越中攻略
新保本陣 柿崎景家
わらちゃうね。簡単に敵本陣に着いた。
景家「すぐに、寺島を探せ」
祐助「正面が敵本陣です」
景家「逃がすな。わしの後に続け」
兵たち「おぅー」
ちゅんちゅん丸で敵をなぎ倒していった。
目の前に見えた
ちゅんちゅん丸で、相手に向けていった
景家「われこそ、長尾家家臣柿崎景家なり、寺島職定の首頂戴する」
職定「こうふくする。だから命だけはだすけてくれ」
景家「へぇ」
鼻水を出しながら、泣いてすがってきた
何かこう、武器を持って向かってくるのかと思った
景家「全部隊、武装を解除させ降伏させろ」
職定「はい。わかりました」
景家「祐助すぐに本陣にいって知らせてこい」
長尾 本陣
景家「ただいま帰りました」
為景「うむ。大儀であった。」
生地の戦いは長尾の圧勝で終わった。
長尾の死者は50人もいない。それに対して新保は200以上の戦死者を出し、武将の1人を失った
為景「皆の者、すぐに新保の残兵をまとめて越中に入る」
家臣「御意」
為景「部隊を2部隊に分ける。1つはわしの本隊と色部のもう1部隊に分ける。色部の部隊は佛生寺を通って、高岡城に向かえ。わしの部隊は富山城を落として、福光城を落とす。景家以外はすぐに順備をはじめろ」
各武将たちが去っていく
景家「それで、私だけ残らせて何用でしょうか」
為景「おぬし、台地に響く槍はなんだ」
景家「あぁ、あれですか。あれは爆槍といいまして、先端にお手製のものを付けております」
為景「あれを今回の攻城戦で使えぬのか」
景家「そういうことですか。問題なく使えると思います」
為景「では今回の戦に使ってくれ」
景家「いくらか渡した方がよろしいでしょうか」
為景「いや。かまわん。作り方もおぬしのみが知っているでいい」
景家「ありがとうございます。働きを持って、恩を返します」
富山城 柿崎景家
生地の戦いから2日たった
新保勢はあの戦いの後集団での抵抗ができてない
この富山城も簡単に落ちるだろう
景家「爆槍用意。打てー」
『ドン』
音によって、敵の兵が驚く
景家「2発目用意。打てー」
景家「長重、いくぞ」
長重「おまち」
景家「者ども俺に続ける」