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越後の忠臣  作者: のらねこ
第一章
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報告

春日山城城下町 夜

長尾為景との面談の後、宿に帰って寝てしまった。

流石に疲れた。あんな大物との会談、簡単なわけがない。


???「殿」

小さい声だが確実に聞こえる

弥太朗「誰だ」

忍び 「軒猿の者です。頭の代理で参りました」


弥太朗「何ようだ」


忍び 「頭が、殿をお呼びです。すぐに私めに、ついてきてください」

今何時だと思ってるんだよ。良い子は、とっくに寝る時間だ


弥太朗「わかった」

その忍びに呼ばれたように、ついていくと、越後屋と看板に書いてある場所について行かれた


忍び「お先にお進みください」


中に入ると、ろうそくの光が、1つだけともされてる部屋があった。


弥太朗「入るぞ」


中の人「どうぞ中にはいいてください」

中には、勝凛と燕凛がいた。


勝凛「お久しぶりです、殿。長尾為景との面会成功おめでとうございます」


弥太朗「おぬしらか。こんな時間に、呼びよって。良い子は寝る時間だぞ」


勝凛「笑笑笑」


弥太朗「なんで、笑う」


勝凛「いいえ。殿が良い子だと。自分の親を害そうと、してるのに」


弥太朗「それを言われると黙るしかないのだが。それで、何故よんだ」


勝凛「今回の、報告書です。」

そこには、売り上げと、酒の量体制の確立などが書いてあった。

簡単にようやくすると、超利益を出した。

これからは、貧乏の生活をしなくていい。

白米が食べれるかも。

でも、俺は日本人だけどパン派だ。

いつかパンを作って見せる


勝凛「最初の頃は、里の中でも、反対派が多かったのですが、それだけの利益を見せると、皆黙ってしまいました。これからは、酒の販売などもいこうと思います。」


弥太朗「それは何より。これからも頼むぞ」


勝凛「はい」


弥太朗「それでだ、いくつか頼みがある。

1つは、長尾派についてる忠誠の低い者たちに、越後上杉に着くように説得してくれ。

それと父上が、当主をやめさせるような、薬を作ってくれ」


勝凛「殺さなくてよろしいのですか」


弥太朗「当たり前だ。俺もさすがに父上を殺す気はない」


勝凛「わかりました。これは、今回の利益です」

そういって。一つの袋を出してきた。

その袋には、銅銭がたくさん入っていた。


弥太朗「本当に、こんなにあるのか」


勝凛「はい」


弥太朗「流石にこんなにいらん。おぬしらの里で使え」


勝凛「いいえ。我々も稼ぎすぎて、困ってる始末です」

2人とも少し困った顔をしてる。


弥太朗「わかった。もらっておく。以上だな」


勝凛「はい」

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