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【書籍化&コミカライズ】闇堕ち聖女は戦渦で舞う  作者: アトハ
8章 末路、そして新たなる戦いへ
39/107

【IF】 フローラの末路

※ 残酷描写あり


・アルベルトが、アリシアをフローラから遠ざけなかった場合

・奴隷商会のエピソードも存在していない場合


の話です

「あなたのようなノロマはね! 王国相手に無様な戦いを繰り広げて、最期は誰にも看取られず、孤独に死んで行くのよ~。可哀想なアリシアちゃん!」


 その瞬間、アリシアは怒りに身を任せていた。

 それはフローラの思惑通り。


「あなたのせいなのに! なんで、なんで……!」


 気がつけばアリシアは、フローラに襲いかかっていた。

 殺さぬように、という言いつけも忘れて――我を忘れたように何度も何度も。



 フローラは、内心でほくそ笑む。

 ちょっと心を乱されて、こうして逆上して。

 やっぱりこいつは、私に良いように弄ばれる程度の人間だ。

 一生、心に傷を負ったまま、私に良いように遊ばれ、私に心を囚われたまま生きていくのだ。


 ――フローラはなされるがままに、早々に意識を失っていた。

 異様な雰囲気の地下牢に、ただ何かを殴り続ける音が響き続ける。


「アリシア様、殺されるのは困ります……!」

「あっ。……ごめんなさい」


 看守が戻ってくるまで、アリシアは感情のままに拳を振るったという。



 ――こいつは、何も変わっていない

 悪魔のような顔で笑い、今この状態ですら、昔と変わらず私を使って楽しんでいる。

 立場は何も変わっていない……、そう誇示するかのような振る舞い。


 ――本物の地獄を見せてやろう

 二度と歯向かう気すら起きないように徹底的に。

 今の私は、もうあの頃とは違うのだから。



 燃え上がった黒い炎に身を捧げるかのように。


「明日からは私もフローラの"取り調べ"に協力しますね」


 ――フローラの最後の抵抗は、地獄への片道切符。

 意識を失っていた彼女は、地獄への扉を開いてしまったことにまだ気付かない。



***


 翌日。

 私は、フローラの捕われている地下牢を訪れた。


「なんで、あんたが?」

「あはっ、私も少しだけ実験しようと思ってね」


 ――わざわざ通うなんて馬鹿なやつ!

 ――弱った心に付け込んで、また以前の立場に戻してやるわ!


 フローラは、そんなことを考えていた。

 魔族たちに比べれば、この女の行動など生ぬるいものだ。その時のフローラは、まだ地獄が始まってしまったことに気がついていなかった。



 私――アリシアは、淡々と"取り調べ"を始める。

 聞き出すのは、フローラが絶対に知り得ない王国の秘密。


「それで~? また意味もなく私を殴りに来たのかしら~?」

「あはっ、まさか……。そんなつまらないことはしないわ――言ったでしょう、実験だって」


 フローラの言葉は、いちいち癇に障る。

 でもそれで良い。それでこそ"取り調べ"のかいがある。



 私は、笑いながら大量の毒薬を広げていった。


「ま、まさか――」

「楽しみましょう?」


 私は鼻歌を歌いながら、抵抗するフローラを押さえつけた。

 弱めの毒をフローラの口に押し付け、水を流し込み強引に飲み込ませる。



「げはっ、げほっ……」


 効果は覿面だった。

 強烈な吐き気に襲われ、フローラはたちまち酷い嘔吐を繰り返した。更にはガタガタと全身が震え始め、またたく間に意識を失ってしまう。


「あはっ、いきなり眠るなんて悪い子ね」

「ッ!?」


 鎌を振るい、指を切り落とす。

 痛みに絶叫し、フローラは強制的に覚醒させられる。


「ふざ、けるな……! こんなことをして、ただですむと――」

「うるさい」


 もう1本指を切り飛ばし、


「あぁぁぁぁぁ――」


 たまらずフローラが悲鳴をあげた。


 ――すっと胸がすく思い。

 奪われたものは、決して戻ってこないけど。

 その痛みと苦しみだけが、私の心を癒やしてくれる。


 でも、まだ足りない。

 あの日々の屈辱の、ほんの一部分すら返せていない。



「あはっ、どうもあなたはあまり頑丈じゃないみたいね。だけど……、気絶したら分かってるわね?」

「このっ! 捕虜に対して、そんなこと――」


「実験中の私語は厳禁よ?」

「ぁぁあああ!?」


 また指が飛ぶ。

 もう、フローラの言葉を聞く気はない。


 許すのは、悲鳴だけ。 

 何事もなかったかのように、機械的に私は毒を取り出す。さながら本当に実験をしているように。



「ほら、早く飲みなさい。次は手ごと斬り落とすわよ?」

「むぐぅぅぅ!?」

 

