だいすきなきみのこと。
僕はきみがすき。
きみは僕に聞くんだろうね。「何でそう思うの?」ってさ。
……そんなの、決まってるよ。
きみの、その、髪が。声が。笑顔が。手のぬくもりが。
『だいすきなんだ』
ときには悲しかったり、いらいらしたり、いやな気持になることだってあるけれど、それでもみんなひっくるめてだいすき。
きみはこうも聞くかもしれないね。「今どんな気持ち?」って。
……そんなの、わかるはずないよ。
きみへの『すき』が、恋なのか、愛なのか。
『それでもだいすきなんだよ』
そばにいて、楽しくて、せつなくて、ときめいて、かなしくて、この感情にふりまわされてばかりいるけれど、それでもきみがいとしい。
この『こころ』のなまえはわからない。いちごジャムのラベルみたいに単純じゃないんだろう。
見つけようと焦ってきみを手放すくらいなら、案外、ゆったりかまえていればいいのかもしれない。
僕のいちばんの悲しみはきっときみと離れちゃうこと。
……そう思うのは僕だけかな。
地図上で遠くなるのはさみしいけど、『こころ』がつながっていれば大丈夫。
朝は陽のぬくもりに、夜は星空のきらめきに、きみを想う。
でもやっぱりそれだけじゃ泣いてしまうかも……。
そんなときは、きみの声を、姿を、ぬくもりを、もとめてきみのところにとびこんでゆくよ。
今すぐにでもだきしめたいな、だいすきなきみのこと。