盗賊狩り
小さな寺
あれだけかっこつけて、小雪の前で言ったけど、どうやればいいのかわからない
小雪に荷物を預けたせいで、黙ってほかに行くこともできない。
弥太朗「は~。やるしかないか。」
夜のほうが、盗賊どもが寝てね、襲いやすいだろうし、それまで準備でもしてよくか
〜〜〜
ようやく寝静まった。昼間の間、盗賊らしき男の何人かが、寺を出て行っていたが、問題ないだろう。
夜になってからは、どんちゃん騒ぎしてたが、ようやく静かになった。
その間に、秘密兵器も用意したし、始めるか
静かに歩いて、寺のそばまで来た
そっから短刀を抜いて、中に入っていった
寺の周りには、誰も人がいなかった
本堂では勢員寝ていた。先の村の女性のような人もいた。
悪く思うなよ。盗賊ども、思えらもしたことだ
盗賊の中には、僧らしき人もいた。
この時代、僧といっても戒律を守り日々修行している人はほとんどいない
相手の口に布を巻いて、小刀で、首を刺していった。
ちょうど半分くらい殺したとき
頭 『お前ら敵襲だ』
やばい、気が付かれた
もう後ろには、昼間に町に行ったような盗賊どもが帰ってきてた。
盗賊A「よくも小僧、俺たちの仲間をやったな」
頭 「子供だからと油断するな。周りを囲んで、着実に殺せ」
寝てた盗賊どもも起きてきて周りを囲われた
勢員が武器を持っているわけではない。町から帰ってきた盗賊たちは、刀を抜いて前に構えてる
後ろの盗賊たちは素手だ。
寺の中にいる村の人たちを救いたいし、逃げるにしても前に出ないと、この寺からは抜け出せない
頭 「小僧、今すぐ武器をおろして、泣いて救い求めれば、助けてやってもいいぞ」
弥太朗「御冗談をW。いますぐ皆さんを、黄泉の国に送ってあげますよ。俺の必殺、目つぶし」
言葉と同時に、ポケットにしまっておいた、布の袋を頭の顔めがけて投げつけた
布の袋の中には、大量の砂を詰めてよいた。
そのまま、小刀を構えて、一気に間合いを詰めて、頭の心の臓を一刺ししてやった
盗賊B 「よくも、頭を」
そういいながら、刀を上段に振り上げておろしてきた
すぐに相手の懐に入り、そのまま男の大事なところをつぶしてやった
可愛そうに。まだ20代くらいだろうにあれはもう再起不能だろう
あの男が苦しみながら倒れたところを
弥太朗「あれどうしました。男の大事なところをつぶされるのを見て、怖気付いちゃいましたか。大事なところはしっかりと守りましょう。」
そういいながら、そのまま、寺を抜け出した
流石にあと8人は無理だ
すぐにその辺の茂みに隠れた
そうしたら、盗賊どもは顔を真っ赤にしながら、俺を探しに行った。
そのあと、寺にいた、村の人をまとめて、元の村に戻った
〜〜〜
残っていた人は、女性や、老人が多かった。
みんな悲しそうな顔をしていた
村長 「本当にありがとうございました」
弥太朗「いいえ。助けることしかできなくてごめんなさい」
村長 「いいえ。そんなことございません。おかげで生き残ることができました」
弥太朗「差し支えなければ、聞きたいのですが。人が少ないような気がするのですが」
村長たちは困らせた顔をしながら言った
村長「確かにその通りで、男や子供は町のほうに連れていかれまして」
今にも泣きそうな女性たちが多かった
弥太朗「なら、私が助けて見せましょう」
嘘だ。絶対にできるわけがない。
人身売買だか知らないが、そんな連中と喧嘩して勝てるわけがない。
護衛で、武士が雇われてるかもしれない。
先の盗賊どもは、酒を飲んでる上に、不意打ちだからどうにかなったが、素面でやりあったら、絶対に勝てない。
でも、ここで言わないとせっかく上がった株が下落しかねない。
だから賭けだ。吉と出るか凶と出るか
村長「いいえ。そのような恩知らずのようなことはできません。あなた様のおかげで、私たちは助かることができました。しかし、1つお願いがあるのですが」
そういいながら、小雪が指された。
村長「あの子の親は、二人とも売られてしまって、身寄りがいないのです。どうかあの子を引き取ってもらえませんか」
弥太朗「いや、しかし。私もまだ子供ですし」
村長「いいえ。そう言わず。あの子の親は、どちらも顔が整っていましたし」
要するに、口減らしがしたいのか。まあ、確かに、この村はほとんど崩壊してる。こんな状況では、子供一人生かすのに、苦労するだろう
弥太朗「はあ。わかりました。ですが、私についていかせるのは、小雪の心次第です。」
村長「小雪、おぬしはどうしたい」
小雪「私は・・・。弥太郎様についていきとうございます。
弥太朗「わかりました。私が連れていきます」
村長「よろしくお願いします」
それから、いくらかの礼を受け取り、村を去った。