表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
越後の忠臣  作者: のらねこ
第三章
31/45

嫁?

三分一原の戦いから2か月がたった。

長尾為景様から、柿崎家に館をいただいた。


問題は、家庭だ。

まあ当たり前だろう。初陣にしていきなり父の主君を裏切ったんだ

父はかんかんに怒っている。館をもらったのはいいけど、1度も館に行っていない。

父と母の世話は、小雪にやってもらっている。

小雪ありがと。いつか恩を返さないと。


褒美として、いくらかの金と、飯田城周辺の領地をいただいた。

けど、統治は長重たちにやってもらっている。


そして今は、為景様の小姓になっている。

毎日、生活のそばに置かれている。

なんでか為景の話相手にもなっている

はぁ。武将として戦に行くのかと思ったら、小姓としての仕事か


そして今は、為景様の部屋に呼ばれている


???「失礼します」

そういって、1人の女性と5歳くらいの女の子が入ってきた


???「あら、あなたが柿崎景家殿ですか」


景家「はい。そうですが、どなた様でしょうか」


為景「慶少し早いぞ。すまんな、少し待たせたか」


景家「いいえ。そんなことありません」


為景「それでだ。戦の最中に言っただろう。おぬしの嫁だ」


景家「この方でしょうか」


慶「あら。私を嫁にと言ってくれるんですか」


為景「おぬし、人の妻に手を出す出ないぞ。違う、もう1人のほうだ」


綾「ながおためかげのむすめ綾です。こんごともよろしくおねがいします」

超緊張してる。何歳なんだ


為景「おぬしの嫁は綾だ。いまは4歳だ。妻に似て可愛いだろう」

ここで可愛くないとか言ったら首が飛ぶ。為景様て、親ばかか?

綾姫普通にかわいい。


景家「綾さま、お初にお目にかかります。柿崎景家です。下を向かれているとかわいい顔がもったいないですよ」

そういうと、綾の顔が真っ赤になった。小雪で女の子の扱い方はわかってる


為景「口説くのはいいが。我々のいない場所でしてもらおう。婚礼は綾が12歳の時に行う。それまで手を出すなよ。それと当分の間仕事はしなくていい。綾との仲を深めてよけ。館には」

ごめんなさい。今館に帰れないんです。


為景「顔に出てるぞ。確か今回の裏切り、親に内緒でして、家に帰れぬのか。わかった、城でおぬしらが住める場所を用意しておく。小雪にはわしが伝えてよく


景家「その、申しわけございません。」


為景「小雪は大事にしてよくんだぞ。あれはいい女だ」


景家「まだ私は、12ですよ。それに主君の娘をもらって側室なんてできるわけないじゃないですか」


為景「おぬしは今後大きくなっていくぞ。以上だ。綾を連れていくがいい」

そういって、為景様と慶様が出ていった。


為景「それでは私たちも部屋を出ましょうか」

そういって、綾に手を伸ばした

綾「よろしくおねがいします」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