 えづき嘔吐するフローラに、


「足にかかったじゃない。汚いわね」

「げふっ、がはっ――」


 執拗に腹を殴打。



 理由なんて何でも良いのだ。

 恐怖を植え付け、限界までフローラを攻めたてる。

 案の定、ぜえぜえ、と肩で荒い息をしながらフローラは怯えた目でこちらを見てきた。



 あら……、そんな目もできるのね。


「ふふっ、なかなか頑張るじゃない。なら次は、こっち」


 毒瓶をこれみよがしに掲げる。

 フローラは、ふるふると首を横に振った。


 容赦なく横っ面を鎌の柄で何度も殴りつけ、無理やり飲ませてやる。これぐらいは耐えられるかと思ったけど、フローラはもがき苦しみ、また意識を失ってしまった。



 すかさず回復魔法で蘇生する。


「あはっ、全然耐えられないじゃない。これは、お仕置きね」

「そん……な」


 信じられないようなものでも見るように、フローラは目を見開く。



「あなたが、そんなこと、できるはずが――――」


 フローラの中で、私は利用されるだけの良い子だったのだろう。殴って黙らせ、また毒薬を飲み込ませる。


 ――その瞳に浮かぶのは絶望。

 ようやく良い表情になってきた。どんな気持ちで、こいつは私に毒を飲ませていたのだろう。


「ゆる……、して――――」

「そんなこと言って。あなたは、一度でもやめたことが、あったかしら?」

 

 ――さすがはアリシア! う~ん、ゴキブリ並の耐久力ね!

 ――次はこっちなら、どうかしら?


 ――惜しい~! もう少しで毒が拔けるまで、耐えられたかもしれないのにね~

 ――でも耐えられなかったから、おしおきの時間だよ~



「残念、我慢できない悪い子にはお仕置きが必要ね。そうねえ、いろいろと呪詛魔法を試してみたかったのよ」

「ぁ……ぁぁ――」


 王国での数時間にも及ぶ人体実験。

 フローラが直々に行ったものだ。気絶するたびに、新魔法の実験にも突き合わされた。

 そのことを忘れたとは言わさない。



「もう……、やめて――」


 これは始まりに過ぎない。


 気がつけばフローラは、許しを乞うていた。

 言葉で優位に立とうなどとは考えられないほどに、心を折られていたのだ。



 無論、私は止まらない。

 泣きながら許しを乞うフローラに笑いかけ、


「あはっ、過去の自分に懇願したらどうですか?」


 そう告げてやるのだった。


***


 地下牢を出た私は、今日の予定を確認する。

 今後は、魔力の徴収、下級兵たちへの下げ渡し、魔王城の研究員たちによる人体実験を行う予定だ。1日のうち20時間は、何かしらの予定が入っている。


 僅かに与えられるはずの休憩時間は、いつもどおり私刑に遭うだろう。

 ひとときたりとも、あの女に休憩は必要ない。


 フローラへの取り調べは、魔王から権限を譲り受け、私が全面的に指揮を取ることになった。反対していた魔王も、私が何度も、何度も、何度も、何度も頼みこみ、ついには権利を勝ち取ったのだ。


