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越後の忠臣  作者: のらねこ
第一章
10/45

盗賊狩り

小さな寺 


あれだけかっこつけて、小雪の前で言ったけど、どうやればいいのかわからない

小雪に荷物を預けたせいで、黙ってほかに行くこともできない。

弥太朗「は~。やるしかないか。」

夜のほうが、盗賊どもが寝てね、襲いやすいだろうし、それまで準備でもしてよくか


〜〜〜


ようやく寝静まった。昼間の間、盗賊らしき男の何人かが、寺を出て行っていたが、問題ないだろう。


夜になってからは、どんちゃん騒ぎしてたが、ようやく静かになった。


その間に、秘密兵器も用意したし、始めるか


静かに歩いて、寺のそばまで来た


そっから短刀を抜いて、中に入っていった


寺の周りには、誰も人がいなかった


本堂では勢員寝ていた。先の村の女性のような人もいた。


悪く思うなよ。盗賊ども、思えらもしたことだ


盗賊の中には、僧らしき人もいた。

この時代、僧といっても戒律を守り日々修行している人はほとんどいない


相手の口に布を巻いて、小刀で、首を刺していった。


ちょうど半分くらい殺したとき


頭 『お前ら敵襲だ』


やばい、気が付かれた


もう後ろには、昼間に町に行ったような盗賊どもが帰ってきてた。


盗賊A「よくも小僧、俺たちの仲間をやったな」


頭 「子供だからと油断するな。周りを囲んで、着実に殺せ」


寝てた盗賊どもも起きてきて周りを囲われた


勢員が武器を持っているわけではない。町から帰ってきた盗賊たちは、刀を抜いて前に構えてる

後ろの盗賊たちは素手だ。


寺の中にいる村の人たちを救いたいし、逃げるにしても前に出ないと、この寺からは抜け出せない


頭 「小僧、今すぐ武器をおろして、泣いて救い求めれば、助けてやってもいいぞ」


弥太朗「御冗談をW。いますぐ皆さんを、黄泉の国に送ってあげますよ。俺の必殺、目つぶし」


言葉と同時に、ポケットにしまっておいた、布の袋を頭の顔めがけて投げつけた


布の袋の中には、大量の砂を詰めてよいた。


そのまま、小刀を構えて、一気に間合いを詰めて、頭の心の臓を一刺ししてやった


盗賊B 「よくも、頭を」


そういいながら、刀を上段に振り上げておろしてきた


すぐに相手の懐に入り、そのまま男の大事なところをつぶしてやった


可愛そうに。まだ20代くらいだろうにあれはもう再起不能だろう


あの男が苦しみながら倒れたところを


弥太朗「あれどうしました。男の大事なところをつぶされるのを見て、怖気付いちゃいましたか。大事なところはしっかりと守りましょう。」

そういいながら、そのまま、寺を抜け出した


流石にあと8人は無理だ

すぐにその辺の茂みに隠れた


そうしたら、盗賊どもは顔を真っ赤にしながら、俺を探しに行った。


そのあと、寺にいた、村の人をまとめて、元の村に戻った


〜〜〜


残っていた人は、女性や、老人が多かった。


みんな悲しそうな顔をしていた


村長 「本当にありがとうございました」


弥太朗「いいえ。助けることしかできなくてごめんなさい」


村長 「いいえ。そんなことございません。おかげで生き残ることができました」


弥太朗「差し支えなければ、聞きたいのですが。人が少ないような気がするのですが」


村長たちは困らせた顔をしながら言った


村長「確かにその通りで、男や子供は町のほうに連れていかれまして」


今にも泣きそうな女性たちが多かった


弥太朗「なら、私が助けて見せましょう」

嘘だ。絶対にできるわけがない。

人身売買だか知らないが、そんな連中と喧嘩して勝てるわけがない。

護衛で、武士が雇われてるかもしれない。

先の盗賊どもは、酒を飲んでる上に、不意打ちだからどうにかなったが、素面でやりあったら、絶対に勝てない。

でも、ここで言わないとせっかく上がった株が下落しかねない。

だから賭けだ。吉と出るか凶と出るか


村長「いいえ。そのような恩知らずのようなことはできません。あなた様のおかげで、私たちは助かることができました。しかし、1つお願いがあるのですが」


そういいながら、小雪が指された。


村長「あの子の親は、二人とも売られてしまって、身寄りがいないのです。どうかあの子を引き取ってもらえませんか」


弥太朗「いや、しかし。私もまだ子供ですし」


村長「いいえ。そう言わず。あの子の親は、どちらも顔が整っていましたし」


要するに、口減らしがしたいのか。まあ、確かに、この村はほとんど崩壊してる。こんな状況では、子供一人生かすのに、苦労するだろう


弥太朗「はあ。わかりました。ですが、私についていかせるのは、小雪の心次第です。」


村長「小雪、おぬしはどうしたい」


小雪「私は・・・。弥太郎様についていきとうございます。


弥太朗「わかりました。私が連れていきます」


村長「よろしくお願いします」


それから、いくらかの礼を受け取り、村を去った。


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