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真実ー街路樹でタメイキー

作者: ムラカワアオイ

雨がこの街に降っている。

あの鐘を鳴らすのは誰だろう。

着信音で笑う、火曜日。

あの人からだ。

笑う。

笑えれば。何故、嬉しいんだろう、着信音が。

あの人への恋。

実らないのは承知。

好い友達で、ずっと、ずっと、過ごしてきたね。

恋時製作委員会。

描き続ける本能。

適当なオペレーターが笑い僕も笑う。

わからないじゃわからないんだよ。

悶々とした気持ちが笑いに変わった。

好きです。

好きです。

貴女が好きです。

僕は休みます。時と空の狭間に。

貴女が心から笑ってくれたら僕は満足します。

笑おうよ。

少し、笑える日々だから。

最後に笑おう。


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