りだ。

手で指示をした

『ドン』

爆槍によって敵を混乱させる


景家「俺に続け」


兵「おー」

2万もの兵にまともにあったたら一瞬で溶かされる。こうなったらゲリラ戦あるのみ

山に隠れて、遠距離武器で混乱させて、また山に隠れて攻撃。それを続けるだけ

何人かを切り捨てて


景家「全軍、逃げるんだよー」


兵「おー」

こうやって逃げ続けるだけ

それを5回も続けたら夜になった


景家「4人ともあとは予定道理逃げ続けてくれ」

そういって、100の兵と一緒にほかの部隊と違う方に行った


俱利伽羅峠の戦いよりも少し前 福光城 長尾為景


為景「何、一向宗が動いた」


斥候「はい。下間真頼が2万の兵で動いています」

柿崎使者「頭からです」


1枚の書状を渡された

そこには、今回の作戦が書かれていた


為景「色部にすぐに高岡に兵を伏すように指示を出せ」


この作戦道りにいけば加賀まで取れる

だが、国人衆の反発が生まれるかもしれるな。だがこれで長尾は天下に届く

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