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越後の忠臣  作者: のらねこ
第三章
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本庄実乃

春日山城 柿崎景家

青年「景家、殿に何用で呼ばれ・・・。おぬし幼子が好きなのか」


この春日山城では、俺の立場はいろいろだ。

裏切りを持って、成りあがったもの

殿に気に入られたもの

12歳で戦にで、大きな手柄を立てたもの

まちまちだ。


何人かには気に入られた。

そのうちの1人が本庄実乃だ。ほかには色部勝長や直江実綱、宇佐美定満だ。


逆に俺を嫌っている筆頭は、長尾晴景だ。

これはやばい。為景様がいつなくなるか知らないけど、死んだあと自分の君主に嫌われてると何をさせられるかわかったものじゃない


景家「そんなことあるわけないだろう。殿の姫君だ。俺の許嫁らしい」


綾「おはつにおめにかかります。ながおためかげのむすめ綾です。どうぞおみしりよきお」


実乃「こちらこそ申し訳ございません。私は本庄実乃です。わが友は一門になれるのか。おぬしには媚びといたほうがいいなかな」


景家「はぁ。俺は一門になりたくないんだが。それでなくとも俺のことを目の敵にしてる人が多いいだから」


実乃「まあ頑張ってくれ。綾様私は失礼します。どうぞこの男をお願いします。」

そういって実乃が去っていった。


綾「かげいえさまはいろいろなごゆうじんがおられるのですね」

少し寂しそうな顔で言った


景家「それでは綾様、殿から何をしてもよい指示が出ているのですから、町に出てみませんか」


綾「ですが、父上に迷惑になりませんか。私は生まれてから城出たことがございません」

流石、姫様。城を出たことないとは。


景家「いいえ。問題ございません。この景家めにお任せください」

そういって綾の体を抱きかかえて走り出した。超軽い。前世も含めて女性を抱きかかえるのは初めてか?


侍女たち『姫様、景家様お待ちください』

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