表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
越後の忠臣  作者: のらねこ
第二章
20/45

秘密基地

町を抜けて、山の中に入った。

盗賊たちは畏怖の眼差しで俺を見てる。

こういう輩は、力の前に上下関係が形成される。

それを俺が一番上に立つことでこれを組織する。


山の中腹に入ったあたりで、開けた場所があった。


そこは、現代人が思い浮かべそうな、秘密基地があった

蔵や、小さな宿、井戸などそこで生活できそうな


周りからは

槍を突く音。刀同士のぶつかりあう音、たくさんの音がする


俺が中に入った瞬間


周りの者『定家さまお疲れ様です』

定家「おつかれ」


盗賊たちは変な目で俺を見ていた。

そりゃ当たり前だ。20代後半のものや、30代前半の者、年はばらばらだが、皆顔に刀傷があった


そのまま、奥に入っていき、建物の中に入った

広い部屋で、丸太の椅子と机があった

そこに盗賊たちを座らせた後


定家「さて、負けた盗賊ども、なぜ町で、暴れまわってた。」

10人の盗賊たちは顔を下げた


だが、1分くらいした後に、一人の男が発言した

盗賊C「生きるためです。明日を生きるための食べ物も金もありません。なのでやりました」


弥太朗「そうか。なら、衣食住すべてを与えてやろう。家族がいるなら、連れてきてもかまわん。その代わり俺のために戦え」

盗賊を蹴散らしてる理由、本当は、私兵を作るため。


盗賊をしてるのは、金や食べ物がないものが多いい。それを与える代わりに、戦の兵として利用する。

イコール足軽兵だ。


信長が作る、よりも20年だか、30年くらい早い。

足軽兵は強い。常に訓練することができ、戦に時期を考えなくて済む。


農民兵だと、農業をしながら、戦をしなければいけない。

だけど足軽兵には、戦の次期は関係ない。

しかし、足軽兵には、問題がある。

それは、戦慣れしている分、戦局がわかってしまう。

負け戦だと判断すれば、すぐに逃げていく。

その結果さらに戦局は悪化し、さらに足軽兵が逃げていく。

だから、信長は、自分が絶対的な有利な状況でしか戦わない


なら、兵を家族のように扱えば、逃げる兵は減るはず。お願いします逃げないでください。本当に


盗賊C「本当に衣食住を保証いただけるのですか」


定家「当たり前だ。おぬしらがここで働く気があるのならばな」


盗賊たちは悩んでいた。そりゃ当たり前だ。自分の命を賭けるんだから

5分ほど悩んだ後に


盗賊たち「わかりました。定家様のために働きます」


定家「そうか。ならそれ相応の訓練をしておけ。長重残りは頼んだ」


長重「お任せください」


定家「そいつを小さいからてなめるなよ。俺の次に強い。間違ってけんかすんなよ」


長重が、盗賊たちに俺よりも怖そうな目で見られてた。


まぁ俺には関係ないし


長重あとは頼んだ

そのまま、俺は秘密基地を去ることにした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