 回復魔法は便利だ。

 本来死ぬような拷問も、断行することが出来るのだから。



 その苦痛が、その悲鳴だけが心を満たしてくれる。


「あはっ、楽しくなってきましたね――」


 すべては憎き相手に、真の地獄を味合わせるため。

 今日も私は、魔王城の中を彷徨い歩く。


***


 数週間経った。



「あはっ、反応が鈍くなってきたわね」

「……」


 フローラの目からは、すっかり光が失われていた。

 夢も希望もなく、絶え間なく強い憎悪と暴力の渦に晒されているのだ。



「ほらっ! なんか言いなさいな!」

「ぅぐ……」


 殴られれば鈍いうめき声をあげるが、それだけだ。

 心が麻痺しているのだろう。


 涙を流しながら、懇願することもない。

 怯えた目で、私を見ることもない。



 だから今日は趣向を変えることにした。


「そんな胸、シュテイン王子に捨てられたあなたには要らないわよね?」


 私がトントンと鎌で指さしたのは、多くの貴族を悩殺してきた自慢の胸だ。



 フローラは僅かに怯えた様子を見せた。

 自分の大事にしていたものを壊されるのは嫌なのか。


「……やめ――」

「あはっ」


 情け容赦なく斬り飛ばす。

 フローラは涙を流しながら、絶望に顔を歪めた。



 それはフローラが人生を生きるために使ってきた武器だ。

 人間というのは、大事にしているものを壊されたときに、もっとも痛みを感じるものだ。

 私だって孤児院長の最期を告げられた時の衝撃は、決して脳裏から離れることはないだろう。


「もう片方も……、いっちゃいましょうか」


 そんなものが最後の砦というのは、実にフローラらしくて下らなくて。

 それでいて、まだそんな顔を見せてくれるなんて。


「あぁぁ――――」


 絶望のうめき声。


 私は、淡々とフローラに治癒魔法を施した。

 次に取り寄せるべき"器具"は決まったな、などと思いながら。



 ――ただ絶望の声を聞くためだけに、様々な方法を試していく

 失われた何かを求め、ただ何かに突き動かされるように。


 ――――――

 ――――

 ――


 更に数週間。

 フローラは、常に様々な方法で攻め立てられた。



 逆さ吊りにして、全身を鞭打ち数を数えさせる。

 手足の骨をへし折り、その数を数えさせる。

 ……命令して、強制的に反応を引き出すためだ。


 大型モンスターに生きた餌として与えてみる。

 特殊な機材を使って下半身をぺちゃんこにする。

 ……最大限の苦痛を与えて、新たな反応を見るためだ。


 強烈な酸に入れて、死ぬ直前まで溶かしてみる。

 高圧電流を流しながら、自身に雷撃の魔法を放つよう命じる。

 意識を失うまで水に沈めて覚醒させるという行為を、半日ほど繰り返す。

 ……死の淵が、いちばん辛いだろうと思ったからだ。



「あはっ、今日は何をしますか?」

「ぁ……、ぁ――」


 フローラは、私の顔を見るだけでガタガタと震えだすようになっていた。

 良い気味だ。



 フローラは、何度も自殺を試みた。

 その全てが失敗した。


 回復魔法は便利なものだ。

 死ぬことは絶対に許さない。



 気がつけば私は、フローラを苦しめることだけに全霊を注いでいる。その様子には、魔族たちは当然、リリアナすら引いた様子で見ていた。私の周りを離れていった者も多い。

 ……が、関係ない。


 私は、もともと、復讐のために生き、復讐に死ぬと決めていたのだから。



「も……、ころ……して――」

「あはっ、もっと良い悲鳴をあげてくださいな――」


 目の前には、ひん剥かれて逆さ吊りされたフローラ。


 久々の耐久実験は、既にぶっ続けて丸3日続いている。

 全身を食い散らかされ、残っている場所も痣が埋め尽くしていたが、まだ生きている。

 聖女の力で生命力が強化されているからだ。


 私は、担当していたゴブリンキングに命令する。

 その棍棒が、何度もフローラの横腹を撃ち抜いた。

 一撃一撃が致死級の殴打。

 しかし簡単には命を落とさない。


 フローラには、あらかじめ伝えてあるからだ。

 耐えきるまで、この実験は終わらないと。

 幾度となく激しい殴打が続き、フローラの体が力なく左右に揺れる。


 もはや声をあげる力も残っていない。

 虚ろな目で、ただ、なされるがままに耐えている。


 最後に大きく吐血し、ついにフローラは限界を迎えた。

 死ぬ直前――このタイミングだけは、決して間違えない。



 私は次の実験に移るため、回復魔法をフローラにかける。


「悪い子ね。また私に回復魔法を使わせるなんて?」

「ごめんなさい、アリシア様。ごめんなさい、アリシア様。ごめんなさい、アリシア様。ごめんなさい、アリシア様。ごめんなさい、アリシア様。ごめんなさい、アリシア様。ごめんなさい、アリシア様。ごめんなさい、アリシア様。ごめんなさい、アリシア様――」


