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越後の忠臣  作者: のらねこ
第一章
11/45

休息

善光寺


ようやく善行寺についた。


村からさほどの距離はかからなかった


こっから、葛尾までに、未来、川中島の戦いをする場所と海津城がある


弥太朗「小雪疲れたか?」


小雪 「いいえ。全然大丈夫です」

といいながらも、額に汗をにじましている


弥太朗「疲れてるなら、言ってくれ。急ぐ旅でもない」


小雪 「いいえ。本当に大丈夫です」


弥太朗「どちらにしろ、ここらで一度、休もう」


小雪「わかりました」


弥太朗「近くに川があるみたいだし、水を汲んでくる」


小雪 「そのような雑事私がします」


弥太朗「なら、着いてきて」


会った時から、思っていたが、小雪は、きれいだ。どちらかと言ったら、おしとやか系に育つだろう。


小雪「若様は、どちらに向かわれるのですか」


弥太朗「さっきから言ってるけど、俺は、若ではない。生まれも、小さな下級武士だ」


小雪 「いいえ。私からしたら、若様は、若様です」


何度目だろう?。さっきからこの会話ばかりしている気がする。かわいい子に、若様と呼ばれるのは、悪い気はしないが


弥太朗「行く場所は、決まってない。その時の運しだいだ」


小雪「はー?」


草をかき分けて人が来てる


何人かが、近づいてきてる。


弥太朗「下がれ」

小雪を少し後ろに下がらせて、仕込み刀を抜いた


???「お久しぶりです。燕凛です」


弥太朗「おお。燕凛か。いきなり人が近づてきたから、慌てたぞ」


燕凛 「本当は、気づかれないように接近しようと思ったのですが。流石です」


弥太朗「そう言ってもらえるとありがたい。それで、何ようだ」


燕凛 「それは・・・」


そういいながら、小雪を見た


弥太朗「小雪なら問題ない」


燕凛「それなら、先ほど長尾為景様と話し合う場所を設けることができました」


小雪は首をかしげてる


弥太朗「本当か。それはよかった。いつだ」


燕凛「今年の8月の終わり」


弥太朗「8月の終わりか・・・。あと2か月ほどあるな」


燕凛 「あと父・、頭からです」


書状を一枚出された


そこには、石鹸の製造が上手くいったこと。酒は、まだ完成してない。今年の収穫時期の米を使うと書いてあった。


燕凛 「これは口答ですが、長尾、越後上杉、武田、村上、山内上杉、北条、今川に手のものを入れました。


弥太朗「大儀であった。今後とも頼みにしてる」


燕凛 「はっ」

そういいながら、森のほうに消えていった。


弥太朗「小雪休息は終わりだ、進もう」


小雪 「はい」

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