 必死の懇願もまた日常風景。

 復讐は為され、フローラは死ぬより苦しい地獄で、私に助けを求めている。


「謝罪なんて何の意味もないわ。私は、絶対にあなたを許さない。全ては遅すぎたのよ」

「ごめんなさい、アリシア様。ごめんなさ――」


 次の実験が始まった。



 ――復讐は果たされた

 憎むべき女は、いまや壊れる寸前で生き地獄を味わっている。

 これからも、永遠に地獄は続く。


 ……だけども、私の胸はまだ満たされなかった。

 それどころか、一抹の寂しさすら感じてしまい――そんなのは気の所為だ。

 まだ、この女に見せる地獄が足りないのだろう。だって、その悲鳴を聞いた一瞬だけ、たしかに高揚感が胸を満たすから。



「あはっ、次は何をしましょうか?」


***


 1年後。

 魔王城で、ついに1つの兵器が完成した。


 それは生体兵器。

 それはフローラという人間を、魔族に変身させる装置だ。

 フローラから採取した魔力を使って、進められていた研究であった。



「出なさい」

「…………」


 もう、何をしても反応すらしない。

 ありとあらゆる苦痛を与えても、表情ひとつ崩さない。


 完全なる廃人だった。



 今日行うのは、生体兵器の実験。

 フローラへの最後の実験となる予定だ。

 強力な生体兵器に変えて、王国を襲わせるという計画だ。


 それは、ようやく訪れたフローラが待ち望んでいた死。

 命令に従って研究棟に連れてこられたフローラは、まだ見ぬ装置に微かな怯えを見せた。



 だが、逆らわない。

 命令には絶対遵守。

 フローラの心の底に、そう刻み込まれていた。


「ぁあああああぁぁぁ……!?」


 その装置から出される魔法が、皮膚を焼いた。



 体の魔力が、異なる生命体に作り変えられている。

 それは想像を絶する痛みだ。


 自身が、人でない何かに変貌していく恐怖。

 フローラはただ恐怖して――



「成功ね」


 次の瞬間、フローラの体は見るも無惨な化け物に作り変えられていた。



 最後に残っていた"人間"という尊厳。

 それすらもフローラは奪われたのだ。



「王国を襲いなさい。意識、ある限りね」


 体は、勝手に動く。

 ただ命令に従って。


 ――意識だけはフローラのものを残したまま。



***


 フローラは、単独で王国に送り込まれた。


 王国兵により、フローラを討たせる。

 それが私が選んだフローラの最後だった。



 異形と化したフローラは、たちまち王国騎士団の猛攻にさらされる。


「私よ、フローラよ! やっと、やっと戻ってこれたのに!」


 フローラは、一瞬、希望を見た。

 王国に戻りさえすれば助かるかもしれない――それは、僅かな心を取り戻させる。

 しかし、その希望はまやかしに過ぎない。


 必死に伝えようとするも、その口からは化け物の咆哮が響くのみ。

 強大な魔族の登場に、王国騎士団は恐怖した。フローラは、王国騎士団に壊滅的な被害をもらたし暴れまわっていた。

 本人の意思とは無関係に。



「体が、痛い……」


 攻撃でボロボロになった身体は、フローラの魔力を喰らって蘇生していく。


「どうして。私だって、分からないの?」


 焼かれ、突かれ、押し潰され。

 全身を耐え難い痛みが襲う――強大な生命力と引き換えにしたデメリット。

 修復時の痛みは、気が狂うほどだった。まあ、そんなことは開発者には何ら関係のない話だったのだが。



 地獄のような苦しみを味わいながら、フローラは国境沿いの砦の襲撃を繰り返し。

 ――ふと、奇妙な奇跡が訪れる。


「殿、下?」


 何故か目の前にはシュテイン・ヴァイス王子。

 出会ってしまったのだ。



 まさか最前線で会えるなんて。

 フローラは、涙を流しそうになった。


 苦しい拷問に耐えたかいがあった。

 こうして、自分を助けに来てくれるなんて。


 アリシアは、シュテイン王子が、すでにフローラを切り捨てたと言っていた。

 しかしその事実は、疲弊したフローラの頭からすっぽり抜けていた。



「殿下、殿下あ!」

「なんだあの醜い怪物は。やれ!」


 シュテイン王子の指揮を受けた王国騎士団が、フローラを取り囲む。

 幾多もの戦いで傷ついたフローラは、ついに限界を迎えようとしていた。


「邪悪なる化け物め! 神聖ヴァイス帝国の剣を喰らえ!!」


 ついに力尽き、フローラは力なく横たわる。

 巨大な化け物を撃つため、シュテイン王子が訪れた。



「殿下、殿下――」


 縋るような声。

 しかしそれは、化け物の咆哮。

 希望は、もちろん打ち砕かれる。



「じゃあな、フローラ。おつとめご苦労さん」


 ――え? 私だって分かって……?


 思考の最後は空白。

 そうしてシュテイン王子は、ゴーレムの拳をフローラに降り下ろす。

 それは死にかけのフローラにとって、最期の一撃になった。




 その一部始終を見ていた少女が1人。


「あはっ、次は――」


 その笑い声は、いつまでも森の中に響き渡っていたという。



***


 人間と魔族の戦争。

 これは、その渦中で起きた元・聖女フローラの末路。



 ――王国民も、魔族すらも、その最期を知る者は誰も居なかったという。

プロローグでアリシアがされたことを思えば、ストレートなアンサーかも。ただ、あまりにもアリシアが報われないので、あくまで【IF】となります。


次話からは、本編に戻ります。

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